2018年8月2日木曜日

『ゲキカワ✕デビル』の5巻を購入しました

ゲキカワ デビル 5 (ちゃおコミックス)
やぶうち 優
小学館 (2018-08-01)
売り上げランキング: 8,502

誰だこの美人は!?

と、表紙を見て思った自分。ゲキカワデビルはやぶうち優先生作品至上、最もかわいい表紙の漫画だと思う(異論は認める)。


というわけで、カイが意味深な言葉を言って終わった前回。予想通り、母の仕事についていって、海外にいくという話でした(過去形)。

今回最初に収録されている話は、服に書いてある文字について。変な英語が書いてある人っているよね。まあ、自分も読めないのだけど。「豚に真珠」って英語でなんていうんだ。
今回ちょっと気になったのが、『洋楽』という言葉に注釈がついていたこと。『海外の音楽』って、さすがに小学生でもそれぐらい知っていそうな気がするのだけど。それで注釈がつくなら、他にもつきそうなもんだけど。
それより、注釈があるからちょっとだけ「どこにこの言葉でたきたんだ?」と探してしまった。見つからないから次のコマを読んだら、そこに『洋楽』と書いてあった。なんでこんな位置に注釈をつけたんだ。

それと、床で寝そべってキスしてる場面があるのだけど、そこがやけにエロい。立ってキスしてもそんなにエロいと思わないけど、寝そべってるだけでかなりエロく感じる。そのまま、それ以上のことが起こってしまうのではないかと思ってしまう。

ただ、今回はそんなことがどうでもよくなるぐらい衝撃の展開。確かに、やぶうち先生のツイートでも衝撃の展開と書いてあったけど、予想のはるか上だった。


さすがに衝撃的過ぎて、具体的な内容は書かない。次巻の感想の時に書きたいと思う。本当、こんな展開ありなのかと。ある意味、一番やっちゃいけない展開な気もするのだけど……。この展開のせいで、今回が最終回といわれても違和感なかった(中学生編の終わりというのもあるだろうけど)。


なお、今回はおまけ漫画あり。『ゲキカワデビル』連載立ち上げ直前に新しく担当となった人とのやり取りについて。結構、ぶっちゃけちゃってる。多分、今は担当さんが変わったからぶっちゃけれるのかもしれない。
正直、「やっぱりそういうことだったか」という印象。やぶうち先生のブログやツイートみてたら、なんとなく新しい担当さんは気の強そうな人なんだろうなと思ってたし。
例えば、ドリカノの最終回近くでは、「目をもっと黒くするように」と言われたと書いてある。
ちゃお1月号発売!! - やぶうち優のハジさらしな日記

ゲキカワデビルの話も担当さんの意見でそうなったと書いてあったし。
打ち合わせ - やぶうち優のハジさらしな日記
あれ? よくよくこの記事見てみると、「あえて何も、なんにも考えずにのぞみました」と書いてある。おまけ漫画のほうではあたためていたネタがあったと書いてあるのだけど。
といっても、ネタを伝えたのは電話っぽい描写だったし、矛盾はしてないか。ということは、電話でネタを話して思いっきり否定されて、何の案もでずに打ち合わせにでて、「ファッション+サクセスもの」といわれたという感じなのかな。

後覚えてるのが、YouTubeに公開されているちゃおガールとの電話のやりとり。「お話のネタはどういうところから思いつきますか?」という質問に、「私自身あまり考えられないので、担当さんに決めてもらうことが多いです。」と回答。思わずちゃおガールも苦笑い。

そのせいで、ずいぶん苦労したそうです。それでも、やり遂げて面白くしてしまうのはさすがやぶうち先生といったところ(個人的には担当さんの功績とは言いたくない。「アレ私のアイディアですよねー」なんて言われたくない。参考:この動画、僕のアイディアですよね?とは (コノドウガボクノアイディアデスヨネとは) [単語記事] - ニコニコ大百科)。

それと、最後のほうには初期設定のラフ画集も。なお、連載開始当時は、ちゃおに切ない漫画が多いと感じたから、明るい攻めのヒロインにしたのだとか。
ただ、今回の巻でそんな裏話聞かされてもあまり説得力ないですけどね。多分、どのちゃおの漫画よりも今回の話は切ないだろと。
今後どういう展開になるのか全く予想できないです。