2014年1月2日木曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第22話

ちゃお 2014年 02月号 [雑誌]
ちゃお 2014年 02月号 [雑誌]


9連休もあるからいつでも書けるだろう。なんて思っていたら年末年始の特別番組を見てしまったり、家族につきあうことになったりであまり時間がとれなかった今日このごろです。
というわけで、今回もネタバレ全開な感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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幸田さんにカノンが奏四だとバレ、その後村崎さんの名刺を奏四が見つめて終わった前回。
今回はそのつづきなわけですが、ページを開くといきなり天使がモチーフ(羽根つき)の衣装を身にまとったカノンによるPVの撮影。

♪ワタシはココ ココにいるよ♪ ♪気もち弾む 鼓動のリズム♪

これも、『韻を踏む』を意識した作りになっているのでしょうか。

さっそく撮影した映像をいつものカラオケルームでチェックする奏四と心音と幸田さん。
心音曰く、「やっぱり"エンジェルモードその3"にして正解でぇ~す♪」とのこと。そして、「"その14"まであるのはヒミツでぇ~す!」とも。
作ったわけではないのだろうけど、それだけ考えることができるのはすごい。

一方、幸田さんが映像をチェックして何かつぶやいてます。
「ここはもっとカメラ引いたほうがよかったかなぁ…」「ここは光源が…」「こっちはアングルがベストじゃないし…」「ああっクレーンとかあればっっ……!!」
クレーンあっても、操縦できませんけどね。

ただ、その言葉にたいして奏四は「幸田さん1人でやれることには限界があるんだし… むしろ素人にしては技術も機材もレベル高すぎ…!」とフォロー。感極まる幸田さん。惚れてしまいそうなんでしょう。
いっぽう、心音は幸田さんの意見に同意。「もっと人手やお金があれば もっともっとカノンの魅力を伝えられるでぇ~す!!」「衣装もオーダーメイドして振り付けも…」
うーん。お金や人手があれば今以上にすごくなるのか。どうなるのかあまり予想つかないけど。

そんな中、奏四が一言。
「…男が 女の格好して女の歌を歌う… って… …ヘン…だよ ね?」
いきなり何を言い出すかと思ったけど、心音はその問いに答えます。
「ヘンでぇ~す」
おい!
なんちゅう返答。
この返答は予想外でした。

一方幸田さんからは「カノンちゃんの場合は ココにゃんの曲の世界を表現する"パフォーマンス"としてカンペキだから むしろ芸術の域だよ!」といい、心音からも「"カノン"は手品なんです! だからタネもしかけも見る人にわからないように最高レベルの仕事をするのがワタシたちの務めなんでぇ~す!」と。
ようは、男が女の格好して歌うのはヘンだけど、カノンの場合は芸術や手品の域なのだから、それを全うすることが務めということですね。要約がそのまますぎますが。

すると奏四は、「…ボクが プロになりたい…って言ったら…?」
しばし固まる心音と奏四(横一行に3コマ分。奏四の汗の数が一コマずつ増えていく)。
遅れて、「おっ…おお 応えんするでででぇ~す!!」と鉢巻を巻き、『KANON』と書かれた団扇をもったイラストで言う心音。
そして、奏四は「もちろん その時は 心音もいっしょだから…!」といい、またしばし固まる奏四と心音(横一行に3コマ分。二人の汗の数が一コマずつ増えていく)。

遅れて、「えええええ!? ムリムリ……ッ」という心音。親に隠さなくてよくなったことを奏四がいっても、「ででっ でもも… ワタワタシななんかッ…」と弱音をはく心音。
それにしたいして奏四は、「それ! その「ワタシなんか!」「…って言うのやめたら? 心音の悪いクセだよ!」
そうしてその後に言った奏四の台詞が以下。
「このボクが 心音とやりたいって言ってるんだ!」
何この台詞、かっこいい。これは惚れます。

そして幸田さんは奏四に「どうしてプロになりたいの?」と質問。
「その場合どうするの? "男の娘"として売り出すの? それとも あくまで女の子として? その辺含めて覚悟ってある?」
質問といっても、問いただしている印象を受けますが。後、この質問は、IVで村崎さんが允をスカウトした時の質問を思い出します。
そうして、「プロの世界は何があるかわからない」「男の子だってかくしてやるんなら なおさらリスクも高くなるよ」と幸田さんにいわれ、気の迷いが生じる奏四。

その時心音が「…奏四くん… プロになりたいデスか…?」と聞き、少したってから「…ちょっと 思って る …かも…?」と言う奏四。
すると、立ち上がって「じゃあ やりまショー!!」と気合を入れる心音。
そうすると、今までのことを語りだす心音。
「ワタシ…奏四くんに会うまで音楽の才能がないって思いこんであきらめてマシタ…」「でも…奏四くんに会ってから創作意欲があふれ出して…」(中略)「カラオケ店を経営していたパパに感謝」「ワタシを日本へ行かせたママに感謝でえ~す♪」
今ココにあるすべては 運命のめぐり合わせ――
とのことです。正直、『日本へ行かせた』という言葉に違和感がある気もしなくはないのですが、ともかく、今ここにいることはすべて、何億分の1の確率の偶然であり、運命なんですよね。
もし自分が小学生の時に学年誌を小学六年生まで買い続けていなければ、こんなサイトやブログを書くこともなかったわけです。これは本当、運命ですよね。

「そして… 奏四くんがワタシに「好きなものは好きでいい」って…」と心音がいうと、奏四が「あれは もともと心音がボクに…」と言い、「アレはきっと ワタシがずっとだれかに言ってほしかったコトでぇ~す」と心音。
心音はどうやら、意識的か無意識的か、自分が誰かに言ってもらいたいと思うことを詞にしていたようです。でもそれは、誰もが心のどこかで願っているかもしれないことなので、心に響くんだ。と、奏四。
こういう視点は、サービス業などでは特に大事になってきますよね。自分が言ってほしいこと、やってほしいことをする。まさに、ホスピタリティの精神ですね。

さて、奏四と心音が二人で心を通わせていると、横から幸田さんが「あまい!」と一言。
「「ちょっと」「なりたいと思ってるかも」…?」「その程度の気もちじゃ プロなんて到底無理だ」「プロの世界は「絶対」「これしかない」って人との真剣勝負なんだよ」と。
まあ、言いたいことは分かるし、そのとおりだとは思うのですが、「これは本当に自分のやりたいことなのか?」と自問自答してばかりだと前にすすめないので、一歩踏み出してみてもいいのではないかと思います。一歩踏み出してみて、ダメならダメでそれでいいんじゃないかと思うのだけど・・・。まあ、無責任な言葉でしかないですが。幸田さんの場合は、三人の中では最年長で保護者的な立場にならなくもないので、そう無責任なことはいえないのかもしれません。

そして、「やりたいことばかりできるとはかぎらないし」という幸田さんにたいして奏四は「それはわかってるつもりです」「そもそも"女装"からしてやりたいことではないし…」と。
幸田さんとしては、てっきりノリノリで女装していたと思っていたようです。そりゃそうだ。
まあ、女装してるのはあくまで心音の願いだから着てるんだろうしね。
幸田さんが、「女の子のかわいい服見つけたんだよ」って持ってきても着るとは思えません。

さて、上記の幸田さんの言葉を踏まえた上で奏四は、
「それ以上に心音の曲を歌いたいから… そのためならなんだってする…!!」
(それが"カノン"の… …オレの 存在理由なら…――)
と、奏四。
この台詞は、IIIの柚季を思い出します。文華に男とバレてしまった後に言う柚季の「オレ、そのためだったらなんだってする! 女のカッコだってなんだってやってやる…!」という台詞です。
ん?今何でもするって言ったよね?とか言ってる場合じゃないです。

その言葉を聞いた幸田さんは「じゃあ止めないよ」とあっさり引き止めるのを辞め、「キミたちが本気なら ボクも全力でサポートさせてもらう」と幸田さん。
プロになるリスクを伝えて、それでダメならその程度と思ったのでしょう。でも、ここまでいってそれでもやりたいと思うのであれば、それは応援してみようと思ったのかもしれません。
そして幸田さんは、(翼があればとびたくなる もっと高く もっと遠くへ その衝動を止められないなら 行ってみて その目でたしかめればいい 夢の世界の 現実を…――)と思ったよう。
プロになろうと思ったものの、あまりにも過酷な現実にあきらめたということだと思うのだけど、幸田さんの過去の話はいつ語られるのだろうか。

場面は変わってレミの歌うステージ。
「♪あなたに届かない…♪」と『スターダストマーメイド』の曲を歌っています。
そうしてスタジオからでてくると、そこにはアイドルの衣装っぽい服を着た女の子と話す村崎さんの姿が。
『ソネット』というグループのメンバーの『みらの』という人だそうです。

週末。
「ドーリィ♪カノン クマクマモード♪」といって、相変わらず1ページ丸丸つかって描かれるカノン。
「アタマとどこかにW(ダブル)でアニマル要素をとり入れるのがポイントでぇ~す!!」とのこと。
ちなみに、アタマの帽子がくまミミのようになっていて、後は靴下(膝より少し上の長さ。サイハイソックスというらしい)にクマの絵が。くまモンではないです。
なお、幸田さんは腸炎になってしまったよう。大変だな・・・。

で、二人が向かった先は村崎プロダクション。
ついて二人がデートで通った場所と気づく二人。そのことを思い出して二人で赤くなります。いや、そこ赤くなるところでもないような・・・。いったい何を思い出したんだ。と、今までデートの経験のない男が言ってます。
中に入ると、そこには『ソネット』というアイドルユニットが。
心音曰く、「14人中10人もっ…!!」とのこと。イラストも描かれているので試しに数えてみた。うん。確かに10人だ。パッと見て10人と分からないだろこれは。
後、ここにいることからも分かる通り、ソネットも村崎さんがプロデュースしたアイドルユニットだとのこと。
そてにしても、14人ってEXILE意識したんだろうか。関係ないと思うけど。

もう少し中に入ってみると、いたるところにポスターが。
その中には、『WARASHI NOW ON SALE!!!』と書かれたポスターも。レミが主役の番外編で『KARASHI』という芸能人がいることは分かりましたが、『WARASHI』というアイドルもいるということなんでしょうか。ところで、IVで村崎プロダクションは女の子タレント専門ということが分かったけど、今でもそうなのだろうか。

そして、連絡をしていたようで、村崎さんとカノン・心音が対面。
「そろそろ連絡してくるころかなーって思ってたよ!!」と村崎さん。
(ほんとかよ…)と心のなかで思うカノンに対して、(エスバー!? スゴ!)と思う心音です。
その後、「…で? もちろんボクにプロデュースしてほしくて来たんだよね? カノンちゃ…」というやいなや、「じつは そのッ… 心… CCといっしょにやりたいんですけど…ッ!!」とお願いするカノン。
「…デュオ? ってこと?」と聞く村崎さんにたいして、「い…いえッ デュオじゃなくて CCの作った曲をカノンが歌う…」と説明。
デュオの意味がよく分かってない自分なのでとりあえず調べてみました。
デュオ - Wikipedia
二人組みという意味らしいのだけど、いろいろ意味があるらしくよく分からない。デュエット - Wikipediaのページを見てみると、"同性による二重唱の場合はデュオ(duo)として区別されることが多い"と書いてあった。多分、こういう意味で『デュオ』なんだろう。ClariSみたいな感じか。

とにかく、そのカノンの言葉を聞いて、「"ユニット"ね」という村崎さん。ユニットでいいのか。
つづいて、村崎さんから質問。
「…念のため聞くけど CCちゃんといっしょにやりたい理由って 何?」
こういう質問を急にされたらうまく答えられません。自分なら、おどおどして声が小さくなり、「仲のいい友だちだからです」なんてことを言ってしまいそうです。
で、カノンはなんと答えたかというと、
「…心音の詞は心が震えるし… 曲は…ワタシの声にぴったりだから…」と回答。カノンは月並みな回答と思っているけど、自分にはすごくいい返答に思える。
のだけど残念ながら村崎さんに突っ込まれる。
「…じゃあ CCちゃん以上の詞と曲を書くコがいたらそっちのほうがいいよね」
思わず、「…は?」と言うカノン。読んでるこっちも、は? となりました。

そのタイミングでノックの音がして、「失礼します」と言いながら入ってきたのが『ソネット』のみらの。
先が見えるような気がしますが、とりあえず読み進めます。
ところでこのみらの、なんとデコ出しキャラです。やぶうち優先生のデコ出しキャラというと、『恋を奏でる季節』に収録の、『リンク~きみのてのひら~』の主役、美由宇。コミックスのほうではやぶうち優先生のコメントに『デコ出し系の髪型は実は苦手で』と書かれていました。

みらのは「遅くなりすみません」と村崎さんに謝った後、カノンを見、「あっ そのコが"カノン"ね! 動画で見た! かわいいィ!!」と発言。カノンとしては、(お いいヤツ…)と思い、好印象を受けたようです。
自分としては、何だか人形にでも言っているのかと思う発言に思えるのですが、この先に起こりそうな悪い予感がそう思わせているのかもしれません。

つづいて、心音を見るみらの。
「…そのコは?」という質問をすると、「ああ このコはCCちゃん 現在カノンちゃんの詞と曲を担当してる…」と答える村崎さん。
すると、「へぇ…」と言いながら、眉毛をぴくっとさせるみらの。
なんだかあまりよく思ってない雰囲気です。

その後、カノンにたいして「よろしく! カノン」と言いながら手を差し出すみらの。
カノンは条件反射で手を差し出し、握手・・・というよりみらのがカノンの手首をつかむと一言。
「いっしょにユニット! がんばろっ!!」

そうして、「アタシとカノン 2人のユニット…!!」とみらのが言って次回につづく。


ところで、今回の質問コーナーは『奏四くんの好きな食べものは何?』というもの。
どうやら、ミニトマトのようです。一緒に器いっぱいにのったミニトマトの絵が。これだけの量を食べるって、ミニである必要があるのだろうか・・・。
ところで、これ前もやらなかったっけ? 確か、メロンパンって答えていたような・・・。
と思って、ブログの過去記事検索してみると、【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第14話 | yuuの少女少年FANブログに書いてあった。どうやらその時の質問は「奏四くんが一番好きなパンは?」というものだったよう。メロンパンは本編中に何度か登場してるけど、ミニトマトはでてくるのだろうか。

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