2013年12月7日土曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第21話

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ちょっと遅くなりましたが、ドリカノ21話のネタバレ全開の感想を。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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幸田さんに「もしかして… …キミ…… カノン…ちゃん…?」と聞かれて終わった前回。今回はそのつづき。
「なんで? なんでバレた…!?」と、奏四は自分の過ちに気づいていない様子。まあ、急なことでケガの箇所を隠すなんてことはできなかっただろうしね。もう少し注意しておくべきだったか。
というわけで、どうすればいいかコソコソ話し合う奏四と心音。「ごまかしマスカ? ソレトモ しらバックレてかくしとおしマス…!?」この距離だと幸田さんに聞こえてそうなうえに、コソコソ話しだすほうが怪しいような気もするのですが。

すると幸田さんは「そんな…まんがやドラマみたいなことあるわけないよねっ!」と言って、部屋を去って行きました。
本心なのか、奏四と心音の様子を察しての行動か。
この感じは、Vの4話の初めの豊と稔のやりとりを思い出します。あの時は、『バレた』というよりは、『知ってた』わけですが。

というわけで、ごまかすかごまかさないかする前に去ってしまったのでバレたのかバレてないのか不安になる奏四と心音。
慌てて幸田さんに電話する心音だけど、何も考えておらず、電源を切ってるようで電話がかからないことでホッとする。
奏四はとりあえず落ち着こうとはちみつレモンを飲もうとすると、間違えて心音のジンジャエールを飲んで吹き出す始末。
動揺しすぎです。


さて、とりあえず奏四は「今考えないといけないことはひとつ!」「幸田さんがネットで暴露するかもしれない! それを阻止するにはどうすればいいかってことだ!」と発言。
幸田さんがカノンは男だとネットに暴露するかもしれないと思ったようです。
どうやら、最初に無断で奏四の歌っている『カノン』をアップしたので信用できないとのこと。
そして、心音の結論としては幸田さんに「この際 本当のコト言うべき …なのかも…デス…――」とのこと。
まあ、疑っている状況というのは気もちが不安定だろうし、幸田さんにとってもそれが一番いいんじゃないかと。

その夜。
動画サイトで『i・Love・U』の動画を見る心音。そして、幸田さんが初めて動画をアップロードしたことを思い出し、「ワタシが歌ってると思いこんで投稿したんデスよね… 悪気があったわけじゃ…」と独り言をつぶやく心音。
悪気はなかっただろうけど、どちらにしろ無断だしね。まあ、ドラマ版はもっとひどいけど。
ただ、それでも「幸田さん人の気もちに鈍感なトコあるから…」と思う心音。
おまゆう。

とここで、5分前に投稿されたコメントが目につく心音。
その内容は、『こんなカワイイ子が女の子のはずがない』というコメント。
思わず噴きました(一応いってくと、実際には噴いてないのですがネットで使われる面白いと思ったときの表現です)

まさかドーリィ♪カノンでこの言葉が使われるとは思ってませんでした。
で、ここであまりに意味不明で理解不能な言葉に疑問を感じる心音。「「男の子のはずがない」ならわかりマスけど…」と思ったところで、もしかしてこのコメントを書いたのは幸田さんじゃないかと思う心音(やぶうち優先生のブログに書いてあるとおり、『幸田さん』の文字が抜けてますが)。

ところでこのコメント欄、このページではちゃんと分かりませんが『カノンたんhshs』というコメントがあります。
hshsとは (ハスハスとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
意味は上記リンク先をみてもらうとして、まあリアルの中学1年生の女の子に使うべき言葉ではないと思います。


というわけで次の日、エンジェル★モードその2となったカノンと心音は、幸田さんがバイトでいるはずのカラオケ店にいくことに。
ところで羽は間に合わなかったようです。正直、羽がないと天使の格好ということが分かりません。
で、どうやらカノンも心音からコメントの件について聞いたらしく、「この動画のコメント…まだ騒ぎにはなってないけど… …やっぱり幸田さん… なのかな…」とカノン。
そして、「これで”カノン”も終わり か…」と一言。
『も』ってなんだよ。というツッコミはともかう、そう思うと残念がる心音とカノン。
とはいうものの、残念がるベクトルが違うようで、心音は(…ということは 奏四きゅんとの関係も…――)と残念がり、カノンは(…あれ? オレ… 残念に感じてる…? べつに"カノン"じゃなくても"奏四"として心音とつき合えばいいだろ)と、あいかわらず心はすれ違ってます。

さて、カラオケ店についたもののなんと幸田さんは休み。カノンが男だと知ってショックのあまり寝込んでしまっているのかもしれません。
と、心音に幸田さんからメールが届く。『今からちょっと 夢見大橋に来られる?』とのこと。美空川という川に掛かっている橋だそうです。
ところで、『夢見』って『ミ』が音の階名の一つということ以外は、音楽の要素ないよな・・・と。自分が知らない、もしくは分からないという可能性は高いけど。

心音とカノンの二人が橋に着くと、柵から身を乗り出しているようにも見える幸田さんの姿が。
「早まるなーーッ!!」と慌てる二人。もちろんそれは誤解なわけですが、よくドラマとかでみる光景ですね。
さすがに、その思い込みのほうが早まりすぎな気がしますが。

さて、幸田さんがなぜここに二人を呼んだかというと、『ココロノオト』のPV撮影場所にいいと思ったからだそう。人通りも少なく、車の騒音もそれをど響かない。空しか映らないような場所だからいい画が撮れそうだし、鉄塔がジャマだけど後で編集でごまかせるとのことだ。
それを聞いてカノンは、「…そんなことのために 今日バイト休んで ここに呼んだの…?」と疑心暗鬼な感じで質問。
思わず、「ごめん…」と謝る幸田さん。
そして、「何が「ごめん」?」と言ったカノンは、コメント欄を開いた状態の携帯電話を幸田さんに見せ、「…このコメント 幸田さん…?」と問いただす。
ここで幸田さんが、「い、いや違う! 誤解だ! そのコメントを書いたのはボクじゃない! ボクが『カノンたんhshs』なんて書く変態なわけないじゃないか!」と言い出したらどうしようと思いましたが、幸いそんなことはなく、いったい何のことを言っているのか分かってない様子。だいたい、いつのどのコメントのことかと言ってませんしね。
カノンが「昨夜書きこまれたコメントです」といってようやく、『こんなカワイイ子が女の子のはずがない』というコメントのことを言ってるのだと気づいた幸田さん(本当にこういう感じだったのかは分かりませんが、こういう解釈もできるということで・・・)。

すると「なんだコレ… タイミングよすぎ」といいながら笑い出す幸田さん。そして、「…やっぱり信用されてないなぁ…」とも。
というわけで、幸田さんはこのコメントを書いたのは自分じゃないと否定。
ところでこの言葉はネットでよくあるお決まりの台詞らしく、幸田さんがその意味を説明してくれました。
「ネットの一部ではね 女装した男の子や女の子みたいな男の子のことを「男の娘」っていって…」「「こんなカワイイ子が女の子のはずがない」っていうのは そのほめ言葉? としてよく使われる言い回しなんだよ」とのことだそうです。
こんな可愛い子が女の子のはずがないとは (コンナカワイイコガオンナノコノハズガナイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
ところで、「男の子」と「男の娘」って発音違うんでしょうか。言葉で伝えるとき、どう聞き分ければいいのかと思うのだけど。
まあとにかく、そういうことを言われても心音とカノンにとっては知らない世界の話なので、ぽかーんとしています。ちゃお読者のどれぐらいがこの言葉を知っていたんでしょうか。

そして、「…ホント おかしいよね…」と幸田さんは言った後、「カノンちゃんが 「男の娘」のはずがないのに ね…?」とカノンのほうを向いて聞くと、心音が何か喋ろうとし、カノンがそれを遮って、「……んな…」といい、
「こんなカワイイ子が女の子のはずがない… でしょ?」といいながらウィッグをはずす奏四。
いったいぜんたい、なぜこんな台詞をいうキャラクターにたいして、"かっこいい"と思ってしまうのか不思議でなりません。
それにしても、またTwitterや2ちゃんねるあたりでネタにされそうな画だなぁ。と。
まあ、探してもネタにされてる形跡はなさそうだったんですが。

というわけで、カノンが奏四だと分かった幸田さん。
「…やっぱりキミは… …奏四くん …だね?」というとその言葉に急に恥ずかしくなったのか顔を赤らめながら頷く奏四。さすがに道中でこの格好は恥ずかしいせいか、ウィッグをかぶりなおします。
そして幸田さんは、「…悲しいよ」と一言。
何が悲しいかというと、カノンが男であるということではなく、「今まで 話してくれなかったことが…――」と。
ネットにコメントを書き込んだと疑われたことについてもショックだったようで、「ボクは信用してもらえてなかったのか…って」と。
なんだか重々しい雰囲気な気がしますが、その言葉で人の気持ちに鈍感なのはこっちのほうと気づいた心音とカノン。
二人同時に頭をさげて「ごめんなさい!!」と誤ります。相変わらず、なぜこんなに同じタイミングで同じ動作をするんだ。双子みたいだ。

すると、幸田さんは「…やだなぁ なんで謝るの…」と。
いや、この流れは謝る流れなだと思うのだけども。
ではなんと言えばよかったのかというと、幸田さんによると、
「そこは 「これからもよろしく」でしょ」とのこと。
ちなみに、幸田さんのいうようような流れというのは下記のようなことだと思われます。
「ボクは信用してもらえてなかったのか…って――」
「これからもよろしくお願いします」
いや、おかしいよなこの流れは・・・。

さて、ここで幸田さんから言いたいことがあるようです。
「カノンちゃんのファンの人たちは"カノン"を女の子だって信じてる」
「ココにゃんの作った歌を歌うカノンちゃんを好きになって応援してくれる」
「その"カノン"が"ウソ"なのだとしたら」
「ボクたちのやっていることは"手品"なんじゃない?」
ここで、『ボクたち』の箇所に点(・)のルビが振られています。カノンだけじゃない、カノンと心音だけじゃない、カノンと心音と幸田さんがいてはじめて成り立ってファンを楽しませているということなんですね。
"手品"という表現は正直、どうなんだろ? と思わなくもないのですが、すなわちカノンの動画は「見る人を楽しませる"イリュージョン"!」だということを伝えたいようです。
"魔法"じゃさすがに言い過ぎだと思ったんだろうか。"手品"という表現がいまいちな気がするのだけれども(あくまで個人的意見)。

そして、「ファンの気もちを裏切らないように これからも協力させてくれないかな?」と幸田さんは二人にお願いし、「ギタリスト兼カメラマン兼エンジニアとして…」と。
この言葉を聞くと、いかに幸田さんが重要な人物かが分かりますね。
ドラマ版では、カノンの顔出しで踊ってる動画を無断でアップロードすることぐらいしか重要な出番がなかった幸田さんですが。
そして逆に、カノンや心音からも幸田さんに協力をお願いして一件落着。

奏四としては、"カノン"は"幻"だから、ヒミツがその力を失った瞬間、消えてなくなるんじゃないかと、怖かったようです。
まあ、今まで身近にカノンが奏四(男)だと知ってる人は心音以外いませんでしたしね。21話にしてようやくといった感じです。

そして家に帰った奏四は村崎さんの名刺を手にし・・・。
次回につづく。

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