2014年7月21日月曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン番外編「ココナツ~心音の夏休み~」

ちゃおデラックス 2014年 09月号 [雑誌]
ちゃおデラックス 2014年 09月号 [雑誌]

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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夏休み。レミが村崎さんからプールの招待券をもらったらしく、カノンと心音に一緒に行かないかと誘うところから始まる今回の話。
相変わらず村崎さんは事務所の子に招待券をプレゼントしているようです。IVでは何回かつぐみにプレゼントしてましたね。
ちなみに、プールの名前は『メロディアンパラダイス』

なお、時系列的に本編の夏休みの間と考えていいのかは微妙なところ。二学期の初日に久々にレミにあったということだったけど。まあでも、夏休みの初日に会っただけだったら、二学期の初日に会っても久々ということになるか。

さて、ここでレミのお誘いにたいしてカノンが一言。
「ワタクシはご遠慮させてイタダキマス…」
なんだこの敬語の言い方。この後レミが「アタシゎまだ… カノンさんとぉともだちじゃなぃから…?」と泣いて、(女ってめんどくせー…!)とカノンが思いますが、この言い方はものすごい距離を置かれたように感じるのは分かります。
確かにこれだけで泣くレミもレミだし、めんどくさいのは分かるけど。

そうしてフォローとして、「夏休みは曲作りで忙しいから… ねっ心音!」と心音をまきこむ形で嘘をつくカノン。これは心音がかわいそうな気が・・・。

そうして渋々帰るレミ。
「ああああ… せっかくのお誘いだったのに…」と残念がる心音。そりゃ芸能人にお誘い受けるのはかなりうれしいこと。カノンとしても、(たしかにひかれる)とは思ってるらしく、たらカノンとして行くのはいろいろ問題があるからと断ったそう。
そこでカノンが、「"奏四"としてならいいんだけど…」と一言。
「"同じクラスの奥田くん"としてレミとも面識があるし 心音とカレカノってことも知ってるし…」と続けるカノン。
ただ、心音は「えっえっ… でもソレって…ッ」と乗り気じゃない様子。
なぜかというと、
「ワタシが奏四くんの前でみ…水着になるってコトデスよねッ!?」「ハズカシでぇ~す」とのこと。
この発言には思わずコケるカノン。そりゃそうだ。思わず、「その恥ずかしいことをボクにさせようとしてるんだけど…?」と言うカノン。一理ある。
ただ心音としては、「奏四くんの前だから恥ずかしいのであって…」「カノンの前なら全然オッケーでぇ~す!!」とのこと。
心音の中ではやっぱりカノンは女友達みたいな感覚かもしれないですね。
そういや、前に『女声男子』という少女少年に似た漫画を読んだけど、そこに出てくる主人公の女の子は男性恐怖症だけど、男のほうの主人公にたいしては女装してるときは大丈夫という設定だったなぁ。まあ、見た目でだいぶ変わってくるんだろうね。

そうしてカノンは、「ボクは公衆の面前で女物の水着を着るのは恥ずかしいから!」とはっきりと伝える。
ものの、心音は「どうしてデスか?」と質問。
「なんでスカートはよくて水着はダメなんデスか??」と。いや、スカートだって嫌がってるだろ。心音は分かってないのか。
と、そのことをカノンが伝えると、「どう考えても男物の水着のほうが恥ずかしいじゃないデスか~!」「半裸!」と心音。
なんだかすごい、一理あるように思えてしまった自分。

さて、ここで心音から問題。
1.女物の水着を着た奏四くん!
2.男物の水着を着たカノン!
3.女物を着たカノン!
「いちばん恥ずかしくないのはどれでショーか!?」
この問題はひどい!
ドリカノで久々に腹の底から笑えました。

3が一番まともな気がすると一瞬だまされるカノン。
「いやいやいや! 4.男物の水着を着た奏四がないのはおかしいでしょ!?」となんとか気づいたようです。
しぶしぶ「…わかりマシタ…」という心音。
「奏四くんがそーまで言うなら レミに奏四くんを誘ってもイイか相談してみマス」と。そして、
「…ただレミはカノンと行きたいのに奏四くんが来るのはちょっとおかしい感じがしマスけど…」と心音。
カノンもそこは、(たしかに!)(てゆーかそこ 最初に気づけよオレ!)と自分ツッコミ。
で、仕方なくカノンは折れて、「心音がそうまで言うならカノンとして行くよ…」と。
ただし、「今度 "奏四"と2人でプールに行くこと!」と条件つき。
心音は「えええええ!! は…恥ずかしいでぇ~す!! 2人でプールで…え…と…」と言いながらきゅん死。
そこでなぜか、(え? ちがっ… べつに2人でプールに行きたいワケじゃなくてッ… あくまで心音に恥ずかしい思いを…)と思うカノン。
思わず、二人で行きたいんじゃないのかよ! と突っ込んでしまいました。それって、ただのSじゃ・・・。

そしてレミとの約束の日。
「ドーリィ♪カノン 常夏☆ココナツモード!」と水着を着たカノン。
心音いわく、「プールに行くってパパに言ったら色違いで2着買ってくれたでぇ~す! でも女子更衣室でお着替えできないから 家カラ着てきたでぇ~す!!」とのこと。
そういや、少女少年Iを読んだ時は何も思わなかったけど、よくよく考えたら帰りどうするんですかね・・・。
そこで、「あなーたにー♪ とどーかないー」と心音の携帯から『スターダスト・マーメイド』が流れてくる。どうやらレミからメールのようです。心音は着信音だけで気づいたようなので、人によって着信音変えてるんですね(奏四や幸田さんからは「メールがトドイタドリ♪」だった)。いや違うな。4巻ではレミからも「メールがトドイタドリ♪」だったぞ。
それより、メールが届いた知らせの音なのに、「あなーたにー♪ とどーかないー」とはこれいかに。

メールを見ると、件名『レミです』とあり、
『カゼひぃちゃったみたぃ 微熱がぁるのでぃけなぃ… ごめんなさぃ…』とのこと。
このオチは悲しいですね・・・。
ちなみに、日付は2014年7月27日となってます。
ドリカノのメールは日付が伏せてあったり年だけ表示してたりバラバラだなぁ。2巻では年が12(2012年)となっていたような…。
と思って2巻を確かめて気づいた。心音の携帯電話がガラケーからスマホに変わってる!
よくよく考えたら、5巻においても心音の携帯電話はガラケーだ。
番外編はパラレルワールド的なものと考えたほうがいいかもしれない。

2014年7月14日月曜日

ヤフオクで今まで持ってなかったやぶうち優先生のコミックスを購入しました


自分がもっていないやぶうち優先生のコミックスのみがうまい具合にヤフオクで出品されていたので思わず購入しました。2570円と思ったよりかかってしまったのですが、これでコミックス化されているやぶうち優先生の作品はすべて読んだことになります(多分)。

むしろ、今までなんで持ってなかったのという感じですが・・・。こんなブログやサイトをやっていて・・・。

とりあえず、『おちゃらかほい!』『みどりのつばさ』『短編物』『その他』の4つに分けた簡単な感想。

おちゃらかほい!


前に、心音はやぶうち優先生の作品にしては珍しくメタ発言が多い。なんて書きましたがこの漫画で普通に使われてました(ちなみに、初期の短編漫画にも何作かメタ発言がありました)。こういう漫画がちゃおに掲載されてたのかと驚き。コロコロコミックに掲載されてたと言われたほうがまだ納得できるかもしれない。

はぶっち先輩のキャラがいろいろとひどい。ここまでの変態キャラはそうそう描けないようなきがするんなぁ。でも、人気だったらしい(謎)。

後、最後に載っていた4コマ。玄米先輩は靴箱を開けると落ちる何十通ものラブレターというネタがあったのだけれども、こないだこのネタがドリカノ番外編でやってました。その時自分は「最後に入れた人は落ちたラブレターを全部入れたうえで自分のも入れたのだろうか」みたいなことを思ったのですが、この漫画でまさにそのことが書いてありました。まあ、そりゃそう思うか。

そうそう、自称、少女少年ファンとして忘れちゃいけないのが番鳥について。自分が作ってる用語集にも『もともとはやぶうち優先生の他の作品の『おちゃらかほい』に登場していたキャラ。』と書いてるにも関わらず、自分が読んだことなかったという(番鳥|少女少年用語集)。わざわざ、お茶の中にフンしなくても…。

みどりのつばさ


地震ネタがあってなぜか驚いた。今の時代でもこういう作品は描けるんだろうか。東日本大震災後、こういう地震ネタはタブー視されてるイメージがあるけれども。

この作品のメインは村同士の対立についての話だと思うのだけど、最後にカップルになった3組はみんな同じ村同士なんだよなぁ。一組ぐらい違う村同士というパターンがあってもよかったと思うのだけど。後、翼が嫌味な男だなと(ヘルメットはちゃんとつけろ!)。委員長の藤木のほうがいいヤツだと思ったんだけどなぁ。まあ、イケメンなのは翼のほうなのでしょうがない(そういうことじゃない…とセルフツッコミ)。

それと、ラストの4年後に翼が人力飛行機で離陸する時の見開きの絵。文字は『わぁっ…』としか書かれていない見開きの絵。贅沢すぎてまた「おおっ!」と思ってしまいました。この演出は簡単なような気はするけど、すごいと思う。

後、前から思ってたのだけれども、やぶうち優先生の作品って最終回が数年後という展開が多いような。ちゃお買い始めていろんな作品の最終回を見てきたけど、あまり最終回が数年後で終わるパターンってなかったような(最終回が数年後というパターン自体はよくあると思うけど)。今度、まとめてみようか。

短編もの


連載自体は『君にストレート』自体が初めてだったらしいのだけれども、シリーズ物として同じキャラクターがでてくる作品が複数あって驚いた。短編もののほとんどの作品は全く別の作品だろうと思っていたので。実際、やぶうち優先生の短篇集の『チコのねがい』『君が舞い降りてきた』『恋を奏でる季節』は一話ものだけだったし。

短編もので特に気になったのが『美少女まんが家 ラブリートーン』という漫画。この作品は衝撃的だった。内容もすごいけど、演出もすごい。内容としては編集部にたちむかう少女漫画家の物語なのだけれども、これを小学館がOKしたのかと。一歩間違うと、小学館自体、こんなところなんだろうなと思われかねない漫画なもんで・・・(さすがにここまでひどくはないと思うのだけれども、小学館の編集部は悪い話をよく聞くので・・・)。それと、演出もすごい。漫画のトーンを使った演出を現実の効果となって現れるという手法をとっていて、驚愕。この手法は新しい気がした(20年も前の作品だけど)。

その他


文庫化されて読んでた水色時代だけど、もしかしたらコミックスのほうにか収録されてない漫画があるかもしれないと思って最後のほうだけパラパラと読んでみた。水色時代1巻には短編マンガとあとがき漫画が描いてあったのだけれども、そこに当時のスタッフについて紹介されていた。アシスタントの一人が、彼氏だったんだとか。旦那か? と一瞬思ったけど、東京都出身と書いてあるので多分違うかな。
それと、少女漫画なのに男ばっかりだったんだとか。今はアシスタントは女性限定らしいけど、当時は男が多いぐらいだったのか(アシスタント募集中!! - やぶうち優のハジさらしな日記)。

後、やぶうち優先生の作品ってレズキャラが多いような・・・。今回読んだ中では『おちゃらかほい!』と『軌道はずれの迷惑星』の二作品にでてきた(正直言って、後者のほうは出てくる出てくる必要性すらほとんど感じられなかった)。他にも思いつく限り、二作品にレズキャラがでてきたと思うのだけど。こっちも時間があればまとめてみようか。

2014年7月5日土曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第28話

ちゃお 2014年 08月号 [雑誌]
ちゃお 2014年 08月号 [雑誌]
ちゃお8月号発売!! - やぶうち優のハジさらしな日記

今回は表紙がドリ♪カノです。ドリ♪カノ、表紙になる確率高くないか・・・。第1話の時の、表紙にちょっとだけ載るだけで、掲載は本誌の後ろのほうという、あまり期待されてなさそうな感じが懐かしい。

ドリカノのビッグニュースは、ゲーム化でした。
ドーリィ♪カノン ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す!! | ハピネットゲームWEB公式サイト
予想が当たりまあした!(ドーリィ♪カノンのビッグニュースについての予想 | yuuの少女少年FANブログ)。まあ、8つぐらい予想としてあげてて、そのうち一つがゲーム化なだけですが・・・(ところで、ゲーム内のキャラクターの絵がひどい。かわいくないうえに、誰か全く分からない)。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
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みらのが倒れてオーディションが延期になった前回。
1週間がたって再び再開することになったよう。

ページを開くといきなり、『ドーリィ♪カノン ダンス☆モード』とカノンの大きい絵。オフショルダーのTシャツに、ビビッドカラーのチュールスカートだとのこと。ファッション知識に疎い自分には何のことなのかさっぱりわかりません(オフショルダー? ビビッドカラー? チュールスカート??)。
ここでカノンが一言。
「チュールはずいよ… 男が着るモノじゃ…」
何その今更すぎる発言。

そうして、呆れがちに、「…だから オーディションの主役は心音だって…」と言うカノン。
それを聞いて固まる心音。
「だ…だいじょぶ だいじょぶ…! 死ぬほど必死に練習したカラ…!」
と観葉植物に挨拶しながら言う心音。何の練習だこれは。

まあ、ここでみらのが勝ったとしても、1勝1敗だし、あの村Pのことだから、第3次があるだろうと言おうとするカノン。
一方、心音は相変わらず観葉植物にむかって、会話中。
「消費税増税についてどう思われマスか? え? 「ちょーうぜぇ」? 「もういーぜい」?」
いったいなぜ消費税増税の話になったんだ。消費税増税が3回目だから、第3次にかけてるのだろか。

と、ここで文化祭の時にカノンがレミのステージに立つときに心音が言った呪文について聞くカノン。
「Toi, Toi, Toi!」のことです。
心音によると、「「うまくいきますように」っていうドイツのおまじないでぇ~す!」とのこと。
いきなり登場したおまじないで、今までその説明がなかったけどここに来て説明(自分は調べてから分かってましたが)。
そして、それを聞いたカノンは心音の顔に近づいて、「Toi, Toi, Toi!」とささやく。
そして、顔が赤くなって「悪魔のささやきでぇ~す!!」と言いながら、くるくる回り出す心音。
心音の扱いには慣れてきたようです。

その後、村崎さんとみらのがやってくる。
みらのの体調は回復したようです。「売れっ子アイドルがそー何日も休んでらんないしっ」とのこと。
そして、心音にたいして、「…チャンスをくれたことにあ感謝するわっ」「でも… 同情なら悪いけど手加減しないからっ」というみらの。
それに対して心音は、「同情じゃナイでぇ~す!」「ワタシがみらのさんとオーディションを受けたかったんデス!」と。
みらのにとっては予想外の言葉だったらしく、「…なにソレっ さっぱ わかんないっっ」というみらの。『さっぱ』は、『さっぱり』のことだけど、りを書き忘れたんだろうか? と思って調べてみたら、『さっぱわかんない』で検索してみたら、こうやって使う人もいるみたいです。『さっぱりわからない』だったらガリレオ思い出しちゃいますしね。いや、思い出さないか。

そしてさっそく3人で踊る第2次審査スタート。
音楽が始まると、『タン』と足を鳴らし、『ばっ!』と手を広げる心音。
それを見て驚くような顔を見せるみらの。
(なにコレ… なに このコ…っ)とみらのの心情が書かれその後に続いたのは、
(全然 うまくないっ)
うまくないのかよっ! と思わず心の中で突っ込んでしまいました。
ただ、それは今日の心音だけを見ればの話。1週間の心音を知っている身としては、急成長しているらしいです。(いったいどんな練習したってゆーのっ…!?)と疑問に思うみらの。

と、場面は変わってこの1週間の間のどこかの宍戸ビル ダンススタジオ。
「むずかしく考えなくていい」「…ピアノを弾くのと同じ…」「…そう!」「カラダ全体を楽器だと思って リズムにのって音楽を奏でるように…そうそう!」
誰かと思ったら心音の父親でした。
「ココはもともとリズム感あるから自信もって!」「「できる」と思えばできる!」「今日からお前は富士山だ!」
最後の言葉は言ってないのですが、とにかくいったい何者かと思ったら、どうやら心音の父親は昔、歌って踊れるマルチタレントだったよう。
(よーするにサラブレッドかよ…!)とカノン。馬じゃないんだから…。
よくよく考えたらカノンと心音の父は初対面。というよりも、ここまで心音の父親がストーリーに関わってくるのは初めてですね。すでにカノンの活動は知っているようだから、いいのか。よくよく考えたら、カノンの活動を父が知ったと分かってからは、初めての登場なような。前に、父にバレたからカラオケの部屋を心音専用ルームにしてもらったという話はあったけど。

そうして、父は「ココはアイドルを目指すなんて… パパ感激だ!」と涙ほろり。
「全力で全力で応援するからな! 受かったらごほうびに好きな服 好きなだけ買ってやる!」
ただし、買った服を着るのはカノンです。
カノンのほうは、(「アイドル」…か?)と思うものの、突っ込む気力なし。いや、歌って踊ってって、アイドルだと思うのだけど。

そうして、「キミのおかげだよ!」とカノンに言う父。
「キミとの出会いが心音を変えたんだ」「…ありがとう」
そういえば、母親にも感謝されてましたね。「心音のそばにいてくれてありがとう」と。両親公認のカップルですね。父のほうはカノンを男と知ってるのかわかりませんが(カノンの服装で練習につき合ってるので、多分知らなさそう)。

場面は戻って第2次審査。
(カノンが…奏四くんが ワタシと一緒に夢を目指したいって言ってくれたから こうして同じ場所にいられることが なによりもうれしいから…!!)と、思いながらダンスを楽しんでやっている心音。
それを見て、(なんでうまくないのに そんなに自信たっぷりなのっ…!?)と思うみらの。
ところで、このダンスの配置は、左から心音、カノン、みらのなのだけど、みらのの位置から心音の踊りはよく分かるのだろうか。人のこと気にしてる場合でもない気がするのだけれども。
ただ、心から楽しんでいる心音を見て踊っていると、こっちまで楽しくなるとのこと。ソネットではそんなふうに思ったことなかったとのことだけど、ソネットのメンバーは心から楽しんでいる子はいないのだろうか。いると思うのだけど。
いやでも、ソネットの場合はダンスもうまいだろうから、それに気づいていないだけかもしれない。

とここで、ぐらつく心音。足には必死で練習してできたであろう、傷がうかがえます。
そして、村崎さんが一言。
「この世界… 人の何倍努力したからといって 認められるとはかぎらない」「でも認められる人は 人の何倍も努力している」「…ただ 努力してるところを人に見られたくない人や努力そのものを苦に思わない人… むしろ楽しんじゃえるような人は」「ハタから見れば"努力も苦労もしてない"ように見えるだろね」
名言ですね。
ただ、これは心音のことを言っているのだろうけど、心音としては「死ぬほど必死に練習した」と言ってるんですよね。まあ、"死ぬほど必死に練習"したからといって、苦に思ってたわけではないかもしれません。
一方みらのはその村崎さんの言葉で、自分が心音(CC)のことも、ソネットのメンバーもちゃんと見てこなかったことに気づき、自分は1人じゃないと、ようやく気づいたようです。

そして、曲が終了。
思わずふらつく心音。その心音を思わず支えるカノン。それにたいして顔を赤くしてうれしがる心音。ハタから見ればどんな風に見えるんだろうかと。
そうして、村崎さんが結果発表をしようとすると、
「待ってくださいっっ! …アタシ 降りますっ!!」とみらの。
それにたいして、「えっっ!?」と驚くカノン達。最後の『っっ』はみらのの影響だろうか。
「アタシ… まだ ソネットでやるべきことがあるって気づいたからっ…!」とみらの。
だから、辞退するとのこと。

ただ、それにたいして村崎さんは、
「なに勝手なこと言ってんのッ! プロデューサーはこのボクなんだから! 決めるのはボクでしょ!」と怒り出す。
大人げないくらい、わがままだな…。

で、合格者はというと、
「CCちゃん! キミだ!!」とのこと。
「ボクは「オーディションでうまくできる」ことは重視しない」「ここまでどれだけがんばってきたか これからどれだけがんばれそうかを見るからね」とのこと。
そういえば、IIIの柚季にたいしても、「技術的にはまだまだだけど磨けば光る…。」と言ってましたっけ(歌声にたいして)。
で、ここから村崎さんから予想外の言葉。
「その意味ではみらのも合格! 正式にカノンちゃんとユニットを組んでもらう」
どうやら予定変更で、みらの・カノン・CCの3人のユニットということになるようです。いったいどの時点でそう考えていたんだ。
まあ、さすがに今回のオーディションで心音が成長してなかったら、心音を不合格にしてみらのとカノンのユニットにするつもりだったのかもしれないけど。
ちなみに、「みらのはソネットと"兼任"してもらうから!」とのこと。自分も抜けると思ってました。
そうして、「はいッ… ありがとうございますッ…!!」と言うみらの。感激して涙ながしてます。

すると、「アタシも仲間にぃれてほしぃのに… どぉして…」と廊下から顔をのぞかせて言う負のオーラをまとったレミ。
こういう扱いのキャラだったっけレミって・・・。

そうして、その様子を見て笑い合うみらのと心音とカノン。ここで、3人がみんな大きめのリボンをつけていることに気づきました。リボンをつけてくるようにとかいう指定でもあったんだろうか。
新ユニット誕生で次回につづく。
今回は久々にキレイな終わり方でした(1編分が終了したような感じ)。

3人ユニットというのはある程度予想はしてたのですが、心音が作詞作曲担当で、実際に活躍するのはみらのとカノンの二人組という展開になるんじゃないかなと思ってました。
あまり、心音がテレビや動画サイトで活躍するイメージがなかったので(クラスメイトにもカノンの活動は内緒にしてますし)。