2019年7月7日日曜日

『ゲキカワ✕デビル』の7巻を購入しました

ゲキカワ▼デビル (7) (ちゃおコミックス)
やぶうち 優
小学館 (2019-07-01)
売り上げランキング: 10,944

帯によると、『JS支持率ナンバー1』とのこと。こんな彼氏が途中で突然死ぬような話が女子小学生の間で人気なのか。しかも、その割には全然話題になっている気がしない。Pixivにもほとんどゲキカワ×デビルのイラストがないし(そもそも、女子小学生でPixivやってる子はあまりいないと思うけど)。

今回の話では、りりむやらいむなどの昔からの女友達が主人公のマイに新しい恋をしてもらおうと、何度かアモンと二人きりにさせようとする場面があったのだけど、なんだか余計なお世話な気もしなくはない。マイだって、完全に断ち切れてるわけではないように思うし。アモンのほうは、ちょっと気にかけてるみたいだから、アモン視点で考えると悪くないかもしれないけど。
そろそろ、りりむ自身に新しい恋が芽生える展開になっても面白い気はする。

ただ、今回の話で衝撃だったのは、やっぱり母親の登場かな。今まで全然親でてこないなと思ったら、ようやくでてきた。
ずっと母親とは会ってなくて、母親は自分のことを嫌ってると思ってるって、よくよく考えたら、『ドーリィ♪カノン』と同じだなぁ。ただ、『ゲキカワ✕デビル』のほうは両親離婚しているうえに、久々の再会でも敵対的な態度だから、そういう意味では、『ゲキカワ✕デビル』のほうがひどい母親のように描いているように見える(ドリカノのほうは、まだ心音の勘違いじゃないの? と思われるような描写だったと思うし)。
一応今回、母親はマイのことを気にかけていたから、マイがやっているジミマイのことについてもよく知っていてくれたから、マイのことを遠くで見守っていたというような描写で終わったけど、これだって、ファッション雑誌の編集長なんだからそのへん調べて知ってるぐらい言えるんじゃないかと思った。

まあ、結局は自分を認めさせて仲直りするという流れなのだろうけど、どういう展開にしてそうなるかまでは読めないので、次巻も期待したい。