2012年12月30日日曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第11話


ちゃお2月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

ネタバレ記事なのに、文字がそのまんま見えてるのはいろいろとダメだろと思ったので、今回から白文字で書くことにします。
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前回、レミが突然クラスメイトになって終わったわけですが、そのつづき。

簡単な挨拶をしたレミ(白倉玲美)は、心音の姿を発見し、手を振るわけだけれども、そこでクラスメートになぜ知り合いなのかと問い詰められる心音。
母親の音楽関係の知り合いのそのまた知り合いというウソでごまかすわけですが、その様子を見ていたレミが動画サイトに曲を投稿していることを秘密にしていると察して心の中で謝ります。
この時、奏四は、レミと心音の間あたりにいるのですが、その時の反応が面白い。レミが心の中で謝っているコマでは、ノート(か教科書か)で、顔を隠すのだけれども、それまでは机の上にすら何もなかっただろうと。もし急にこんなことやりだす子がいたら、逆に目立つ。

レミが席につくと、周りにクラスメートが集まってちやほやされます。
そんな中で性格悪い女子が「男子ってかわいいコ見るとすぐこれだしーっ うっざ!」なんて言うわけです。まあ、レミの周りにも女子も数名集まってるんですけどね。レミにかぎらず(もちろん、芸能人だと特にそうなのだろうけど)、転校生だとよくあることだと思うんだけど。
で、その言葉が耳に入った男子が「そー言うおまえらだって 奏四にばっかたかってんじゃねーか!」と反論。かわいい芸能人の転校生よりも奏四の周りに集まるような女子がいるって・・・。奏四すごい。鬱陶しくないんだろうか。
さて、これまたその言葉を聞いた女子の反論が、「奏四くんはみーんなのアイドルなの!」と。いやいや、レミのほうがよっぽどかアイドルだろうと・・・。

昼休みになって、心音に話しかけるレミ。この時、「宍戸さん」と呼びかけているので、どうやら本名を教えていたよう。まあ、出欠確認とかで分かった可能性もなくはないのだけれども。
まあそれはともかく、そこで「カノンさんは?」と尋ねるレミ。前回同じクラスと聞いていたのに、心音はいるのにカノンらしい姿はないので疑問を持ったよう。そりゃそうか。
その時の心音のあたふたぶりが面白いのだけど、それを見ていられないと思った奏四がレミの背中に軽くタッチして、糸くずがついていたとごまかすわけですが、これはなんかちょっと危険なような・・・。ここで、「どこでついたんだろう? 見せて」なんて言われたら、大変なことに。嘘だとバレたら、ただのセクハラだと思われかねない(中学生同士にセクハラという概念があるか分からないけど)。まあ、普通「ありがとう」だけか。今回のように。でも、これって女性にボディータッチして距離を縮めようとする時に使えるかも。いや、ダメだ。自分がやると確実にセクハラだ・・・。

その後、やっぱり心音に任せられないということで、レミに半強制的に校内を案内することに。第三者から見てみると、アプローチにしか見えないと思うのだけど。ちなみに、それを見ていたクラスメートの反応は、「奏四に案内してもらいたい」「俺もレミを案内したい」というように思ったそう。

ところで、奏四の横顔を見たレミは、前に心音が思ったように「人形みたい」と思ったよう。
ちなみに、『人形みたいな男』で検索すると、下記のようなページを見つけた。
コスプレもすごいが、人もすごい!!まるで人形のような男性 - NAVER まとめ
確かに、人形っぽい。でも、不気味の谷現象(参考:不気味の谷現象 - Wikipedia)になりかねない。これは、人形のような人ではなく、人のようなロボットだけど。

いろいろ校内を回った後、最後にレミは、「どこかであったことある?」と質問。
「なんか・・・初めて会った気がしなくて」とのことだけど、それを聞いた奏四の言葉が「それキミが言うとほとんどの男子が恋におちる台詞だよ」と。むしろ、その言葉のほうが恋に落ちそうだ。結構、恥ずかしい言葉だよなこれ・・・。

その後、逆に奏四のほうから、なぜこんな中途半端な時期に転校してきたのか尋ねることに。
で、その答えが「どぉしても"心友"になりたいコがこの学校にいるから」というもの。
ここで、気になったのが、"心友"という言葉。親友の誤植か? とも思ったのだけれども、どうやら本当にある言葉のよう。
しんゆう【心友】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
心の友というと、自分はジャイアンしか思い出せないんですが。こんな言葉があるんですね。勉強になりました。でも、普通に会話で言うときには"しんゆう"と言っているわけだから、親友と思いそうだけどね。
まあそんなわけで、さらにレミが「そのコと毎日学校で会えたらいいなって・・・」と言って罪悪感を覚える奏四がいるわけです。

放課後はいつものカラオケルームに心音と奏四がレミへの対応の作戦会議をすることに。で、なぜかここでカノンになり、そのことにたいして突っ込む奏四。もはや、着替えてから突っ込むというのは漫画でよくあるパターンなので、そのことに対して突っ込むことは邪道ですね。
ちなみに、なぜ着替えたかというと次の新曲は衣装からイメージを固めていこうと思ったからだとか。
と、ここでメタ発言が。心音が読者にたいして、「だからみなさんもとびっきりのデザインを考えてクダサイでぇ~す!!」と発言している箇所があります。これは、今月号に新曲衣装大募集という企画があるからなんですが、これはコミックス化する時どうするんだろ? そのまま? それとも変更? それか、コミックス化する時にも募集するとか。後は、注意書きをつけるか。

ところで、第1話で奏四が言った"バレたら終わり"という約束は奏四の中ではとっくになくなっていたものの、心音の中では続いていたそうで、それが心音の中で続いている約束と知った奏四はおもわずウィッグをとって、心音を真剣な表情で見、「今は心音と一緒にいたい・・・って 言わなかったっけ・・・!?」と。
ウィッグを取ったのは、カノンとしてではなく、奏四として言いたかったんだろうなと。だいたい、上記のような発言をしたのは、カノンの時だったわけだし。

次の日の朝、運動場での心音とレミとの会話によると、レミのもとにカノンから「学校では秘密だから会えない」というメールが来たとのこと。まあ、だいたい動画によって変装変えてるぐらいだから、普段は全然違う感じなのかもって思ったのかな。Iの紗夜香も転校してきたとき、「正体をかくしてるってこともあるでしょ?」「案外いつもは地味でめだたない子が、白川みずきかもしれないってことよ。」って言ってたし。

ところで、心音とレミとが会話して歩いているところに、サッカーボールが飛んでくるのだけれども、それをギリギリ体で守りぬく奏四。ネット用語でいうと、奏四△とでも言いたくなるような場面です。好きすぎてハゲるなんて言う人までいる始末。これはモテても仕方ない。これは男でも惚れます。現に、奏四に案内してもらいたいと思った一人は男子生徒だし。
ちなみに、レミも惚れたようです。

ああ、何だか今回はやけに長く書いてしまったような・・・。
ちなみに、今回の欄外コメントで先生は、「2013年は個人的に節目の年」と書いていますが、これはデビュー30周年だからでしょうね。こないだブログで、まだまだ先だけどここではいえないプロジェクトが進んでると書いてあったけど(打ち合わせ - やぶうち優のハジさらしな日記)、30周年だから何かするということなんだろうか?

それと、1月19日に発売予定のちゃおDXでは、ドーリィ♪カノンの番外編が掲載されるんだとか。
ちゃおDX
ちゃおDXでは、『世界の果ての、真ん中で。』が掲載されているので、ドーリィ♪カノンの番外編は掲載されるとしても、『世界の果ての、真ん中で。』が終わってからと思っていたのでこれは驚き。まさか、同時収録とは・・・。

2012年12月6日木曜日

2013年1月27日に東京で開催のWHFでやぶうち優先生のサイン会があるよう

次世代ワールドホビーフェア '13 Winter

公式サイトにはまだ載ってませんが、ちゃおのほうに書いてありました。
まあ、中学生以下の女の子限定なんですけどね。
中には、やぶうち優先生が好きな男の子が女装して女の子のフリをして行くということもあるかもしれませんね。

いや、それはないか。

ところで、サインもらうのにコミックス買わなきゃいけないそうなんだけど、昔はそんなことなかったよね・・・。ちゃおの作家では昔からだったんだろうか?
自分は誰のももらったことないけど、昔はただたんに先着順だったような・・・。第一、すでに持ってる子はもう一冊買わなければいけないことになっちゃうし・・・。

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第10話

ちゃお1月号発売!! - やぶうち優のハジさらしな日記

レミが作詞作曲できないとカノンに告白した後のつづき。
村崎さんが本当に汚い大人みたいに描かれている回でした。いやまあ、前からそこまで良い人っぽく描かれてたわけではないんですけれども(分かりやすいのは、IIIで柚季がちよ子の病院に行きたいと言った時かな。Iの最終回は良い人っぽい感じに描かれていたけれども)。
気になったのが、村崎さんがレミのマネージャーと話している時にレミのことを「レミさん」と言っていたこと。さん付け? なぜ? 心音や本人との会話では「レミ」と呼び捨てだったのだけれども。そういうもんなのか?

レミのライブが終わった後、カノンと心音は、幸田さんのクラスがやっているメイドカフェを手伝うことに。おまけに語尾に「ピョン」をつけるという指令も。
中学生の女の子に何やらせてるんだよ・・・。とも思ったのですが、それよりもこの場面は必要だったのかどうかが正直疑問。
毎回カノンにコスプレさせてるけれども、今回はコスプレをさせる機会がないので、無理やりメイドカフェを手伝うことにさせてコスプレさせたという気がしないでもない。今後、本編と関わりがあるわけでもなさそうだし。やぶうち先生を悪く言ってるようでなんだけど。
まあ、一種のサービスシーンみたいなものか。

お店を手伝った後は、レミとレストランで落ち合うことに。
お昼ごはんを食べるのかと思ったら、奏四はドリンクバー、心音はソーダフロート&アイスクリームを注文。メイドカフェで何か食べさせてもらったんだろうか。文化祭だからあちこちに模擬店はあるだろうけど、そんな時間はなさそうだったし。
ところで、奏四は甘いものと炭酸が苦手らしい。炭酸が苦手というのはともかく、甘いものが苦手という設定は大丈夫なんだろうか・・・。小四のときに姉からケーキもらって喜んでいたのだけれども・・・。ケーキの甘さとアイスクリームの甘さは違うということなのかもしれない。もしくは、あの後苦手になったとか。

で、レミが二人に悩みをうちあけるわけだけど、そこで奏四が空気読めない発言をしそうになったところで、心音がものすごい、いいこと言ってます。ここは感動した。
ところでこの時、その辛さが分かると心音は言っているのだけれども、何か母親と揉めたことがあるんだろうか。確かに、今までの話を振り返ってみると、母親と折り合いがあわないようではあったようなのだけれども。今後、心音の過去話も触れることがあるのかな?

そして最後の最後にある意味、Iを彷彿させられる驚きの展開が。
なんとレミが心音たちのクラスに転校してきました。転校生キャラが出てきたとしても、新キャラだと思ってたんですが、これは予想外の展開(それにしても、10話もつづいてるわりにはメインキャラが増えない。新キャラもいつかはでてくると思うのだけれども)。
あんまり描かれて来なかった学園での話が増えるということなんだろうか? すでに、心音とカノンは同じクラスということはレストランを出た後に話してしまったので、多分、奏四がカノンだということはすぐにバレると思われるのだけど。

ちなみに、今回新たに分かったことが二つ。
心音と奏四が通っている学校が『私立美空学園』だということとレミの本名が『白倉伶美(しらくられみ)』だということ。美空はそのまま音のミとソとラだろうけど、白倉(しらくら)ってなんだろう?