2014年3月4日火曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第24話

ちゃお 2014年 04月号 [雑誌]
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今回もネタバレありの感想エントリーです。
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なんだか扉絵が豪華な今回の話。奏四や心音だけではなく、幸田さんやラファエルまで。いったいどういう状況なんだろう・・・。

というわけで、オーディション中の心音とみらの。時刻は1時少し前。タイムリミットは3時です。
みらのは何か書いているようなのだけれども、楽譜を書いているのだろうか? 作曲できる人ってどうやって作曲してるのか全然知らないのだけれども、自分の頭のイメージだけで楽譜書くのか。

ふと、部屋の角の天井をみると、監視カメラに気づくカノン。村崎さんが部屋の中チェックしてるのかもしれないですが、そうだとしたら事前に言ってほしいですよね。

一方、心音は何も手につけれていないよう。それに気づいたみらのは、「あれーーっ? まだなーんにも考えてないの――っ!? そんなペースでまにあう!?」と突っかかる。
「…まあ ちょっと気まぐれで投稿した動画が注目されて なんの苦労もしてないCCちぇんには いきなりムリ難題だったかなー?」と意地悪くいうみらの。相変わらず嫌味な子だなぁ。
そもそも、なぜみらのはカノンと組もうと思ったのだろう。大人数のアイドルの後ろ側の目立たない位置にいるよりは、動画サイトで注目のコと組んだほうが売れると思ったのだろうか。

さて、ここで先ほどのみらのの発言についてカノンが一言。「人のことよく知りもしないくせに よく そんなことが言えるね」
ここでドラマ版奏四を思い出してしまった自分(具体的に言うと、ドラマ版奏四のレミに対する印象について)。いや、全然状況が違うんですけどね。

つづけて、カノンが心音をフォロー。
「少なくともこのコは初対面の人にそんなこと言わない」「人の気もちや境遇をわかってあげようとするコだよ」
対比としてみらのに対しては、「…なのに キミは自分の勝手なイメージでそんなふうに言う…」「そんなヤツが作った歌なんか 絶対に歌いたくない!」とも。
何も言い返せずに、イスに座り直し、ヘッドフォンをつけて作曲のつづきをするみらの。ところでこのヘッドフォンは音楽流れているのだろうか。音楽かけながら作曲って多分すごい難しいと思うのだけど(自分は作曲自体できないので、よく分からない)。

ここでみらのの心境。
(どうしていつも… アタシがこっちを向いてほしいと思っている人は アタシのほうを見てくれないの…!?)
過去に何かあったようですね。親とか、好きな異性とかかな。アイドルグループの中の目立たない存在というと、そのアイドルグループのファンという可能性もあるけど、それは違うような気がする。

一方、監視カメラから部屋の様子を見ている村崎さん。やっぱり見ていたんですね。ただ、そのカメラの位置からして画面に映しだされている部屋の角度は少しおかしい気はしますが、そういうツッコミはやめておきます。
ぱっと見、画面の中は今回の話の最初のコマと同じように見えますが、時計だけは少し進んでいるようです。時刻は1時。
「…そろそろいいかな…」と村崎さんがつぶやくと、3人がいるオーディションをやっている部屋にやってきて「ここからはCCちゃんとみらのの公平を期すために カノンちゃんには別室に移ってもらうよ」と伝える。最初の1時間はみらのからの質問タイムと考えていたんでしょうか。カメラ越しに部屋の様子を見ていたのであれば、もうちょっと早くてもよかったと思うのだけれども。
それとも、カノンとみらのの雰囲気が悪くなってきたからこのタイミングにしたんだろうか?

去り際、不安な心音に対して言葉をかけるカノン。「だいじょうぶだよ 心音 がんばって…」
そうして心音の耳元に近づいて「このオーディションがうまくいったら 心音の言うことなんでも聞いてあげるから――」とも。
ん?今何でもするって言ったよね?
前にもこの言葉、言ったような。
心音は察しのとおり、「なんでもッ…!?」という言葉で、いろいろな姿のカノンや奏四を妄想。うさみみミニスカメイドのカノンだったり、みみつきフーディの奏四だったり。うさみみミニスカメイドはいろんな意味でダメだと思うのだけど。

それにたいして、「ガンバるでぇ~す!!」と言ってみたものの、カノンがでていくとみらの以上の曲なんてすぐには思いつかないと落ち込む心音。一方、みらのはトイレへ。
と、そこで場面は変わって幸田さんが登場。ものすごく気分が悪そうにしながら、オーディション会場にやってきたようです。あれ? 今回も幸田さんが一緒に行く予定だったのに体調不良でいけなかったんだっけ? と思って前号を見なおしてみたけど、そういう記述はなかった。1週間前に村崎プロダクションに来た時には、幸田さんが体調不良でいけなかったということは前々号に書いてあったけど。でも、その間に幸田さんと話している場面はあるんだよなぁ。何かトラウマとなっていることがあって、それが原因で体調不良を起こしているのだろうか。毎回毎回、村崎さんが近くにいる可能性のある場所に行こうとすると具合悪くなっているように思うのだけれども。

で、幸田さんは何しに来たかというと、ただたんに心音やカノンの保護者だから来たということらしい。はたして、必要なんだろうか? そんなムリして来るようなことでもないような。
そして、ロビーのイスに座りながら、(ココにゃんとカノンちゃん だいじょうぶかな…)と心配する幸田さん。と思ったら、お腹の調子が悪くなり、(…ボクがだいじょばないかも…)と思いながらトイレへ行く幸田さん。
と、トイレの前までいくと、ちょうどそのタイミングでトイレからでてきたみらのと目があう二人。
すると、そそくさとトイレへ入ろうとする幸田さんに対して、みらのが「……ある… …と……?」と呼びかけ。
知り合いだったみたいですね。先月号の幸田さんの「…いや…」という言葉はやっぱり伏線だったのか。先月号の感想で、『作詞・作曲がみらのという文字を見たから、何か言おうとしたんじゃないか』みたいなこと書きましたが、今思えばそれだけにしちゃ意味ありげな場面でした。

そうして、「あると… …だよねっ…?」ともう一度呼びかけると幸田さんはみらのの方を向き、
「…久しぶりミソノ…ぃゃ」「今は…みらの…か…」という幸田さん(『いや』は多分小文字になってる。レミの影響か?)。
というより、ミソノ? 今は芸名なのか? それとも、『ミソノ』のほうが芸名か? どちらも芸名という可能性もあるけど。

「なん…で ここにッ…!?」というみらのの問いに対して「カノンちゃんとココにゃ… CCちゃんの保護者…的な…?」と答える幸田さん。保護者が未成年というのもどうかと思うけど、名探偵コナンだとよくある光景か。
それを聞いたみらのは「どーりであのコたちのクオリティ高いワケねっ あるとがバックについてたなんてっ」と言い、それに対して幸田さんは「…ありがと」と。
そこは、「ボクだけの力じゃないよ」とかは言わないのか。

続いてみらのは「じゃあ 今はお互い敵ってコトねっ …って 前は味方だった ってワケでもないけどっっ」と言う。いや、別に今でも『敵』というわけじゃないと思うのだけれども・・・。
それに対して幸田さんは「…あいかわらずなんだね…」と言い、さらにその場から去ろうとするみらのに対してつづけて「…ミソノ… キミは今も前しか見えてないんだね」と。
うーん。本当いったい幸田さんとみらのの過去に何があったんだ・・・。ちょっと予想がつかない。元々同じメンバーとして活動してたとかか?

一方、心音は奏四の写真を待ち受けにした携帯電話にすりすりしながら現実逃避中。
と、そのタイミングで携帯電話が鳴って驚く心音。「でで…で電源切ってなかったでぇ~す!!」と独り言を言う心音。いや、切ってなかったからすりすりしているように見えたのだけれども。
そして、次に心の中で(みらのさんがいない時でヨカッタ…)と思う心音。もしかして、みらのが部屋から出て行ったの気づいていなかったとかだろうか。

着信相手はラファエル。もう登場することはないと思っていました(今回は扉絵にすら載っているというのに)。
ラファエルによると、「来月 また日本行くコトなった」とのことです。何か変な日本語だし吹き出しの形も丸っこいのになってるけど、日本語で話しているのだろうか?

そうして、電話越しで心音が何か困っていると察するラファエル。国際電話な上に携帯電話だから音声だってキレイじゃないだろうに(多分)、この察しはすごい。
「力になりたい… 今 話す できないか?」というラファエル。それにたいしてオーディション中なのですぐに電話を切ろうとしていた心音はラファエルと話すことに。
「今までワタシが作詞作曲してきたモノは… 真似事で作った"ようなモノ"…」「ちゃんと勉強したワケじゃないから お約束とか専門用語とか何も知らなくて…」という心音にたいして、「たしかにココネ 昔から基礎とばして感性だけでつっ走るクセある」とラファエル。
しかしそんなコトはさして問題ではないようで、「ココネ 多くのクラシック曲トカ ボクのピアノ聴いて音楽で表現して伝える方法 じゅうぶん身についている」「たとえるなら赤ちゃん(ベービ)が自然に言葉を覚えていくようにね」と伝えるラファエル。もちろん、新しい世界の共通の言葉は必要になることもあるだろうけど、「それはこれから覚えればいい ココネならすぐ覚えられる」とも。
そして、最後に「…ボクも日本語すぐ覚えた… …ココネの国の言葉で話したい… ココネのいる日本のコト… もっと知りたい思たから…」というラファエルの言葉を聞くと、その、『もっと知りたい』という言葉が心音の琴線に触れたよう。そして、今までのみらのや幸田さんやレミの言葉を思い出し、(…コレは 勝ち負けを競うためのオーディションじゃない…)と思う心音。
『ワタシがプロになるための"テスト"――』だと察したようで、不安が解消された心音。
笑顔で「ありがとうらふぁてぃー!」と言う心音と、「どうもイタシマス!」というラファエル。いや、その言葉はさすがにおかしい。
ところで、やっぱりラファエルは日本語で話していたようですね。『すぐ覚えた』ってすごい。ドイツ語と日本語じゃ全然違うと思うのだけれども。

場面は変わってカノンのいる部屋に。時間も飛んでいるようで4時少し前になっています。
(…なにか あったのか…!?)と不安になったところで、ノックの音。そうして部屋に入ってきたのは、村崎さんと・・・レミ。
ここでレミが登場してちょっとビックリした。ということは今回の話は、カノンも心音もレミも幸田さんもラファエルもみらのも村崎さんも出ているという、主要キャスト全員が登場する話に。しいていうと、奏四男バージョンがでてきてないというぐらい。扉絵と心音の妄想ではでてきたけど。
部屋に入ったレミは「こんにちゎ」とカノンに挨拶。
よくよく考えたら、カノンとレミが対面するのって、カノンがレミの家に行って追い返された時以来か。その間、メールのやりとりぐらいはあったんだろうか。

さて、ここで村崎さんが「さて問題です!」と発言。
「なぜここにレミがいるのでしょう?」とでも言うのかと思ったら、「これからレミが2曲歌います」とつづける。
「1つはみらの もう1つはCCちゃんが作ったもの! レミには どっちがどっちを作ったか知らせずに この1時間練習してもらった」「さあ! どっちが"カノンちゃんが歌いたくなる歌"でしょうか!」「直感で正直に答えてね♪」と。
よくよく考えたら選考方法ちゃんと説明されてなかった。普通に、2つの曲を村崎さんなど偉い大人達が選んで決めるのかと・・・。そんな選び方だとみらのが圧倒的に有利だよなぁ。とは思っていたけれども、想像以上に公平な選考方法だった。

というわけでこのカノン究極の選択については、次号。
幸田さんの過去についてはいつ明かされるのだろうか。

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