2013年2月13日水曜日

ようやく、『水色時代』を読んだ

水色時代 第1巻 (小学館文庫 やF 1)水色時代 第1巻 (小学館文庫 やF 1)
今まで読んでなかったの!? とビックリされるかもしれませんが、はい。読んでませんでした。
少女少年と2000年以降のやぶうち先生の漫画は多分、すべて読んできたんですが、代表作の『水色時代』を読んでなかったという。

電子書籍になってるので、そっちを買おうか迷ったんですが、文庫版だと新のほうや過ぎてもなど、水色時代シリーズがすべて収録されているのでこちらを購入。

感想文を書くのは苦手なので、一言いうと、面白かったです。
本当、携帯電話のない、思春期の女の子の日常というのがリアルなようなファンタジーのような、そんな雰囲気がでていてよかったです(うまく伝えられなくてすみません)。

話の中で気になったのは、なぜ優子は小説家になろうと思ったんだろうということ。
やぶうち先生の実体験が入ってるなら、漫画家でもいいような・・・。
と思ったけど、まあ漫画家だと普段から絵を趣味としてないといけないし、いきなり漫画家になるのはハードル高いか。


後、文庫版5冊のうち、1~4巻までのやぶうち先生の紹介欄が"代表作に『KAREN』『少年少女』などがある。"となっているという。
『少年少女』って、そんなに代表作かなぁ?
いや、分かってます。分かってますよ、誤字っていうのは(5巻では『少女少年』になってます)。
でも、『少女少年』を軽く読んだことがある人が間違うのはともかく、小学館の人が間違うなよと・・・(昨年のドーリィ♪カノンの予告でも間違えてたそうですが)。
まあ、気持ちは分かるんだけどね。自分も"少年少女"という文字を見ると、思わず"少女少年"と読んでしまうんで。


Twitterでやぶうち先生の話題追ってみると、よく『KAREN』の話題をしている人を見かけるので、次は『KAREN』も読んでみたい。

2013年2月11日月曜日

「奏四」という名前は2007年12月から考えていた名前だった!?

タイトルは半分釣りです。
Twitterにも似たようなことを書いたんですが、結構衝撃的なことだったんでブログにも。

この連休中、やぶうち優先生の過去のひとりごと。を読み返していたんですが、2007年12月9日のひとりごとにすごい気になるコメントが。
以下、引用。

そしてサインにお名前を入れながら感じたこと…
「奏」という字の入ったお名前の子が多いな、と。
読みはいろいろでしたが、かわいい響きだな、と。
ぜひ今度キャラの名前に使いたいと思いました♪ 

 こ、こんなところに『奥田奏四』という名前の伏線が!!!(伏線ではないか)
ドーリィ♪カノンの第1話が掲載されたのが2012年3月発売の2012年4月号だったので実に4年近くたってからようやく『奏』という名前のつくキャラを描くことができたということなんですね。
ただたんに、音楽関連の言葉のしばりで『奏四』となったと思ってたんですが、こんな前から『奏』という名前をキャラの名前につけようと考えていたなんて。



ところで、過去のひとりごと。を読み返していると、すごい旅行と病気関連の話題が目につきます。
一度まとめてみようかな。
とか思うけれど、多分やらないんだろうなぁ・・・。

2013年2月3日日曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第12話 2/9追記あり

ちゃお 2013年 03月号 [雑誌]ちゃお 2013年 03月号 [雑誌]
ちゃお3月号発売 - やぶうち優のハジさらしな日記

ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。

今回は思わず吹き出して笑ってしまう場面が多々ありました。

しょっぱなから、奏四の立ち姿の絵とともに、「きゃあああああ」という女子の歓声。
そして、「奏四くんがぁぁ 立った! 歩いた!」と叫ぶ女子の言葉に思わず吹き出してしまいました。いや、そこで感激するのはおかしいだろと。
その後の心音の「いつみても神でぇ~す!!」という感想もどうかとは思うけど。

そんな奏四大好き女子が一歩下がって騒いでいるなか、気にせず奏四に話しかける女子のレミ。
ボールから身を守ってくれてありがとうということだけれども、奏四のほうは一緒にいた心音を助けたつもりだったらしく、レミの存在を忘れていたよう。
ところで、この時の感謝の言葉が、「さっきゎ ありがとぅ」というもの。
今までは違和感はあるもののそこまで気にしてなかったのですが、なんだか今回はやけにレミの小文字言葉が気になりました。
自分の勝手なイメージだけれども、こういう小文字言葉というのはちょっとふざけたギャルっぽいキャラが使うものであるんですが、レミはもっと真面目なイメージがあるのですっごい違和感があるんですよねぇ・・・。とかいいながら自分も使ってますが(自分の場合は、ーの代わりに使うことはあります)。
いや、そもそもそれ以前に、メールの文面で小文字を使っているならともかく、日常会話で小文字っていったいどう発音が違うんだろうと。

それはともかく、感謝しているレミはその後、奏四に「今度なにかお礼させて」というものの、これ以上かかわりたくない奏四は断ることに。
これ以上、レミと関わるとカノンだとバレそうで不安なようです。
なお、それを見ていた心音は、これ以上レミと奏四が近づくとレミが恋のライバルになりそうで不安なよう。
普通に、奏四とカノンは同一人物だって言ってよさそうなもんだけどなぁ。まあ、さすがに奏四としてはそれは恥ずかしいか。

その後、場面は音楽の授業で、音楽室に。
なんだかやけにやる気のなさそうな男の先生が音楽の先生だそうです。もしかして、また担当さんがモデルだったりするんだろうか? あまり音楽の先生らしくないから、モデルがいそうな気がする。
その音楽の授業では、どうやら一人ずつ歌のテストをするという内容らしく、レミの前で歌うとカノンだとバレるとあわてる奏四。
その、慌てている心音にたいして「なんの歌 歌ぇばぃぃの?」と聞くレミ。
ちなみにその歌の曲名は『世界の果ての真ん中に1つだけの花』
また、『世界の果ての真ん中で』をかけあわせた曲名!
まあ、『世界に一つだけの花』は音楽の教科書にも載ってるそうだし、それと掛け合わせるとしたらある意味、適当なのかもしれない。

そんな中、どうも緊張しているように見える心音。最初は、奏四がカノンとバレるのではないかと思って震えてるのかと思ったけれども、どうも流れ的にそうではないらしい。
レミがそのことにきづいて、「緊張してるの?」と尋ねると、人前で歌うのが苦手といったうえで、「昔・・・ちょっといろいろあって・・・ネ・・・」とのこと。
2話でいってた、母親に音楽の才能がないと言われていたことかな? とも思ったけど、どうもこの言い方は他にも何かありそうな気がする。そのうち、過去のエピソードとして語られるのだろうか? そもそも、今母親ナニしてるんだろう? 父親は登場したけど、母親は回想でしかでてきてないし。

それを聞いたレミは、アタシも最初はそうだったけど、応援してくれる人がいるって思ったら安心して歌えるようになったとのこと。
そして、心音にたいして、「心音ちゃんにゎアタシがついてるょ!」との励まし(何だか分からないけど、頭の中で「ついてるにょ」と発音してしまった)。
IIIのオーディションで、柚季がユリにたいして言った言葉を思い出します。

まあとにかく、そういう声援もあって奏四からも"なんか今日すげー声出てる"という感想を抱く歌い方をできた心音。
その次に、初見のレミが歌い、その後何人かが歌って奏四の番に。
いつもどおり歌えばカノンだとバレる恐れがあるため、わざと下手に歌おうとも思った奏四ですが、奏四がとった行動は、なんと1オクターブ下で歌うというもの。それでも、かなりうまかったらしいです。
こないだの特別編では、男の低い歌ではうまく歌えないということだったけど、低い声でもうまくうたえるようになったということなのだろうか。

それにたいしてレミは奏四にたいして、「すごいのねー!」と声をかけます。
って、なんだかここのコマがおかしいような・・・。
奏四は教室の一番前から戻ってくる途中なはずなのに、なぜかレミとは向かい合わせではなく、おなじ方向をむいているという構図に(ポーズからしてまだ歩いている途中)。まさか、後ろ歩きで戻ってるとも思えないので、単なるミスかな。
で、その後にレミが言った言葉に驚愕。
「てぃうか”カノン”って動画サイトで有名なコにすごい似ててビックリ!! 歌い方のクセとか 声の周波数とか!」
しゅ・・・周波数って人間が分かるもんなのか? 絶対音感の人なら分かるんだろうか?
ちなみに、そう言われて、"おまえのほーがすげーよ ビックリだよ!!"と感じる奏四。そりゃそうだ・・・。

授業が終わった後、トイレに行った心音とレミだけど、そこに心音のいう"奏四きゅんのファンクラブの幹部"の人に話しかけられるレミ。
「奏四くんはみんなのアイドルなの!」「抜けがけしたらただじゃすまさないから!」との脅し。
君に届けのケントガールズを見習って貰いたいものだ。ここは、「あなたも奏四くんファンクラブに入らない?」という感じにだね・・・(分からない人はごめんなさい)。
で、意外にも(?)、レミは売られた喧嘩はかうほうらしく、
「たったひとりじゃなにもできなぃくせに つるんで足ぉひっぱりぁって・・・」
「そんなだから奥田くんに相手にしらもらぇないのょ」と。
これには心音も驚き。自分も驚きです。
思わず手をだされそうになったところに心音がすばやく「今ソコ奏四くんが通ったでぇ~す!」とフォロー。
幹部たちはすぐに退散していきます。
それより、ここ女子トイレだよね・・・ドア開けっ放しだったのか?

で、女子トイレを出た後のレミの発言では、
「アタシ昔からぁぁぃぅ人種の人たちに嫌ゎれるのょね・・・」
「前の学校でも・・・軽いイジメみたぃなのにぁったりして・・・」
てっきり、"あいうえおやよんわはを"があれば一括置換で小文字にしてるのかと思ったら、"軽い"の"い"は大文字のよう。
後、"ぁぁぃぅ人種"にちょっと笑った。人種ってww。中にはそっちか! って突っ込まれそうだけど・・・。

その後の会話でカノンと心音にあうために転校してきたと心音にうちあげるレミ。
そして、「もう1人・・・素敵な人に出会えたから・・・」といった後に、「奥田くん・・・ 運命かも・・・」とのこと。
この時のレミのポーズがものすごくかわいい。いや、ここは"かゎぃぃ"というべきか。

放課後、定例会議を行う心音と奏四(カノン)
ここで、奏四がレミにたいして、自分のことをカノンだって無意識に気づいていると勘違いしていることが発覚。まあ、"無意識"なんで、もしかしたらあたってるのかもしれないけれども。
その後、そうではなくて、自分(奏四)のことを好きになっていると発覚する奏四ですが、そのことを心音から、フラグを立てまくるからだと心音から言われる。
で、その後の奏四の反応が笑わずにはいられない。

"忘れてた・・・ オレ イケメンだったああああああ!!"

その台詞もさることながら、その時の構図も面白いです。


ところでカノンは、レミが転校してきた理由が"カノン"と友だちになりたくてということに、ちょっと引いているよう。思いつめたらなにするかわかんなくてヤバそうと思っているようです。まあ、確かに友達になりたいというだけで転校ってちょっとストーカーチックだよね・・・。まあ、イジメもあったようだし、転校するのにいいきっかけになったのかもしれない。いじめで転校というのは、そこまで珍しいことじゃないだろうし。
で、そう思ったカノンは「"秘密"はバレる前にさっさとバラしたほうがいい気がする」とのこと。
自分は、心音と同じように、奏四がカノンだということをバラすことだと思ったのですが、どうやら、奏四と心音がつきあっていることをバラすという意味だそうです。
ただそれをすると、レミが傷つくことになるからと消極的な心音。ただ、そんなことしたら、あの取り巻きが怖すぎる。レミにだけバラすってことなんだろうけど。

そんな中、心音は思わず「それならいっそ・・・レミと奏四くんがつき合ったほうが・・・」と発言。
それにたいして、イライラするカノン(奏四)だけれども、これは読んでいる方もイライラする発言でした。
なんで心音はこう、奏四にたいして勘違いしているんだろう? 嘘から始まったというのはあるだろうけど、奏四のほうは本音でぶつかってるのになぁ。奏四が不憫でならない。
で、奏四は、自分は心音のことが好きだと伝えようとするものの、カノンの格好だからかうまく言葉にでてこず。
ただ、今度、男の格好でデートしようと約束。

そんな中心音は、"いつか本当のカレカノになれる・・・って まだ・・・夢見ててもいいデスか---・・・?"と思ったよう。
うーん。この感じじゃあ・・・、奏四の意志は伝わってなさそうな気が・・・。

そして、最後に思いついた新曲を口ずさんで次回につづく・・・

じゃなかった。村崎さんが何かひらめいたようです。
ドーリィ♪カノンの村崎さんは悪い大人なイメージがあるので、ものすごい悪巧みを考えているように見えてしまいます・・・。
後、この終わり方はIIIの第8話を思い出す。

2013年2月9日追記
よくよく考えたら、レミの言っていた声の周波数が似てるという表現はおかしい。
そもそも、音の周波数っていうのは、音の高さのことじゃなかったっけ?
それなら、カノンより一オクターブ下で歌った奏四の歌の周波数が似ているというのはありえないわけです。
とはいっても、1オクターブ低く歌った時の高い音と、普段どおり歌った時の低い音が同じということは考えられなくもないので、そういう意味では間違ってないのかもしれない。
そうそう。今回は12話ということで、1年たったんですね。
1話から主要キャラが全然増えてないけれども、果たして新キャラはでてくるんだろうか。
後、そろそろ奏四がカノンだとバレる展開があってもよさそうなもんだけど・・・。