2019年12月30日月曜日

『ゲキカワ✕デビル』の8巻を購入しました

ゲキカワ デビル (8) (ちゃおコミックス)
やぶうち 優
小学館 (2019-12-26)
売り上げランキング: 35,373

連載のほうはすでに最終回になったらしい『ゲキカワデビル』の最新刊。

前回、母親が登場して、今回は母親と因縁の対決みたいにでもなるのかと思ったら、全く出てこなかった。次巻が最終巻だけど、どういうふうに関わってくるのか。さすがに再登場しないということはないと思うのだけど。

今回はファッションだけでなく、太らない食べ方についても紹介してあって、こういう知識は男の自分としても為になった。スープ・前菜→タンパク質→炭水化物の順で食べるといいらしい。ただ、自分はどうしても複数のものを少しずつ食べようとしてしまう、貧乏性なところがあるのでなかなか実践できなさそう。

「白」でもいろいろあるという話については、いまいち伝わりずらいのでカラーで解説してほしかった。人によって似あう白が違うらしい。最近、白Tが流行ってるし、シンプルでいいと思うので、自分もうまく着こなせるようになりたい。

2019年7月7日日曜日

『ゲキカワ✕デビル』の7巻を購入しました

ゲキカワ▼デビル (7) (ちゃおコミックス)
やぶうち 優
小学館 (2019-07-01)
売り上げランキング: 10,944

帯によると、『JS支持率ナンバー1』とのこと。こんな彼氏が途中で突然死ぬような話が女子小学生の間で人気なのか。しかも、その割には全然話題になっている気がしない。Pixivにもほとんどゲキカワ×デビルのイラストがないし(そもそも、女子小学生でPixivやってる子はあまりいないと思うけど)。

今回の話では、りりむやらいむなどの昔からの女友達が主人公のマイに新しい恋をしてもらおうと、何度かアモンと二人きりにさせようとする場面があったのだけど、なんだか余計なお世話な気もしなくはない。マイだって、完全に断ち切れてるわけではないように思うし。アモンのほうは、ちょっと気にかけてるみたいだから、アモン視点で考えると悪くないかもしれないけど。
そろそろ、りりむ自身に新しい恋が芽生える展開になっても面白い気はする。

ただ、今回の話で衝撃だったのは、やっぱり母親の登場かな。今まで全然親でてこないなと思ったら、ようやくでてきた。
ずっと母親とは会ってなくて、母親は自分のことを嫌ってると思ってるって、よくよく考えたら、『ドーリィ♪カノン』と同じだなぁ。ただ、『ゲキカワ✕デビル』のほうは両親離婚しているうえに、久々の再会でも敵対的な態度だから、そういう意味では、『ゲキカワ✕デビル』のほうがひどい母親のように描いているように見える(ドリカノのほうは、まだ心音の勘違いじゃないの? と思われるような描写だったと思うし)。
一応今回、母親はマイのことを気にかけていたから、マイがやっているジミマイのことについてもよく知っていてくれたから、マイのことを遠くで見守っていたというような描写で終わったけど、これだって、ファッション雑誌の編集長なんだからそのへん調べて知ってるぐらい言えるんじゃないかと思った。

まあ、結局は自分を認めさせて仲直りするという流れなのだろうけど、どういう展開にしてそうなるかまでは読めないので、次巻も期待したい。

2019年2月3日日曜日

多分、20年前の今日ぐらいに少女少年と出会いました

20年前、つまり1999年2月に自分は少女少年と出会いました。

当時、小学館の学年誌を買っていた自分は、いつも通り小学五年生の3月号を買って読んでいました。

確か、その雑誌で最初に最初に載っていた漫画でした。カラーで青いショートカットの女の子のイラストが描いてある新連載の漫画。漫画の一コマ目もそのキャラのドアップ顔。「うわっ!  なんだこれ~っ!?」とはじまるその漫画は、その次のコマで強い違和感を覚えました。

「くそーっ! またあいつらオレがねてる間に~っ!!」

今でこそ、「オレ」という女子のキャラはいるかもしれませんが、当時の自分は女の子の一人称が「オレ」ということに違和感を覚えました(「ボク」ならぷよぷよのアルルがいたけど)。男の子と分かっても、顔が女の子なのでしばらく「オレ」という一人称に慣れませんでした。

そのキャラが男だと分かったのはページをめくってから。話の内容からして、男なのに女としてタレントデビューするらしい。

「なにこの設定、面白そう」と思ったかどうかは覚えていませんが、面白いと思ったのは確かだったと思います。

回をすすめていって気づいたのが、少女少年の掲載後のページに書かれている過去の少女少年のコミックスの宣伝ページについて。最初はわけが分からなかったです。「始まったばかりなのにもうコミックスでてるの?」とか、「母親がどうのって書いてあるけど、3話でちょろっと出てきただけでしょ?」なんてことを思ったのですが、しばらくしてそれが過去の学年誌で連載されていた別のキャラクターが主人公の少女少年ということに気づきました。つまり、今連載しているのが3つ目だということがそこで分かりました。

普段、漫画は学年誌で読むか、友達の家でコロコロコミックを読ませてもらうかぐらいしかなかった自分ですが、この時ばかりはコミックスが欲しいと強く思いました。近所の本屋にはなく、お願いして注文してもらったのを覚えています。確か、その後も学年誌の少女少年シリーズのコミックスはすべてそこで買ったような気がします(どうでもいいことですが、その本屋の名前は「ユートピア」と言いました。やぶうち優先生の公式サイトと同じ名前ですね)。

確か、少女少年のコミックス(IとII)は注文して1週間ぐらいして店に届きました。当時は、IIは面白いけどIやIIIと比べると微妙かなと思っていたのですが、それでもやっぱり設定自体が面白いので、これはちょっと普及しなければと思い、学校に持って行ってクラスメートに貸したりしていたような気がします(若干数人から白い目で見られていたような気もします)。

1年後、少女少年IIIの連載が終了し、迷ったのがIIIのコミックスを買うかどうかということ。「いやいや、何を言っているんだ買えよ」と今なら思いますが、学年誌として読んで、それを残しておけばわざわざ買わなくていいかもなと思いました。でもやっぱり1冊にまとまったコミックスはそれはそれでほしいような気もします。そこで自分は、「もし4作目も連載されるようであれば買おう」と。そう思いました。

でも、4作目がでる可能性は低いかも。だって、IIでIIIで完結と書いてあるから。でも、もともと1作のみのつもりで続いたのだから今度だって……。そう思いながら、2000年3月になり、本屋に行って、最新の小学六年生4月号を立ち読みしました。

衝撃でした。4作目が載ってあったことではありません。主人公が最初から女装していて、しかも自らやっているという展開が衝撃でした(しかもなんだか今まで以上に可愛くなっているような……)。

というわけで無事、IIIのコミックスも購入しました。残念なことに、その時に学年誌は捨ててしまいました。バカヤローです(確か、連載時の登場人物紹介欄で、兄貴のどちらが柑一でどちらが檸檬か分かったような気がします)。

それから2年たった2002年ぐらいに少女少年のファンサイトの存在を知り、2002年11月に自分も少女少年のファンサイト(名前は「ファンページ」なんですが)を作りました。いまだに残っていますが、放置状態になってしまっています。今年こそは更新してリニューアルを! とか思ってはいるものの、どうなるかは分かりません。さすがにもう人も来ないですしね(しかも今年は去年以上に仕事が忙しくなりそう)。ただ、たまに雑談掲示板にYouTubeで少女少年GO!GO!ICHIGOのキャラのねんどろいどが作った人がいるという報告があります。せめてリンク貼ってほしいです。

(46) 宮坂杏 - YouTube

なので、今後はどうするかは分かりません。少女少年の新作の可能性は低いと思いますしね。ドリカノが連載される前も望み薄だったのですが、やぶうち優先生が少し未練があるような感じがしたので、いつかあるんじゃないかという希望は持っていました(逆に、ドリカノを連載できてもう満足しているような気もする)。

ただ、今回みたいなエッセイっぽい感じで、たまにはこのブログに少女少年について書いていこうとは思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。


書き終え気づいたけど、ドリカノ最終回になったときにも似たようなこと書いてた。しかも結構な文字数。
僕が少女少年に出会った時からの話 | yuuの少女少年FANブログ

2019年2月2日土曜日

『ゲキカワ✕デビル』の6巻を購入しました

ゲキカワデビル(6) (ちゃおコミックス)
なぜかまだアマゾンに表紙画像が無いという……。今回の表紙もカワイイというのに残念だ(15年前はよく表紙画像が無い本もあったものの、ここ数年はほとんど表紙画像がない商品見かけなかったけど、最近ちょくちょく表紙画像がない商品を見かけるようになってきた)

前巻では衝撃的な展開だったせいか、今回はいたって平穏に感じた(いじめ描写とかあったけど)。

前巻の感想では、衝撃的な内容は具体的に触れなかったけど、これだけ見た人はどういう展開を想像しただろうか。
「本当、こんな展開ありなのかと。ある意味、一番やっちゃいけない展開な気もするのだけど……。この展開のせいで、今回が最終回といわれても違和感なかった」と書いたけど、これで彼氏が死んだと分かった人はいたかな。勘の鋭い人なら分かったかもしれないけど、自分は男か女のどっちかの浮気とでも思える表現で書いたつもり(それならそんなに衝撃的でもないか。「どうせそう思わせてるだけで、気持ちは離れてないんでしょ?」って思うだけだろうし)。

というわけで今回から、高校生編。彼氏が亡くなったことはある程度吹っ切れたのか、それほど気持ちを引きずっているようには思えなかった。もちろん、忘れたわけではないので、チラホラ彼氏のことを思い出す描写もあったけど、その描写も多すぎず、新しい高校生活を迎えるにあたってバランスのいい描き方だったように思う。

高校生編になって、新しい男キャラ(アモン)も登場。お互い微妙に意識している描写もあるのだけど、恋に発展するのだろうか。前の彼氏にたいしての気持ちは無くなっているわけではないと思うので、そのへんの描写のバランスは難しそう。後は、アモンのほうが、マイの元カレは別れたのではなく亡くなったということを知ったときにどう思うかは気になるかな。

ちなみに、この新キャラのアモンのほうは靴職人志望。靴職人というと、最近は花田優一のイメージしかないですが、うまくやってほしいですね(後は、言の葉の庭を思い出します)。

このアモンだけど、前巻の予告画像を見た時は、人見知りなおとなしい男の子かなと思ったけど、ひねくれ者で他人にたいしてズケズケとものを言うようなキャラだった。少女漫画のヒーローポジションキャラっぽいといえばぽいのだけど、ロキとキャラがかぶっているような気もしなくはない。
てっきり、何か闇を抱えているようなキャラだとも思ったのだけど、そんな描写は今のところなし。靴職人を目指すきっかけみたなのが今後でてきたら印象変わるかもしれない。