2020年9月22日火曜日

『一人少女少年読書会』を行いました

この4連休、学年誌掲載の少女少年1~7までを読んでTwitterで感想をつぶやいていました。

それぞれのTwitterスレッドのURLを下記に載せておきます

少女少年I -MIZUKI-
https://twitter.com/yuugirlboy/status/1307107201132175362

少女少年II -KAZUKI-
https://twitter.com/yuugirlboy/status/1307191404657926144

少女少年III -YUZUKI-
https://twitter.com/yuugirlboy/status/1307295762930216960

少女少年IV -TSUGUMI-
https://twitter.com/yuugirlboy/status/1307543665330417664

少女少年V -MINORI-
https://twitter.com/yuugirlboy/status/1307824462214045697

少女少年VI -NOZOMI-
https://twitter.com/yuugirlboy/status/1307917306215899136

少女少年VII -CHIAKI-
https://twitter.com/yuugirlboy/status/1308187850576338944

想定よりかなり時間をかけてしまいました。1冊3時間程度かなと思ったら、中には6時間程度かけてしまった巻もあります。正直、疲れた……。こんなんだから仕事の見積もりもうまくいかない……。

よくよく思い返すと、昔から感想を述べるというのは苦手です。遠足の作文や読書感想文なんてものは、なかなか書けない子でした。というわけで、感想というより実際にはツッコミやただの疑問点をつぶやいてるだけのところも多いです。

そういうわけで、何か書きたいけど思いつかないで五分ぐらい止まってしまうこともありましたし、いいかげんなこと書きたくないといろいろ調べながらやってたせいです。それでも間違ってる箇所もあるかもしれませんが、ご了承ください。

というわけで4連休ほぼ丸々、少女少年を読むのに費やしてしまったわけですが、案外充実した4日間だったように思います。だいたい休日は今まで見たことない本の読書をしたりアマゾンプライムで配信されてる映画をみたりすることが多いんですが、好きな漫画の振り返りもたまには悪くないなと。改めて読み返すと色々、発見もありました。それぞれ個性がでてるよなとか、逆に細かいところで共通点があるよなとか。

今回初めて知ったのが、TwitterではスクリーンショットがそのままCtrl+Vで貼り付けることができるということ。そのおかげで、画像の掲載がはかどりました。著作権的にグレーな部分も多いので2巻以降は少し控えましたが…(多いか少ないかは関係ないですが…)。ちなみに豆知識として一つ。最近のWindows10だと、Windowsキー+Shift+Sキーの同時押しで矩形選択によるスクリーンショットができます。

ちなみに、途中からシリーズのナンバリングについて、ローマ数字のI、II、IIIという表現から、1巻、2巻、3巻という表現に変えてます。途中で書き方変えようか迷ったのですが、IVとかVIとかなんだかそれ自体が英語の略称みたいだなと思えて。今時、アルファベット文字を並べずに、記号でⅣ(IV)やⅥ(VI)としてもだいたい表示はされるとは思うんですけどね(一応、機種依存文字なので避けました)。

さて、時間があったら『GO!GO!ICHIGO』もと思ったのですが、どれぐらいかかってしまうかわからなかったので、今回はやめておきました。またやる気がでれば、やろうと思います。一応言っておくと、ドリカノは今のところやるつもりないです。

2020年9月17日木曜日

一人『少女少年』読書会を行います(2020/9/19 9:00~)

2020年9月19日(土)から四連休ですね。9月の連休はシルバーウィークとも呼ばれていますが、コロナ禍でどこにも行けない中、前々からやってみたいと思ったことをやりたいと思います。
名付けて、「一人『少女少年』読書会」。
「一人」で「読書会」という矛盾したタイトルですが、2020年9月19日(土) 午前9時より『少女少年-MIZUKI-』を読んで、読みながらTwitterでつぶやきます。
実際に読む書籍は、hontoの電子書籍です(多分、Kindleも同じ版です)。
https://honto.jp/ebook/pd-set_27417447.html

普通なら1冊1時間もかからないで読み終わりますが、読みながらつぶやくので、もっと時間はかかると思っています。1冊3時間はかかるのではないかなと思っています。
四連休のうちに少なくともVIIのCHIAKIまでは読み終えるつもりです。時間に余裕があったら、GO!GO!ICHIGOまで読みます。

なぜこのような企画をしようかというと、少女少年のファンサイト(ファンページ)を運営しているくせに、ここ数年(もしかしたら10年ぐらい)、ドリカノより前の少女少年シリーズをちゃんと読んでなかったからです。
少女少年と出会って20年以上(正確には21年半)が経過し、今改めて読んでみるとどう感じるのか、正直な気持ちを書いていきたいと思います。


2020年9月7日月曜日

『そらいろメモリアル』の1巻を購入しました

そらいろメモリアル (1) (ちゃおコミックス)
やぶうち 優(著)
小学館 (2020-09-01T00:00:01Z)

¥484


やぶうち優先生の最新作、『そらいろメモリアル』を読みました。
少女漫画といえば、だいたい恋愛ものが多いけど、この作品はそういった描写がない友情もの。やぶうち優先生の漫画では恋愛描写がない作品は珍しいような。メインの登場人物にイケメンの男の子キャラはいるので、今後どうなるかは分からないけど、男のほうが主人公に惚れることはあっても、逆はないような気がする。
内容としては、死神の男の子(といっても人を死に追いやるわけではなく、死んだ生命の魂を回収するだけらしい)が突然現れて、仲のいい友達が1年後に知ることになるという話。
いわゆる余命ものともいえるけど、よくある余命ものが亡くなる方が自分がもうすぐ死ぬと分かってるのにたいし、この作品は分かってないので、それが分かるのかどうか。もしかしたら、すでに自分は余命一年と分かってるのかもしれないし。
こうやって書くとじゃあ、1年後に友だちを死なせないように行動する話かと思いきや、どうもそういうわけではないらしい。後1年、どうやって悔いのない人生を歩んでいくかというのが焦点になる話なのかなと思った。
ただし、この話では友だちのために何かをしているという話はなし。卒業式が簡易式になった卒業生のために家に行って歌って回ったり、今日死ぬ犬を散歩に連れて行ったり。友達のためというより、誰かのために二人で思い出作りをしていくという話になっていくのかな。
うまくいけば名作になりそうな感じだけど、ちゃお読者の反応はどうなんだろうか。自分は好きだけど、重いテーマは苦手な人もいるだろうし。個人的にはやぶうち優先生が満足できるぐらい長く続いてほしいところ(もちろん、だからといってダラダラと続いてほしいわけではない)。

過去のやぶうち優先生の作品でいうと、『ないしょのつぼみ』っぽい感じ。と思ったら、やぶうち優先生自身がそう書いてた。

初潮の話とか、やぶうち優先生らしいなと思った。SF(すこし・ふしぎ)な話だし。

ところでこのコミックスを読んでちょっと驚いたのが、どこにもやぶうち優先生のコメントがないこと。大抵、特に1巻では、あとがきか、表紙カバーの内側にでも何か書いてあることが多かったと思うのだけど、何もなし。連載前のキャラ設定画というのもあったけど、普段ならどういうところにこだわったかというコメントがありそうなもんだけどそういうのもなし。今までと心構えが違うのかな。テーマが死を扱うだけあって、デリケートだしね。
後、次回予告も、やぶうち優先生の他の作品の宣伝ページもなかった。さすがにシリーズものと分かっている1巻で次回予告がないというのは今まで無かったような……。

3話のインフルエンザでもうすぐで卒業の6年生が学級閉鎖になるという話は、新型コロナウイルスで休校になったニュースを見て思いついたのだろうか。3話ということは、5月号(4月発売)だけど、話の内容を変えるにはギリギリすぎるタイミングだし、微妙なところ。
と思ったけど、下記のツイートをやぶうち優先生がリツイートしてるようなので、やっぱり意識したのかな。


それにしても、死神というと悪いイメージがあるけど、この漫画にでてくる死神はかなりいい奴。魂を回収する上で、現世への未練を残さないようにするのも仕事ということなのだろうか。
それにしても、たとえ未練なく死ぬことができるとしても、小学生が死ぬ話と考えると悲しい話にならざるをえないのだろうなと思う。

そういえば、今回のキャラクター名は何か縛りはあるのだろうか。主人公の名前が余目蒼月(あまるめ・そら)、死神の名前が佐倉偲(さくら・しのぶ)、友だちの名前が有森紅葉(ありもり・いろは)、同級生の男の子が玄(げん)、偲の同級生の死神の女の子が文(ふみ)だそうだけど、共通点があるのかは分からなかった(しいていうなら、色に関係する名前が多そう? 「そら」の漢字を「蒼月」としてるぐらいだし)。

とにかく、1巻を読んだ時点ではすごいよかったので、続きも気になるところ。話の内容が内容だけに、打ち切りなんかで終わらないでほしいと思う