2016年10月1日土曜日

『ゲキカワ✕デビル』の1巻を購入しました

ゲキカワ デビル 1 (ちゃおコミックス)
ゲキカワ デビル 1 (ちゃおコミックス)

やぶうち優先生の最新巻がでたとのことで購入しました。

この漫画が始まったときは、担当さんや編集の人から希望を聞いたうえで作ったとあったので、やぶうち先生の描きたい漫画ではないのだろうなと思いました。
実際、いかにも女の子ウケしそうなオシャレ指南の漫画という。まあ、別にそれが悪いわけではないです。
ただ、自分みたいな男(というよりアラサーのおっさん)としてはあまりにもターゲット層とかけ離れすぎて楽しめないだろうなと(ドリカノはターゲット層なのかよというツッコミはさておき)。
まあ、やぶうち優先生のファンである自分としては買わなきゃいけませんけどね。作者買いです作者買い。
ただね、感想は正直に書きます。自分は面白いと思わないだろうけど、面白くないと思ったらそう書きます。

そして、発売日になったので買って読みました。

これがかなり面白い。

期待値が低かったこともあるかもしれませんが、面白かったです。
そもそも、自分は雑学ネタとか豆知識とか入っている話ってよくよく考えたら結構面白いと思う人間なんですよ。それは、女の子のためのオシャレ講座でも同じだったようです。
よくよく考えたら、ちゃおを定期購読しているときも、めちゃモテ委員長は結構面白いと思った覚えがあります。
それに、女の子がかわいくオシャレしようと思うのは男の子に気に入られたいからなんですよね。
そうやって男の子に気に入られようと一生懸命オシャレした女の子のイラストを見て、男の自分は「かわいい!」と思ったわけです。
よくよく考えたら、当然ですね。
こういう、地味な女の子が一生懸命オシャレするのって結構好きかもしれない(舞菜もそういう意味では、よかったんですけどね。何で豹変しちゃったんだろうかと)。

他にも、設定がすごくいい。
主人公と同じマンションの男の子の親が忙しくてなかなか家にいないからという理由で、主人公が男の家にあがりこんで料理つくってくれるとか一緒にゲームするとか。こんな彼女ほしいと思う。
というより、主人公は自分の家より男の家にいる描写ばかりなのだけど、自分の家はどうなってるんだ。両親が離婚したとあったけど、父と母どっちと暮らしているのかよく分からなかった(どちらでもない可能性があるけど)。「周りからママのカゲ口言われて」とあったから、母親が男連れて去って父と二人暮らしなのかなぁ?
ツッコミどころといえば、何で同じマンションの、しかも上下階の家だというのに、部屋の広さが全然違うのだろうかと。リビングの広さが違うってだけじゃないのかと思うけど、どうなんだろう。

後、チンアナゴを飼っているという設定は何気に新しくて面白かった。何でチンアナゴと思ったけど、たしかにかわいいかもしれない。

2016年6月9日木曜日

【更新情報】サイドストーリーに『ドリ♪カノで学ぶセキュリティ~パスワード問題~』を追加しました

サイドストーリー|yuuの少女少年FANページ

久々にサイトを更新。
前々からアイデアはあった学ぶ系の小説です。
一応、IT企業につとめているということで、セキュリティを題材に書いてみました(といってもうちの会社のセキュリティはダメダメです)。

セキュリティの中でも今回はパスワード問題についてとりあげてみました。
簡単にいうと、パスワードの使い回しはやめましょうという話。心音は少し特殊なパスワードの覚え方をしているということにしました。ただ、それをオチにするには弱かったかも。

今回の話で参考にしたのは下記ページ。気になったら読んでみてください。
パスワード-もっと強くキミを守りたい- : IPA情報処理推進機構
ハッシュ化とは|hashing|ハッシング - 意味/定義 : IT用語辞典
Exchangeable image file format - Wikipedia
誕生日攻撃 - Wikipedia
ちょっとセキュアな「いつもの」パスワード - ぼくはまちちゃん!(Hatena)

2016年6月2日木曜日

『ドーリィ♪カノン』の10巻(最終巻)を購入しました

ドーリィ♪カノン 10 (ちゃおコミックス)
ドーリィ♪カノン 10 (ちゃおコミックス)

とうとう最終巻。10巻というと、やぶうち優先生の中で最大の巻数です。

一度読んだけど、改めて読んでも感動のクライマックスという言葉がふさわしい最終回じゃないかと思います(帯に『ハッピーエンド』と書いてしまうのはどうかと思うけど。途中まで悲しい結末なんじゃないかと思えなくもない流れだったし)。

本編以外の収録された作品は別冊少女少年コンプリートに掲載された『奏四がそうしてそうなった!? vol.0』、小説版のドリカノに収録された挿絵のいくつか、ちゃおデラックス2016年3月号に掲載された『ドーリィ♪カノン2016 初笑い4コマ』、橋本環奈の話を描いた『ラブレボリューション』、ちゃお2011年5月号~2012年5月号まで掲載された漫画家指南漫画の『まんがのいろは』のみ。
書き下ろしの後書き漫画好きなんですが、残念ながら無し。10巻までつづいたのだから、もう少し何かコメントがほしかった。

それにしても、『奏四がそうしてそうなった!? vol.0』は本当に何でコンプリートモードなのかわけが分からなくなってる。でも、調べてみたらコンプリートって『完結した』っていう意味があるらしいし、最終回だからコンプリートなのかな? って知らない人は思うかも。

2016年5月30日月曜日

僕が少女少年に出会った時からの話

今週の6月1日にドリカノの最終巻、ドーリィ♪カノン 10が発売されます。みなさんお忘れなく。

そんなことより、気づいたら9巻発売からブログ更新してませんでした。仕事が忙しかったり、パソコンが不調だったり(リカバリーしたら、普段使ってるTwitterクライアントのJanetterでTwitterのアカウントが使えなくなった)したわけですが、一番の理由はモチベーションがなかったからです。ドリカノのSSとかネタは思い浮かんでるんですが、書く気が起きない(でも、パソコンのHDD交換したらすごい快適になったから、もう少し更新していきたい)。

というわけで、さすがに9巻発売の次の記事が10巻発売になるのもなんなので、今回は自分が少女少年に出会った時の話を(といっても、15年以上前の話なので、記憶違いがある可能性あり)。

僕が少女少年を知ったのは、1999年の2月のことです。当時、小学館の学年雑誌を毎月買っていた自分はその時も小学五年生3月号を購入したわけです。その雑誌に載っていたのが、『少女少年III-YUZUKI-』の1話でした。
「うわっ! なんだこれ~っ!?」という発言を化粧をさせられた柚季が言っている場面から始まる話。
なんだかわからないんですが、衝撃を受けたのを覚えています。
どう見ても女の子にしか見えないから、「オレ」という代名詞がすごく違和感があって、「オレ」と書いてあるのは分かってるのに、頭の中で「私」に変換してしまって、「違う違う」となったような気がします。
ちなみに、最初は確か、『やぶうち優』という名前と男の子が主人公というので、「男の人かな?」と思った気がします。ただ、絵柄がどう考えても少女漫画だったんで、どちらなのか疑問でした。

そして、毎月読んでいって「これは面白い!」と思ったような気がします。それまでハマったことがある漫画というものは特になかった自分ですが、ここまで毎月楽しみだと思えた漫画は初めてでした(ポケスペは面白かった覚えがありますけど)。

ただ、毎月、漫画の終わった次のページによく分からないお知らせが載ってたんですよね。どんなお知らせかというと、『少女少年、I,II発売中』といった宣伝です。なんで意味がわからないかというと、少女少年はついこないだ連載が始まったばかりなうえに、期間が短いから。なんでもう2巻まで発売されてるんだろうと。しかも、2巻が『母親を会いに芸能界へ』という説明。「母親? 3話でちょろっと出ただけやん」と、意味がわからなかったのですが、しばらくたって、全く別の話ということがわかりました。そういう、話が各巻全く違うというコミックスにも驚きました(正直、今でも少女少年とないつぼぐらいしか知りません)。

そういうわけで、IIIを読んで少女少年が好きになった自分はIとIIのコミックスを購入したわけです。多分、1999年の7月頃じゃなかったかなと思います(ちなみに、所持している少女少年IIを見てみると、1999年8月30日第2刷とありました)。
多分、自分のお金でコミックスを買ったのはそれが初めてか2回目ぐらいだと思います(その前にドラえもんズの漫画を一回買ったことあるだけ)。
Iは面白かったけど、IIはIやIIIと比べると微妙だなと思ったような気がします(IIは年をとるごとに良さがわかるわけですが)。
それで、当時、布教させたくて、クラスメイトに回し読みさせていた覚えがあります。今考えると少し恥ずかしいことしてました。

そして時はすぎて2000年2月、少女少年IIIの最終回が掲載されるわけです。なぜか当時は、1月に2月,3月合併号が発売され、2月に3月増刊号というものが発売されました。なんでこんなことするんだろうとわけが分からなかったです(正直、今でも分からないです)。確か母親に、「2月,3月合併号だったんだから、もう次は出ないでしょ?」なんて言われたような気がします。一歩間違えたら、最終回掲載号を買えないところでした(「私…、歌手をやめます。」で終わるわけがないですよね)。
ただ、そこで考えたのがIIIのコミックスを買うかどうか。今考えたら「買うだろ普通。面白かったんだから」となるわけですが、当時はお小遣いは少なく(もしかしたら、ちゃんとしたお小遣いというのはまだもらってなかったかも?)、自分が使えるお金というのは限られていたわけです。そんな状況の中、わざわざ話を知っている漫画のコミックスを買うのはどうも気が引けてしまったわけです。
ただ、もちろん、面白いのは間違いないので、手元に残しておきたい気持ちもあり、どうしようか迷いました。そこで迷ったすえに、4巻があるようなら、買おうという結論に至ったのを覚えています。といっても、IIの後書きで『「少女少年」三部作来年堂々完結です。』と書いてある中、多分、ないだろうなと思いました。

そして、2000年3月、近くの本屋に行った僕は、小学六年生四月号を手に取り、立ち読みしました。
載ってまし。(絵柄がちょっと今までと違う気がしましたが、確かに少女少年と書いてあります。
しかも、今回は最初から女装しています。それにまた衝撃を受けました(しかも、今までで一番かわいい)。
本当あの時は、毎月小学六年生を買いたいと思いました。結局、買いませんでしたけどね。それはそれは、IVの発売が待ち遠しかったですよ。
中学2年生になってIVのコミックスを買って、今までで一番面白いと思った覚えがあります(ただし、『エンコー』の意味が分からず、友だちに聞いたのを覚えています)。

さて、話は変わってうちの家では自分が小学6年生の時ぐらいからインターネットを利用できる環境があり、1日30分という時間制限を設けて自分も使っていました(中2の時にダイヤルQ2に引っかかって怒られた黒歴史……)。だいたい、Yahoo!きっずから小学館のサイトにアクセスして、発売日をチェックしてたような気がします(当時の小学館のサイトはかなり重かった。表示されるまでにいったい何分かかるのかと)。
そして、多分、中3に進級するかどうかの時(だったと思う)。つまり、2002年2月~4月ごろ。何気なく『少女少年』というキーワードで検索すると、『Fantastic☆少女少年』というサイトを発見しました(URLはhttp://www21.tok2.com/home/skasumi/)。つまり、少女少年のファンサイトです。多分、少女少年のファンサイトでは最古じゃないのかなと思います。で、掲示板やお絵かき掲示板を見たり、絵は描けないので、掲示板にたまに『yuu』というハンドルネームで少女少年に関するクイズなんかを投稿してたのを覚えています(全く関係ないけど、お絵かき掲示板って結構高度な技術のソフトだと思います。HTML5のCanvasで作ろうと思ったことがあるのですが、いまいちな出来にしかならず、結局公開しませんでした)。
そして、うちにも定額制のインターネット環境がやってきて、家に帰ると結構長い間ネットをやっていたような気がします(もしかしたら、順序が逆かも? 定額制になってから、『Fantastic☆少女少年』を見つけたような気がしなくもない)。
そんなある時、多分、夏がすぎたあたりだと思うのですが、掲示板にいた人たちが自分のウェブサイトを作るのが流行ってたんですよね。それを見て自分も作りたいなと思ったわけです(当時、HTML自体は使ったことがあったのですが、FTPがよく分からずにやってなかった自分)。そこで、家で契約しているネットプロバイダ(当時はeoでした)を調べてレンタルサーバーを無料で借りることができることが判明し、FTPの使い方を勉強してサイトを作り、2002年11月27日にサイトを公開しました。しょぼいサイトでした。今でもそうですが、デザインセンスが皆無なサイトでした。
名前は当時から使っていたハンドルネームから『yuuの少女少年FANページ』。実はたまに、このサイト名にしたことを後悔することがあります。まず、ファンページじゃなくて、ファンサイトだろうと。後、ハンドルネーム。yuu自体は本名からとったんですけど、やぶうち優先生が好きだったのも少なからず影響しています。一回ぐらい、やぶうち優先生と間違われた気がします。そもそもそれ以前に、ありきたりすぎるんですよね。他のサイトでも『yuu』という名前を使っていたら、元からいたyuuという人と間違われた覚えがあります。
ちなみに、今では考えられないですが、当時は毎日のように更新していました。そのせいか、中学3年生の1月にネット環境をとりあげられました。「故障したから中国の工場に修理だしててしばらく帰ってこない」なんて言われましたが、嘘ですよね。受験が終わった3月に帰ってきました(まあ、今考えても、受験生のくせに何やってるんだという感じですが)。

ちなみに、少女少年VIIはリアルタイムで読みました。確か、妹が当時小学五年生だったんで買いやすかったんですよね(っていっても、その後のICHIGOも買ってましたけどね)。
当時はメルマガなんかやってて、毎週ネタバレの感想を書いて配信してました(少女少年FANへのメール - メルマ!)。いま見てみたら、ドリカノの1巻が発売された時から配信してません。まあ、ブログ書いてたらいいかなと……。
ちなみに、VIIが掲載された時のページは今でも切って取ってあります(なぜかその後のICHIGOはない)。

実は、VIIが掲載されてる時は少し違和感がありました。ページ数が少ないし、テンポが遅い気がしたんです(実際、VIIは学年誌の少女少年シリーズの中では最もページ数が少ないですし、メインヒロインとなる毛利零那の初登場も7話とかなり遅いです)。なので、もしかしたら小学六年生まで続くんじゃないか? と思いましたが、もう一つの可能性が思い浮かびました。もしかして、VIIで終わりなんじゃないかと。
ファンなのにこういうこと言うのなんなんですが、最終回もすごいモヤモヤしていて、あまり好きじゃないんですよね。あのまま行ったら、零那と百花が再会して、昔演じたミュージカルの話をしだすんですよ。そうしたら、太一も知ってしまうわけですよ。モヤモヤして仕方がない。
それはともかく、VIIがあることを願いしました。ただ、その時の小学四年生の予告を立ち読みしても、少女少年は載っていませんでした。
そして、2004年3月。小学四年生3月号を立ち読みし、次号の予告を見てみると、そこには『少女少年』は載っておらず。代わりに、予告には『ないしょのつぼみ』という漫画があり、そのイラストがやぶうち優先生っぽいなと思った覚えがあります(確か、作者名は載ってなかった)。
ということは、もう少女少年は終わりというわけです。長く続いては気ましたが、ショックでした。

で、多分、後はVIIのコミックスを待つだけと思ってたところに、やぶうち優先生がサイトを開設されます(やぶうち優公式サイト「Utopia」)。確か、2ちゃんねる見て知ったんですよね。その時のメルマガログが残ってます(少女少年FANへ送るメール第11号 | yuuの少女少年FANブログ)。
ICHIGOの連載が始まると知ったのも、確か、やぶうち優先生のサイトだったかと思います。

ただ、ICHIGOの連載よりもうれしかったのが、その年の夏コミの別冊少女少年。そもそも、コミケというものを知らなかった自分。コミケには行かなかったのですが、とらのあなという場所で発売されると知って、梅田のとらのあなに行ったのを覚えています。すっごい気恥ずかしかったです(ほとんどエロ絵だし、思春期の男には刺激的すぎた)。

その後はICHIGOの連載の終わって、とうとう少女少年も終わりかと思いました。当時はないしょのつぼみがやけに話題になっていたので、もう少女少年を描くこともないだろうなと。せめて別冊少女少年だけでもつづけていただけたらと思ったのですが、それも3号(2005年の夏コミにて発売)で終わり。
サイトは時たま更新するものの、頻度は減っていって、ブログでやぶうち優先生の新刊の感想を書くものの、サイト自体はほとんど更新しなくなりました(それは今と同じか)。

そういえば、ニコニコ動画で少女少年を元にしたアイドルマスターのMAD動画を作ってる人がいて(【im@s新年会】少女少年-MAKOTO- - ニコニコ動画:GINZA)、ファンの一人として楽しんでました。そんなある時、やぶうち先生がブログを開設されて、その動画に言及し(少女少年! - やぶうち優のハジさらしな日記)、思わず自分は動画を作った作者のサイトに知らせに行きました(更新停滞中w あ、あけおめ(←今更ですが…)&愚痴w←ここの『通りすがり』というコメントです。わざわざ伝えに行ったんだから、通りすがりなわけがないだろと今では思います)。

そして、2012年2月、やぶうち優先生のブログでドリカノの連載を知ったわけです(ちゃお3月号次号予告! - やぶうち優のハジさらしな日記)。これを知った時は、会社に一人でいたんですが、仕事どころではなかったです。感激して叫びそうになりました。


そうして、独自ドメインを取得したうえでサイトをリニューアルして、今に至ります。

間違いなく言えるのは、少女少年に出会っていなかったら、今の自分はなかったです。自分の人生はほとんど少女少年があったこそだからだと思っています。本当に、出会えてよかったです。

2016年2月3日水曜日

『ドーリィ♪カノン』の9巻を購入しました

ドーリィ♪カノン 9 (フラワーコミックス)
ドーリィ♪カノン 9 (フラワーコミックス)

ここにきて主人公の心音が表紙。表紙はよくよく見てみたら、『エルドラド』(舞菜の所属するユニット)のライブ中の場面だった。多分、キスしたすぐ後かな。びしょ濡れだし。

コミックス限定として、北川亜矢子さんによるバレンタインの時期の小説つき。漫画ではバレンタインの時期が来ずに終わってしまうので、漫画とは別世界と考えたほうがよさそうです。
まあ自分にはあまり関係がないイベントです(多分一応、母と妹からチョコはもらう。母はともかく、妹はお返し目当てです)。

なお、最終巻は夏頃に発売予定とのこと。残り3話だけど、他には何が収録されるんだろうか(橋本環奈の漫画とかかな?)。

そしてそして、4月号からの新連載も帯にて発表。次号のちゃお|ちゃおランドを見てもらったら分かるように、『ゲキカワ♥デビル』というタイトルのオシャレが大好きな女の子が主人公とのこと(ただ、ドリカノの時のこのページの次号予告は、心音と奏四が幼なじみと書いてありました)。

ちゃおの次号予告ページには書いてありませんが、帯には『おしゃれ大好きな私が悩める女の子を変身させちゃう♥』とあります。『極上!!めちゃモテ委員長』みたいなファッションアドバイス風味な漫画なんですかね。いかにもちゃおっぽい感じがして、今のところ興味はそそられないです(絵柄はかわいいですが)。やっぱりこういう話は女の子ウケいいのだろうか。まあ、今回の話のきっかけはちゃおの担当さんや編集長の意見を取り入れられているようですしね。ちゃおっぽくなるのも仕方ないのかも。
ただ、タイトルに『デビル』とあるけど、ファンタジー物なのかどうかが気になります。

2016年1月31日日曜日

やぶうち優先生の次回作を予想してみる

気づけば、今年初のエントリーです。何で一応言っておきます。

あけましておめでとうございます(今更)

さて、ドーリィ♪カノンは2月号で最終回をむかえましたが、4月号からやぶうち優先生の最新作がスタートするそうです。

というわけで今回は、最新作のストーリーを予想してみたいと思います(一部、希望あり)。
まあ、後数日するとちゃお3月号が発売されて次号予告で判明することなんですけどね……

・SF(すこしふしぎ)系の作品
すこしふしぎとは、故藤子・F・不二雄先生が提唱した概念で、日常世界に少し不思議なできごとが紛れ込んでいる作品のことを指します。知ってる人も多いと思いますが、やぶうち先生は藤子先生リスペクトで、ないしょのつぼみ等、すこしふしぎな世界観の作品も多く書かれています(やぶうち本人への質問|自分が好きだとか、尊敬出来る作家さんを教えてください。)。
やぶうち優ファンBOOKにも、“これから書きたいテーマ”について、“日常の中のS(すこし)F(ふしぎ)を、生命のテーマに絡めて描いていけたらいいなぁと思っています。”と書かれており、今後も『すこしふしぎ』な作品を書かれていくものと思われます。

・過去作品の続編
近年の漫画界では過去の名作作品の続編の連載が多いように思います。例えば、『赤ずきんチャチャ』は2012年より続編の『赤ずきんチャチャN』が連載中、『花より男子』は2015年より『花のち晴れ』という名前で続編が連載、『タッチ』は2012年より続編の『MIX』が連載、『魔法陣グルグル』の続編も2012年より連載中、『フルーツバスケット』の続編も2015年より連載中と、いろんな過去の名作漫画の続編が連載しています。
というわけで、やぶうち先生も昔の作品の続編というのもありなんじゃないかと思います(とはいっても、『ドーリィ♪カノン』自体が少女少年の続編、というより後継作品にあたるわけですが……)。
例えば、今年は水色時代が連載開始してから25周年を迎えます。さらに、アニメ放映は1996年だったので20周年なわけです。ということで、水色時代の続編で、優子と博士の娘が主役の物語なんて面白そうな気がします。
他に、やぶうち先生の名作といえば『ないしょのつぼみ』があります。こちらは連載開始が2004年なので12年前とあまりキリはよくありませんが、12歳の沙耶が主役の物語なんてのも面白そうです。そうなると、タイムリープ物な可能性もありますね。
まあ、直接な続編・後継作品とはいわなくても、過去作品と世界観が繋がっている作品なんかは面白いかもしれません(もはや予想じゃない)。

・性教育漫画
やぶうち先生の作品としてあげられるジャンルなので候補にあげてみました。ただ、今のちゃおは『12歳』が性教育漫画っぽいところがあるのでかぶるから無いと思います。とはいっても、『12歳』は性教育漫画というより、小学生が主役の恋愛漫画という感じです。どちらかというと、『コッチ向いてみい子』のほうが性教育漫画っぽい時があります。
ただ、今は小学館の学習雑誌もないので、小学生向けの性教育漫画というものはなかなかなく、性の知識を分かりやすく得る機会は少なくなってるんじゃないかと思います。ということで、今こそ、性教育漫画を書くべきなのではないかと思わなくもないです。

・世界の果ての真ん中で
ジャンルじゃなくて作品名ですが、なかなかコミックスになりそうな気配がないので、いっそのことちゃお本誌で連載してコミックス化してほしいです。ただ、もし新連載が『世界の果ての真ん中で』なら、そう告知している可能性は高そうなので、この可能性は少ないかもしれません。

・動物物。というより、鳥物
具体的にどういうストーリーかは思いつきませんが、やぶうち先生は鳥(とくに文鳥)が好きなので、鳥にからんだ話なんかはあるかもしれませんね。といっても、過去作品で思いつくのは、短編のチコの願いと、ないしょのつぼみ0期ぐらいですが。

・職業物
少し古いですが、2014年5月号に載っていた『ちゃおっ娘平均値』というコーナーに、『あこがれの職業は?』という項目があり、それによると1位が漫画家、2位がパティシエ、3位がデザイナーでした。それを反映してか、2016年1月号まで『恋するキッチン』というパティシエ漫画が連載されていました。また、デザイナーだけだと範囲は広いですが、ファッションデザイナーについての漫画はちゃおで何回か連載してた覚えがあります。漫画家についての作品は意外となかった気がしますが、『オレ様キングダム』という逆ハーレム漫画の主人公は漫画家という設定でした。というわけで、職業物というのはありかもしれません。すでに、『まほちゅー』で漫画家漫画を描いていますが、雑誌が途中で休刊のために終わらせたのであって、休刊になっていなかったらもうちょっと続けれたんじゃないかと思わなくもありません(特に、4巻に登場のことぶききららはもっと絡ませるつもりだったと思う)。
でも、ただ人気の職業だからそれを漫画にするという発想はそれはそれでいいんですが、今後注目の職業の漫画というのも未来の担い手たちには必要じゃないかと思うのです。というわけで、今注目の職業、プログラマについての漫画なんかいいかと思います。最近は小学生・子ども向けのプログラミング教室なんかも増えており、ラジオでもCMをよく耳にするようになりました。それどころか、女の子向けのプログラミングやITの教室なんてものもあるそうです(Code Girls | コードガールズ | 女子中学生、女子高校生のためのITワークショップ)。もうこれは時代の流れなのでほうっておけません。プログラミングに関する漫画がでてくるのも近いのではないかと思います。
別に、主人公がプログラマである必要はありません。『主人公は絵を描くのが好きな女の子。Pixivのようなイラスト投稿サービスで絵を投稿しているある日、そのサービスの公式キャラ募集の案内が。早速投稿してみるとなんと優勝。記念に会社案内をするとのことなので行ってみると、なんとそこの社長がクラスメイトの男の子で……。』
いや、これじゃあプログラミングの要素がないか。他にも、『主人公は絵を描くのが得意な女の子。ある日、スマホでたまたま見つけたゲームアプリをダウンロードした主人公。試しに遊んでみるものの、ゲーム性はそこそこなものの、絵が下手くそ。ウェブサイトも非常に見づらい。翌日、友だちとそのクソゲーの話をして、「私のほうがもっと面白いゲームを作れる」なんて言うと、その後に憧れていたクラスメイトの男の子に呼ばれ、ドキドキしながら屋上に向かうと、男の子が一言、「ゲーム制作を手伝ってくれないか」』。
もはや、予想ではなく、ただの妄想です。


なんにせよ、次作はやぶうち先生の希望ではなく、担当さんや編集長の意見をもとにした作品になりそうです(打ち合わせ - やぶうち優のハジさらしな日記)。。
どういう話だったとしても、楽しみなことには違いありません。

というわけで、最後に一言。

今年もよろしくお願いします(今更)