2013年11月3日日曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第20話

ちゃお 2013年 12月号 [雑誌]ちゃお 2013年 12月号 [雑誌]
ちゃお12月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

今回は記念すべきちゃお600号のよう。
検索してみると、500号が合作の表紙だったのにたいし(コミックナタリー - ちゃお創刊500号はドリーム企画満載)、今回はなんとカノン独り占め。少女漫画雑誌の記念すべき号に、男が表紙という。

ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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今回から新章。始まりかたは前回の章の始まりと同じく、『ドーリィ♪カノン エンジェル♥モード』と、心音が奏四をカノンにしたところからはじまる。
天使というと羽があるイメージなのだけれども、羽はなし。まあ、あっても邪魔なだけか。

この衣装は新曲『ココロノオト』をイメージした衣装の候補その1だそう。曲名からして心音のことをあらわしているような気がしてならないのですが、そういやラファエルは心音のことを『天使』といっていたなと(最終的には『神』になりましたが)。

で、どうやらこの日はカラオケ店で新曲の打ち合わせらしく、私服の幸田さんとカラオケ店で待ち合わせ。
エンジェルモードのカノンを見た幸田さんは
――天使…! 天使ガミエル! ミカエルガブリエル…! …はお☆天使! テンショーン!!(天使)
と、少し頭の中が暴走。前の新章の始まりでもこんな感じでした。暴走モードは、ある意味心音よりひどいような気も・・・。

というわけで、『海賊☓ハート』と同じく、新曲も幸田さんにギターのパートをお願いするよう。
そして、心音が「じゃじゃ~ん! 本邦初公開!」といって紹介したところが、普段使ってる4番の部屋を「ワタシ専用ルーム!!」と紹介。
ドラマに影響されてるのか? とおもったものの、ドラマとは違って心音用にアレンジされた部屋なわけではなく、今までと内装は変わらないよう。ただ、いつでも自由に使っていいことになったんだとか。11話では「混んできたから延長なしで」と幸田さんから言われる場面もありましたが、そういうこともなくなるというわけですね。
なお、4番部屋を心音専用にしたのは、パパとママにバレたからだそう。母親にバレた後、父親にも知らせたのか。まあ、そのほうが自然だけど、描写されたわけではなかったので。
なお、3階のスタジオも使い放題になったんだとか。そこで宍戸ビルの簡単な図が描かれているのですが、一話で『空室』となっていた地下一階が、『カルチャースクール』になっています。埋まったんですね。よかったよかった。

そこで、奏四は(親が金持ち&理解あるって最強じゃね?)と思ったよう。そういえば、奏四の親については、会話にすら全くでてきてなかったと思うのだけれども(まさか姉との4人住まいだとは思わないし)、そのうちでてくるのだろうか。

次に、部屋の中で飲み物を飲む三人の描写。
心音はメロンソーダとカルピスのミックスだそう。無難な組み合わせな気がします。
一方カノンは『はちみつレモンのお湯割り』だそう。
なお、それを説明してるのは幸田さんの心の声。カノンが髪をくるくる回す癖まで読者に教えてくれてます。
ちょっとだけ嫌な予感がするのですが、まあそれはともかく、ここでいきなり「あーーっっ!!」と叫びだす心音。
どうやら、衣装の天使の羽を忘れたようです。
なるほど。次は『ドーリィ♪カノン JS(女子小学生)モード』ですか。ランドセル背負って。
とまあ、自分のつまらない冗談はともかく、やっぱり羽は用意してあったようです。
「じつはもうかなり前に作って倉庫に…」と心音。『作って』ということは、衣装の一部は心音の裁縫で作ったものなんでしょうか。後、倉庫ってどこ・・・。

というわけで心音は羽をとりにいくために部屋をとびだし、部屋の中はカノンと幸田さんの二人きりに。
微妙に気まずくなった感じで、最初に話を切り出したのは幸田さんのほう。
「…カノンちゃんって… ココにゃんがときどきここに連れてくる イケメンくんのこと知ってる?」と幸田さん。もちろん、それは奏四のことなので、奏四が女装したカノンは知ってます。なので、「…はい まぁ…」と返事。
すると幸田さんは、「…もしかして… カノンちゃんって…」といいだして・・・。
ページをめくると、
「"カレ"に気をつかってる?」と幸田さん。
どうやら、奏四とカノンが一緒にきたことがないからそんなことを聞いたよう。
ところで、今まで、奏四として心音と一緒にカラオケ店にきたことってほとんど描写されてなかったと思うのだけれども、幸田さんは心音と奏四がつき合ってると分かっているんだろうか。
まあそういうわけで、「たまたまですよ そーゆーの気にするタチじゃないんで!」と返答するカノン。

その後、話題を変えたほうがいいと思ったカノンは、「そーいえば幸田さんって…」と切り出し、
「スカウトされたことがあるって…」と言ったところで持っていたカップを落とす幸田さん。
どうも、幸田さんとしては、あまり聞いてほしくない話題だったよう。
スカウトされたことがあるというのは、2巻掲載の8話、94ページでバンドのメンバーが言っていたこと。その時、幸田さんは「ちょ…その話は…ッ」と、確かにその話題には触れてなさそうにしていたのだけれども、まさか伏線だとは・・・。ただの照れ隠しだと思っていたので。
なんだか深い意味がありそうですね。そのうちこの話題になることもあると思います。

さて、スカウトされたことの話題に触れてなさそうな幸田さんは、「…なんで そんなこと聞くの…?」と質問。
つづいて、「…もしかしてカノンちゃん… プロの世界に興味持った…?」とも質問。
いや、スカウトされたのにその世界に入ってない人の話というのは、別に芸能界の世界に入ろうとしていない人でも興味があるような気がするんですが・・・。
まあ、そういう質問がでてきた理由も、今後語られることになるかもしれませんね。別に深い意味はないのかもしれませんが。

と、そこで到着する心音。
背負った羽が邪魔で部屋に入れないようです。幸田さんのアドバイスで縦になって通り、なんとか入れることに。
まあ、馬鹿と天才は紙一重といいますし(使い方として間違ってますが)。

で、さっそくその羽をカノンに背負わせる心音。
その時の擬音が「ずしっ」というもの。そして、カノンの腰あたりの擬音は「ぐぎっ」。
かなり重いようです。
カノンいわく、「支えなしに背負って歌うなんてムリじゃ…」とのこと。
いったいどうやって心音はこの部屋までもってきたのか・・・。もしかして、心音のほうが力あるのだろうか? そうは見えないけど。
重すぎてこけてしまうカノン。あの狭い部屋で、こんな幅のある羽をつけたままころぶなんて、どういう状況なんだろうか。

とそれを見た幸田さんは助っ人が必要だと判断し、「あのイケメンくんに頼めない?」と提案。
すると、前にちゃおDXの番外編と同じように、心音のカノンは息を合わせて「それワ」「無理ィ!!」と否定。それにたいして、「なんでカノンちゃんが…?」と疑問を抱く幸田さん。
カノンもたまに油断してしまいますね。

まあともかく、奏四に助けてもらうことは無理、というより不可能なので、心音は「羽は小さくつくりなおすでぇ~す…!」ということに。
そもそも、どういう素材を使ってるのかと。もうちょっと軽い素材はないのか?
そして、心音が羽をはずそうとすると、羽がコップにあたってしまって、コップがテーブルから落ちて割れてしまうことに。
心音があわてて拾おうとするものの、カノンは「ボクが…」といいながらそれを静止して拾おうとするのだけれども、その時にコップの破片があたり、右手の人差し指に怪我をしてしまうカノン。

その後のカノンの行動。
「ケガしたのが心音じゃなくてよかった…!」と言いながらケガをした箇所を舌でなめるカノン。
カノンの格好でもイケメンになりますが・・・。

幸田さんはというと、救急箱をとりにいき、包帯らしきものをカノンの人差し指に何重にもして巻くという。見た目、絆創膏でも大丈夫そうなケガなんですが・・・。
そして、その幸田さんの不慣れさに思わず「ぷっ」と吹き出すカノン。そして、幸田さんを見ながら、「…手当てしてくれて …ありがとうございます」とお礼。
こんなもん、天使の格好でいわれたら惚れるに決まってます。たった2ページで、心音も幸田さんも惚れ直させるような行動をとるカノン。恐ろしい・・・。
ところで、幸田さんがカノンの癖に注目した後に、カノンがケガをするって、バレる伏線な気がしてならない。

次の日。
どうやら学校の場面のよう。右手人差し指には絆創膏をはった奏四。
心音によると「久々の制服でぇ~す」とのことなので、二学期の始業式の日なのかも。
いつものように、女子に囲まれる奏四。心音いわく、二割増しなよう。
だけど、奏四と心音は少し離れた所から目配せし、にこっ。
とそこに、「ぉはょぉ」という少し懐かしさを覚える挨拶が。
本編に久々にレミ登場。「"目と目でつぅじぁぅ"ってぃぃな」とのこと。多分、心音としては誰も気づいてないと思っていただろうと思うので、この言葉は恥ずかしかったんじゃないかと。まあ、そういう描写があるわけではないんですが。

と、レミ登場でレミのまわりに集まりだす女子たち。話は動画バトルについて。
「感動して泣いた!」「今まででいちばんよかった」という感想なよう。
その中で、「カノンもまあまあだったけど… やっぱ比べちゃうと…ねーっ」という発言も。
それを聞いた奏四はむっとしたよう。(こっちは素人だっつの!!)とおもったようです。
ただ、そんな中でもカノンもよかったと思う人がいるようで、そちらに聞き耳をたてる奏四。
「プロとか素人とかあまり関係なくない?」という疑問を発した人も。
ところで、このときの場面ですが、奏四の周りにまだいる女子が3人いるのですが、そのうち一人がデブなんですよね。3巻にでてきた奏四ファンクラブの人たちの中にデブはいなかったので、ドラマにでてきた三人なんでしょうね(一人はツインテールだし)。

さて、「プロと素人の違いって何? みたいなー」という発言にたいして、いろいろ考える奏四。
「ギャラが発生するのがプロ?」「素人のほうが自由っぽい?」とそこで、2巻で幸田さんがいっていた、「100%思いどおりってわけにはいかない」「それがプロの世界だよ」という発言を思い出す。
あの時は、『普段と違ってやけに真面目な感じだな』としか思わなかったのですが、ある意味それが、幸田さんがプロにならなかった理由なのかも。

ちなみにレミによると、
「求められる自分の役割ぉ 決められた時間の中で果たす…」「…のが "プロ"なんじゃなぃかな…?」とのこと。
それを見て心音と奏四は『レミが成長してる…!!』と思ったようです。
まあ、自分が作った曲じゃないのに自分が作った曲として売り出すのは、お金を払ってるファンからしてみれば求められてることかどうかは分かりませんが、レミが成長してよかったです。

ここで奏四はラフェエルの言った「ソレダケのため歌う… 歌カワイソウ…」という言葉を思い出し、『技術(テクニック)はプロになる"大前提"でしかないんだ』と思ったよう。そして、自分はまだまだ素人だとも。
と、そのことを思った途端、奏四は自分が『プロになりたい…のか――?』と何か自分の思いに気づき始めたような雰囲気に。
もしかして、これからプロの世界を目指す話になっていくのだろうか。まあ、村崎さんに連絡すればすぐに芸能界デビューできそうな気はするけれども。

その放課後。奏四と心音は一緒にカラオケ店へ。
するとそこには私服姿の幸田さんが。どうやら、カノンに会いたくてきたよう。会える確証もなく、バイトもないんだったら、バンドの練習したほうがいいんじゃないかと思わなくないのですが、とにかく今日来たのがカノンではなく、奏四と分かったので「やっぱりおジャマみたいだから帰るよ」と帰ろうとする幸田さん。
そんな中、「えッ そんな…」「ジャマだなんてッ… ぜんぜん!」と引き止める心音。奏四はそれをちょっと嫌がってるようですが。

というわけで、幸田さん、心音、奏四の三人が一緒のカラオケルームに。
幸田さんにしてみれば、奏四は自分のことをよく知らない人なので、幸田さんは自己紹介することに。思わず心のなかで「知ってるっつーの」と突っ込む奏四。
そうして幸田さんは奏四の行動をなぜかチェック。カノンと同じではちみつレモンのお湯割りを飲んでいるよう。そうして、髪をくるくる回す癖とカノンと同じ。
と思ったところで、奏四の右手人差し指にケガをしていることに気づいた幸田さん。
先ほども話したように、幸田さんは同時にカノンと奏四がいることを知らないことにも気づいています。

思わずぶつぶつと「…ありえない…」「…あるはずがない…」「…あってほしくない…」「…けど…」とうぶやく幸田さん。はたから見てたら怖そうです。
そうして意を決意して奏四にたずねる幸田さん。

「もしかして… …キミ……」
「カノン…ちゃん…?」

その流れの次回につづく。

この流れまで前の章の始まりに似ているようなきがするのですが、今回は事情が全く違います。
しかも、ラファエルや母親と違って、今後もお付き合いしていかなければいけない相手です。
まあ、そろそろ女装バレはあってもおかしくないとは思いましたが。
来月号ではそれでもごまかそうとするのか、正直にそうだと伝えるのか。
楽しみにしときます。

4 件のコメント:

  1. ドーリィ♪カノン、さいこ~です。

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  2. ドーリィ♪カノン、奏四きゅんかっこいい!                              心音ちゃん、かわいい~!                                     さいこ~!

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