2014年12月28日日曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第34話

ちゃお 2015年 02月号 [雑誌]
ちゃお 2015年 02月号 [雑誌]
ちゃお2月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

先に言っておきますが、コミケには行ってません。実は、1週間前にインフルエンザにかかって、熱はとっくに下がっているのですが、病み上がりでずっと頭がモヤモヤしている感じなんです。
いやまあ、そうじゃなくても行ってなかったんですが(それどころか、29日月曜日と勘違いしていたという。1日目に参加ということは分かってたのだけど、コミケが29~31日だと思っていまして・・・)。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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テレビ出演して終わった前回のつづき。今回はカノン・心音・みらののユニット、"ドーリィ♪"が演奏しているコマから始まるわけだけれども、後ろにいる幸田さんが気になってしかたないです。よく見ると、幸田さんの分まで用意してあるのだけど。メンバーというわけではないようだけど・・・。
このへん、明言されてないのでよく分かりません、幸田さんと思ったら似てるけど全然違う人かもしれません。

で、そのテレビの仕事が終わって、いつものカラオケルームに集まる4人。
そこで、奏四はカノン姿のまま、奏四の学生証をみらのにみせる。てっきり、ずっと隠しつづけるつもりでいるのかと思ったけど、自分から打ち明けたんですね。まあ、隠し続けるのはそれは大変だし、バレた時に怖いでしょうしね。
みらのも「男っっっっ!?」と、いつもより多く『っ』をつけて驚いています。
カノンいわく、「…かくしてるつもりはなかったけど… ずっと言うタイミングがなかったっていうか…」とのこと。まあ、本当にデビューするまではさすがに隠しておこうと思ったのかもしれないですね。さすがに「かくしてるつもりはなかった」というのは、いやいや嘘だろ! とツッコミたいです。
ただ、みらのもすぐには信じられず、「あっ さてはドッキリかなにかねっ…!?」と疑っている様子。幸田さんが「いやいや みらの… それが残念ながらマジなんだよ…」と言ってドッキリじゃないと分かったようです。ただ、それでも「はぁ!? 急にそんなこと言われても困る…ってか信じらんないんだけどっ!!」とのこと。ここはあれだ、上半身だけでも脱いで男と理解させるしかないんじゃないか。今月号に収録されてるプリパラがそうだった(そっちは脱がされたわけだけど)。

で、なぜ男と打ち明けたかというと、「これから同じユニットのメンバーとして活動していくからにはちゃんと言っておかなきゃって…」思ったそうです。「着がえとか泊まったりする時とか…あるし…」と。いや、すでに一緒にいる部屋で着替えただろうし、泊まろうとしてただろう…というツッコミはやめましょう。
その後、「…或人も知っててだまってたワケっ…?」と横目で言うみらの。他は驚きの表情ですが、ここだけ怒ってます。
そうして、「こうしてアタシに話したってことは いっしょにヒミツにしろってコトよねっ?」とみらの。「今さらあとにはひけないしっ…」と言ってわかってくれたようです。まさか、「今言っても後には引けないからヒミツを共有してくれる」なんてカノン達が思ってこのタイミングで言ったんじゃ・・・。

次の日、いつものように普通に登校する心音。ようやく冬服になりました。いったいいつ頃なんでしょうか。9月にラファエルが「来月 また日本行くコトなった」と言ってまだ再登場してないので10月なんでしょうね。
で、寄ってくる、というより押し寄せてくるクラスメートたち。そりゃそうなりますよね。「てか 心音作詞作曲とかできたんだ!」「心音がアイドルとかマジびっくりなんですけど!」と、様々な反応。まあ、今までヒミツにしてましたしね。作詞作曲は昔からしてたけど、気づかないようにやってたようですし。
ところで、クラスメートがいきなりアイドルとしてテレビ出演したらこんな感じなんでしょうか。テレビでるまでクラスのみんなには内緒にしてたってアイドルはいないのだろうか。どんな反応だったのか知りたい。
多分、自分がクラスメートだったら、自分の席に座ったまま、チラチラ見てる感じになるとは思う。

一方、いつもの性格悪い女子三人は、「なにアレ~」「急にゲーノージン気どっちゃって」「レミだけでじゅうぶんなのにねーっ」という反応。こういう、クラスメートにアイドルが誕生しても急になかよしアピールしない、奏四一筋な点はある意味、尊敬する。レミの小学校のクラスメートはまさしくそんな感じだったようだし。
なお、他の女子生徒は心音のほうに押し寄せてるのか、奏四は一人です。こっちも一緒にデビューした一人だというのに(自分でこうやって書いてて、「そりゃそうだろ」とセルフツッコミしてくなってきた)。
その後もどっかのクラスの先輩がやってきて強制握手会と大忙しのようです。どっかで噂を聞きつけたんでしょうね。レミが転校してきた時はどうしてたんだろう。今まで同じ学校にいた子がデビューしたのと、すでに人気がでてるアイドルが転校してくるのじゃまた違うか。
心音は奏四の苦労が分かったようです。これを、奏四は涼しい顔でいつも対応しているんでしょうね。すごい。

その後、「ぉはょぉ」と誰かの挨拶。どうやらレミが登校してきたようです。クラスメートが「朝からくるなんてめずらし」と驚いてます。えっ? そうなの?
そうして颯爽と心音の手を引いて、「…デビュー曲… 「スターティング☆スター」すごくょかった…」と感想を伝えるレミ。そうして教室の端っこの窓の近くまで行き、「気ぉつけて…」と伝える。窓に手をあてて外を見つめながら「…今までとちがって そこにぃるだけで注目されちゃうから… ぃつだれがどこから見てるかゎかんなぃから 油断ゎ禁物だょ」と忠告。レミにしてはすごいクールな絵となっています。
で、レミによると、「全然知らなぃ人から見に覚ぇのなぃコトで恨まれたりするから…」とのことです。何それ怖い。そうして、最後に「知らなぃ人につぃて行ったり ひと気のなぃところに1人で行ったりしなぃコト…!」と心音に忠告するレミ。なんだか幼稚園や小学生への忠告みたいですね。心音もそう思ったようです。

なお、舞菜は教室の隅っこの席でずっと居座っていたようです。あれ以来、心音と目も合わせないとのこと。よりを戻すことはあるんでしょうか。デビュー曲の構想は舞菜が持っていた本がキッカケだっただろうし、それを伝えてよりを戻す・・・なんてことはないだろうなぁ・・・。
で、心音としては舞菜に悪い事をしたと思ってるようで、舞菜に謝ったほうがいいと奏四に伝える。
「なんで? 心音はなにもしてないし むしろ悪いことしたっていうならボクじゃない?」と奏四。それにたいして、「ハイ… だから…」と言う心音。
つまり、奏四が舞菜に謝ったほうがいいとのことだそうです。
心音いわく、「あんなふうにその気にさせておいて 「かんちがいさせてゴメン」なんてあんまりでぇ~す!!」とのこと。まあ、それは自分も思いました。あの奏四の行動は、勘違いしますよね・・・。
で、そこで奏四は「舞菜がブチ切れたのは… 心音に嫉妬したからだよ」と伝える。「…っていっても心音の才能には気づいてないみたいだから まわりが心音をもてはやすのが気にくわなかったんじゃ…」と。いや、さすがにそれは心音だってわかってると思うのだけど。自分が才能あるかどうか自覚してるのかはともかく、心音なら「自分なんてそうたいして取り柄のない人間がセンターに指名されたら嫌がります」とか思ってそうだけど。

で、奏四としては「舞菜が ボクの秘密をマスコミに流したりしないかのほうが心配だよ」とのこと。「てっきり同じユニットになると思って レミにも言ってないカノンの正体をバラしちゃったし…」と。それどころかプロデューサーの村崎さんすら知りませんしね。
で、「舞菜ちゃんは人に言ったりしないでぇ~す!」と反論する心音。「…まあね言うならとっくに言ってるだろうし 舞菜1人でカノンは男だって言ったところでだれも信じない…」と奏四。マスコミには流さなくてもネットで流したりすることはあるような気はする(ドラマ版の村崎さんみたいに)
そうして、それでも反論しようとする心音にたいして、「…ったく! 心音は人を信じすぎ!」と言いながら壁ドンする奏四。これってそんないいもんなんですかね。やられたい女子が多いそうなんですが。
そうして、「ボクは正体をかくしてるから逆に安全だけど 心音はCCとしてデビューして もうただの一般人じゃないんだから もうちょっと警戒したほうがいいよ」と忠告。親も同じ思いでしょうね。そういや、母親はどうしてるんだろうか。ドイツでも日本で娘がアイドルデビューしたというぐらいの情報は得てると思うし、それ以前に心音の方から報告してそうだけど。

次の日の放課後。
やっぱり謝ることを決意した心音は一人で舞菜を人気のないところに呼んで謝ることに。
ちなみに、舞菜はずっとメガネを外してイメチェン(死語)したまま学校に登校しているようです。てっきり、元の地味子に戻ってるのかと。
そうして、「ゴメンナサイでぇ~す!!」と謝る心音。「ワタシたちがムリヤリ ユニットに誘ったせいで その…いろいろイヤな目にあわせることになっちゃって…!」と。まあ、自業自得ですけどね。
たいして舞菜は、「それなら気にしないで わたしはもとからあなたたちとユニットとしてやりたいなんて思ってなかったし」「全然平気」とにこっとしながら返す。「あなたたちと」という言葉がちょっとだけ引っかかりますが、平気なようでよかったです。いや、正直なところ信じてませんが。
で、今度は舞菜のほうから「心配なんでしょ……?」「奥田くんの秘密」と言ってから、「安心して 絶対だれにも言わないって約束するから☆」と人差し指を口元に近づけた振り向きポーズで言う舞菜。よかった。やっぱり舞菜は良い子だったんだ! 心音もそう思ったようで一安心。その場は「あ…ありがと…」と言ってお別れです。

で、心音が一人になったかと思えば、どこからから「あ! いたいた!」と声がして、次の瞬間、野郎三人が心音を取り囲む。一コマで囲まれる状況を描いているのでものすごい早業に見えます。事前に一人になったらこうやって取り囲もうと打ち合わせしていたんでしょうか。この連帯感はある意味すごいです。
「ボクとも握手して!」「これにサインしてよ!」「ねぇラインやってる!?」「ツイッターとかは?」「カノンちゃんのアドレスおしえて!」「なっ カノンちゃんに会わせてよ!」「つかサインもらってきて!」となかなかうるさいです。みんな好き放題喋ってます。何を喋るのかも事前に打ち合わせといてほしかったですね。これならまだ、みらのに言い寄ってきた野郎どものほうがマシな気がします。それにしても、前から芸能人だというのに名前があがらないみらの・・・。

そうして、オシャレなカフェとかに誘われる心音。「ねっ 行こ♪ もちろんおごるからさぁ!」と言う男にたいして、「え…と… 今日はこのあとレッスンが…」と言って断ると、舌打ちして「急にゲーノージン気どってやがる」と言う男。
「ちやほやされたいからアイドルになったんだろ?」「ちょっとテレビに出たらチョーシのっちゃって~」とのこと。
いやいや、ちょっと学校の見知らぬ女の子がテレビにでたぐらいで言い寄ってくるやつに言われたくない。
その後も、「何様のつもりだろーね」「性格悪いんじゃねーの?」と続ける男たち。
それにたいして、レミや奏四が言っていたのはこういうことだったのかと気づいて感傷に浸る心音。納得してる場合じゃないんですけどね。

とそこに「…ゲーノージンになった途端に急にかまい出すのもどうかと思いますけどね」と言いながらやってきた奏四。確かに、そりゃそうだ。
「それで相手から望みどおり反応が得られないと逆ギレして傷つける… 本当は自分だけ特別扱いしてほしいのにどうしていいかわからない…」「…それって "恋する乙女のココロ"と同じ…ですよね 先輩…」と奏四。
いやそれにしても、男女関係なく、こんな恥ずかしいセリフをサラッと言えてしまえる奏四がかっこいいです。
で、その言葉を聞いて立ち去る男たち。暴力沙汰にならなくてよかったです。

で、「バカ!!」と心音に怒る奏四。「1人で勝手なことしないで! 警戒してって言ったでしょ!」「危なっかしくてほっとけないよ!!」と。確かに、秘密の関係だから校内では二人でいることってほとんどないですしね。ゲームのほうは内容が内容だけに二人で校内を行動してましたが、これっていいのか? と思いながらやってました。

そうして、奏四から最終忠告。
「心音は"みんなのアイドル"である前に…」「"ボクだけのカノジョ"なんだから…!」と。
なんだから、読者である自分まで照れそうになります。

そうして今回最後のページ。
大型スクリーンに映る『ドーリィ♪』の姿を見る舞菜。
そして、「…本当は口止めが目的のくせに 謝るフリしていいコぶって …心底イラつくわ …CC――!!」「…そこでそうやって笑ってられるのも 今のうちよ」と言って次回につづく。
舞菜の絵は作画崩壊みたいになっちゃってます。
ずっと口が波打ってるんですよね。ぐにゃぐにゃな口。

はたして、どんな復讐(?)をしてくるのでしょうか。現実世界より、ネットのほうで何かされそうと予想しているのだけど。多分、カノンが奏四だとバラすわけではないと思うんだけどなぁ。うーん・・・。

そういえば、次のちゃおデラックスはドリカノの番外編ではなく、『世界の果ての真ん中で』が掲載されるようです。早くコミック化されないだろうか。

2014年12月13日土曜日

『ドーリィ♪カノン~ヒミツのライブ大作戦~』を購入しました

ドーリィ♪カノン~ヒミツのライブ大作戦~ (小学館ジュニア文庫) (小学館ジュニア文庫 や 4-4)
ドーリィ♪カノン~ヒミツのライブ大作戦~ (小学館ジュニア文庫) (小学館ジュニア文庫 や 4-4)
ドリ♪カノ小説発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

表紙の奏四の服が『GIRL BOY』ですね。この世界で流行ってるブランドなんでしょう。

ドリ♪カノ初のオリジナルノベライズ本。ドラマ版の脚本を担当した北川亜矢子さんの執筆だから、もしかしたらドラマ版をベースとしたオリジナルストーリーなんじゃないかと少し心配になったけれども、原作のマンガをベースとした話で少し安心した。ただ、微妙に原作とは異なってる設定があるような気がするので、原作で今回の小説の話があったことにするのは無いと思う(心音と奏四がカラオケ店でであって半年以上たつけどデビューしてないとか。ただ、原作の最新話が何月ぐらいなのかいまいちわからないので、確実に異なるとは言い切れない。ただ、小説版のほうには、みらのの話がでてこない)。

簡単に話の内容を書くと、カノンと心音がデビューしたばかりの男性四人組のユニット『fermata』の2ヶ月後に行われるライブでの前座を務めることになり、それに向かって奮闘する話です。ただ、fermataのボーカルの音尾波が心音のことに気があるらしく、それが波乱な展開になります。
ドラマ性もあってなかなか面白かったです。やぶうち先生の描くイケメンも見れますしね。挿絵の一つ(やぶうち先生のブログにあがってるの)が、幸田さんにしか見えませんが。新曲の歌詞にも『キミ』という言葉が入っていていい感じです。

ただ、それでもいくつか突っ込みたいところはあります。
例えば、なんで車で送り届けてもらう順番が、奏四(というよりカノン)→fermataのメンバー→心音の順番なのかと。カノンの姿なんだから、心音と一緒に降ろしてもらえよと思った。
後、ツッコミというより違和感だけど、村崎さんの発言がところどころおネエぽかったです。「あら、何?」なんて言葉、普通の男じゃ使わないと思うのだけど。

それと、ドラマ版の小説が一人称小説だったので、今回も一人称小説だと思ったのだけれども、三人称小説でした。心音と奏四の視点(というより、スポット?)が章をわけずに変わるところもあります。まあ、こっちのほうがマンガっぽいちゃあマンガっぽいのかな。
ちなみに、簡単に一人称小説と三人称小説の違いを説明しておくと、一人称小説は『私』が主語で、三人小説は『登場人物の名前』が主語になるという違いがあります。わかりやすいように、心音と奏四がカラオケルームで出会った場面をドラマ版の小説と今回の小説で比較してみます。

『ドラマ ドーリィ♪カノン~カノン誕生~ 1.宍戸心音 ~夢のような人~』より

 歌い手さん。あと一歩、前に出てみませんか? そうすれば、貴女のお顔が見えるです。あと一歩、あと一歩……、そうしてその顔が見えた瞬間、私は思わずドアを開けました。
「奏四きゅん!?」
何と、中にいたのは奥田奏四きゅん、その人だったのです!

~省略~

「奏四きゅ……、奏四くんが、どうしてココに!?」
「どうしてって、え、と……」
奏四きゅんはしどろもじろになって、後ずさりしました。

『ドーリィ♪カノン~ヒミツのライブ大作戦~ Plan01 突然の訪問者』より

『この歌声の主が誰なのか知りたい!』
そう思った心音は、それがいけないことだと知りながらも、歌声の漏れ聞こえるカラオケルームを探しだし、中を覗いた。すると何と、そこには「Kanon」を熱唱する、奏四の姿があったのだ。
当時、「男が女性ボーカルの歌を歌うなんてカッコ悪い!」と思い込んでいた奏四は、クラスメイトの心音に、レミの曲を熱唱しているところを目撃されたことに慌てふためく。

前者は、奏四がしどろもじろになっているのは分かりますが、奏四が何を思ってしどろもじろになっているのかは分かりませんね。なぜなら前者は心音視点だから奏四の気もちまでは分からないからです。対して後者は、第三者視点なため奏四の心情も描けるというわけです。ただ、一瞬、『「男が女性ボーカルの歌を歌うなんてカッコ悪い!」と思い込んでいた』のが心音だと勘違いしそうになる人もいそうです(いないかも?)。同じ人が書いていても、一人称視点か三人称視点かでこうも変わるんですね。

なお、奏四がカノンの格好を時にも奏四について話すときは、『カノン』じゃなくて、『奏四』でした。そのため、たまに奏四がカノンの姿なのか男姿なのか分かりにくいところもちょっとあった(ちなみに、自分はこのブログにおいて感想エントリーを書く際、基本的に、ウィッグをつけていたら『カノン』、つけていなかったら『奏四』としています)。


ここから話が変わります。今回の小説ともほとんど関係無いです。
前に、ホリエモンの金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?という本を読んだのですが、そこに『スピンオフ作品量産化ビジネス』という事業アイデアについて書かれていました。
どういう事業アイデアかというと、ある人気漫画の本編では描くことのできなかった隠れ設定をライターにつたえてノベライズ化してもらうというものです。このアイデアを見た時、これは是非やってもらいたいと個人的に思いました。
今回のドリ♪カノの小説の場合、やぶうち先生のブログで『北川亜矢子先生渾身の書きおろし』と書いてあるところからして、話を考えたのはやぶうち先生ではなく、北川亜矢子先生だと思うのでまた話が違いますが、もしやぶうち先生が考えてる裏設定があるものの、漫画で描くことができないという場合、その設定やストーリーを伝えてノベライズ化したら面白そうですね。
ただ、ドリ♪カノの場合、そういう裏設定はちゃおDXの番外編で描けるし、やぶうち先生自身、自分で描きたいと思ってると思うので、ないかもしれませんね(そもそも、裏設定があるか分かりませんが)。


そうそう、最後に、これは本当にどうでもいい話なのですが、今回の小説はMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店という場所で購入しました。
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 |実店舗詳細 |丸善&ジュンク堂ネットストア
上記リンク先にも書いてあるとおり、国内最大の売り場面積です。たまに、書店でうろちょろして全本棚を軽くチェックすることありますが、この書店でそんなことしたら多分、一日がかりです。
地下一階にコミックコーナー、二階に文庫コーナーがあります。今回購入する小説は漫画の小説版だし、小学館ジュニア文庫だし、多分地下一階か二階にあるだろうと思って検索端末を使って検索してみると、なんと七階(この書店の最上階)の児童書コーナーにあると書いてありました。
エスカレーター乗り継ぐだけで大変でした(大げさと言われそうですが)。しかも、途中のフロアのコーナーが気になって寄り道しちゃい、ムダな時間が発生する羽目に。エレベーターに乗れよと言われそうですが、あまりエレベーターは好きじゃないんです(特に、仲の良い知人以外と一緒になるエレベーター)。
だいたい、『小学館ジュニア文庫』なんてシリーズ名ですが、大きさは文庫サイズではなく、新書サイズなんですよね。なんで文庫という名前をつけたんだややこしい。

2014年12月7日日曜日

少女少年がKindleにて電子書籍化されるそうです

今年になってやぶうち優先生のマンガがどんどん電子書籍化されていきましたが、とうとう学年誌に連載していた『少女少年』も12月15日からKindleにて電子書籍化するようです(ICHIGOはまだないよう)。

少女少年(1) てんとう虫コミックススペシャル
少女少年(1) てんとう虫コミックススペシャル
Kindleカテゴリーでの『少女少年』検索結果

今なら(?)、コミックより18%オフの432円で買えるそうです。コミックのほうは、だいぶ入手困難になってきたので、持ってない人はこの機会に買ってみるというのもいいかもしれません。

なお、ドリ♪カノはすでに以前から電子書籍化されてます。
ドーリィ♪カノン(1) (ちゃおコミックス)
ドーリィ♪カノン(1) (ちゃおコミックス)
Kindleカテゴリーでの『ドーリィ♪カノン』検索結果
6巻はまだ販売されてないようですが、コミックと電子書籍版の発売日に時差があることはよくあることですので、気長に待ちましょう。

後、最初に今年になってどんどん電子書籍化されてると書きましたが、その他には『水色時代』『まほちゅー』『おちゃらかほい!』『みどりのつばさ』『ぴゅあ・ぴゅあ』『おねがい!マルチくん』『とんだ新記録』が電子書籍化されています。
Kindleカテゴリーでの『やぶうち優』検索結果

個人的に、電子書籍はhonto派なので、hontoでも販売してほしいところです。検索してもまだでてこないんですが、ここは発売されてからじゃないと商品ページが増えなかった気がするので、発売日以降にチェックしてみます。
Kindleで販売されてるやぶうち優先生のコミックの電子書籍はhontoでも販売されてるので、多分販売すると思うのだけど(ただ、今までがちゃおコミックスで、今回のがてんとう虫コミックスなので、そのあたり違いがある可能性はあるかも?)。
honto電子書籍ストア - やぶうち優の検索結果

これからも、どんどん電子書籍化されていくんでしょうか。『チコのねがい』とか『君が舞い降りてきた』とか。
それと、やぶうち先生のサイトのコミックスのページを参考に、絶版になってるけど電子書籍化されてないのは、『KAREN』『新水色時代』『君にストレート』『お嬢様にはかなわない』『軌道はずれの迷惑星』『EVE★少女のたまご★』があるけど、これらも早く電子書籍化してほしいところ(学年誌に連載されたEVEはともかく、他の5作品と今まで電子書籍化されてきたものの違いが分からないのだけど、どういう基準で選んでるのだろう)。

ところで、『EVE★少女のたまご★』は早く電子書籍化、もしくは再販したほうがよかったんじゃないかと思う。2012年の4月までに。
理由は、2012年4月に書いた下記エントリーに書いています。まあ簡単にいうと、「ないつぼで宣伝してるのに絶版で入手できないのはダメだろ」と思ったわけです。
ないしょのつぼみ8を読みました | yuuの少女少年FANブログ

2014年12月4日木曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第33話

ちゃお 2015年 01月号 [雑誌]
ちゃお 2015年 01月号 [雑誌]
ちゃお1月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

実は今回の話はやけにTwitterで感想をつぶやいてる人が多くて(いい意味でも、悪い意味でも)、読む前にある程度分かってしまってました。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックすると見れます。
心音が本領発揮した前回の続き。

廊下での村崎さんの「お姫様」という言葉にたいして、「お姫様って…?」と聞く舞菜。村崎さんは「CCちゃんのことだよ♪」と言って、「レミやみらのをぶつけても ずっと一歩引いてる感じだったのに まさかキミが起爆剤になるなんてね いや~まったく計算外…」とのこと。
レミとのバトルも一見、レミvsカノンに見えるものの、村崎さんとしては、レミvs心音だったんでしょうね(読者からは確かにそう見えてましたが)。
やっぱり、何かしら昔の心音について知ってたのだろうか。

その近くでカノンが、「…CCと出会う前… 私が歌っていた歌は ”カラオケて100点とるための歌”だった…」と言い、「でも… CCは… 自分の心を …世界を… 歌で伝えようとしてる…」と述べるカノン。
同じ時に、「ただ人を楽しませようとするだけでも 自分が楽しいだけでもダメ…」と述べるみらの。
『もっと自分を見てほしい 知ってほしいから 聴く人をふり向かせて夢中にさせる歌を… "恋"してもらうために歌う…』
ここで、1ページまるまる使った心音の絵。
改めて、あぁ、やっぱりこのマンガの主人公は心音なんだなということを思い知らされます。そろそろ、次のコミックの表紙は心音にするとかしてもいいんじゃ…。と思ったけど、それはそれで一貫性がないからダメか。

心音が歌い終わると、レッスン室に突撃するように入ってくる村崎さん。途端、「よし決めた! ユニットのセンターはCCちゃんだ!!」と伝える。
その途端、みんな「えっ!?」となってますし、読者もそうなった人が多いかもしれません。
いやいや、どう考えてもそこはカノンだろうと思うのだけど、まあ心音は主人公だしそこまで不自然でもないのかもしれない。

で、ここから雲行き怪しくなってきます。
「ちょ… 冗談… でしょ?」「だって… どう考えてもわたしのほうが歌うまいでしょ!?」「さっきの宍戸さんの歌… みんな聴いたでしょ!?」「全然カノンと違う… あんな乱暴な歌い方…! ありえない!」と、舞菜。
なんだかものすごく違和感がありますが、もう少し舞菜の発言が続きます。
「宍戸さんがセンターなんて絶対おかしい… そんなユニット入るの無理…」「わたし… やめさせてもらいます」
な・・・ なんだこの展開は・・・。と思ったけど、まだ言葉を続ける舞菜。
「あ でも そっか」「あなたたち… わたしが入らないとデビューできないのよね…!?」
なんじゃこりゃー!!!
確かに、前回の舞菜の行動みて、"本当に、勘違いしてなきゃいいんですけどね。奏四にあんなこと言われたら、自分に気があるんじゃと勘違いしてしまっても仕方がないと思うのだけど。"なんて自分も思いましたが、いや、これは何かいろいろおかしい。
地味で目立たなかった子が徐々に元気になっていって人気アイドルになるようなそんな展開になるんじゃなかったの!!(と、勝手に思ってた)
ど・・・どうしてこんなことに・・・。
まあ、仲良く鳴った途端、嫌味な言葉つかったりするから友だちがいないのかもしれませんね。

で、その言葉にたいして、「はぁ!? アンタ何様っ……」と言い出したみらのを制止したカノンが一言。
「…いいよ それでも」
たった7文字の言葉だし、もちろんカノンなので女の子の格好なんですが、ものすごくかっこよく思えてきます。

カノンいわく、「心音の歌のすごさがわからないような子と いっしょにデビューしたいとは思わないから」とのこと。
まあ、確かにこの雰囲気で一緒にデビューできるはずもないですよね。
で、舞菜は、「ユニットにはわたしが必要だって… 運命をともにしようって言ったじゃ…」と反論。
自分からやめるって言ったくせにね。
とはいっても、心理学的にはこれが正しいと聞いたことがあります。恋人に別れをつげて、あっさり受け入れられると逆に気になってしまうという。
まあ、それで復縁がうまくいくかというとそうでない場合も多いそうですが(参考:別れをあっさり受け入れると復縁が成功するは嘘 | 復縁レシピ)。
いやまあ、今回の場合そういう話ではないかもしれませんが。

で、カノンとしては、「あの時はどうしても心音とデビューしたい一心でちょっと必死になりすぎた… かんちがいさせるようなこと言ってごめん…」とのことです。
まあ、勘違いしてしまってますよね。奏四にあんなこと言われたらねぇ・・・。罪深い男だ。
というわけで、「…このユニットは… 心音がいちばん大事だから…-」とカノン。
なんだか、セカイ系の話みたいですね。いや、全然世界の危機とかあるわけじゃないんですが。なんとなくそう思った。

そして、「なによっ みんなして宍戸さん宍戸さんって… 宍戸さんばっかりお姫様扱いしてっ…!」と舞菜。多分、レミが転校してきて男子がレミにちやほやしてた時も同じようなこと思ってたんだろうなと。
「レミなんてたまたま人気がでたってだけなのに。歌ならわたしのほうがうまい」って感じで(注意するまでもないですが、自分の想像です)。

というわけで、険悪ムードになってきたので村崎さんがここで「ストーップ!!」と発言。
そして、「しかたがないなあ じゃあこうしよう」と言った後に、「舞菜はメンバーからはずす!」と宣言する村崎さん。
まあ、この流れだったらそうなるのも仕方ないですよね。
ええぇぇぇ・・・。と思わなくもないですが。

そうして、「なんでっ…?? なんでわたしがっ……」と尋ねる舞菜。
それに対して、「あれ? 今 自分で言ったでしょ? 「入るの無理」「やめさせてもらう」って」と村崎さん。
「だから うん もう来なくていいよ おつかれさま――♪」「やーボク寛大」
な、なんだこの対応は・・・。いくら人選ミスとはいっても、自分が選んだ人なんだし、もう少し大人な言い方があったと思うのだけど。
そう、例えば「心からお祈り申し上げます」とか。
いや、余計腹立つか。

というわけで悔しがりながら去る舞菜。ドアも強く閉めて帰っていったようです。
ものすごく空気悪くなってますが、村崎さんいわく、
「CCちゃんも覚醒したし! カノンもみらのも何かつかめたみたいだし! 舞菜も自分から辞退してくれてよかったよかった♪」とのことで、『円満解決』だそうです。
円満? なのか? と、カノンも思っているようです。自分もそう思いました。
まあ、今後本当に円満になる展開になるんでしょうね。多分。

そして、帰り道。みらのと別れて二人で帰る心音とカノン。
と、そこでカノンが心音に「…ごめん」と謝る。
「ボク… 舞菜のこと何も見抜けなかった っていうか… 男だから?」「心音はきっと最初からわかってたんだね… それであんな反対」とカノン。
いや、あれは見抜けないだろ。自分も見抜けなかったし。って、自分も男だった。
それに対して心音は、「そ… そんなコトないでぇ~すッ…! ワタシのはただのヤキモチで…」と。
ここで、カノンは「ヤキモチ?」と『ヤキモチ』という言葉に反応。
そうして心音が、「ワタシなんかがヤキモチ焼く立場じゃナイのに…ッ」と言って、「…奏四くんが舞菜ちゃんにワタシたちだけの秘密をバラしたり 必要以上にやさしくしたりするのがガマンできなくて… …それでッ…」と伝える。
そこで、心音がヤキモチをやいていることに対して、きゅーーん…となるカノン。カノンのこういう反応は珍しいような。

そうして、「ハズカ死でぇぇ~すぅぅ!!」と言いながら逃げる心音。と、その時、一番星を見つけて歌い出す。

♪おかしいな どうしてかな♪
♪キミに出会う前は♪
♪転んでも 怒られても 涙なんて出なかったのに♪
♪不思議だな 不可思議だな♪
♪キミを思うだけで♪
♪悩んだり おちこんだり♪
♪泣き虫になったよ♪
♪帰り道 1人見あげる空 光灯し始める星♪
♪届きそうで 届かない キミとのキョリみたい♪
♪どんな光放てば キミに届くのかな♪
♪どんな色で輝けば 気づいてくれるかな♪
♪焼きついて離れないような♪
♪眩しい光になってみせるから♪

新曲です。ちょっと前から考えていたみたいです。
「…この詞…ホントはサビのところ… ♪キミだけを見つめているからワタシだけを見つめてほしいよ♪だったんデスケド…」「ただ待ってるだけじゃなくて 自分からふり向かせなきゃっ! って…」「いつか本当に”いちばんの女のコ”になるために」「もっともっと輝かなきゃ! って思ったでぇ~す…!!」と心音。
心にきますね。自分もがんばらなきゃなって思いそうになります(思いますとはなんだか書きたくない。歌詞はすごくいいのだけど、自分の心に、「でも、あまりがんばりたくない」と思ってる自分もいる感じ)。

さて、それにたいしてカノンが、「…まだ… わからないの…?」と。
「…たしかに最初に「好きだ」って言ったのはウソだったけど…」
なんだかすごいデジャブを感じる発言です。
「今はもうウソじゃないし…! ていうかいいかげん気づかない?」
いや、本当、なんで気づかないのか読者の自分ですら疑問です。
どうやら、(ボクとの出来事の1つ1つが心音を動かしていく――― そんな心音といっしょにいるのがうれしくて なんだかくすぐったくて 愛おしい――)と思っているようで、カノンはウィッグをとって、「心音のことが好きなんだけど…!?」と伝える。
ウィッグをとった奏四は1ページ使って描かれています。奏四の姿じゃないと言えない言葉なんですね。
ところで、「愛おしい」という言葉がなんだかやらしいようなきがするのは自分だけでしょうか(自分だけだろうけど)。

で、それを聞いた心音の反応は、
「は?」
それに対して奏四は、
「は!?」
なんじゃこのカップル。
「は? ってなんだよ は? って…」
「え…え…だ…だって ウソ…そんな… 信じられ…」
「このボクがホントに好きって言ってるんだからもっと素直によろこべば!?」
「ああああ やっぱりコレ夢でぇ~す…ッ!!」
いったい、いつからの夢なんだよ。

そうして、「…どうしたら 信じてくれるのかな?」と言いながら、心音を抱きしめる奏四。
1ページまるまる使った絵です。今回、1ページ使ったコマばっかりな気が・・・。ある意味、やぶうち先生らしい演出だよね。他のマンガではあまり見られない気がする。

そうして、「信じる…?」と聞く奏四。心音のほうは「こんなトコだれかに見られたら…ッ」と慌てふためいています。
それにたいして、「見られたらなんなの?」と言って、「心音が信じるまで離さないからね」と伝える奏四。
いくらウィッグをとったからっていって、服装は女物なのだけど分かってるのだろうか。多分これ、遠目にみたら女の子が女の子を抱きしめてるようにしか見えないし、男だと分かったらそれはそれで大問題。

というわけで、心音は奏四の気もちを理解したようです。
ようやくか・・・。
いったいいつこんな日がくるのかと、もしかしたら最終回まで奏四の気もちを気づかないままなんじゃないかと思ってた。
いやぁ、よかったよかった。
本当、なんで気づかなかったんでしょうね。奏四に抱きしめられたのだって今回が初めてじゃないし(4巻に掲載された最後の本編の19話とか)。
正直こういうのもなんですが、心音が奏四の気もちに気づこうとしない点だけは、なんだかイヤでした。
決して、奏四のアプローチが足りないわけでもないと思うし・・・。本当、なんで気づかなかったんだ。読者だから奏四の気もちを知ってるだけで、奏四の気もちが描かれなかったら自分も分からなかっただろうか?
まあ、とにかくこれでだいぶ話が進展した印象です。

で、そこからページをめくると、
『今日はデビュー&テレビ初出演の日!!!』
って、あれ?
いや、てっきりデビューまでに舞菜とのゴタゴタも解決して、舞菜が戻ってくるものかと思ってたのだけれども・・・。
本当に、舞菜なしでデビューするという展開になるとは・・・。というより、早速デビューするとは思わなかった。

「ああああ どうしまショー キンチョーしてガクガクするでぇ~す…!」と心音。
それに対して、「もうっ! しっかりしなさいよっ! 結局センターはカノンになったんだからっ!」とのことです。
まあ、そりゃセンターはカノンですよね(さっきと言ってることが違うというツッコミはしないように)。

そんな不安がってる心音にたいして、「本番で失敗するなんて絶っっ対許さない」と言う村崎さん。
「…なーんて言わないからさ!」と後で付け加えますが、そういう言葉は本当にやめてほしいです。
歌詞が飛んで、ソーセージの歌うたいだしたらどうする!

一方、カノンは「だいじょうぶ! ボクがついてるから☆」「100点じゃなくていい 全力でいこう!」と励ます。すごい良い子ですね。
こんなこと言われたら、がんばろうって思えます。
案外、完璧を目指すより、100点じゃなくていいと思ったほうがいいできになるもんですしね。

そうして、テレビ番組でのユニットと歌の紹介。
「動画サイトで人気沸とうのカノンと作詞作曲担当のCC そしてソネットのみらのによる話題のユニット!」
「”ドーリィ♪” 曲は「スターティング☆スター」!」
というわけで、ユニット名は『ドーリィ♪』、デビュー曲は結局、『ハッピー・クローバー』ではなく、先ほど心音が歌ってた歌であろう『スターティング☆スター』となったようです。

一方、その番組をなぜか毛布をかぶってスマホで見ていた舞菜は「…許さない…」とつぶやき、「…わたしに恥をかかせて… 絶対に許さないんだから…っ」「…宍戸さん… …いえ CC……!!」
絶対に許さないって、どうしてこうなった!
デビューまで学校で顔あわせして、どんな感じだったんでしょうね。そんなに一緒によく喋るような仲だったわけではなかったようなので、そんなに変わらないのかもしれませんが。いや、もしかしたらあれ以来、引きこもってたか?
それと、『恥』ってなんだよと。逆恨みもいいとこだよなぁ。
まあ、カノンが奏四って知ってるわけだし、ある意味敵にしちゃいけない人を敵にしちゃいましたね。
うーん。でもなんでこういう扱いになったんだ・・・。仲をとりもどす展開を期待したいところ。

そうして、ステージで歌っているカノン、というより『ドーリィ♪』が描かれて次回につづく。
ってあれ? 後ろに? 後ろに、ギターを弾いてる幸田さんがいるような・・・。

2014年11月22日土曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン番外編「タクト★アラタクト」

ちゃおデラックス 2015年 01月号 [雑誌]
ちゃおデラックス 2015年 01月号 [雑誌]
ちゃおDX1月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

amazonから、予約していた3DSのゲームの『ドーリィカノン ドキドキトキメキ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す』は11月20日配送、ちゃおDXは11月21日配送したと連絡があったのに、まだゲームの方が届きません。これがよく聞く、konozamaというやつですね。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックしたら見れます。
今回はゲームオリジナルキャラの拓斗(奏四のクラスメートで友だち)の話。

開始早々、「なあ奏四 宍戸さん いや 心音ちゃんって 本当にいい子だよな」と言う拓斗。やぶうち先生もブログであまり描かないタイプの髪型ということもあって、微妙に違和感がある。そもそも、デコ出しキャラ自体あまりいませんしね。今はみらのがいますが。
まあとにかく、拓斗が心音にたいして気があるようです。それに対して、(ええええ!? 拓斗が心音を…!?)と驚く奏四。同じコマに奏四の脳内イメージの心音が描かれており、『はふ~ん』『キラーン』『ぶつぶつぶつ…』『はわわわ…』という心音の絵が描かれています。いやでも、拓斗が心音に惚れたのはそういうところじゃないと思うけど。

ただ、奏四としては心音の彼氏ということもあっていろいろまずいわけで、「ダメ! 心音は絶対にダメだ!」と拓斗にせまる。これは、心音のことが好きと疑われそうな気がするけれども。
で、その時に奏四は、(まさか オレ以外に心音を好きになるヤツがいるなんて!)と思ったよう。ラファエルがいただろ!

奏四によるとこの拓斗って子は、手当たり次第に告白してはフラれる…を繰り返す常習犯らしく、同じくゲームオリジナルキャラのしらべ先輩や、カノンにもラブレターまでを送りつけたらしい(このあたりはもしかして、ゲームで語られる話かな?)。
なので、ほっとけばすぐにまた心変わりするかもしれないと思ったものの、心音にかぎって変に手を出されたら困ると頭を悩ます奏四。まあ、こういうキャラは、幸田さんのいう『まちがい』を犯しそうですよね。

というわけで、奏四は『ドーリィ♪カノン アトラクト(誘惑)モード』のカノンになって誘惑するという作戦を実行することに。普段と違ってセクシーな衣装です。心音は関与していなさそうなんですが、服はどうしたんだろうか。姉の服をこっそり持ちだしたんだろうか。

ゲームセンターにいる拓斗に会いにいくカノン。待ち合わせしてたような描写だけど、はっきりとそう明言されてるわけではないので、普段からよく通ってるのを奏四が知っていただけかもしれない。実際、カノンに会った拓斗は、「えっ! カノンちゃん!?」と驚いてます。
そうして、拓斗にたいして「この間もらったラブレターなんだけどぉ~♥」と言いながら近づくカノン。それに対して、赤面しながら「いやっ…あ・・・ あれならもういいっていうか…っ」と断る拓斗。
そして、顔を近づけて「そんなカンタンに私のコトあきらめちゃうの~?」と言うカノン。拓斗はドキドキしながら赤面します。
さらに、「拓斗くんのコト… こんなに気になってるのに…」とカノン。なお、嘘は言っていないようです。『気になってる』の意味が拓斗の思ってる意味と全然違うでしょうけど。

「拓斗くんの私への思いってそんなハンパなものだったの? カノンショック!」と言いながら、しくしっくと嘘泣きするカノン。これって誘惑するのに有効なのか? 奏四なら絶対に嫌がる女性の行動だろうし、個人的にも、「うぜぇ」としか思わないのだけど。
とは思いましたが、「いやっ そんなことは…っ」とあせあせと慌てる拓斗。効果あったようです。

で、なぜ拓斗がカノンのことを諦めたかというと、「カノンの歌を聴いたらさ… きっと他に好きなヤツがいる って気がして…」とのこと。
そういう言葉を待ってましたと言わんばかりにカノンは、「好きな人っていえば~ 心音は好きな人いるみたいだヨ☆」と伝える。
途端、「だれだろう? オレかな!?」とワクテカしながら言う拓斗。はたして、好きになるような行動をしたんだろうか。

しかたがないので、「…ん~ なんかすっっごいイケメンで~ 勉強も運動もできて~ おまけに歌も上手い完璧超人らしいよ~?」と伝えるカノン。
こ、これを自分でサラッと言ってしまえるのがすごい。ある意味、完璧超人のなせる技か。
それを聞いて自分のことじゃないと悟って落ち込む拓斗。一応、「…それ…心音ちゃんに聞いたの?」と聞く拓斗にたいして、「う…ううん! いっしょにいて見てたらほぼわかるってゆーの!?」とカノン。あれ? もしかして、心音って直接奏四に「好き」って言ったことなかったっけ?

そうしてここで最後の行動にでるカノン。
「! てゆーか… 拓斗くん 心音のコト好きなの!?」
その発言に、自分の言動の過ちに気づき、「はっ」となる拓斗。「え~っ ついこの間 私にラブレターくれたくせに返事も聞かないうちに心変わり~!?」と責めるカノン。
そうして、「サイテー!! 拓斗くんなんか大っっ嫌い!!」と言ってその場を去っていくカノン。うまくこういう展開に結び付けれたなと関心します。
一方、拓斗は「ああっ 待って…!! カノンちゃん~~!!」と言いながら膝をつく。別にそこで止めなくても。カラスが「アホー」と鳴いています(嘘です)。

そうして疲れきった奏四は制服に着替えた後、いつものカラオケボックスへ。その姿を見た心音が一言。
「…どうしたデスか? 今日はなんか… 戦ったあとの戦士みたいでぇ~す…」
なんちゅう喩えだ。戦った後の戦士がこんなによれよれというのもなんだか違う気がするけれど。
とにかく、奏四としては心音を守りきった安堵感に浸っているようです。

ただ、そこでふと思う奏四。
(その気になれば つき合う女なんて よりどりみどりなこのオレが なんでこんな必死になって たった1人のコに執着してる…?)
(そのコをとられないように 女のフリして屈辱的な演技までして…!)
そんなのいまさら考えるまでもないと思うのだけど。

ただ、心音が「つぎの曲もいっしょにがんばるでぇ~す♪」と笑顔で言ってくるのを見て、
(…まあ いっか…)
(守りたいものが1つあるのも悪くない…)
と思う奏四であった。守りたいものがあるっていいですね。

いっぽう、拓斗のほうは、「しらべ先輩に放課後 話があるって呼び出されたんだよ!! 一度はフッたけど やっぱり気になって… ってやるだよな!?」とワクテカしているようです。

2014年11月16日日曜日

【発売まで後5日】ドリカノのゲームの体験版を遊んでみた感想

ドーリィ♪カノン  ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す! ! 【予約特典】ゲームでしか聴けない楽曲を収録したスペシャルCD(収録曲全9曲) 付
ドーリィ♪カノン  ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す! ! 【予約特典】ゲームでしか聴けない楽曲を収録したスペシャルCD(収録曲全9曲) 付
ドーリィ♪カノン ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す!! | 体験版ソフトダウンロード
ドリ♪カノゲーム体験版! - やぶうち優のハジさらしな日記

予約は大分前にしているのですが、体験版が配信されたのでやってみました。

以下、何度かやってみた感想の箇条書き。

  • 奏四が想像以上に男の子の声で驚いた。そりゃそうだろと言われそうだけど、今まで配信されていたサンプル動画はカノンの声だけだったのに、そこからは想像つかない声だったので驚いた。声優ってすごい。そもそも奏四の声だけ聞いたら男性の声じゃないかと思えるほど。ポケモンXYのシトロンみたいな感じ(シトロンの声の人はは幸田さんの声の人だけど)。
  • フルボイスじゃなかったのが残念。体験版だからか、これが通常なのか分からないけど。まあ、さすがにフルボイスだと容量多くて3DSのソフトじゃ収まりきらないか。
  • 心音の「でぇ~す」の発音が思ってたのと違った。「でぇ↑~す」だと思ってたのだけど、このゲームでは、「でぇ→~す」という感じ。そもそも、なぜ今までこういう発音だと思ってなかったのかと。こっちのほうがよっぽどか帰国子女っぽいのに。あれ? ドラマ版ってどんなんだっけ?
  • 前に「『Kanon』はゲームのほうに収録されてないと思う」と書きましたが、普通に歌ってました。最初は原作と同じ流れなので、そりゃ歌いますよね。どうせなら、予約特典のCDにも収録してほしかったです(収録曲は『ココロノオト』とゲームオリジナル8曲の全9曲とのこと)。
  • レミがの小文字言葉は、「動画撮影の準備ゎすすんでます…か?」と助詞の「は」が「ゎ」となっているものの、「きちんと準備をすすめま…しょう」と、『を』や『う』は小文字になってません。中の人が「この世に小文字はいりません!」というラジオ番組やってるからその配慮か(多分、関係ない)。
  • 動きがカクカクしてて、ニンテンドー64の時代を思い出した。まあ、携帯ゲーム機が64の時代まで辿り着いたと思っておくことにしよう(DSが出た時から64のリメイクはあったけど)。
  • なんだか、やたらロードが多い気がした(ゲームでは、「ロードリ」と表現)。そんなに長いロードなわけじゃないから、そこまで気になるわけじゃないけど、ちょっとだけもたつく感じはあるかな。
  • 歌詞作成の際のミニゲームについて、歌詞の穴埋めを自分が選択できる機能は面白いと思うのだけど、並び替えがすごい面倒。そういうゲームだから仕方ないだろっていわれそうだけど、最初、順番にタッチしていくのかと思った。後、『ゴーイング, ゴーイング マイウェイ』の並べ替え問題は、引っ掛け問題だろ。最初、二回も間違えた。
  • やぶうち優先生のブログ見たら、なんと動画の再生回数は544490。さらに旦那さんは80万超だとか・・・。一方自分は、何度やっても再生数が5桁止まりという・・・。さっきやってみた結果が下記。何度かやってきた中の最低の再生数、10641でした・・・。まあ、自分のセンスのなさを考えるとこんなもん、いや、むしろいい方かもしれません(念のため言っておきますが、狙って低い再生数出してるわけじゃないですからね!)
全体を通した印象としては、ドリカノじゃなかったら買わないだろなという感じです。面白くないわけではないのですが、5000円出して買うかといわれたら、それはないだろうなと(再生数が低かった僻みだろとか言わないで)。ただ、体験版だけだと分からない良さというのも、もちろんあると思うので、発売を楽しみにしておこうと思います。

ところで、個人的な話ですが、前から3DSを持ってはいたのですが、ドリカノのゲームのために、New 3DS LLを購入しました(まあ、スマブラとかポケモンとかも遊びますが)。
New ニンテンドー3DS LL メタリックブルー
New ニンテンドー3DS LL メタリックブルー
だいぶ画面が大きくなり、3Dブレ防止機能もあり、見やすくなった印象です(メガネをつけているせいか、たまにうまくブレ防止機能が働いてくれませんが・・・)。
後、これはスマブラをやった印象ですが、Newのほうが断然ロード時間が短いです。もしかしたら、ドリカノのゲームもロードが多いので、旧3DSだと結構もたつくかもしれません。
ということで、まだ3DS本体を持ってなくてお金に余裕のある人は、New 3DSを買うことをオススメします。

2014年11月13日木曜日

『やぶうち優ROMANTIC』と『やぶうち優Collection』を購入しました

先日、別冊少女少年を売っているところを探していて見つけた駿河屋にてやぶう優先生が昔コミケにて販売していた2つの同人誌を購入しました。


以下、とらのあなの作品ページリンク
【とらのあなWebSite】ROMANTIC
【とらのあなWebSite】やぶうち優Collection

手に入りにくい作品について紹介するのもなんですが、『やぶうち優ROMANTIC』(2015年冬コミにて販売)に収録されている作品について簡単に紹介すると、『ぷちづま』は16歳の女の子とその子の家庭教師だった子の結婚生活の話です。もともとサンデーGXの連載用に考えた話だったそうです。残念ながら実現はしなかったのですが、実現したらどういう経緯で結婚に至ったのかも描かれたんでしょうね。

『銀色童話』はクリスマスの話です。羽を持つ天使が困っている人間にたいして羽を手渡すことにより、望みを叶えることができるという話。もともとちゃおDX用に考えた話だったようで、それを少し大人っぽくアレンジしたものとなっているそうです(実際、助けた人のほとんどは大人。30になっても男がいない独身OLとか、危篤状態で最後に次男に逢いたがっている男性とか)。

『もう逢うことのない君に』は飼っていた犬を亡くした女性の話です。先ほども書いたように、これはないしょのつぼみ-めばえ-に収録されています。同人誌用だけに書いた作品が商業のコミックに収録されることもあるんですね。

『やぶうち優Collection』(2003年夏コミにて販売)のほうもじつは、過去の同人誌を収録した作品だと思ったのですが、こちらはイラスト集でした。下記のようなイラストがたくさん収録されています。
少女少年ファンサイトなんてものを運営していて、少女少年ファンを自称している人間ですが、初めて見る公式(?)の少女少年イラストがいくつかありました。
どうして今まで買ってなかったのかと・・・。

それと、『やぶうち優ROMANTIC』のほうに、ぷちづまのカラーデータが見つからないと書いてあったのですが、こちらの本にそのカラーイラストが収録されてました。

2014年11月9日日曜日

『別冊少女少年コンプリート(仮)』発行予定なので、別冊少女少年についてまとめてみる

始まりは10月31日のやぶうち優先生のTwitterアカウントのつぶやき。




な、な、なんじゃこりゃーーー!!
というテンションかどうかはともかく、驚きました。もちろん、嬉しい驚きです。
正直、ゲーム化やドラマ化を知った時もこんな気分にならなかったので、多分、ドリカノ(というより、少女少年新シリーズ)が新連載と知った時以来の気もちです。お子さんが大きくなってきてある程度、自分の時間がとれるようになってきたから久々にコミケに出展することになったんでしょうか。てっきり、もう出展しないだろうなと思ってたので、突然の報告に驚いてます。

とりあえず、Comike Web Catalogに登録して確認してみると、サークル情報は下記のようになっていました。




















一つの画像にみずきとカノンが描かれています。こんな絵を見られる日が来るとは。ところで、少女少年って25周年だったっけ? Iが始まったのが1997年の小学六年生四月号だけど。ということは、まだ18年だよなぁ・・・と思ったけど、少女少年0話が初めて収録された、『MemoryMaker Vol.2』の発表は1990年らしいので、確かに25周年です。

コミケは行ったことがないのでよく分からないのですが、場所は壁際だそうです。調べてみると、壁側って大手サークルなど特別なサークルが配置されるところだそう(参考:壁サークル/ 壁配置/ 同人用語の基礎知識)。そりゃ、やぶうち優先生レベルになると行列もできるでしょうしね。やぶうち先生(Twitter更新は本人じゃないと書かれてるけど、これはどう考えても本人の思い)は下記のようにつぶやいてますが。



さて、このコミケでは『別冊少女少年コンプリート(仮)』が発行予定とのことですが、ここで別冊少女少年について少しまとめ(というより説明し)ておきます。
ファンサイトのほうに簡単にまとめてあるのでそちらも御覧ください。今回は下記ページに書いてないことも書いていこうと思います。
別冊少女少年について|yuuの少女少年FANページ


別冊少女少年は過去に3号まで発売されており、創刊号が2004年の夏コミ、2号が2004年の冬コミ、3号が2005年の夏コミで販売されました。学年誌での少女少年が終了したのが2004年の小学五年生3月号なので、その直後から出た同人誌ということになります。
余談ですが、自分が買ったのはとらのあなです。初めて行ったのでその光景に少しビックリしました。なお、別冊少女少年は自分が初めて買った同人誌です(といっても、これ以外で買ったことがある同人誌は『やぶうち優CLASSIC』だけなんですが・・・)。

今ではかなり手に入りにくい貴重な本になりつつあります。調べてみると、今現在、駿河屋というサイトで創刊号と3号が販売されてました。
やぶうち本舗/Utopia | 通販ショップの駿河屋
昔は、ヤフオクで調べたら誰かしら出品してたんですけどね。今じゃ滅多に見なくなりました。

とらのあなのサイトではずっと品切れとなっていますが、商品ページは存在しており、3ページ分のサンプルが見れるようになっています。
【とらのあなWebSite】別冊少女少年 創刊号
【とらのあなWebSite】別冊少女少年 2号
【とらのあなWebSite】別冊少女少年3号
創刊号の一番右側のサンプルページは見開きの右側ですが、ネットで出回っているのを時々みかえるので、見たことある人もいるかもしれませんね(NON MOLLARE MAI ~不屈の心はこの胸に~ 2011年09月24日に載ってます)。

上記の見開きページについて、中には「見たことあるような気がするけど、色ついてたっけ?」 と思う人もいるかもしれません。そういう人は多分、やぶうち優ファンBOOKのカバー裏を見たのだと思います。










やぶうち優ファンBOOKのカバー裏は上記のように、別冊少女少年創刊号の見開きページイラストが描かれています。もし、やぶうち優ファンブックを持っているのに知らなかった人はカバーを外して見てみてください。

2号と3号には少女少年のショートストーリーが収録されています。2号に収録の『雪火くんの憂うつ』が特に本編で描かれなかった雪火視点での話で面白いです。公式でやっちゃうか! という内容ですが。

確か、やぶうち優先生自身のコミケ参加は3号を出した次の2005年の冬コミをもって出展していない状態が続いていました。2005年の冬のコミケのペーパーには"次回、夏コミでは「別冊少女少年」創刊号から3号までをまとめた総集編を出そうかな~と考えています。時間があれば4号も出したいところです"と書かれてあったのですが・・・(参考:コミックマーケット69レポート)。
というわけで、今回は待ちに待った別冊少女少年の新作です。これを楽しみにして年末(といっても、自分が手にとれるのはどうせ年始)を楽しみにしておこうと思います。

2014年11月2日日曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第32話

ちゃお 2014年 12月号 [雑誌]
ちゃお 2014年 12月号 [雑誌]
ちゃお12月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

今月号は3日が月曜日の祝日なため、1日発売でした。それを、1日にアマゾン巡回してて気づきました。危ない。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックすると見れます。
今回の表紙は『ドーリィ♪カノン サンタ★モード』。本編とは一切関係がありません。

前回、舞菜がユニットに入ることを承諾するも、心音のほうはいろいろとショックを受けて終わった前回。
その日とは別の日の朝、いつもと同じようにこそこそと奏四の姿を拝見する心音。ただし、今日は普段と違ってあまりうれしくないようです。とはいっても、奏四を見た途端、(きゅうぅぅん)となってるんですが。

そこに登場したのが、普段のような地味な姿ではなく、メガネを外しメイクアップしてかわいくなった舞菜。てっきり学校ではずっと地味キャラのままで、ユニット活動するときだけメイクするのかと思ったのだけど。デビューしてもクラスメートから自分と気づかれないような、カノンと同じ立場に。
ところで、これは心音がメイクしたということだと思うのだけど、心音も(…舞菜…ちゃん…!?)と驚いてるみたいなんですよね。何に驚いてるんだろうか。顔つきかなぁ? 今までと全然違う顔つきで、明るくなった感じです。

で、その舞菜は奏四にたいして、「おはよう奥田くん」と挨拶。(…舞菜? …だよな…)と微妙に半信半疑ながらも「おはよう」と挨拶を返す奏四。よくよく考えたら、心音ですら校内で奏四に挨拶してない(多分、したことない)のに、すごい進展ですよね。さすがに前回から変わりすぎじゃないか。
その後は相変わらず、奏四の取り巻きが「ちょ… 阿部さん!?」「なに挨拶交わしちゃってんの!?」「ちょっと本拾ってもらったぐらいでっ…」「かんちがいすんなっ!」と詰め寄る。挨拶しただけでこんな言われよう・・・。先生に注意してもらったほうがいいんじゃないですかね・・・。
そうして、「そんな… わたし… かんちがいなんて…」と言いながら去る舞菜。本当に、勘違いしてなきゃいいんですけどね。奏四にあんなこと言われたら、自分に気があるんじゃと勘違いしてしまっても仕方がないと思うのだけど。

日付と場面が変わって、事務所での集まり。こうやって見ると、結構、身長差あるメンバーだなぁ。
そうして、舞菜をじろじろ見て、「…ホントにこのコなのっ? わるくはないけどとびきりよくもないってゆーかっ!」と言うみらの。村崎さんだって顔知ってたわけじゃないんだし(多分)、その言い方はどうなんだ・・・。あくまで歌だけで判断したんだし、『悪くない』という時点で十分いいような気がする。
そこで、「昨日 心音がメイクしたらすっごくかわいくなったんだよ!」と伝えるカノン。昨日って先ほどの学校の場面のことだろうか。やっぱり、心音のメイクということでいいのかな?

その時、舞菜はカノンの耳元に近づいて、「お…奥田くん奥田くん…!」と言い、「カツラから地毛が…!!」と伝える。カノンのほうは、(心音がそんな凡ミスを!?)と驚いてます。メイクした時に鏡ぐらい見ろよと思わなくないですが、途中でずれて見えるようになった可能性もありますしね。
その後、カノンは舞菜の耳元で「てゆーか「奥田くん」はNGワード…!」と言い、舞菜が「ご…ごめ…でも お…男の子だってバレちゃう…」と言い、「ば…ッ…!!」と言うカノン。みらのや村崎さんはカノンが奏四だと知らないということは舞菜に伝えていたのかな。
そもそも、みらのや村崎さんってウィッグって分かってるんじゃ。普段から髪違うことよくあるわけだし。そういう問題じゃないか。

一方、二人が何を話しているのか分からない心音は、(近い…)と思い、(奏四きゅん… 舞菜ちゃんに近すぎでぇ~す…)と思ったよう。まあ、いわゆる嫉妬ですね。今回の場合、心音が悪そうですが。
一方村崎さんは、「じゃ 明日から本確定にレッスン始めるよ♪ 今日はてきとーに見学でもしてって!」とのこと。今日はただの顔合わせだったようです。でも、見学って何するんだ。カノンが案内してるっぽいけど。

その帰り、カラオケルームで男姿に戻った奏四にたいして、「…どうして相談してくれなかったデスか?」と尋ねる心音。「…舞菜ちゃんに 奏四くんがカノンだってあんなにあっさり…」と続ける。
奏四によると、「あれはボクなりによく考えた結果なんだけど」とのことです。「だったらなおさら 言う前にひと言 言ってほしかったデス…」と言う心音だけれども、そう言いながら、(ああ… 奏四きゅん困ってる…)と、自分の言葉にたいして奏四が困ってるのはわかってるそうです。心音はSだったのか(そうじゃない)。
そうして、奏四が困ってるのは分かっていながらも耐えられなかったようで、「それよりもデビューするほうが大事!」という奏四にたいして、「…デビュー… そんなに大事…デスか?」と言ってしまう心音。「今までどおり2人で動画サイトに投稿するだけでいいじゃないデスか?」と。
まさか奏四もこんなタイミングでこんなことを言われると思っていなかったらしく(そりゃそうだ)、「え… 心音…? なに… 言ってん…の…?」と言う奏四。思わず口に手をあててちょっと後悔したような顔になる心音。
「ボクは心音の作った歌をもっと多くの人に聴いてほしいから カノンとしていっしょにプロデビューするためにやったここまできたんじゃないか」と伝える奏四。それに対して心音は、自分の気持ちを止められなかったらしく、「…でも こんなのちがう…ッ」「イヤなんデス…!!」と伝える心音。ちなみにその間に(ワガママだってわかってるけど… 舞菜ちゃんといっしょは)と書いてありますが、それは言葉に出してないはずです。
そうして、「…な…んだよ わけわかんねーッ…!」と言い、(こっちは… 心音のためにこんなにがんばってるのに…!!)と思いながらカラオケルームを去る奏四。せめて、心音が舞菜に嫉妬していると気づいたら何か違うのかもしれないんですけどね。心音がレミに嫉妬していた時は、心音から「レミと奏四くんがつき合ったほうが…」と言葉で伝えたので、奏四も分かったんですが。
後、『心音のため』と思ってるようだけど、何をもって『心音のため』なんだろう。自分としては、奏四が心音の作った歌を広めたいと思ってるから心音もつきあっているように見えなくもないのだけど。いや、そもそも、『心音の作った歌を広める』ということが、『心音のため』ということなんだろうか。もしそうなら、ドイツに連れて帰って心音の歌の才能を開花させようとしたラファエルと同じような気もするなぁ。

そして日付は変わってダンスレッスンの日。メイクをした舞菜が華麗にステップを踏んでいます。みらのも「へ~やるじゃんっ」と感心しています。
一方、心音のダンスはもたもたしてぎこちない感じです。せっかくがんばって練習してきたというのに、舞菜に気を取られているよう。村崎さんも「それに比べてCCちゃんは…」と少し呆れ気味。
ところで、このメイクってやっぱり心音がやってるんだろうか。いったいどんな気持ちで舞菜のメイクをしているんだろう。想像すると怖いんですが・・・。

続いて歌のレッスン。の前に、「そうだ! 舞菜ちゃんちょっと歌ってみてくれる?」と言う村崎さん。相変わらず無茶ぶりです。
そうして、スマホで「ココロノオト」の歌詞を見ながらココロノオトを歌う舞菜。今月発売されるゲームでも収録される歌なので、宣伝効果もありますね(そういう考えになってしまう自分がたまに嫌になります)。
歌はやっぱりうまかったようで、みらのは「上手いっっ! てゆーか声も歌い方もカノンそっくり!」と言い、カノンは「再現力がハンパないね!」と思ったよう。
一方、心音は「…でも… ソレだけ…」と言い、("ココロ"がない…)と思い、「コレはカノンの歌で 舞菜ちゃんの歌じゃないデス…」と言う心音。前にカラオケルームでラファエルがカノンに言った言葉を思い出しました。「歌… メロディー… すべてカンペキ…!!」「…でも ソレダケのため歌う… 歌カワイソウ」と。

というわけで、心音は舞菜の悪いトコをムリヤリさがそうとしてしまっているようです。
休憩中も、(フツウでいられない)と落ち込む心音。そうして、(舞菜ちゃんとユニットでいるかぎり こんな気もちがずっとつづくの…?)と思う心音。
そんな中、カノンに対して「…あの…宍戸さん…って… どうしてここにいるの?」と聞く舞菜。心音とはちょっとだけ離れてはいますが、心音には聞こえているようです(なお、舞菜・カノンと心音の間にはみらのが立っています)。
「ダンスもできないし 歌もそんなに上手く… 足ひっぱってるとしか…」
おいおい、そんなこと言う子だったのか。いや、友だちできない人って、こう人の気もちを考えずに率直に思ったことを言ってしまうところがある気もするけど。そもそも、心音に聞こえてると思ってないのかも?

そうして慌てて、心音のことを伝えるカノン。「さっきキミが歌って「ココロノオト」 心音が作詞作曲したんだよ! ていうか今まで投稿した曲全部!」。「ええええ知らなかった…」と驚く舞菜。そりゃ、秘密だったしね。でも、さっき村崎さんが心音のことをCCと言っていたし、カノンの作詞作曲はCCということは知ってると思うのだけど。いやでも、作詞作曲が誰かなんて気にしない人は気にしないか。自分もアイドルの曲の作詞作曲が誰かなんて全然知らないことのほうが多いし。

他にも「曲のデータ打ちこんだり あとコーラスも!」と伝えるカノン。
ただ、それを聞いた舞菜は、「宍戸さんがそんなコトしてたなんて…!!」と驚くものの、つづけて、「じゃあべつに 無理して歌ったり踊ったりしなくても… 裏方のほうがむいてるんじゃ…」と舞菜。
これはひどい言われよう。
ただ、そこで怒ったのは心音でもカノンでもなくみらの。
「ちょっっ アンタ…っっ」と言ったところでカノンに口を抑えられて、「むごごごごっっ…!」となるみらの。
かわりにカノンが、「「クローバー」だから4人なんだって…ッ」と伝えると、舞菜は、「え? クローバーの葉っぱって 3ま…」と言いかけたところで、みらのがカノンの胸ぐらをつかんでどかし、手で4を示しながら「4・枚っっ!!」と怒りながら伝える。いつもより大きいフォントなんで、『っ』が他のセリフの『つ』と同じぐらいです。

そうして、「あ…わたしちょっとお手洗いに…」「"カノン"ちゃんいっしょに行こ♪」と言いながらカノンとその場を去る舞菜。個人的にこの場面は少し違和感があった。カノンが舞菜と外にでるならともかく、舞菜からカノンと外にでるという展開が。一旦外にでようと思ったのは雰囲気悪くなったからだとは思うのだけど、カノンまで一緒に巻き込まなくても。

で、心音と二人になったみらのは、「ちょっとぅっ!!」と怒る。6文字中、4文字が小文字って、レミみたいだな(とは誰も思わないだろけど)。
そうして、「なんなのあのコッ!」「アンタのことなんにも知らないくせにっっ」と怒る。なお、ここで、「お前が言うな」と思ってはいけません。みらのはオーディションで心をいれかえたんですから。
本当ならみらのの時みたく、カノンが怒るのがいいのかもしれないんですけどね。みらのの時はライバル関係だったのにたいし、今回は仲間なうえに弱味を握られてる状態だからうかつに怒れないのかも。

それに対して心音は「舞菜ちゃんの言うとおりデスし…」と弱気。それにたいしてみらのは「だからってっ あのまま言わせてていいのっっ!?」と言い、「村Pが認めたってことは アンタがここにいる理由がちゃんとあるってことでしょっ?」と。村崎さんは「これからどれだけがんばれそうかを見る」と言ってましたね。だから、今はまだそんなにうまくなくても落ち込まなくていいんですが、そうは言われながらも、「でもワタシ 何ひとつみんなにかなわない…」と言う心音。

それにたいして、「じゃあアンタはなんおためにここにいるワケっ!?」とみらのというと、何を思ったか急に「ココロノオト」を歌い出す心音。
♪ワタシはココ♪ ♪ココにいるよ♪
で、歌ってる間に自分がなぜココにいるのかを思い出す心音。
『ワタシのココロの封印を解いてくれた 奏四くんとの夢をかなえるために』『だれよりカノンに だれよりワタシの歌を歌ってほしいから』
♪ワタシはココ ココにいるよ♪ ♪キモチ弾む 鼓動のリズム♪
それを聞いてみらのは「さっき舞菜が歌ったのと同じ歌…っ!? ぜんぜんちがうっ…」と驚いたよう。まあ、歌う人によって全然違う歌に聞こえる歌ってありますよね。最近だと、ももいろクローバーZと中島みゆきの歌う『泣いてもいいんだよ』が全然違う歌に聞こえました。
泣いてもいいんだよ/ももいろクローバーZ(NAITEMO IINDAYO/MOMOIRO CLOVER Z) - YouTube
麦の唄 c/w 泣いてもいいんだよ / 中島みゆき (Short ver.) [公式] - YouTube

そしてみらのはその「ココロノオト」を聞いて「…ってゆーか… この歌…こんな胸がしめつけられるよーな歌だったっ…!?」と思ったよう。
♪キミに届け♪ ♪ココロノオト♪
一方、トイレから戻ってきた舞菜は廊下で心音の刺すような歌い方の歌声を聞き、「…宍戸…さん…?」と驚いている様子。
と、その後ろにはいつのまにか村崎さんが。
「…やっと本気になってくれたね…」と言ったと思ったら、「お姫様♪」とわけのわからないことをいう村崎さん。
村崎さんは心音の才能に気づいていたようです。さすがですね。まあ、調べたらドイツでのこととかでてくるかもしれませんが。

そうして心音は(どうか だれよりもキミの近くに…--)と思って次回につづく。

ところで、今回ラファエルについて2回書きましたが、再登場はいつになるんでしょうか。ラファエルが再登場して舞菜のことを気に入ったら丸く収まりそうな気も・・・。

ところで、11月20日発売のちゃおDX1月号にドリカノ番外編が掲載されるようです。ゲームオリジナルキャラの拓斗が登場とのこと。表紙もドリカノだそうです。

2014年10月25日土曜日

『ないしょのつぼみ ~さよならのプレゼント~』を購入しました

ないしょのつぼみ ~さよならのプレゼント~ (小学館ジュニア文庫)
ないしょのつぼみ ~さよならのプレゼント~ (小学館ジュニア文庫)
ないつぼ小説版発売!! - やぶうち優のハジさらしな日記

なぜか、未だにamazonでは表紙が掲載されてないないしょのつぼみのノベライズ版を購入しました。いま読んでも、やっぱりいい話ですよね。たまにネットで「エロいと話題だから買って読んでみたら、いい話だった」というコメントも見ます。

作者の相馬来良さんは調べてみるとどうも新人らしく、調べてもほとんど情報がでてきませんでした。調べて出てきたのは下記の2つのシナリオ大賞の選考ページ。
伊参シナリオ大賞2010一次審査結果
テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞|テレビ朝日
どちらも、受賞はしなかったようですが、シナリオ志望なんでしょうね。名前から男か女かよく分からないし、調べてもでてこなかったのですが、今回読んだ本に"つぼみたちと同じ歳頃に戻れたら……、中途半端でやめてしまったピアノとバレエを真剣に学びたい!"と書いてあるので多分、多分女性だと思います(ピアノとバレエを習ってたという点から推測)。

中身はほぼ原作どおりです。一つだけ気になった点といえば、9話のラスト、視聴覚室から飛び降りたつぼみが根本くんの上に覆いかぶさるように倒れてしまった場面について、"初めて触れた根本くんの胸、腕、肌、髪……。そのどれもが、あたしとは違っていたから。"と書かれていたことぐらいかな。一番男の子だと分かった点が書かれてないのだけれども…。ただ、その場面の挿絵に、漫画のその場面が掲載されていたので、この本を読んだ人はつぼみの足が根本くんの股間にあたってるんだなということはわかるわけだけど
後、その次の日につぼみからキスされそうになる夢を見た根本くんだけど、目を覚ましたものの、夢精をしたということまでは書かれてなかった。男の数少ない性の描写なわけだから、ないしょのつぼみのテーマ的には重要な気もするのだけれども。
他にも比較して読んだら細かい違いはあるのだろうけど、気になったのはそれぐらいです。そもそも、上記の箇所だって、ストーリーに関わる箇所かというと、そういうわけではないと思うのでさほど問題はないです。

ちなみに、エピローグとして10年後の12月24日、つまり沙耶が10歳の誕生日の日の沙耶視点のオリジナルエピソードが収録されてます。てっきり、10年後には両親が離婚していて母親の元に引き取られた沙耶の苗字が、母親の旧姓の遠藤になるのかと思ったけど、そういうわけではなさそう? 後、つぼみはいまだに根本くんと付き合ってるようです。なんで沙耶の根本くんの呼び名が「根本さん」ではなく、「大樹さん」だったことが少し意外というかなんというか。多分、この頃のつぼみは「大樹」と呼んでいるからなんだろうな。

少女少年もこういう形でノベライズされないだろうか。

2014年10月5日日曜日

嘉納悠天という方について調べてみた

始まりは、やぶうち優先生の公式TwitterがRTした下記のツイート。

普段、やぶうち優先生のTwitterはやぶうち先生の作品に関するツイートしかRTしてないのですが、これに限って言えばまったくつながりが分かりません。

やぶうち先生のフォロー数は10月5日現在11と少ないのですが、そのうちの一人がこの嘉納悠天さんのアカウントです。下記にやぶうち先生がフォローしているアカウントとやぶうち先生とのつながりを列挙してみます。
と、嘉納悠天さんだけつながりが全く分かりません。漫画家という接点はありますが、掲載誌の出版社すら違います(そもそも、ちゃおで掲載している漫画家は一人もフォローしてないわけだし)。
ちなみに、嘉納悠天さんも数少ないフォローのうちの一つがやぶうち先生のアカウントのようです。
それと、やぶうち先生のドリカノ6巻の発売宣伝ツイートにも嘉納悠天さんがRTされたようです。

どういうつながりがあるか調べてみたのですが、見つかったのは昔の2ちゃんねるでの下記のコメントだけ(http://mimizun.com/log/2ch/comic/1197220160/258)。
258 :名無しんぼ@お腹いっぱい
じょなめけってやっぱり絵で損してる部分もあるね。
話は良いと思うし好きなのだけれど、重い話の時なんかには
その絵柄との組合わせで違和感を覚えたりすることも。
例えるならやぶうち優の描いた島耕作を読んでるみたいな。
 嘉納悠天さんが昔モーニングにて連載していた、『じょなめけ』という作品に関するコメントですが、その比喩にやぶうち優先生の名前を使っています。ただ、これは何かつながりがあるのを知っていてやぶうち先生の名前をだしたのではなく、偶然やぶうち先生の名前をだしただけのような気がするので、多分関係ないでしょう(やぶうち優先生の描いた島耕作は想像すらできない自分)。

ただたんに、やぶうち先生のアカウントをフォローしたりリツイートしてくれている漫画家だから相互フォローしただけだろうか。それとも、知人なんだろうか。

これ以上は調べる気はないのですが、気になったのでメモとして残しておきます。

2014年10月4日土曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第31話

ちゃお 2014年 11月号 [雑誌]
ちゃお 2014年 11月号 [雑誌]
ちゃお11月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックしたら見れます。
前回、阿部舞菜から、カノンに対して、「カノンちゃんは奥田奏四くん…よね…?」と尋ねられた前回。
バレたら秘密の関係は終わりということをずっと引きずっている心音は(ジ・エンド DEATH…!!)と落ち込み、orzとなる。その誤解はこれから先ずっと思っていくのだろうか。

いっぽう、カノンはまだバレたと決まったわけじゃないと思い、ある行動にでる。
「え~~っ? なんおことぉ~!? カノンわかんにゃあ~い♥♥」
人差し指で髪をくるくるさせ、体をくねくねさせながらこんなことを言うカノン。
思わず、すっぴょーんと驚く心音。なんだすっぴょーんって。
舞菜から、「でも…私のこと知ってたし… その声…その顔…奥田くん… じゃ…」と言われたものの、つづけてカノンは、
「奥田くんってダレ!?」と誤魔化し、「んもぉ~~っ 私を男のコとまちがえるなんて 失礼しちゃうワッ ぷんぷん!」という振る舞いを見せるカノン。
いや、それ逆に怪しすぎる気が・・・。

どうやら、姉たちにさんざんしこまれた結果、こういうスキルが身についたようです。その姿を見て萌える心音と幸田さん。ここで思わず笑ってしまうのではなく、萌えてしまう幸田さんがすごく幸田さんって・・・。

さて、どう見ても逆に怪しさ満開にしか見えないのだけど、舞菜は「…そ… そう…よね… そう… …んな… そんな…わけ… …あはは…」と、どうやら誤魔化せたよう。ちなみに、前回、舞菜を着替えさせてからは背景がほとんど描かれてなかったので、最後に背景が描かれたカラオケ店の廊下でずっとやりとりしていると思ってたんですが、カラオケルーム内でのやりとりだったようです。まあ、よくよく考えたら着替えさせてるわけだから部屋の中か(そういえば、ツイッターでも前回のドーリィ♪カノンについて、「白い」「背景間に合わなかったのか?」とよく言われてるのを見かけました。自分としてはそんなに違和感はなかったんですが。ちなみに、今回の『キミは宙のすべて』の最後から2ページはいろいろひどかったです。大きいフォントの14文字だけのページ)。

しばしの静寂があった後、幸田さんから「このコが村崎さんのさがしてる"4人目"なんだよね?」と言われて思い出すカノン。
(カノンの正体にほぼ気づいている舞菜といっしょにデビューしてだいじょうぶなのか…? ウソをつきとおすのも大変だし かといって バラしてもあとが大変そうだし…)と考えを巡らせるうちに、フリーズするカノン。とりあえず今回は諦めるようです。
「わかったぁ! 今日はやめとくニャン♪」「さっきの話… ユニットデビューしない?っていうの」「いちおーちょこーっとでいーから考えといて☆」「ばいにゃーん」と言って去るカノン。
ところで、舞菜はなぜ外に出たんだろう。帰ろうとしたのか、トイレに行こうとしたのか、ドリンクを取りに行こうとした可能性もあるか。

場面は変わって村崎プロダクション。
「おおっ もう見つけたの!?」「やっぱりちょっと簡単すぎたかな~~っ?」と言う村崎さん。どう考えても難しい頼みなのに、簡単っていうことはやっぱり村崎さんは心音のクラスメートということを分かってたんだろうか。心音も(村P…もしかして 最初からなにもかもお見通し?)と疑ってます。

ただ、村崎さんから「なんで連れてこなかったの?」と問い詰められる心音とカノン。
「まだそこまでの話ができてなくて…」と誤魔化すものの、村崎さんは話が進まないからと、「あのコをここに連れてくること!」「それができなきゃ…」「キミたちもデビューできないからね!」ということを伝える。
それを聞いて、カノンのえり首をつかんで前後にゆさぶりながら、「ちょっっ…! 早く説得しなさいよっっ!!」というみらの。カノンのほうは(ちょっ! とれる! ヅラが!)と心配しています。まるでカツラつけてるおっさんみたいな思いです。

またまた場面は変わってカラオケルーム内の心音と奏四。
「どーするでぇ~す!? やっぱり舞菜ちゃんにカノンの正体を明かすべき…?」と聞く心音。もしかして、心音としてはバレるのはNGだけど、こちらから言えばOKで秘密の関係は終わらないという考えなんだろうか。それと、呼び方は『舞菜ちゃん』なのか。あまり喋ったことがないクラスメートの女子っていうと、苗字のさん付けというイメージがあるけど。奏四は何て呼ぶのだろう。
いっぽう、そう聞かれて奏四は、「…いや 向こうにも弱味はある」「「カラオケで歌ってたことは秘密に」って…」と言って、
「そこを責めて攻めてせめたおせば… こっちが優位に…」と奏四。久々ブラックモードです。

いっぽう、心音は奏四のことを(いつもはクールなのに 舞菜ちゃんのコトになると必要以上に必死な気がするデス…)と嫉妬。なんでそーなる! と思わなくもないけど、恋する気弱な女の子はこんな感じなのかもしれない。
一方奏四は、(なんとしてでも舞菜を説得して連れていかないと… 心音との夢と未来のために…ッ!!)と思っているよう。心音との未来って結婚するみたいな言い方だなぁ。

次の日の放課後。
「ドーリィ♪カノン 張りこみモード」と刑事さん風の格好のカノン。
犬耳をつけて、服装は普通に女の子ファッションモデルが着てそうな衣装で、全くもって刑事っぽくないですが、どうやら犬耳が警察犬をイメージしているようです。それは、『刑事さん』風なのか・・・。

そんな中、タイミングよくやってくる舞菜。
さっそく、「こんにちワン!」と飛び出すカノン。このテンション、維持するほうが大変だと思うのだけど。
と思ったら、「ちょっとこの前の話のつづき… いいかな!?」というカノン。普段のカノンに戻りました。
ちなみに、場所はVIやVIでも背景モデルとしてでてきた時計のある公園です(VIIで六徳公園と呼ばれていた公園)。やぶうち先生のお気に入りの場所なんだろうか。

そうして、話をするカノン。
「私たちがデビューするためには 舞菜ちゃんが不可欠ってわけ!」とカノン。
「む…無理です… そんな… … き…急に言われてももも… ……」
最後の『ももも』はだんだんフォントサイズが小さくなっています。自分もそういう風に書こうかと思いましたが、面倒なのでやめました。後、三点リーダーが多くて書くのが面倒。
そして、どうして私が選ばれたのか聞く舞菜にたいして、「それは村Pの考えだからわかんない」と言い、「でも… 舞菜ちゃんが投稿した動画 見せてもらったけど すんごい再生回数だったよね! 舞菜ちゃんの歌声にはそれだけの魅力があると思う! 村Pもきっとそう思ったんだよ!」と伝えるカノン。
ここで目を見開いた心音の絵が一コマ入ります。心音としては、4人のユニットになるってどう思ってるんだろう。本心ではカノンと2人のユニットじゃなきゃいやだったりしないのだろうか。

さて、そう舞菜に伝えるものの、「無理無理むり~!」と断る舞菜。
そこで仕方なく、カノンが最後の武器をだす。
「…じゃあ キミが"ヒトカラ"してたことや それを動画サイトに投稿してたこと…」「校内に広めちゃおっかな~♪」
ものすごい悪い顔してます。

もちろん、舞菜としては「ひええぇぇ… そっ… それだけはぁぁぁぁ…!!」と言い、「わたし地味だし… そっとしといて…」とお願いする。
そこでカノンは、「ああして動画をわざわざ投稿するってことは ほんとはみんなに自分の歌を聴いてほしいんでしょ?」とカノン。まあ、そりゃそうだよね。後、自分は歌がうまいと自身を持ってると思ってるということでもありそう。

そうしてカノンは、「だいじょうぶ! 見た目ならいくらでも"変身"できるから」と言った後、
「ボクみたいに…」と言いながらウィッグをとるカノン。
前回の感想に、31話の予想として、最初にごまかして、結局最後にバラすという予想をしましたが、予想どおりでした。
ウィッグを脱いだ奏四の絵を見てみると、今回の服装って、上半身だけだと男物っぽいよなと思いました(下はスカートにニーハイですが)。カノンの服装をしてるのに、すごいかっこいい。

そうして、「…キミの言うとおり "カノン"は奥田奏四だよ…」と言い、「…これでお互いの秘密を共有したことになるね…」と言い、舞菜の顔に近づいて「…だから… キミはもうボクと運命をともにする運命なんだ」と言う奏四。
つづけて、奏四や舞菜に「もっと自身もって!」「キミが必要なんだ!」と。
そして、それを聞いて、奏四が誰にでも優しくしたり自分に言ったような言葉を自然に誰でも言えるような才能を持っていると分かっていながら、そういう奏四の行動で辛くなってくる心音。
今まで、心音が舞菜に嫉妬するたびに、「考えすぎだろ」と思ってた自分ですが、これは仕方ないと思います。
そうして、「いっしょに来てくれるよね?」と聞いて舞菜の手をにぎる奏四にたいして、「は… はいぃぃ… ……」と言う舞菜。さすがに奏四の行動に圧倒されてOKしたようです。ところで、舞菜も奏四のこと好きなんだろうか。まあ、学園のアイドルだし、好きでも全然不思議ではないけど。奏四のこと別に好きじゃない女子っていないのだろうか?
後、取ったウィッグはどうしたんだ。

ここで、奏四は後ろを振り向きながら「心音! やったよ! OK…」と言おうとして、心音がいないことに気づく。
一方心音は、(いつのまにかワタシ かんちがいしてた… ワタシだけが トクベツ だって…)と思いながら、逃げるように走る心音。
とそこで、音楽のフレーズがあふれてくる心音。
(とめどなくわきあがってとまらないこの音を 今 ここで全部吐き出してしまわないと… ワタシの小さな胸はおしつぶされてしまいそうで…--)
と思いながら、道の真ん中に座り込んで、ノートに音楽のフレーズを泣きながら書いていって次回につづく。泣いてる目だけの心音の絵がちょっと怖いです。
胸に関してはまあ、まだ中学1年生なのだから、これから大きくなっていくさ(そういうことじゃない)。

これから当分、心音はこんな感じなのでしょうか。いきなり、「私、やっぱりやめます」とか言いそうで怖いんですが。

そういえば、『ちゃおちゃお新聞社』の中の『お悩み相談室』というコーナーが、やぶうち先生への質問を募集していました。多分、回答は2ヶ月後かな?

2014年10月2日木曜日

『ドーリィ♪カノン』の6巻を購入しました

ドーリィ♪カノン 6 (ちゃおコミックス)
ドーリィ♪カノン 6 (ちゃおコミックス)

今回の表紙は背景が紫色で衣装が緑色と補色です。目立ちますね。

収録してある話の感想は下記のとおり。
【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第25話 | yuuの少女少年FANブログ
【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第26話 | yuuの少女少年FANブログ
【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第27話 | yuuの少女少年FANブログ
【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第28話 | yuuの少女少年FANブログ
【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン番外編「奏四がそうしてそうなった4」 | yuuの少女少年FANブログ
【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン番外編「あくまで天使vol.2」 | yuuの少女少年FANブログ
【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン番外編「奏四がそうしてそうなった5」 | yuuの少女少年FANブログ

今回は、『ドーリィ♪カノン ゲーム化記念ルポ ~「ココロノオト」NOTE~』という2ページの描きおろし漫画が収録されています。『ココロノオト』のレコーディングにやぶうち優先生が見学に行ったらしく、その時のルポ漫画です。

ゲームに収録されている『ココロノオト』はやぶうち優先生が作詞・作曲。やぶうち先生が鼻歌で歌っていたのを作曲家で編曲家の筑田浩志さん(気さくな人とのこと)に編曲してもらったんだとか。どんな歌になってるのか気になります。

『ココロノオト』の歌のレコーディングということなので、カノン(奏四)役の高橋未奈美さんにもお会いしたとのこと。イスの上で体育座りをしてたんだとか。「この絵面白いな~」とのことだけど、そのうち漫画のほうにこの構図がでてくるかも? とりあえず自分も今、イスの上で体育座りでこのエントリーを書いてます(どうでもいい話)。

そして、その高橋さんは鼻歌でドラマのほうで登場した『Kanon』を歌ってたよう(♪桜の花びら~)。多分、ゲームのほうにはこの曲は収録されないと思うんだけど、どうなんだろう? どうせなら、ドラマ版で登場した歌もゲーム内でカバーして収録してほしいのだけど。


ところで、最後のやぶうち優先生の他の漫画の宣伝ページで知ったのですが、『ないしょのつぼみ』の小説版がでるらしいです。
ないしょのつぼみ 〜さよならのプレゼント〜 : 相馬 來良 - セブンネットショッピング
10月15日発売予定ってもうすぐだけど、検索してもなかなか情報がでてこない・・・。

2014年9月11日木曜日

3DSソフト『ドーリィ♪カノン ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す!』キャストまとめ

ドーリィ♪カノン ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す!! | ハピネットゲームWEB公式サイト
先日、公式サイトにてドリカノのゲームのキャストが公開されたので、ちょっと調べてみました。

宍戸心音役(水瀬いのり)
Wikipedia:水瀬いのり - Wikipedia
公式プロフィール:Sony Music Artists
ブログ:水瀬いのりオフィシャルブログ「今日も明日も幸せ☆いのりっ☆」Powered by Ameba
Twitter:水瀬いのり(inori_minase)さん | Twitter
代表作:

  • 恋愛ラボ(棚橋鈴音)
  • ご注文はうさぎですか?(チノ〈香風智乃〉)
  • シュガー*ソルジャー(如月麻琴)
  • 天体のメソッド(ノエル)
  • 普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。(名都借みらい)
  • ロボットガールズZ(グレちゃん〈グレートマジンガー〉)
『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』は見てるけど、人見知りのおとなしい子の役だからちょっと声の雰囲気が変わるかも。サンプルボイス聞いてみたけど、いまいちどんな風になるのかイメージできなかった。しいていうなら、「ねぇ、私のうちに来ない?」と言ってる声が一番あってるかなぁ・・・。なんかちょっと違う気もするけど。
ところで、まだ18歳なのか。若いなぁ。ドラマの心音役の子より若いという。

奥田奏四:カノン役(高橋未奈美)
公式プロフィール:俳協 所属俳優
代表作:
  • アイカツ! -アイドルカツドウ!-(風沢そら)
  • THE IDOLM@STER MILLION LIVE!(馬場このみ)
  • 神さまのいない日曜日(ルン・サジタリウス)
  • 幻影ヲ駆ケル太陽(リムロ)
  • ログ・ホライズン(明日架、店員)
アイカツを見たことある人ならよく知ってるらしいけど、残念ながら自分は初めて知った。出演作品を見る限り、女の子の役ばっかりだけど、カノンの時はともかく奏四の時はかなり女の子っぽい感じになっちゃうような気がする。サンプルボイスは『4.セリフ』が男の子役なんだろうけど、何か違う気がする。奏四はこんな感じになるのだろうか。

幸田或人役(梶裕貴)
公式プロフィール:VIMS -ヴィムス-
代表作:
  • ファイナルファンタジーXIII(ホープ・エストハイム)
  • ポケットモンスター XY(シトロン)
  • 進撃の巨人(エレン・イェーガー)
  • マギ はじまりの迷宮(アリババ・サルージャ)
  • ばらかもん(神崎康介)
  • アオハライド(馬渕洸)
  • ブラック・ブレット(里見蓮太郎)
最近やたら名前を聞く人。自分はポケモンのシトロンぐらいしか知らないのだけど、シトロンみたいな声での演技にはならないと思う。サンプルボイス聴いてみたけど、一番最初の声が一番あってるかも。調べて知ったけど、ゼルダ無双のリンクの声を担当してるらしい。すごいな本当。

レミ役(佐藤亜美菜)
代表作
  • AKB0048(一条友歌)
  • 森田さんは無口。(メガネ娘)
元AKB48の人らしい。やめた後の初仕事なのかな? 少なくとも、6月に事務所を移籍したらしく、移転後は初めての仕事となるらしい(参考:佐藤亜美菜の大沢事務所初仕事キタ━(゚∀゚)━! - 執拗にAKB)。小文字言葉はどんな感じで喋るのかな~と思ったら、下記のようなラジオをやってるのを知った。
おかしいだろ! 人選!!

村崎ツトム役(陶山章央)
代表作:
  • 超者ライディーン(鷹城電光 / ライディーンホーク)
  • サクラ大戦TV(大神一郎)
  • きらりん☆レボリューション(風真宙人〈初代〉)
  • フルーツバスケット(草摩潑春)
  • もしドラ(柏木次郎)
キャスト陣の中ではベテランのほうだと、すみません。存じておりません。もしドラは見たんですが、どんなのだったかなぁ。村崎さんの声は渋いイメージがあったけど、サンプルボイス聴く限りではそんな感じではないのかも。

中学生スーパーモデル・桜木鈴(榎本温子)
公式プロフィール:榎本温子:所属俳優:81produce
代表作:
  • 彼氏彼女の事情(宮沢雪野)
  • 鋼鉄天使くるみ(くるみ)
  • ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット(リンナ・キャラット)
  • ふたりはプリキュア Splash Star(美翔舞 / キュアイーグレット / キュアウィンディ)
  • LINE TOWN(サリー)
以降、ゲームオリジナルキャラ。サンプルモデル聴いてみたら、なんとなく中学生スーパーモデルの感じがイメージできた。一つ気になるのは、やぶうち優先生の絵があるかどうかってこと。正直、このゲームの3Dモデルはあまりいい出来栄えだとは思えないので・・・。

奏四のクラスメイト・拓人(米内佑希)
公式プロフィール:米内佑希:所属俳優:81produce
代表作:
  • デュエルマスターズビクトリーV3(ゼッツー)
  • たまごっち!ゆめキラドリーム(スターっち 他)
  • プリティーリズム・レインボーライブ(エーデル生)
Wikipediaもないですし、まだまだ無名の人という感じ。キャラ名がやけに普通。そういえば、漫画のほうって奏四の男友達全然でてきてないよなとこの登場人物欄みて思った。まあ、だいたい少女漫画にでてくるモテる男っていうのは男友達が少ないか。

先輩の調(三上由理恵)
公式プロフィール:三上由理恵:所属俳優:81produce

先ほどのクラスメート役の人より無名なよう。『主な出演作品』に何も書かれてないという・・・。もしかしてデビュー作か!! と思ったけど、そういうわけではなさそう(三上由理恵 - 声優出演アニメ)。でも、名前ありのキャラはもしかしたら初めてなのかも?
キャラ名には『シ』も『ラ』も入っているというドリカノキャラに共通する名付け方ですね。


ここに載ってないということは、ラファエルやみらのや心音の母はでてこないのかな。『ココロノオト』は使われるというのに(そういえば、『海賊☓ハート』は収録されないのだろうか)。今のところ、一番気になるのはストーリーかな。どんな感じになるのだろうか。アドベンチャーゲームというわけではないので、あまり期待はしてないけど。

2014年9月7日日曜日

『初恋レッスン~はじめての恋のかなえ方~』を購入しました

初恋レッスン~はじめての恋のかなえ方~ (ちゃおコミックススペシャル)
初恋レッスン~はじめての恋のかなえ方~ (ちゃおコミックススペシャル)

まだ、『世界の果ての、真ん中で。』と他少し読めてませんが、ちゃお10月号と一緒に購入しました。正直、買うかどうか迷いました。そのうちやぶうち優先生だけの漫画が収録されるコミックに収録されそうな気がしてならないので。

書名が、『初恋レッスン~はじめての恋のかなえ方~』なんですが、この書名にあってるエピソードかどうかは分かりかねます。そもそも、恋してるの主人公じゃないし(してるといえばしてるのだろか? ただたんに友だちにそそのかされて意識してるだけのように見えるけど)。後、自分も前からメガネは真帆のこと好きなんじゃないかと思ってた。

この話はちゃおDXの2012年秋の超大増刊号に収録された話のようなんですが、作中でクラスメートと席を交換してたけど、その後に掲載された話で席変わってたかなぁ・・・。確か、飲み物買ってくるから何が欲しい? と聞かれていつも、「何でもいい」と答える話をドリカノ番外編と一緒に収録されてたから見たのだけど、確かこれより後だったよなぁ。どうなってただろうか、思い出せない。隣がメガネだったような気もするのだけど。
そもそも、この窓際の一番後ろの席(俗にいう、『ラノベ席』)だからこそ『世界の果ての、真ん中で。』というタイトルだと思うのだけど。

それにしても本当、『世界の果ての、真ん中で。』のコミックがでるのはいつになることやら。

2014年9月6日土曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第30話

ちゃお 2014年 10月号 [雑誌]
ちゃお 2014年 10月号 [雑誌]
ちゃお10月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

INSIDEというゲームニュースサイトに掲載されたドーリィ♪カノンのゲームの記事がすごい話題になってましたね。
イケメン男子を女装させ、謎のアイドルとしてプロデュースする3DS『ドーリィ♪カノン』発表 | インサイド
今現在、Twitterで13388回共有されたらしく、はてなブックマークのブクマ数は202usersとかなりの反響があったことが分かります。
なお、はてブにおいては過去、『やぶうち優』というタグがついたエントリーでは最高のブクマ数のようです。
タグ「やぶうち優」を検索(人気順) - はてなブックマーク
まあ、ゲームの話はおいおい。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックしたら見れます。
今回の表紙って元ネタがありそうだけど、何なのだろう。ブログにも書いてないし。

さてさて、新キャラフラグがでて終わった前回。予想通り新キャラ登場した回でした。

3人じゃなくて4人にするという村崎さんの提案に驚くカノンと心音とみらのの三人。
デビュー曲の『ハッピー・クローバー』ということもあって、村崎さんから三人に「クローバーの葉っぱは何枚?」と質問。そして即座に「3枚?」と答える心音。まあ、普通そうだよね。ただ、これは空気の読めない発言のようで、カノンに「ハッピー・クローバーだから4枚!」と突っ込まれる。
余談ですがクローバーは三つ葉と四つ葉が有名ですが、5つ以上もあって、七つ葉だと『無限の幸福』という意味があるそうです(参考:クローバー・ギャラリー)。

というわけで、「ユニットもクローバーに合わせて 4人にしたほうがいいかなって♪」と村崎さん。もともと2人のユニットのつもりだったのにどうしてこんなことに。
村崎さんによると、「ボクはいつだって臨機応変 縦横無尽に思考をめぐらせているからね」とのこと。ソレに対して、みらのは「よーするに気まぐれってことねっ」と言い、カノンは「行きバタとも言う」と言ってるのに対し、心音は「さすが村P!」と尊敬の眼差し。なんだこの温度差。

で、その後村崎さんから一言。「4人目はキミたちでさがしてちょーだい♪」。まさかの丸投げです。
と、そこに現れるレミ。コマには『レミが あらわれた!』という字幕。そして次のコマには『なかまに なりたそうに こちらを みている!』と字幕。
そしてすぐに村崎さんに「はーい レミはピン(1人)が向いてるよー!」と言われながら追い出される。なぜレミはこんなに扱い悪くなってるんだ・・・。

さて、先ほど「さがしてちょーだい」と言った村崎さんだけど「じつは4人目は もう決まってるんだ」とのこと。そうしてタブレット端末(明らかiPad)を開いて三人に動画を見せる村崎さん。動画のタイトルは、『私が1人でアニソンメドレーを歌ってみた』。『私』ってなんだよ『私』って。せめで、ハンドルネームにするとか、『中学1年生女子』とかの属性を書くとかあると思うのだけど。

動画は、首より下だけを映した歌ってみた動画。メドレーの中には『変身少女アイドルアニメのOP曲』とか、『男の子向けバトルモノ! ハードロック!』とか、『昭和のアニメはほぼこの人が歌ってるっていう伝説の女王の曲』があったようです。歌唱力が高く、ジャンルが異なる曲ごとに、声質や発声法も全然違っているようです。何その才能、うらやましい。
で、村崎さんから、「このコをさがしてほしい」とのこと。「さがしてちょーだい」とは特定の一人をということだったんですね・・・。こんなの、テレビ番組に依頼するような内容じゃ・・・。普通に動画サイトに問い合わせたうえで、メールで連絡するということはできないのだろうか。

そうして早速、三人でカラオケルームに行って幸田さんに相談。みらのは「ほんっと無茶ブリっっ!」と愚痴っぽい感じですが。
そうしてカノンが携帯電話で動画を再生して幸田さんに見せる。あれ? スマホだ。買い替えた?
そして、動画を見た幸田さんが一言。
「コレ… うちの店のカラオケルームじゃない…? ほら 背景が似てるっていうか… ソファーの色とか」
いつも来てるのに気付かなかった心音とカノンって・・・。でもさすが店員、目の付け所が違う。いや、むしろカメラ担当としての性か。『ココロノオト』のPVでも背景について気にしてたし。

ただ、「じゃあこの店で撮ったってこと…!?」というカノンにたいして、「いや… チェーン店ならどこも同じかもしれないけど…」と幸田さん。すると心音が、「ウチは個人経営のカラオケ店なので 内装はウチだけのオリジナルでぇ~す!」とのこと。チェーン店か個人経営か知らなかったのか、幸田さん。

そうして幸田さんがドラマみたくコナン風の推理。「見たところコレは… たぶん廊下の端っこの部屋… じゃないかな…」「そして動画が投稿された日づけは今月の7日…」「その日付近の防犯カメラのビデオと来店者履歴を見れば」「案外すぐに特定できるかも…」。本当、頼りになりますね幸田さんは。みらのも「さすがあると!」と褒めています。
それにしても、こうもあっさりと分かってしまうというのは不思議な感じがします。もしかして、村崎さんは最初からこのカラオケ店に通ってることを分かってたんじゃ・・・。それなら、名前も顔も分からない人を探すという無茶ぶりをするというやったというのも納得がいくんだけど。

場面は変わって学校の登校場面。前から思ってたけど、みらのはこの学校じゃないのだろうか。近所っぽいのだけど。まあ、さすがに実は同じ学校だったという展開にはならないと思うけど(学校にアイドルがいたらとっくに話題になってるだろうし)。
ちなみに、この時の奏四は心音いわく「今日もすべしゃるぷりてぃぐっどでぇ~す!」とのことです。形容詞多すぎ!
そうして、「ねー奏四くんきいてきいて♥ 昨日さー♥」「クッキー焼いてきたの食べてーっ♥♥」と言って奏四に近づく取り巻き女子達。
そこで、取り巻き女子に押されて倒れる眼鏡っ娘。流れからしてこの子が動画の子っぽいですね。
倒れた時にカバンから飛び出した本には『星と宇宙1』や『星座』という本が。その本を拾った奏四が笑顔で一言。「星とか宇宙ってロマンチックだよね…」。なぜかそこできゅんとなる取り巻き女子と心音。
一方、倒れた眼鏡っ娘は、顔を赤らめて目を回しながら「え? …いえ あのっ… え…っと…」と言い、「ごめんなさいっ…」と言って奏四から本を受け取り、走り去る。
それについて奏四は(あれ? オレの笑顔に反応なし?)と思ったよう。いや、むしろイケメンが笑顔で自分の本を拾ってくれたからこういう行動をしてしまったという可能性も・・・。
ちなみに、心音は星と聞いていいフレーズがうかびそうとのこと。まだ『ハッピー・クローバー』も発表してないのに新曲フラグ。

放課後。いつものカラオケルームにいる奏四と心音。
「幸田さんがお店のパソコンで調べてくれてる間も ボクたちはボクたちで動画のコをさがそう!」と奏四。探す気まんまんです。てっきり、カノンはこういうの面倒臭がると思ってました。すみません。
というわけで、奏四はカノンになることに。
「ドーリィ♪カノン アイドルをさがせ☆モード!」。今回は探偵っぽい衣装です。自分は見たことないんですが、ミルキィホームズというアニメのキャラがこんな衣装だった気がします(参考:TVアニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ」シリーズ公式サイト)。
「こんな格好する必要なくない…?」と聞くカノンにたいして、「将を射るためには まず馬子にも衣装カラ…でぇ~す」とのこと(参考:将を射んと欲すれば先ず馬を射よ - 故事ことわざ辞典)。前から思ってたのだけど、やぶうち優先生のマンガって他の作者のマンガとくらべて四字熟語とかことわざとか多い気がするんだけど、そんなことないのだろうか(特に少女少年シリーズに多い気が)。まあ、そもそも自分がやぶうち優先生のマンガばっかり読んでるからそう思ってるだけかもしれないけど。

そうして、コソコソしながら探していると幸田さんにばったり会う二人。なぜか心音は幸田さんの登場にビックリしてます。
さて、幸田さんによると、動画のコが分かったとのこと。「たぶん 今日来てる…!」とのことです。全くもって探す必要なかったですね。
と、どこからともなく聞こえてくる歌声。その声をたどる三人。このカラオケルームの防音設備はどうなってるんだいったい(たまに、外にいてもカラオケの中の歌声が聞こえてくる店ってありますけどね・・・)。

部屋を見つけると中をこっそり中をこっそり除くカノン。それに対して「のぞき禁止でぇ~す!」と心音(おまゆう)。相変わらず、歌ってる人は見えなくても画面は見えるようで、『♮でなんていられない』は96.252点で2位、『スターダスト・マーメイド』は97.03点台で2位だったようです。他にも、アニソン、洋楽、男性アイドル、ボカロといろいろ歌ったようで、全部全国3位以内だったようです。
そういや昔、やぶうち先生のブログにどんな歌でもうまく歌いこなす人の話がありました(カラオケ - やぶうち優のハジさらしな日記)。もしかして、この元アシスタントを参考にしたんだろうか。
それにしてもいったい、何分のぞいてるんだ。カノンと心音はともかく、幸田さんは仕事に戻ったほうがいいんじゃ・・・。

そして、カノンが(やっぱりあのコにまちがいな…)と思ったところでカラオケルームからでてくる歌い手。案の定、投稿時に押し倒されてた眼鏡っ娘です。そこで思わず、「阿部… 舞菜…?」と名前を言うカノン。舞菜は、「え! ウソ カノン!? なんでここに… ていうか どうして私の名前…!?」と驚いています。そりゃそうだ。
ところで、名前の由来はなんだろう。『ドレミファソラシ』のどの音名もでてこないし。『アヴェ・マリア』に似てるような気もするけど、それなら普通に麻莉亜とかでいいよなぁ・・・とか思ったり。舞菜はマイナーコードからかなぁ・・・。分からない。

一方、心音はというと、「まさか同じクラスの人だったなんて…!」と驚き。「天文学的偶然でぇ~す」とのことです。はたして本当にそうだろうか・・・。後、ドリカノって学校の場面あまりでてこないけど、同じクラスにする必要性があったのだろうか。まあ、それは今後の話で必要なのかも。

つづけて、舞菜は、「おねがい! 私がここで歌ってたことはどうか秘密にっ…!!」とお願い。デジャブですね。
その後、舞菜の全身を見てみたカノンはそのあまりな地味な姿に、(ないわー)と思ったようです。いやでも、最近、地味子って案外人気だそうですし・・・。
と思ったのもつかの間、「心音!」と呼んで、心音の耳元で「あのコ… メイクとかして"変身"させられる?」と言うカノン。「いつもボクにするみたいにさ」とキラキラしながら笑顔をし、心音の手を握って「心音ならできるでしょ!」と言うカノン。
ところで、ここで(宍戸さん 呼びすてされてる…?)と舞菜が驚いてます。いや、それ以前にカノンと一緒にいることに驚くだろと。

さて、そこで早速、(奏四きゅんのお願いなら…)と舞菜を着替えさせる心音。「…あっ…何するの…やめて!」「あぁっ そこは…!」「いゃぁぁぁぁ…」いろいろ想像を掻き立てるセリフです。男二人は顔を赤らめてます。
さて、心音の手によって早速「完成でぇ~す!」と着替えができたようです。
「ティンクル☆マイナ」「乙女座モード!」と、さっきと全く違う雰囲気で可愛くなってます。
まさかの、「ドーリィ♪カノン」と同じ展開。舞菜も、一緒にデビューすることになってもカノンと同じで変装してデビューすることになるんだろうか。それにしてもなんだ、ティンクルって。後、なぜ乙女座?
舞菜はというと、(どうしよう… さっきから全然話についていけない…!)と困っている様子。そりゃそうだ。

カノンも見とれています。(コイツしかいない…!!)と思ったようです。
そうして早速カノンが「すごいよキミ…!」「よくあんなにいろんな声が出せるね!!」と舞菜の手を握って言ってから、スカウトすることに。
「じつは今 私たちがデビューするために その"4人目"をさがしてたんだけど…」と伝えるカノン。思わず心音は、(いきなりそこまで言う…!? デスか!?)と思ったようです。まあ確かに、いろいろ言っちゃまずそうなこと言ってるような気がします。そもそも、カノンがデビューするって結構、極秘事項な気もするし。

「まさしくキミをさがしてたんだ!」「とりあえず村Pのところへ行ってみない?」
困惑する舞菜だけど、気にせず続けるカノン。
「キミの歌を聴いて確信したよ!」「やっぱり キミしかいないって!」
カノンがそう言ったところで、心音の気もちがざわついたようです。具体的にいうと、もじょもじょするような感じだったそうです。まあ、確かに舞菜は喪女っぽいですよね(そうじゃない)。

一方、舞菜はというと、「あ…あの… 痛…い… …離して…」と言った後に、
「…奥…田 く…ん…」
もちろん、先ほどからずっと奏四はカノンの格好です。
いきなりバレ展開のようです・・・。
舞菜によると、「カノンちゃんの動画見て… ずっとそうじゃないかって思ってて… でもそんなバカな話 だれにも信じてもらえなさそう… っていうかそれ以前に私 友だちいないし… でも今日 実物見てナマで声聞いて確信した…!」とのことです。
そうして、「やっぱりカノンちゃんは 奥田奏四くん…よね…?」と舞菜が聞いて次回につづく。
はたして次回はごまかすのかどうするのか。だいたい次回の最初はごまかすけど、結局次回の最後にバレる(というより本当のことを言う)みたいな展開な気が・・・(それじゃあ、幸田さんと同じだけど)。
だいたい、PVが外での撮影の場合、近所の人だとどこか分かるだろうしね。

それにしても、まだユニット名決まらないのだろうか。ちょっと予想でもしてみようか。全員、美空川だったり美空学園に縁があるのだから、『美空ガールズ』とかどうだろう。ろこどるじゃないけど(時事ネタですが、元ネタ分からない人いたらすみません。ほとんど分からない人ばかりだと思いますが・・・)。

今回のおたよりコーナーの質問は、『幸田さんとみらのの本名はなに?』というもの。幸田さんは2巻で本名がでてきましたが、最近ちゃおを読み始めた人なら分からないですしね。いっぽう、みらのの本名は、『御堂美園』とのこと。Wikipedia見たらすでに更新されてた(ドーリィ♪カノン - Wikipedia)。今更だけど、ネタバレ多すぎだろ、Wikipedia。せめてどこかにネタバレありとでも書いておいたほうがいいんじゃないのか?

2014年8月10日日曜日

やぶうち優先生の最終話が○年後という展開の漫画まとめ

最終話が『○年後』という展開の漫画ってたまにありますよね。
アニメや漫画の最終回で○年後みたいなのが好きな奴 : マンガ中毒
foufifty% : 最終回の「あれから数年後・・」のワクワク感

よくある展開といえばよくある展開ですが、やぶうち優先生の作品では特に多い気がします。そもそも、自分がちゃお買い始めていろいろな漫画の最終話を見てきましたが、『○年後』という展開の漫画はそんなになかったような気がするんですよね(思い出せないので、もしかしたらなかったのかもしれない)。

そんなわけでやぶうち優先生の作品において最終話が○年後となっている作品をまとめてみました。順序は掲載日順です。○年後と書かれていなくても、実際に1年以上月日が飛んでいる作品についても書いています(主人公が書いた小説内の話という設定の新水色時代は除外)。

  • 水色時代
    • 3年後
  • KAREN
    • 100年後
  • KAREN番外編 2000年の伝説(実質、最終話)
    • 15年後
  • みどりのつばさ
    • 4年後
  • ぴゅあぴゅあ
    • 10年後
  • 少女少年VII-CHIAKI-
    • 1年後
  • アニコン
    • 5年後
  • ひとひらの恋が降る
    • 1年後→3年後
  • 初恋指南
    • 10年後
  • ないしょのつぼみ6
    • 4年後
  • ないしょのつぼみ8
    • 15年後
多分、漏れていないと思う。『ひとひらの恋が振る』についてはコミックス読んだだけだと話の区切りがよく分からないのだけど、多分1年飛んだところが最終話の始まりであってると思う。

以下、まとめてみて気づいたことや補足について。
  • ChuChu掲載作品(『アニコン』『ひとひらの恋が降る』『初恋指南』)はすべて最終話が○年後という展開
  • 雑誌の休刊号掲載作品は全て○年後という展開(ChuChu休刊号の『初恋指南』、小学五年生休刊号の『ないしょのつぼみ6』、小学四年生休刊号の『ないしょのつぼみ8』)
  • 『水色時代』『少女少年VII』『ひとひらの恋が降る』については最終話の最初から1年以上月日が飛んでいる(『ひとひらの恋が振る』については、さらに最後に3年後という展開になる)
  • 逆に、水色時代系列作品と少女少年とないしょのつぼみと漫画入門系の連載を除くと、最終話が○年後とという展開にならないやぶうち優先生の連載作品は『君にストレート』『おちゃらかほい!』『EVE★少女のたまご★』『まほちゅー!』の4作品
あまり他の漫画家については詳しくないので分からないのですが、ここまで最終話が○年後という展開の作品がある漫画家ってそうそういないと思います。もし、最終話が○年後という展開の漫画がやぶうち優先生より多い(作品数でも比率でも)漫画家がいたら教えてください。

2014年8月3日日曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第29話

ちゃお 2014年 09月号 [雑誌]
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ちゃお9月号発売!! - やぶうち優のハジさらしな日記

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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カノン・心音・みらのの3人でユニットを組むと分かった前回。
今回は相変わらず女子生徒達から「きゃああああっっ」と言われる奏四の姿から始まります。ちょっとしたキャラ紹介の説明もあるので、今回から新章と考えてもよさそうです(前回は久々にキリよく終わったわけだし)。
『このイケメンで学園のアイドルでワタシのカレシ♥な奥田奏四きゅんと』『プロのユニットとして一緒に音楽活動するコトになったでぇ~す!!』
クラスメートの女の子の友だちにはなにか言ったのだろか。後、まだ夏服なんだなと。

所変わってカラオケ店。オーディション合格を祝う奏四、心音、幸田さんの三人。
ここで周りはカノンのことを女の子として扱うだろうと言った後に、幸田さんから一言。
「くれぐれも…その…」「まちがいをおかさないように…」
またかよ! 余計なこと言うと逆に考えちゃうだろ!
と思ったら、「男の子だってバレないよーに…ってコト…!」と幸田さん。思わず、「そんなことわかってますよっ…!」と奏四。
まあ、みらのの場合は奏四を知らないからまだ大丈夫じゃないかと。レミはいいかげん気づいてもいいんじゃないかと思いますが。
なお、奏四としては、(みらのは全然好みじゃない)とのこと。

つづいて奏四から幸田さんに一言。
「…でも知らなかったな…」「…幸田さんがみらのと知り合いだったなんて」
てっきり幸田さんとそういう話をしたのかと思ったら、どうやらそういうわけではなく、「…みらの…から聞いたの?」と聞く幸田さんに対して、「いえ… ボクがそう思っただけで…」と奏四。
確証もなく言うセリフじゃないと思うのだけど。そういえば、ラファエル初登場の時にも似たようなこと言ってたような。まあ、あれはラファエル自身が許嫁と言ってたからまだ分かるか。

それにたいして幸田さんは、「知り合いっていうか… "だった"かな…」「…今はもう… なんでもないよ…--」と。
あまり話したくなさそうな感じです。

「ドーリィ♪カノン めざせスター☆モード!!」
といきなり場面は変わります。相変わらず1ページまるまる使う表現。贅沢です。
で、その次のカノンの心音へのセリフ。
「…いいよ無理にネーミングしなくても… ついノリでポーズとっちゃったじゃん…」
ポーズを決めてから顔を赤く染めて恥ずかしがるカノン面白い(かわいいと書くか迷ったけど、ここはあえて面白いに)。
なお、今回は心音によるコーディネートポイントの説明もなし。逆にそれが余計に恥ずかしいのかも。

そこ(レッスン室)にやってくるみらのと村崎さん。みらのはサングラスを外しながらの登場。ソネットの中では人気ないようですが、有名人なんですねやっぱり。中学生の女の子がサングラスって逆に目立ちそうですが。
なお、今日集められたのは村崎さん曰く、「キミたちにデビュー曲について話し合ってもらうためだよ♪」とのこと。ハッピークローバーじゃないのかよと。振り付けまで考えたんだからハッピークローバーでいいだろと思うのだけど。
そして、「どーするかはキミたちで相談して決めてね♪」と言い残して部屋を去る村崎さん。なんだその丸投げ。

ここで「…どーする?」と尋ねるカノンにたいして心音は「ココはやっぱりみらのさんが書くべきでショー!!」と。
「みらのさんがいちばん先輩でプロとしての実力も実績もあるデス…!!」という心音にたいして「たしかに…」と言うカノン。
そんな普通に納得するのかカノン。心音の歌が歌いたいんじゃないのかよ・・・。
と思ったらみらのは「アンタたちはそえでいーのっ!?」と。
「CCちゃんは自分が書きたい!って思わないのっ!?」
「カノンは!アタシが作った歌なんか歌いたくない!って言ったしっ!」
根に持ってるようです。

そこで、カノンから「…じゃ…じゃあさ… 詞と曲を2人で分担する…とかは…?」と提案。「それがいーかもっ…」と思うみらのはすぐ様、「じゃ アタシが曲でアンタが詞っ!」と心音に言うみらの。仕切るなぁ。こりゃ、リーダーはみらのでよさそう。

と、ここでみらのから第1次オーディションの時の話。
「…今だから言うけどっ…」「アタシ…第1次オーディションの時 アンタの作った『ハッピー・クローバー』聴いて トイレにかけこんで号泣しちゃったもんっ…」「…なんてゆーか…詞の内容がアタシの境遇とシンクロしまくってて…」「…で負けたーっって悔しいのも混ざって うわーっってなってっ…」
前に、みらのが『ハッピー・クローバー』を聴いて泣いたのはカノンの実力を引き出せることができなかったことに悔しくて泣いてると思うと書きましたが、どうやら詞のほうに共感して泣いたようです(【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第25話 | yuuの少女少年FANブログ)。
それにしても、セリフに『っ』が多い。
そして、みらのは「…まっ 考えたらだれにでもあてはまるよーな詞なんだけどね」「でも だからすっと心に入ってくる」「カノンの済んだ声に合ってる」「それがアンタたちの力だと思うんだ!」と。だから、詞は心音のほうがいいとのことです。
これはあれだ、占い師になるといいかもしれない。誰にでもあてはまりそうなことを言うって。
それを受けてカノンも、「だから私はCCの作った歌を歌いたい…」「もっともっとたくさんの人に聴いてほしい」「…ってそー思ったからプロを目指そうって思ったんだ!」
一見、みらのとは違う方向を見ながら言ってるように描いてあるのだけど、実際は対面してると考えたほうがいいのだろうか。

つづいて、「…みらのが作った歌も… いい…と思う…よ…」と言い、「前は歌いたくないって言ったけど… …今は…ちょっと…歌ってもいいかな…って思ってる…」というカノン。
ツンデレのデレみたいな発言ですね。これでカノンもみらのの作った歌を何の心配もなく歌えるということに(何か問題があったわけではないですが)。
と思ったらみらのが怒りながら一言。
「…はぁ? 「ちょっと」…!?」「アンタねっ 前から思ってたけどちょっとナマイキなのよっ」「だいたい年上の先輩に向かってそのタメ口は何っ!? 年功序列って言葉知ってるっ!?」
なんとなくそんな気はしてましたが、同い年じゃなかったようです。
それを受けて、「みらの…さんって…年上…だったんですか…!?」と急に敬語になるカノン。いやでも、先月号まで敬語じゃなかったっけ? 少なくとも、最初の第2次オーディションでのみらのの夜の自主練の時は敬語で話してたような。
「なんでおしえてくれなかったの!?」とひそひそと心音に聞くカノン。心音は「し…知ってると思ったでぇ~す…」と。みらののことすらよく知らなさそうだったのに、知ってるわけないだろ! と突っ込もうと思いましたが、よくよく考えたらオーディソンで戦う相手ぐらいちゃんと調べとけよとは思わなくないです。いやまあ、オーディションでみらのと戦ったのは心音ですが・・・。みらのは少ない情報源からいろいろ調べてたわけだし。

話は変わって、みらのから「…そーいえばっ あると…とはいつからっ…?」と幸田さんの話。「…アタシちょっと顔見知りでっ…」と説明。
そうして幸田さんについての説明。心音から最初の投稿曲の『i・Love・U』からお世話になってることを説明した後に、カノンから「もともと私がカラオケで歌って『Kanon』を幸田さんが超おせっかいで誤認投稿したことからすべてが始まったってゆーか…」と説明。
すると、「おせっかいなトコっ」「今も変わってないんだっ…」と言って『あははっ』と笑い出すみらの。こういう笑い方するのか、みらのって。今月号から少しキャラ変わってる気がする(先月号の後半からって考えるほうがあってるか?)。

今度は逆にみらのから幸田さんについての説明。中1の時に出会って、「それまではアタシ アコギ専門だったんだけど あるとからエレキもおしえてもらって… コード進行とかっ」と説明。コード進行は幸田さんから教えてもらったんですね。心音には教えなかったのはなんでだろう。ギター弾いてるわけじゃないからかな。そもそも作曲できるぐらいだから知ってると思ってたか。
で、みらのは続けて、「あっ バンドやってたんだ一緒にっ!」と。カノンは(じゃあ…全然"ちょっと""顔見知り"どころのレベルじゃないじゃん!?)と心の中でツッコミ。確かに。
つづけてみらのは幸田さんとの活動について話す。「それまでは近所の美空川の川べりで練習してて…」とみらの。それに対して、「美空川! ワタシも近くでぇ~す!」と心音。それに対して「えっ そーなのっ? じゃあ宍戸ビルって知ってる? カラオケとかある…」とみらの。心音は「ソレうちでぇ~す!」と。みらのも「ええええっっ!?」と『え』が4つ、『っ』が2つもつけて驚いてます。
心音はそれをうけて、(美空町アイドル率高っっ!!)と思うわけですが、誰のこと言ってるのだろう。レミは近所というわけじゃないと思うのだけど。後、最後に『っ』が2つという。

そうして、みらのは「…で あるとに誘われてその宍戸ビルのスタジオで一緒に練習するよーになって」「なりゆきであるとのバンドに入ったってワケっ」と。美空町より、宍戸ビルがすごいですよね。いろいろと。
最後に「でもアタシがスカウトされて抜けちゃってバンドは自然消滅しちゃったけどねっ…」と言うみらの。それに対してカノンは「…あれ? でも… …たしか 幸田さんもスカウトされた…って……」と。
みらのは知らなかったようです。今まで楽しそうな感じだったのに、ここで急に神妙な顔になります。

またまた場面は変わって美空川。川べりで佇むカノンと心音と幸田さん(左からそういう順番に座っている)。格好からして、どうやら帰りに寄ったようです。もしかして、この日も幸田さんは村崎プロダクションまで着いてきていたんでしょうか。正直、ほとんど必要ないと思うのだけど。
で、ここで幸田さんのスカウトの話。どうやら2年前、つまりみらのがスカウトされた時に幸田さんも村崎さんからスカウトされたようです。しかもみらのと同じように「キミをスカウトしたい ただし他のメンバーにないしょで ね☆」と言われたようです。もしかして、村崎さんは二人共スカウトにOKしたらまた一緒にバンドやってもらうつもりだったかもしれませんね。ただ、実際にOKしたのはみらのだけだったのでアイドルグループに入ってもらったと。
村崎さんとしては1人で決断できるような人がほしかったんじゃないかと思います。幸田さんとしても、「みらのと違ってボクにはまだ1人で先に進む勇気がなかっただけ…」とのことです。
おすして、「みんなが横並びで手をつないで「いっせーの」で進めないこともわかってたから…」「みらのにはひきとめるようなことは言わずに あえて つきはなすようなことを言ったんだ…」と幸田さん。ただ、どうもそう言ったことを後悔してるらしく、(…今 なら… ちがう返事ができたのかな…--)と思っているようです。カノンの場合は一度は引き止めたわけですしね。

とそこにどこかから「わんっ」という犬の鳴き声。
声のする左側を振り向くとそこには犬を散歩しているみらのの姿。サングラスをしているわけではなく、先ほどと同じ格好です。どうやら聞いてたようです。ところで、ここで幸田さんが左を向いている絵が描かれるわけですが、カノンや心音が描かれていないという。何か変な気が・・・。

そして、みらのは「なーんだっ そーだったんだっっ…」と幸田さんに笑顔を見せる。「アタシ…1人じゃないよっ! だってっ… あるとと約束したじゃんっ…」「…同じ…音楽を志す者同士がんばろう…って…っっ--!!」なぜか泣いてます。
すると、みらのは犬のリードから手を離して、幸田さんにかけより、幸田さんもみらのにかけより、なぜか抱きしめる。
もうなんていうか、犬のリードから手を離すなと言いたくなります(昔、犬に体当りされて溝にハマったことがある男の言い分)。
そして、なんだか、少女漫画のメインヒロインとメインヒーローみたいです。

また違う日。
「デビュー曲は『ハッピー・クローバー』でいくことにしたんだね」という村崎さん。あんだけ詞は心音で曲はみらの新曲みたいな流れになってたのに、結局『ハッピー・クローバー』でいくことにしたようです。いったいあの後、どういう流れて『ハッピー・クローバー』になったんだろう。
ここで、村崎さんからカノンに「キミはCCちゃんの作った歌を伝えたいから歌う って言ってたよね?」と言い、「…はい」と答えるカノン。
すると、「そんなのたんなるキレイごとだね」と村崎さん。「"アイドル"はそれだけじゃ人を感動させることなんてできないよ」と。
「みらのもただ人を楽しませようとするだけじゃダメだ」「CCちゃんも自分が楽しいだけじゃ ダメ」
「"アイドル"について その意味をよく考えてごらん」
こういう投げかけ、漫画だからいいんですが、現実にいたら正直嫌です。教えろよ! と言いたくなります(会社にもそういう人いるので)。

そうして三人がレッスン室を出て行った後、ホワイトボードに四つ葉のクローバーを描いてその中のうち3つに心音、カノン、みらのの顔を描く村崎さん。
「…やっぱり 1つ足りないなぁ~っ♪」と言って次回につづく。
これは一人増えるフラグだろうか。はたして、新キャラか、レミや幸田さんなど既存のキャラか(どちらかといえば幸田さんな気はする)。

ところで、ユニット名はどうするんだろう。

今回の欄外コメント欄。
どうやらやぶうち優先生はガラケーからスマホに変えたようです。てっきりやぶうち優先生はすでにスマホかと思ってました。確か昔、W-ZERO3っていうスマホの先駆けみたいな携帯電話を所有してるって言ってなかったっけ? と思ったけど、そういう記述は探してもなかった。多分、下記のリンク先の記述からしてそうだと思うのだけど。
やぶうちの作品についての質問|「ひとひらの恋が降る」の晴流が使っていた携帯って、ウィルコムの携帯ですか?
もう少し調べてみると、4年前のブログに携帯電話を買い替えたというエントリーがありました。
ケータイ+PSP - やぶうち優のハジさらしな日記
もしかして、ドリカノ番外編での心音の携帯電話がスマホになってるのも関係してるんだろうか。

2014年7月21日月曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン番外編「ココナツ~心音の夏休み~」

ちゃおデラックス 2014年 09月号 [雑誌]
ちゃおデラックス 2014年 09月号 [雑誌]

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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夏休み。レミが村崎さんからプールの招待券をもらったらしく、カノンと心音に一緒に行かないかと誘うところから始まる今回の話。
相変わらず村崎さんは事務所の子に招待券をプレゼントしているようです。IVでは何回かつぐみにプレゼントしてましたね。
ちなみに、プールの名前は『メロディアンパラダイス』

なお、時系列的に本編の夏休みの間と考えていいのかは微妙なところ。二学期の初日に久々にレミにあったということだったけど。まあでも、夏休みの初日に会っただけだったら、二学期の初日に会っても久々ということになるか。

さて、ここでレミのお誘いにたいしてカノンが一言。
「ワタクシはご遠慮させてイタダキマス…」
なんだこの敬語の言い方。この後レミが「アタシゎまだ… カノンさんとぉともだちじゃなぃから…?」と泣いて、(女ってめんどくせー…!)とカノンが思いますが、この言い方はものすごい距離を置かれたように感じるのは分かります。
確かにこれだけで泣くレミもレミだし、めんどくさいのは分かるけど。

そうしてフォローとして、「夏休みは曲作りで忙しいから… ねっ心音!」と心音をまきこむ形で嘘をつくカノン。これは心音がかわいそうな気が・・・。

そうして渋々帰るレミ。
「ああああ… せっかくのお誘いだったのに…」と残念がる心音。そりゃ芸能人にお誘い受けるのはかなりうれしいこと。カノンとしても、(たしかにひかれる)とは思ってるらしく、たらカノンとして行くのはいろいろ問題があるからと断ったそう。
そこでカノンが、「"奏四"としてならいいんだけど…」と一言。
「"同じクラスの奥田くん"としてレミとも面識があるし 心音とカレカノってことも知ってるし…」と続けるカノン。
ただ、心音は「えっえっ… でもソレって…ッ」と乗り気じゃない様子。
なぜかというと、
「ワタシが奏四くんの前でみ…水着になるってコトデスよねッ!?」「ハズカシでぇ~す」とのこと。
この発言には思わずコケるカノン。そりゃそうだ。思わず、「その恥ずかしいことをボクにさせようとしてるんだけど…?」と言うカノン。一理ある。
ただ心音としては、「奏四くんの前だから恥ずかしいのであって…」「カノンの前なら全然オッケーでぇ~す!!」とのこと。
心音の中ではやっぱりカノンは女友達みたいな感覚かもしれないですね。
そういや、前に『女声男子』という少女少年に似た漫画を読んだけど、そこに出てくる主人公の女の子は男性恐怖症だけど、男のほうの主人公にたいしては女装してるときは大丈夫という設定だったなぁ。まあ、見た目でだいぶ変わってくるんだろうね。

そうしてカノンは、「ボクは公衆の面前で女物の水着を着るのは恥ずかしいから!」とはっきりと伝える。
ものの、心音は「どうしてデスか?」と質問。
「なんでスカートはよくて水着はダメなんデスか??」と。いや、スカートだって嫌がってるだろ。心音は分かってないのか。
と、そのことをカノンが伝えると、「どう考えても男物の水着のほうが恥ずかしいじゃないデスか~!」「半裸!」と心音。
なんだかすごい、一理あるように思えてしまった自分。

さて、ここで心音から問題。
1.女物の水着を着た奏四くん!
2.男物の水着を着たカノン!
3.女物を着たカノン!
「いちばん恥ずかしくないのはどれでショーか!?」
この問題はひどい!
ドリカノで久々に腹の底から笑えました。

3が一番まともな気がすると一瞬だまされるカノン。
「いやいやいや! 4.男物の水着を着た奏四がないのはおかしいでしょ!?」となんとか気づいたようです。
しぶしぶ「…わかりマシタ…」という心音。
「奏四くんがそーまで言うなら レミに奏四くんを誘ってもイイか相談してみマス」と。そして、
「…ただレミはカノンと行きたいのに奏四くんが来るのはちょっとおかしい感じがしマスけど…」と心音。
カノンもそこは、(たしかに!)(てゆーかそこ 最初に気づけよオレ!)と自分ツッコミ。
で、仕方なくカノンは折れて、「心音がそうまで言うならカノンとして行くよ…」と。
ただし、「今度 "奏四"と2人でプールに行くこと!」と条件つき。
心音は「えええええ!! は…恥ずかしいでぇ~す!! 2人でプールで…え…と…」と言いながらきゅん死。
そこでなぜか、(え? ちがっ… べつに2人でプールに行きたいワケじゃなくてッ… あくまで心音に恥ずかしい思いを…)と思うカノン。
思わず、二人で行きたいんじゃないのかよ! と突っ込んでしまいました。それって、ただのSじゃ・・・。

そしてレミとの約束の日。
「ドーリィ♪カノン 常夏☆ココナツモード!」と水着を着たカノン。
心音いわく、「プールに行くってパパに言ったら色違いで2着買ってくれたでぇ~す! でも女子更衣室でお着替えできないから 家カラ着てきたでぇ~す!!」とのこと。
そういや、少女少年Iを読んだ時は何も思わなかったけど、よくよく考えたら帰りどうするんですかね・・・。
そこで、「あなーたにー♪ とどーかないー」と心音の携帯から『スターダスト・マーメイド』が流れてくる。どうやらレミからメールのようです。心音は着信音だけで気づいたようなので、人によって着信音変えてるんですね(奏四や幸田さんからは「メールがトドイタドリ♪」だった)。いや違うな。4巻ではレミからも「メールがトドイタドリ♪」だったぞ。
それより、メールが届いた知らせの音なのに、「あなーたにー♪ とどーかないー」とはこれいかに。

メールを見ると、件名『レミです』とあり、
『カゼひぃちゃったみたぃ 微熱がぁるのでぃけなぃ… ごめんなさぃ…』とのこと。
このオチは悲しいですね・・・。
ちなみに、日付は2014年7月27日となってます。
ドリカノのメールは日付が伏せてあったり年だけ表示してたりバラバラだなぁ。2巻では年が12(2012年)となっていたような…。
と思って2巻を確かめて気づいた。心音の携帯電話がガラケーからスマホに変わってる!
よくよく考えたら、5巻においても心音の携帯電話はガラケーだ。
番外編はパラレルワールド的なものと考えたほうがいいかもしれない。

2014年7月14日月曜日

ヤフオクで今まで持ってなかったやぶうち優先生のコミックスを購入しました


自分がもっていないやぶうち優先生のコミックスのみがうまい具合にヤフオクで出品されていたので思わず購入しました。2570円と思ったよりかかってしまったのですが、これでコミックス化されているやぶうち優先生の作品はすべて読んだことになります(多分)。

むしろ、今までなんで持ってなかったのという感じですが・・・。こんなブログやサイトをやっていて・・・。

とりあえず、『おちゃらかほい!』『みどりのつばさ』『短編物』『その他』の4つに分けた簡単な感想。

おちゃらかほい!


前に、心音はやぶうち優先生の作品にしては珍しくメタ発言が多い。なんて書きましたがこの漫画で普通に使われてました(ちなみに、初期の短編漫画にも何作かメタ発言がありました)。こういう漫画がちゃおに掲載されてたのかと驚き。コロコロコミックに掲載されてたと言われたほうがまだ納得できるかもしれない。

はぶっち先輩のキャラがいろいろとひどい。ここまでの変態キャラはそうそう描けないようなきがするんなぁ。でも、人気だったらしい(謎)。

後、最後に載っていた4コマ。玄米先輩は靴箱を開けると落ちる何十通ものラブレターというネタがあったのだけれども、こないだこのネタがドリカノ番外編でやってました。その時自分は「最後に入れた人は落ちたラブレターを全部入れたうえで自分のも入れたのだろうか」みたいなことを思ったのですが、この漫画でまさにそのことが書いてありました。まあ、そりゃそう思うか。

そうそう、自称、少女少年ファンとして忘れちゃいけないのが番鳥について。自分が作ってる用語集にも『もともとはやぶうち優先生の他の作品の『おちゃらかほい』に登場していたキャラ。』と書いてるにも関わらず、自分が読んだことなかったという(番鳥|少女少年用語集)。わざわざ、お茶の中にフンしなくても…。

みどりのつばさ


地震ネタがあってなぜか驚いた。今の時代でもこういう作品は描けるんだろうか。東日本大震災後、こういう地震ネタはタブー視されてるイメージがあるけれども。

この作品のメインは村同士の対立についての話だと思うのだけど、最後にカップルになった3組はみんな同じ村同士なんだよなぁ。一組ぐらい違う村同士というパターンがあってもよかったと思うのだけど。後、翼が嫌味な男だなと(ヘルメットはちゃんとつけろ!)。委員長の藤木のほうがいいヤツだと思ったんだけどなぁ。まあ、イケメンなのは翼のほうなのでしょうがない(そういうことじゃない…とセルフツッコミ)。

それと、ラストの4年後に翼が人力飛行機で離陸する時の見開きの絵。文字は『わぁっ…』としか書かれていない見開きの絵。贅沢すぎてまた「おおっ!」と思ってしまいました。この演出は簡単なような気はするけど、すごいと思う。

後、前から思ってたのだけれども、やぶうち優先生の作品って最終回が数年後という展開が多いような。ちゃお買い始めていろんな作品の最終回を見てきたけど、あまり最終回が数年後で終わるパターンってなかったような(最終回が数年後というパターン自体はよくあると思うけど)。今度、まとめてみようか。

短編もの


連載自体は『君にストレート』自体が初めてだったらしいのだけれども、シリーズ物として同じキャラクターがでてくる作品が複数あって驚いた。短編もののほとんどの作品は全く別の作品だろうと思っていたので。実際、やぶうち優先生の短篇集の『チコのねがい』『君が舞い降りてきた』『恋を奏でる季節』は一話ものだけだったし。

短編もので特に気になったのが『美少女まんが家 ラブリートーン』という漫画。この作品は衝撃的だった。内容もすごいけど、演出もすごい。内容としては編集部にたちむかう少女漫画家の物語なのだけれども、これを小学館がOKしたのかと。一歩間違うと、小学館自体、こんなところなんだろうなと思われかねない漫画なもんで・・・(さすがにここまでひどくはないと思うのだけれども、小学館の編集部は悪い話をよく聞くので・・・)。それと、演出もすごい。漫画のトーンを使った演出を現実の効果となって現れるという手法をとっていて、驚愕。この手法は新しい気がした(20年も前の作品だけど)。

その他


文庫化されて読んでた水色時代だけど、もしかしたらコミックスのほうにか収録されてない漫画があるかもしれないと思って最後のほうだけパラパラと読んでみた。水色時代1巻には短編マンガとあとがき漫画が描いてあったのだけれども、そこに当時のスタッフについて紹介されていた。アシスタントの一人が、彼氏だったんだとか。旦那か? と一瞬思ったけど、東京都出身と書いてあるので多分違うかな。
それと、少女漫画なのに男ばっかりだったんだとか。今はアシスタントは女性限定らしいけど、当時は男が多いぐらいだったのか(アシスタント募集中!! - やぶうち優のハジさらしな日記)。

後、やぶうち優先生の作品ってレズキャラが多いような・・・。今回読んだ中では『おちゃらかほい!』と『軌道はずれの迷惑星』の二作品にでてきた(正直言って、後者のほうは出てくる出てくる必要性すらほとんど感じられなかった)。他にも思いつく限り、二作品にレズキャラがでてきたと思うのだけど。こっちも時間があればまとめてみようか。

2014年7月5日土曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第28話

ちゃお 2014年 08月号 [雑誌]
ちゃお 2014年 08月号 [雑誌]
ちゃお8月号発売!! - やぶうち優のハジさらしな日記

今回は表紙がドリ♪カノです。ドリ♪カノ、表紙になる確率高くないか・・・。第1話の時の、表紙にちょっとだけ載るだけで、掲載は本誌の後ろのほうという、あまり期待されてなさそうな感じが懐かしい。

ドリカノのビッグニュースは、ゲーム化でした。
ドーリィ♪カノン ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す!! | ハピネットゲームWEB公式サイト
予想が当たりまあした!(ドーリィ♪カノンのビッグニュースについての予想 | yuuの少女少年FANブログ)。まあ、8つぐらい予想としてあげてて、そのうち一つがゲーム化なだけですが・・・(ところで、ゲーム内のキャラクターの絵がひどい。かわいくないうえに、誰か全く分からない)。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックしたら見れます。
みらのが倒れてオーディションが延期になった前回。
1週間がたって再び再開することになったよう。

ページを開くといきなり、『ドーリィ♪カノン ダンス☆モード』とカノンの大きい絵。オフショルダーのTシャツに、ビビッドカラーのチュールスカートだとのこと。ファッション知識に疎い自分には何のことなのかさっぱりわかりません(オフショルダー? ビビッドカラー? チュールスカート??)。
ここでカノンが一言。
「チュールはずいよ… 男が着るモノじゃ…」
何その今更すぎる発言。

そうして、呆れがちに、「…だから オーディションの主役は心音だって…」と言うカノン。
それを聞いて固まる心音。
「だ…だいじょぶ だいじょぶ…! 死ぬほど必死に練習したカラ…!」
と観葉植物に挨拶しながら言う心音。何の練習だこれは。

まあ、ここでみらのが勝ったとしても、1勝1敗だし、あの村Pのことだから、第3次があるだろうと言おうとするカノン。
一方、心音は相変わらず観葉植物にむかって、会話中。
「消費税増税についてどう思われマスか? え? 「ちょーうぜぇ」? 「もういーぜい」?」
いったいなぜ消費税増税の話になったんだ。消費税増税が3回目だから、第3次にかけてるのだろか。

と、ここで文化祭の時にカノンがレミのステージに立つときに心音が言った呪文について聞くカノン。
「Toi, Toi, Toi!」のことです。
心音によると、「「うまくいきますように」っていうドイツのおまじないでぇ~す!」とのこと。
いきなり登場したおまじないで、今までその説明がなかったけどここに来て説明(自分は調べてから分かってましたが)。
そして、それを聞いたカノンは心音の顔に近づいて、「Toi, Toi, Toi!」とささやく。
そして、顔が赤くなって「悪魔のささやきでぇ~す!!」と言いながら、くるくる回り出す心音。
心音の扱いには慣れてきたようです。

その後、村崎さんとみらのがやってくる。
みらのの体調は回復したようです。「売れっ子アイドルがそー何日も休んでらんないしっ」とのこと。
そして、心音にたいして、「…チャンスをくれたことにあ感謝するわっ」「でも… 同情なら悪いけど手加減しないからっ」というみらの。
それに対して心音は、「同情じゃナイでぇ~す!」「ワタシがみらのさんとオーディションを受けたかったんデス!」と。
みらのにとっては予想外の言葉だったらしく、「…なにソレっ さっぱ わかんないっっ」というみらの。『さっぱ』は、『さっぱり』のことだけど、りを書き忘れたんだろうか? と思って調べてみたら、『さっぱわかんない』で検索してみたら、こうやって使う人もいるみたいです。『さっぱりわからない』だったらガリレオ思い出しちゃいますしね。いや、思い出さないか。

そしてさっそく3人で踊る第2次審査スタート。
音楽が始まると、『タン』と足を鳴らし、『ばっ!』と手を広げる心音。
それを見て驚くような顔を見せるみらの。
(なにコレ… なに このコ…っ)とみらのの心情が書かれその後に続いたのは、
(全然 うまくないっ)
うまくないのかよっ! と思わず心の中で突っ込んでしまいました。
ただ、それは今日の心音だけを見ればの話。1週間の心音を知っている身としては、急成長しているらしいです。(いったいどんな練習したってゆーのっ…!?)と疑問に思うみらの。

と、場面は変わってこの1週間の間のどこかの宍戸ビル ダンススタジオ。
「むずかしく考えなくていい」「…ピアノを弾くのと同じ…」「…そう!」「カラダ全体を楽器だと思って リズムにのって音楽を奏でるように…そうそう!」
誰かと思ったら心音の父親でした。
「ココはもともとリズム感あるから自信もって!」「「できる」と思えばできる!」「今日からお前は富士山だ!」
最後の言葉は言ってないのですが、とにかくいったい何者かと思ったら、どうやら心音の父親は昔、歌って踊れるマルチタレントだったよう。
(よーするにサラブレッドかよ…!)とカノン。馬じゃないんだから…。
よくよく考えたらカノンと心音の父は初対面。というよりも、ここまで心音の父親がストーリーに関わってくるのは初めてですね。すでにカノンの活動は知っているようだから、いいのか。よくよく考えたら、カノンの活動を父が知ったと分かってからは、初めての登場なような。前に、父にバレたからカラオケの部屋を心音専用ルームにしてもらったという話はあったけど。

そうして、父は「ココはアイドルを目指すなんて… パパ感激だ!」と涙ほろり。
「全力で全力で応援するからな! 受かったらごほうびに好きな服 好きなだけ買ってやる!」
ただし、買った服を着るのはカノンです。
カノンのほうは、(「アイドル」…か?)と思うものの、突っ込む気力なし。いや、歌って踊ってって、アイドルだと思うのだけど。

そうして、「キミのおかげだよ!」とカノンに言う父。
「キミとの出会いが心音を変えたんだ」「…ありがとう」
そういえば、母親にも感謝されてましたね。「心音のそばにいてくれてありがとう」と。両親公認のカップルですね。父のほうはカノンを男と知ってるのかわかりませんが(カノンの服装で練習につき合ってるので、多分知らなさそう)。

場面は戻って第2次審査。
(カノンが…奏四くんが ワタシと一緒に夢を目指したいって言ってくれたから こうして同じ場所にいられることが なによりもうれしいから…!!)と、思いながらダンスを楽しんでやっている心音。
それを見て、(なんでうまくないのに そんなに自信たっぷりなのっ…!?)と思うみらの。
ところで、このダンスの配置は、左から心音、カノン、みらのなのだけど、みらのの位置から心音の踊りはよく分かるのだろうか。人のこと気にしてる場合でもない気がするのだけれども。
ただ、心から楽しんでいる心音を見て踊っていると、こっちまで楽しくなるとのこと。ソネットではそんなふうに思ったことなかったとのことだけど、ソネットのメンバーは心から楽しんでいる子はいないのだろうか。いると思うのだけど。
いやでも、ソネットの場合はダンスもうまいだろうから、それに気づいていないだけかもしれない。

とここで、ぐらつく心音。足には必死で練習してできたであろう、傷がうかがえます。
そして、村崎さんが一言。
「この世界… 人の何倍努力したからといって 認められるとはかぎらない」「でも認められる人は 人の何倍も努力している」「…ただ 努力してるところを人に見られたくない人や努力そのものを苦に思わない人… むしろ楽しんじゃえるような人は」「ハタから見れば"努力も苦労もしてない"ように見えるだろね」
名言ですね。
ただ、これは心音のことを言っているのだろうけど、心音としては「死ぬほど必死に練習した」と言ってるんですよね。まあ、"死ぬほど必死に練習"したからといって、苦に思ってたわけではないかもしれません。
一方みらのはその村崎さんの言葉で、自分が心音(CC)のことも、ソネットのメンバーもちゃんと見てこなかったことに気づき、自分は1人じゃないと、ようやく気づいたようです。

そして、曲が終了。
思わずふらつく心音。その心音を思わず支えるカノン。それにたいして顔を赤くしてうれしがる心音。ハタから見ればどんな風に見えるんだろうかと。
そうして、村崎さんが結果発表をしようとすると、
「待ってくださいっっ! …アタシ 降りますっ!!」とみらの。
それにたいして、「えっっ!?」と驚くカノン達。最後の『っっ』はみらのの影響だろうか。
「アタシ… まだ ソネットでやるべきことがあるって気づいたからっ…!」とみらの。
だから、辞退するとのこと。

ただ、それにたいして村崎さんは、
「なに勝手なこと言ってんのッ! プロデューサーはこのボクなんだから! 決めるのはボクでしょ!」と怒り出す。
大人げないくらい、わがままだな…。

で、合格者はというと、
「CCちゃん! キミだ!!」とのこと。
「ボクは「オーディションでうまくできる」ことは重視しない」「ここまでどれだけがんばってきたか これからどれだけがんばれそうかを見るからね」とのこと。
そういえば、IIIの柚季にたいしても、「技術的にはまだまだだけど磨けば光る…。」と言ってましたっけ(歌声にたいして)。
で、ここから村崎さんから予想外の言葉。
「その意味ではみらのも合格! 正式にカノンちゃんとユニットを組んでもらう」
どうやら予定変更で、みらの・カノン・CCの3人のユニットということになるようです。いったいどの時点でそう考えていたんだ。
まあ、さすがに今回のオーディションで心音が成長してなかったら、心音を不合格にしてみらのとカノンのユニットにするつもりだったのかもしれないけど。
ちなみに、「みらのはソネットと"兼任"してもらうから!」とのこと。自分も抜けると思ってました。
そうして、「はいッ… ありがとうございますッ…!!」と言うみらの。感激して涙ながしてます。

すると、「アタシも仲間にぃれてほしぃのに… どぉして…」と廊下から顔をのぞかせて言う負のオーラをまとったレミ。
こういう扱いのキャラだったっけレミって・・・。

そうして、その様子を見て笑い合うみらのと心音とカノン。ここで、3人がみんな大きめのリボンをつけていることに気づきました。リボンをつけてくるようにとかいう指定でもあったんだろうか。
新ユニット誕生で次回につづく。
今回は久々にキレイな終わり方でした(1編分が終了したような感じ)。

3人ユニットというのはある程度予想はしてたのですが、心音が作詞作曲担当で、実際に活躍するのはみらのとカノンの二人組という展開になるんじゃないかなと思ってました。
あまり、心音がテレビや動画サイトで活躍するイメージがなかったので(クラスメイトにもカノンの活動は内緒にしてますし)。

2014年6月9日月曜日

ドーリィ♪カノンのビッグニュースについての予想

先日のやぶうち優先生のブログにも書いてあったのですが(ちゃお7月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記)、ちゃお7月号でのちゃお8月号の予告ページに『超人気作品にビッグニュースが!?』と書かれています。

やぶうち優先生のブログのほうでは作品名が書かれてなかったので、ドリカノ以外の可能性もありうるかと思っていたのですが、ちゃおを見てみるとドリカノの絵が描かれていました。


まあ、実際には来月にならないと分かりませんが、思いつきでこのビッグニュースの予想をしていきたいと思います。まずは、実現可能性を考えずにパッと思いつきそうなもの。

  • ドラマの続編
  • アニメ化
  • ドラマCD
  • ノベライズ化
  • ゲーム化
まあ、だいたい漫画にたいするニュースといえばこんなところだと思います。ちなみに、ゲーム化と書きましたが、どういうゲームなのかという予想はしてません。ちなみに、今月号で最終回の『オレ様キングダム』のゲームは恋愛アドベンチャーゲームだったらしい(参考:『オレ様キングダム 恋もマンガもデビューを目指せ! ドキドキLOVEレッスン』ちゃおの人気まんががゲーム化 - ファミ通.com。イケメンをタッチすると親密度がアップするという内容らしい)。
ドリカノがゲーム化するとすれば、動画サイトでの人気を得るという内容のアドベンチャーゲームか、着せ替えゲームという可能性ならありそう。わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言! トキメキUP!というゲームも人気だったみたいだし。

ただ、やぶうち先生のブログには"たぶんだれも予想できないだろうな~"と書かれているのでそう単純なことではないかもしれません。

というわけで、予想できないだろうと言われたら予想したくなったので、もうちょっと大胆な予想をしてみることに。

例えば、『舞台化』とか。
まあ、やるとしても奏四役はドラマと同じように女性がやることになるでしょうね。女性が男役・・・、宝塚か!

まあ、さすがにそれはないと思うので、他の予想を考えてみると、ありえそうなのが、『ファンブック』かな。今まで、やぶうち優先生自身のファンブックないしょのつぼみのファンブックならでているわけだし。いやでも、そうなってくると逆に予想しやすいジャンルかもしれない。

他には、何かの賞を受賞とか。『小学館漫画賞』は、違うよなぁ。1月発表だし。そもそも、何か賞を受賞するようなことになれば、すでにどこかのネットニュースで記事になってるか。

そういえば、先日のちゃおDXを見ていると、『オレ様キングダム祭』と称して、オレ様キングダムのアンソロジーが何作品か掲載されるというコーナーがあったんですよね。ということは、ドリカノのアンソロジーコミックというのはありえるかもしれない。

後は・・・、後は・・・、思いつきません・・・。
そもそも、"だれも予想できない"と言われてるものを予想するのがそもそも間違いなのかもしれない。そう言われてるものを予想してる時点でなんだか違うような気もしてきました(逆に、案外ゲーム化とかかもしれませんが)。
というわけで、ちゃお8月号での発表を楽しみに待つことにします。

2014年6月7日土曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第27話

ちゃお 2014年 07月号 [雑誌]
ちゃお 2014年 07月号 [雑誌]
ちゃお7月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックしたら見れます。
やぶうち優先生のブログ、扉絵の『気になる第2次オーディションの行方は!?』のうち、『気になる第2次』だけモザイクで隠しています。これはもちろん、コミックスでしか読んでいない人のためのネタバレ防止策なのだろうけれども、コミックスしか読んでいない人にとっては「どんだけオーディション結果を先延ばしにしてるんだ!」という感じかもしれません。5巻に収録されたのが24話までだったので、25話は空白の1時間(心音とみらののやりとり)を1話使って描いて、26話は実際にカノンが選考の2曲を聴く話で選ぼうとする直前に次回に続く、そして27話で結果発表という流れなのだろう。なんて思ってるかもしれません。

みらのの体調不良が発覚した前回。どうやらみらのはこんな夜中に病院に運ばれたようです。いったい何時なのだろう。前回、最後に時計が描かれた時の時刻は11時4分くらいだったけど(みらのが自主練していた時間)。

というわけで、オーディションは中止なんだとか。と、それを伝えた村崎さんが続けて一言。
「つまりこれで CCちゃんの勝ち!」
どうやら心音の不戦勝だそうです。ただしそれにしたいして、「納得できないデス…!」と言う心音。まあ、本気で戦おうとしていた相手が体調不良で不戦勝なんて結果はうれしくないだろうと思います。ところで、レミとの勝負の時もレミが大量不良で曲づくりが間に合わなかったら不戦勝でカノン(実質的には心音)の勝ちだったのだろか。

一方、みらののほうもマネージャーからオーディション終了を伝えられることに。
必死で「明日できますっ!!」「お願いですっ! 中止にしないで…っっ!!」と祈願するものの、「もう決まったことだし あっちの2人にも伝えた って」と伝えられるみらの。
マネージャーが病室をでていくなり、(せっかくのチャンスだったのにっ… こんなふうに終わりたくない…っっ!!)と思い、「嫌あああああっっ…!!」と泣き叫ぶみらの。そこまでのことなのかと。1次オーディションで負けたと発覚した時にはすぐに悔しがってなかったけど(カノンの歌を聴いた後は泣いていたけど)。あれは、第2次オーディションがあるということを、みらのは聞かされていたのかもしれない。

というわけで、なぜそこまでみらのが悔しがっているのかという話がつづいて描かれる。やぶうち優先生のブログに"幸田さん大活躍(?)の回"と書かれていたので幸田さんの過去話だと思ったのですが、どちらかというとみらのの過去話でした(幸田さんもでてくるけど)。
時は2年前。場所は5巻ででてきた夢見大橋と思われる場所(そういえば今回の扉絵の背景も同じ場所ですね)
河原(と思われる場所)で一人、ギターをもって弾き語りをしているみらの。髪は今と違って長髪のようです。帽子をかぶってヒョウ柄のコートのようなものを着ています。どうやら、寒い時期のようで、その後みらのの近くにいた男連中が「こんなトコじゃ寒いでしょ」と言っています。
つづけて、その男の一人は「オレらともっといいトコ行かない?」とお誘い。"いいトコ"ってあまりにも抽象的すぎるだろ。「食べに行かない?」とか「カラオケでも行かない?」ならまだしも。こんなこと言われて「いいトコ! 行くいく!」なんていう女性がはたしているのだろうか。
まあ、そんな抽象的な理由なんでみらのも無視。その無視にキレたようで、「…ッだよガン無視してんなよゴルァ!!」と言いながらギターケースを蹴る男。カルシウム足りてないんじゃないか。

と、そこであらわれる幸田さん(2年前なので、当時中3なはず)。
「音楽機材と乱暴に扱うのは同じ音楽を志す者として見過ごせないな」と言いながら男の肩を掴む幸田さん。
何この幸田さん、かっこいい。
そうすると男たちは、「なんだよお前、やるのか? あぁん?」と言うかと思いきや、「あッ」「あるとさん…!?」と言ってすたこらさっさーと逃げていく男ども。いったい幸田さんはどういう存在なんだ・・・。
それと、"すたこらさっさー"と聞くと、少女少年IIIのあにきーずを思い出します。

男どもが去るやいなや、みらのの横に座る幸田さん(やぶうち優先生のブログに書かれている、『すとん すとん』の場面)。
すると、「さっきの…自作の歌? いい曲だね」と言って、「よかったらボクたちがバンド練習してるスタジオで一緒に練習しない?」とナンパ提案する幸田さん。
さっきの男どもと違ってかなり具体的です。
みらのも「…は? なに? アイツらと変わんないじゃんっ…」と言うものの、一緒に練習するようになっていったようです。
そんな練習中、幸田さんから「髪…のばしてるの?」と聞かれ、「似合ってるよ」と言われたよう。心底嬉しそうです。

で、そんな流れでみらのは幸田さんと同じバンドメンバーになったようです。ギターとボーカルの担当っぽいです。なお、ここで描かれているライブでのみらのの服装には『GIRL BOY』という文字が(Yは隠れてますが)。このブランド、かなり人気なんだなぁ。
そんなある日、村崎さんがスカウトしにきたとのこと。
「バンドとしてじゃない スカウトしたいのはあくまでキミだけ! あっ この話他のメンバーには絶対秘密で ねっ☆」
どうやら、みらのだけスカウトされたようです。
村崎プロダクションは女の子タレント専門事務所ですしね。って、この設定が引き継がれているかどうかは微妙なところですが(ドリカノ5巻での事務所内のポスターに、男性アイドルっぽいポスターがありましたし)。

そんな中、幸田さんに「もし自分だけスカウトされたらどーする?」と聞くみらの。
それに対して幸田さんは「仲間が大事だから 断る …かな」と言い、つづけてみらのは『仮に』と言ったうえで、「アタシだけスカウトされたとしたら…?」と聞くみらの。
それにたいして幸田さんは、「がんばって …って応えんするよ」と。
その後は「アタシがいなくなってもいーの!?」とみらのが聞いて、「あ…いや…バンドのためにはいてほしいと思うよ でも…決めるのはキミ自身だから…」と答える幸田さん。
その結果、みらのはメンバーにだまって1人でデビューしたわけですが、多分、この時の言葉を幸田さんは後悔してるんじゃないかと思われます。奏四がプロになりたいと言った時には、「あまい!」と一括いれてプロになるための苦難を説いていたけど、この時は「がんばって」と軽く言ってるだけですしね。プロの世界の事情も知らずに軽はずみなこと言ってしまったと、もしかしたら後悔してるかも(しかも、みらのはプロになりたいと言ったわけではないですしね)。あんな質問してきた時点で幸田さんはスカウトされたと察していたと思うのだけれども、どうなんだろうか。
みらの曰く、(アタシをひきとめてもくれいあるとなんか 仲間でもなんでもないんだから…--)、と。

場面は変わって次の日の朝のカノンと心音。
「ドーリィ♪カノン 合宿2日目モード!」と、ギンガムの総柄セットアップのカノン。2日目といっても、帰るだけです。
帰る前に心音は「オーディションを続行してくだサイ!!」と、村崎さんに頼みこむ。
「こんな形でデビューしてもワタシはちゃんと前を向けない…」とのこと。
というのも、『全力で夢に向かっていくことをおしえてくれたのは みらのさん だから…--』とのことです。
実は言うと、いったいどこの場面のことを言うか分かりません。先月号の「アタシにカノンをとられたくないなら もっと死ぬ気でがんばりなさいよっっ!」というところかなと思います。多分。

そうして、あきれながら「ホンットにキミたちワガママだね~」という村崎さん。『たち』とついているからにはカノンも含むということです。これは多分、「みらのさんと2人で組む気はありません」と言ったことじゃないかと。
そして、「そーまで言うなら…」と言って、「その話はいったん預からせてくれる?」という村崎さん。そして喜ぶ心音とショックを受けるカノン。カノンにとっては複雑な心境かもしれませんね。

場面は変わってみらのの場面。
『あれから… アタシが抜けたバンドは空中分解&自然消滅 あるととも気まずくなって あれっきり連絡はとってない』とのこと。
現在の幸田さんが所属するバンドとは違うメンバーだったということですね。自然消滅したっていうのはどうやってわかったのだろう。幸田さんがバンド向けのホームページの運営も担当していてそのバンドスケジュールページが全く更新されずに、はてはサイト自体がなくなったとかそういう感じだろうか。

さて、デビューを決意したみらのはその後どうなったかというと、「アイドルグループ…!?」と絶句したよう。
バンドだと思っていたようです。「バンドじゃないの…っ!? 話がちがっ…」と言っているようだけど、多分そんな話はしてない。
と、そんな事をみらのが言っていないように村崎さんは「うーん…名前はミソノじゃなくて"みらの"がいいね アイドルっぽく!」「髪も切ってもらうよ イメージとちがうし個性もないし」と。村崎さんひどい・・・。
そうして、なんでも言うとおりにこなしてきたものの、選ばれるのはいつも努力も苦労もしてないよーな子ばっかり…。と。
『アタシはすべてを犠牲にして ずっと… 1人っきりで…--』
こうやって見てみると、レミで描いたことを『自分が望まない仕事』の内容を変えてみらのでやっているように見えます。いったい村崎さんは何人の子をこんな苦しめてきてるんだ・・・。

そんな時に、病室のドアからノックの音がして、そこからソネットのみんなが入ってくる。
その時にみらのが言った言葉。
「ちょ…っ 今日「ヒマナンデス」の収録っっ…」
『ヒマナンデス』という言葉に思わず笑ってしまいました。暇なのかよと。それと、最近気づいたのですが、みらのは言葉の最後に小さい『っ』をつけることがよくあります。時には、二回続けて言うことも。心音は「でぇ~す」、レミは小文字言葉、みらのは「っ」とそれぞれ特徴的なしゃべり方がありますね(レミがダントツで強烈ですが)。

そうしてソネットのメンバーはみらのに対して、「なんでだまってたの? ユニットのこと…!」と。問いただす。どうやら、昨日、村崎さんから話を聞いたようです。
そして、「こんなになるまで1人でがんばって… 水くさいじゃん!」と。
それに対してみらのは「あ… アタシのことなんか あんたらにはカンケーな…」と言おうとしたところで、ソネットのメンバーは、「なに言ってんの!!」と言い、続けて、
「みらのは大事な あたしらの仲間じゃん!」と言うメンバー達。
仲間思いのいいメンバー達ですね。
ただ、ただ別に批判するわけでもしたいわけでもないんですが、みらの以外のソネットのメンバーはずっとモブ絵です。一歩間違うと、背景と同化しそうです。服装もみんな体操服みたいな服です。
いや、でもそれでもちゃんと顔や髪型を描き分けられているのはさすがにすごいなと思います。
それにしても、みらのの「あんたらには」という言い方。普段からこんな感じなのだろうか。さすがにもうちょっと言い方を改めたほうがいいんじゃ・・・。

ところで、『ソネット』というのは音楽用語で『十四行詩』という意味だそうです。だから、「14人いてこそのソネットなんだから! みらのがソネットを抜けたらさびしいよ!」とメンバー。
「みらのが作った曲すっごいよかった! みらのの本当の夢はソネットでもアイドルでもないかもしれないけど…」「みらのがうしろにいてくれるから あたらしらは安心して前で踊ってこれたんだよ!」と。
何だか、想像以上にいい話になってます。てっきり、みらのみたいにメンバーみんな仲間のことは考えず、自分一人でがんばっている可能性もあると思っていたのだけれども、全くもって逆でした。

そうしてメンバーは最後に一言。
「ユニットがんばって! 応えんするよ」
えっ? この流れでそれ? 「やめないで!」じゃないの。
と、その言葉を聞いて幸田さんの「応えんするよ」という言葉を思い出すみらの。
つまり、ソネットのメンバーも、『ソネット』としてはぬけてほしくないと思っているのかもしれませんが、個人個人の気もちとしては仲間が夢に向かってがんばっているのだから応援したいという気もちなのかもしれません。
この流れは、ちょっと、感動してしまいました。周りは、いい人に恵まれすぎだろみらの。

ただ、「ユニットの話はなくなっちゃったのっ…」とオーディションの中止になった話をすると悲しむメンバー。そしてそこに、タイミングよく村崎さんが入ってくる。
「オーディションは中止じゃなくて延期 …にしてほしい って CCちゃんからお願いされたんだけど」「ダンスが形になるまで練習してから日をあらためて挑戦したいんだってさ …どーする?」と伝える村崎さん。
それにたいして、喜ぶソネットのメンバー。
それに対して、なぜ他人のことでいちいち一緒に喜んだり悲しんだりするのかわからないみらの。
そして思い出す、「キミは今も前しか見えてないんだね」という幸田さんの言葉。
そうしてようやく自分の周りには『仲間』がいるということに気づいたようです。
後、みらのの背中が押される演出(イメージ)がすごくいいです。

「アタシ…やりますっ やらせてくださいっっ!!」と伝えるみらの。
そして、『CCちゃんありがとう…』とみらのは思って次回に続く。

今回は、みらのが主役の話でした。
幸田さんのスカウトの話とかが描かれるのはいつになるのだろか。それとも、みらのの話を、名前を出さずに今のメンバーに言ったら、いつの間にか幸田さんがスカウトされたことがあるという話になっていたとかだろうか。そんな設定はできなくないとは思うけど、ちょっとややこしいか。プロの話に関しては、みらのを見ていたらプロの世界は自分の思い通りにはいかないし厳しいということは分かるだろうからいいとして。
そういえば、プロになる前のバンドをしていたみらのを村崎さんが知っているということは、幸田さんのことも知ってるんじゃないだろうか。どうなのだろう。
まあ、そうだとしたら、このあたりはそのうち描かれるか。

今回の質問コーナーは『村Pはどんな目をしているの?』というもの。
案の定、サングラスをとったときにさっと下をむいて、そのまま後ろにターンする構図をとって見えないんですけどね。
と、ここで案の定と書いたのは、『別冊少女少年 創刊号』において似たような展開があったため。
村崎さんが少女少年の主人公たちが大きくなったことにたいして涙をながす場面でサングラスをはずし、そこで少女少年の主人公たちが「あっ…!! メガネ…!!」と言ってメガネ外したことに驚くのですが、その後のコマで、「ブブ~~ッ! 素顔は見せないよ~~ん!」と言うサングラスを付け直した村崎さんが描かれます。
現状かなり手に入りにくい別冊少女少年の話をするのもなんなんですけどね…。一時期はヤフオクを見ていたら誰かは出品していたのですが、最近はめったに見ません。再販しそうにもないですしね。
万が一、見つけたら買うようにしましょう。