2016年10月1日土曜日

『ゲキカワ✕デビル』の1巻を購入しました

ゲキカワ デビル 1 (ちゃおコミックス)
ゲキカワ デビル 1 (ちゃおコミックス)

やぶうち優先生の最新巻がでたとのことで購入しました。

この漫画が始まったときは、担当さんや編集の人から希望を聞いたうえで作ったとあったので、やぶうち先生の描きたい漫画ではないのだろうなと思いました。
実際、いかにも女の子ウケしそうなオシャレ指南の漫画という。まあ、別にそれが悪いわけではないです。
ただ、自分みたいな男(というよりアラサーのおっさん)としてはあまりにもターゲット層とかけ離れすぎて楽しめないだろうなと(ドリカノはターゲット層なのかよというツッコミはさておき)。
まあ、やぶうち優先生のファンである自分としては買わなきゃいけませんけどね。作者買いです作者買い。
ただね、感想は正直に書きます。自分は面白いと思わないだろうけど、面白くないと思ったらそう書きます。

そして、発売日になったので買って読みました。

これがかなり面白い。

期待値が低かったこともあるかもしれませんが、面白かったです。
そもそも、自分は雑学ネタとか豆知識とか入っている話ってよくよく考えたら結構面白いと思う人間なんですよ。それは、女の子のためのオシャレ講座でも同じだったようです。
よくよく考えたら、ちゃおを定期購読しているときも、めちゃモテ委員長は結構面白いと思った覚えがあります。
それに、女の子がかわいくオシャレしようと思うのは男の子に気に入られたいからなんですよね。
そうやって男の子に気に入られようと一生懸命オシャレした女の子のイラストを見て、男の自分は「かわいい!」と思ったわけです。
よくよく考えたら、当然ですね。
こういう、地味な女の子が一生懸命オシャレするのって結構好きかもしれない(舞菜もそういう意味では、よかったんですけどね。何で豹変しちゃったんだろうかと)。

他にも、設定がすごくいい。
主人公と同じマンションの男の子の親が忙しくてなかなか家にいないからという理由で、主人公が男の家にあがりこんで料理つくってくれるとか一緒にゲームするとか。こんな彼女ほしいと思う。
というより、主人公は自分の家より男の家にいる描写ばかりなのだけど、自分の家はどうなってるんだ。両親が離婚したとあったけど、父と母どっちと暮らしているのかよく分からなかった(どちらでもない可能性があるけど)。「周りからママのカゲ口言われて」とあったから、母親が男連れて去って父と二人暮らしなのかなぁ?
ツッコミどころといえば、何で同じマンションの、しかも上下階の家だというのに、部屋の広さが全然違うのだろうかと。リビングの広さが違うってだけじゃないのかと思うけど、どうなんだろう。

後、チンアナゴを飼っているという設定は何気に新しくて面白かった。何でチンアナゴと思ったけど、たしかにかわいいかもしれない。