2014年11月22日土曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン番外編「タクト★アラタクト」

ちゃおデラックス 2015年 01月号 [雑誌]
ちゃおデラックス 2015年 01月号 [雑誌]
ちゃおDX1月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

amazonから、予約していた3DSのゲームの『ドーリィカノン ドキドキトキメキ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す』は11月20日配送、ちゃおDXは11月21日配送したと連絡があったのに、まだゲームの方が届きません。これがよく聞く、konozamaというやつですね。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックしたら見れます。
今回はゲームオリジナルキャラの拓斗(奏四のクラスメートで友だち)の話。

開始早々、「なあ奏四 宍戸さん いや 心音ちゃんって 本当にいい子だよな」と言う拓斗。やぶうち先生もブログであまり描かないタイプの髪型ということもあって、微妙に違和感がある。そもそも、デコ出しキャラ自体あまりいませんしね。今はみらのがいますが。
まあとにかく、拓斗が心音にたいして気があるようです。それに対して、(ええええ!? 拓斗が心音を…!?)と驚く奏四。同じコマに奏四の脳内イメージの心音が描かれており、『はふ~ん』『キラーン』『ぶつぶつぶつ…』『はわわわ…』という心音の絵が描かれています。いやでも、拓斗が心音に惚れたのはそういうところじゃないと思うけど。

ただ、奏四としては心音の彼氏ということもあっていろいろまずいわけで、「ダメ! 心音は絶対にダメだ!」と拓斗にせまる。これは、心音のことが好きと疑われそうな気がするけれども。
で、その時に奏四は、(まさか オレ以外に心音を好きになるヤツがいるなんて!)と思ったよう。ラファエルがいただろ!

奏四によるとこの拓斗って子は、手当たり次第に告白してはフラれる…を繰り返す常習犯らしく、同じくゲームオリジナルキャラのしらべ先輩や、カノンにもラブレターまでを送りつけたらしい(このあたりはもしかして、ゲームで語られる話かな?)。
なので、ほっとけばすぐにまた心変わりするかもしれないと思ったものの、心音にかぎって変に手を出されたら困ると頭を悩ます奏四。まあ、こういうキャラは、幸田さんのいう『まちがい』を犯しそうですよね。

というわけで、奏四は『ドーリィ♪カノン アトラクト(誘惑)モード』のカノンになって誘惑するという作戦を実行することに。普段と違ってセクシーな衣装です。心音は関与していなさそうなんですが、服はどうしたんだろうか。姉の服をこっそり持ちだしたんだろうか。

ゲームセンターにいる拓斗に会いにいくカノン。待ち合わせしてたような描写だけど、はっきりとそう明言されてるわけではないので、普段からよく通ってるのを奏四が知っていただけかもしれない。実際、カノンに会った拓斗は、「えっ! カノンちゃん!?」と驚いてます。
そうして、拓斗にたいして「この間もらったラブレターなんだけどぉ~♥」と言いながら近づくカノン。それに対して、赤面しながら「いやっ…あ・・・ あれならもういいっていうか…っ」と断る拓斗。
そして、顔を近づけて「そんなカンタンに私のコトあきらめちゃうの~?」と言うカノン。拓斗はドキドキしながら赤面します。
さらに、「拓斗くんのコト… こんなに気になってるのに…」とカノン。なお、嘘は言っていないようです。『気になってる』の意味が拓斗の思ってる意味と全然違うでしょうけど。

「拓斗くんの私への思いってそんなハンパなものだったの? カノンショック!」と言いながら、しくしっくと嘘泣きするカノン。これって誘惑するのに有効なのか? 奏四なら絶対に嫌がる女性の行動だろうし、個人的にも、「うぜぇ」としか思わないのだけど。
とは思いましたが、「いやっ そんなことは…っ」とあせあせと慌てる拓斗。効果あったようです。

で、なぜ拓斗がカノンのことを諦めたかというと、「カノンの歌を聴いたらさ… きっと他に好きなヤツがいる って気がして…」とのこと。
そういう言葉を待ってましたと言わんばかりにカノンは、「好きな人っていえば~ 心音は好きな人いるみたいだヨ☆」と伝える。
途端、「だれだろう? オレかな!?」とワクテカしながら言う拓斗。はたして、好きになるような行動をしたんだろうか。

しかたがないので、「…ん~ なんかすっっごいイケメンで~ 勉強も運動もできて~ おまけに歌も上手い完璧超人らしいよ~?」と伝えるカノン。
こ、これを自分でサラッと言ってしまえるのがすごい。ある意味、完璧超人のなせる技か。
それを聞いて自分のことじゃないと悟って落ち込む拓斗。一応、「…それ…心音ちゃんに聞いたの?」と聞く拓斗にたいして、「う…ううん! いっしょにいて見てたらほぼわかるってゆーの!?」とカノン。あれ? もしかして、心音って直接奏四に「好き」って言ったことなかったっけ?

そうしてここで最後の行動にでるカノン。
「! てゆーか… 拓斗くん 心音のコト好きなの!?」
その発言に、自分の言動の過ちに気づき、「はっ」となる拓斗。「え~っ ついこの間 私にラブレターくれたくせに返事も聞かないうちに心変わり~!?」と責めるカノン。
そうして、「サイテー!! 拓斗くんなんか大っっ嫌い!!」と言ってその場を去っていくカノン。うまくこういう展開に結び付けれたなと関心します。
一方、拓斗は「ああっ 待って…!! カノンちゃん~~!!」と言いながら膝をつく。別にそこで止めなくても。カラスが「アホー」と鳴いています(嘘です)。

そうして疲れきった奏四は制服に着替えた後、いつものカラオケボックスへ。その姿を見た心音が一言。
「…どうしたデスか? 今日はなんか… 戦ったあとの戦士みたいでぇ~す…」
なんちゅう喩えだ。戦った後の戦士がこんなによれよれというのもなんだか違う気がするけれど。
とにかく、奏四としては心音を守りきった安堵感に浸っているようです。

ただ、そこでふと思う奏四。
(その気になれば つき合う女なんて よりどりみどりなこのオレが なんでこんな必死になって たった1人のコに執着してる…?)
(そのコをとられないように 女のフリして屈辱的な演技までして…!)
そんなのいまさら考えるまでもないと思うのだけど。

ただ、心音が「つぎの曲もいっしょにがんばるでぇ~す♪」と笑顔で言ってくるのを見て、
(…まあ いっか…)
(守りたいものが1つあるのも悪くない…)
と思う奏四であった。守りたいものがあるっていいですね。

いっぽう、拓斗のほうは、「しらべ先輩に放課後 話があるって呼び出されたんだよ!! 一度はフッたけど やっぱり気になって… ってやるだよな!?」とワクテカしているようです。

2014年11月16日日曜日

【発売まで後5日】ドリカノのゲームの体験版を遊んでみた感想

ドーリィ♪カノン  ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す! ! 【予約特典】ゲームでしか聴けない楽曲を収録したスペシャルCD(収録曲全9曲) 付
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ドーリィ♪カノン ドキドキ♪トキメキ♪ ヒミツの音楽活動スタートでぇ~す!! | 体験版ソフトダウンロード
ドリ♪カノゲーム体験版! - やぶうち優のハジさらしな日記

予約は大分前にしているのですが、体験版が配信されたのでやってみました。

以下、何度かやってみた感想の箇条書き。

  • 奏四が想像以上に男の子の声で驚いた。そりゃそうだろと言われそうだけど、今まで配信されていたサンプル動画はカノンの声だけだったのに、そこからは想像つかない声だったので驚いた。声優ってすごい。そもそも奏四の声だけ聞いたら男性の声じゃないかと思えるほど。ポケモンXYのシトロンみたいな感じ(シトロンの声の人はは幸田さんの声の人だけど)。
  • フルボイスじゃなかったのが残念。体験版だからか、これが通常なのか分からないけど。まあ、さすがにフルボイスだと容量多くて3DSのソフトじゃ収まりきらないか。
  • 心音の「でぇ~す」の発音が思ってたのと違った。「でぇ↑~す」だと思ってたのだけど、このゲームでは、「でぇ→~す」という感じ。そもそも、なぜ今までこういう発音だと思ってなかったのかと。こっちのほうがよっぽどか帰国子女っぽいのに。あれ? ドラマ版ってどんなんだっけ?
  • 前に「『Kanon』はゲームのほうに収録されてないと思う」と書きましたが、普通に歌ってました。最初は原作と同じ流れなので、そりゃ歌いますよね。どうせなら、予約特典のCDにも収録してほしかったです(収録曲は『ココロノオト』とゲームオリジナル8曲の全9曲とのこと)。
  • レミがの小文字言葉は、「動画撮影の準備ゎすすんでます…か?」と助詞の「は」が「ゎ」となっているものの、「きちんと準備をすすめま…しょう」と、『を』や『う』は小文字になってません。中の人が「この世に小文字はいりません!」というラジオ番組やってるからその配慮か(多分、関係ない)。
  • 動きがカクカクしてて、ニンテンドー64の時代を思い出した。まあ、携帯ゲーム機が64の時代まで辿り着いたと思っておくことにしよう(DSが出た時から64のリメイクはあったけど)。
  • なんだか、やたらロードが多い気がした(ゲームでは、「ロードリ」と表現)。そんなに長いロードなわけじゃないから、そこまで気になるわけじゃないけど、ちょっとだけもたつく感じはあるかな。
  • 歌詞作成の際のミニゲームについて、歌詞の穴埋めを自分が選択できる機能は面白いと思うのだけど、並び替えがすごい面倒。そういうゲームだから仕方ないだろっていわれそうだけど、最初、順番にタッチしていくのかと思った。後、『ゴーイング, ゴーイング マイウェイ』の並べ替え問題は、引っ掛け問題だろ。最初、二回も間違えた。
  • やぶうち優先生のブログ見たら、なんと動画の再生回数は544490。さらに旦那さんは80万超だとか・・・。一方自分は、何度やっても再生数が5桁止まりという・・・。さっきやってみた結果が下記。何度かやってきた中の最低の再生数、10641でした・・・。まあ、自分のセンスのなさを考えるとこんなもん、いや、むしろいい方かもしれません(念のため言っておきますが、狙って低い再生数出してるわけじゃないですからね!)
全体を通した印象としては、ドリカノじゃなかったら買わないだろなという感じです。面白くないわけではないのですが、5000円出して買うかといわれたら、それはないだろうなと(再生数が低かった僻みだろとか言わないで)。ただ、体験版だけだと分からない良さというのも、もちろんあると思うので、発売を楽しみにしておこうと思います。

ところで、個人的な話ですが、前から3DSを持ってはいたのですが、ドリカノのゲームのために、New 3DS LLを購入しました(まあ、スマブラとかポケモンとかも遊びますが)。
New ニンテンドー3DS LL メタリックブルー
New ニンテンドー3DS LL メタリックブルー
だいぶ画面が大きくなり、3Dブレ防止機能もあり、見やすくなった印象です(メガネをつけているせいか、たまにうまくブレ防止機能が働いてくれませんが・・・)。
後、これはスマブラをやった印象ですが、Newのほうが断然ロード時間が短いです。もしかしたら、ドリカノのゲームもロードが多いので、旧3DSだと結構もたつくかもしれません。
ということで、まだ3DS本体を持ってなくてお金に余裕のある人は、New 3DSを買うことをオススメします。

2014年11月13日木曜日

『やぶうち優ROMANTIC』と『やぶうち優Collection』を購入しました

先日、別冊少女少年を売っているところを探していて見つけた駿河屋にてやぶう優先生が昔コミケにて販売していた2つの同人誌を購入しました。


以下、とらのあなの作品ページリンク
【とらのあなWebSite】ROMANTIC
【とらのあなWebSite】やぶうち優Collection

手に入りにくい作品について紹介するのもなんですが、『やぶうち優ROMANTIC』(2015年冬コミにて販売)に収録されている作品について簡単に紹介すると、『ぷちづま』は16歳の女の子とその子の家庭教師だった子の結婚生活の話です。もともとサンデーGXの連載用に考えた話だったそうです。残念ながら実現はしなかったのですが、実現したらどういう経緯で結婚に至ったのかも描かれたんでしょうね。

『銀色童話』はクリスマスの話です。羽を持つ天使が困っている人間にたいして羽を手渡すことにより、望みを叶えることができるという話。もともとちゃおDX用に考えた話だったようで、それを少し大人っぽくアレンジしたものとなっているそうです(実際、助けた人のほとんどは大人。30になっても男がいない独身OLとか、危篤状態で最後に次男に逢いたがっている男性とか)。

『もう逢うことのない君に』は飼っていた犬を亡くした女性の話です。先ほども書いたように、これはないしょのつぼみ-めばえ-に収録されています。同人誌用だけに書いた作品が商業のコミックに収録されることもあるんですね。

『やぶうち優Collection』(2003年夏コミにて販売)のほうもじつは、過去の同人誌を収録した作品だと思ったのですが、こちらはイラスト集でした。下記のようなイラストがたくさん収録されています。
少女少年ファンサイトなんてものを運営していて、少女少年ファンを自称している人間ですが、初めて見る公式(?)の少女少年イラストがいくつかありました。
どうして今まで買ってなかったのかと・・・。

それと、『やぶうち優ROMANTIC』のほうに、ぷちづまのカラーデータが見つからないと書いてあったのですが、こちらの本にそのカラーイラストが収録されてました。

2014年11月9日日曜日

『別冊少女少年コンプリート(仮)』発行予定なので、別冊少女少年についてまとめてみる

始まりは10月31日のやぶうち優先生のTwitterアカウントのつぶやき。




な、な、なんじゃこりゃーーー!!
というテンションかどうかはともかく、驚きました。もちろん、嬉しい驚きです。
正直、ゲーム化やドラマ化を知った時もこんな気分にならなかったので、多分、ドリカノ(というより、少女少年新シリーズ)が新連載と知った時以来の気もちです。お子さんが大きくなってきてある程度、自分の時間がとれるようになってきたから久々にコミケに出展することになったんでしょうか。てっきり、もう出展しないだろうなと思ってたので、突然の報告に驚いてます。

とりあえず、Comike Web Catalogに登録して確認してみると、サークル情報は下記のようになっていました。




















一つの画像にみずきとカノンが描かれています。こんな絵を見られる日が来るとは。ところで、少女少年って25周年だったっけ? Iが始まったのが1997年の小学六年生四月号だけど。ということは、まだ18年だよなぁ・・・と思ったけど、少女少年0話が初めて収録された、『MemoryMaker Vol.2』の発表は1990年らしいので、確かに25周年です。

コミケは行ったことがないのでよく分からないのですが、場所は壁際だそうです。調べてみると、壁側って大手サークルなど特別なサークルが配置されるところだそう(参考:壁サークル/ 壁配置/ 同人用語の基礎知識)。そりゃ、やぶうち優先生レベルになると行列もできるでしょうしね。やぶうち先生(Twitter更新は本人じゃないと書かれてるけど、これはどう考えても本人の思い)は下記のようにつぶやいてますが。



さて、このコミケでは『別冊少女少年コンプリート(仮)』が発行予定とのことですが、ここで別冊少女少年について少しまとめ(というより説明し)ておきます。
ファンサイトのほうに簡単にまとめてあるのでそちらも御覧ください。今回は下記ページに書いてないことも書いていこうと思います。
別冊少女少年について|yuuの少女少年FANページ


別冊少女少年は過去に3号まで発売されており、創刊号が2004年の夏コミ、2号が2004年の冬コミ、3号が2005年の夏コミで販売されました。学年誌での少女少年が終了したのが2004年の小学五年生3月号なので、その直後から出た同人誌ということになります。
余談ですが、自分が買ったのはとらのあなです。初めて行ったのでその光景に少しビックリしました。なお、別冊少女少年は自分が初めて買った同人誌です(といっても、これ以外で買ったことがある同人誌は『やぶうち優CLASSIC』だけなんですが・・・)。

今ではかなり手に入りにくい貴重な本になりつつあります。調べてみると、今現在、駿河屋というサイトで創刊号と3号が販売されてました。
やぶうち本舗/Utopia | 通販ショップの駿河屋
昔は、ヤフオクで調べたら誰かしら出品してたんですけどね。今じゃ滅多に見なくなりました。

とらのあなのサイトではずっと品切れとなっていますが、商品ページは存在しており、3ページ分のサンプルが見れるようになっています。
【とらのあなWebSite】別冊少女少年 創刊号
【とらのあなWebSite】別冊少女少年 2号
【とらのあなWebSite】別冊少女少年3号
創刊号の一番右側のサンプルページは見開きの右側ですが、ネットで出回っているのを時々みかえるので、見たことある人もいるかもしれませんね(NON MOLLARE MAI ~不屈の心はこの胸に~ 2011年09月24日に載ってます)。

上記の見開きページについて、中には「見たことあるような気がするけど、色ついてたっけ?」 と思う人もいるかもしれません。そういう人は多分、やぶうち優ファンBOOKのカバー裏を見たのだと思います。










やぶうち優ファンBOOKのカバー裏は上記のように、別冊少女少年創刊号の見開きページイラストが描かれています。もし、やぶうち優ファンブックを持っているのに知らなかった人はカバーを外して見てみてください。

2号と3号には少女少年のショートストーリーが収録されています。2号に収録の『雪火くんの憂うつ』が特に本編で描かれなかった雪火視点での話で面白いです。公式でやっちゃうか! という内容ですが。

確か、やぶうち優先生自身のコミケ参加は3号を出した次の2005年の冬コミをもって出展していない状態が続いていました。2005年の冬のコミケのペーパーには"次回、夏コミでは「別冊少女少年」創刊号から3号までをまとめた総集編を出そうかな~と考えています。時間があれば4号も出したいところです"と書かれてあったのですが・・・(参考:コミックマーケット69レポート)。
というわけで、今回は待ちに待った別冊少女少年の新作です。これを楽しみにして年末(といっても、自分が手にとれるのはどうせ年始)を楽しみにしておこうと思います。

2014年11月2日日曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第32話

ちゃお 2014年 12月号 [雑誌]
ちゃお 2014年 12月号 [雑誌]
ちゃお12月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

今月号は3日が月曜日の祝日なため、1日発売でした。それを、1日にアマゾン巡回してて気づきました。危ない。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
[ネタバレ表示]というボタンが表示されている方は、そのボタンをクリックすると見れます。
今回の表紙は『ドーリィ♪カノン サンタ★モード』。本編とは一切関係がありません。

前回、舞菜がユニットに入ることを承諾するも、心音のほうはいろいろとショックを受けて終わった前回。
その日とは別の日の朝、いつもと同じようにこそこそと奏四の姿を拝見する心音。ただし、今日は普段と違ってあまりうれしくないようです。とはいっても、奏四を見た途端、(きゅうぅぅん)となってるんですが。

そこに登場したのが、普段のような地味な姿ではなく、メガネを外しメイクアップしてかわいくなった舞菜。てっきり学校ではずっと地味キャラのままで、ユニット活動するときだけメイクするのかと思ったのだけど。デビューしてもクラスメートから自分と気づかれないような、カノンと同じ立場に。
ところで、これは心音がメイクしたということだと思うのだけど、心音も(…舞菜…ちゃん…!?)と驚いてるみたいなんですよね。何に驚いてるんだろうか。顔つきかなぁ? 今までと全然違う顔つきで、明るくなった感じです。

で、その舞菜は奏四にたいして、「おはよう奥田くん」と挨拶。(…舞菜? …だよな…)と微妙に半信半疑ながらも「おはよう」と挨拶を返す奏四。よくよく考えたら、心音ですら校内で奏四に挨拶してない(多分、したことない)のに、すごい進展ですよね。さすがに前回から変わりすぎじゃないか。
その後は相変わらず、奏四の取り巻きが「ちょ… 阿部さん!?」「なに挨拶交わしちゃってんの!?」「ちょっと本拾ってもらったぐらいでっ…」「かんちがいすんなっ!」と詰め寄る。挨拶しただけでこんな言われよう・・・。先生に注意してもらったほうがいいんじゃないですかね・・・。
そうして、「そんな… わたし… かんちがいなんて…」と言いながら去る舞菜。本当に、勘違いしてなきゃいいんですけどね。奏四にあんなこと言われたら、自分に気があるんじゃと勘違いしてしまっても仕方がないと思うのだけど。

日付と場面が変わって、事務所での集まり。こうやって見ると、結構、身長差あるメンバーだなぁ。
そうして、舞菜をじろじろ見て、「…ホントにこのコなのっ? わるくはないけどとびきりよくもないってゆーかっ!」と言うみらの。村崎さんだって顔知ってたわけじゃないんだし(多分)、その言い方はどうなんだ・・・。あくまで歌だけで判断したんだし、『悪くない』という時点で十分いいような気がする。
そこで、「昨日 心音がメイクしたらすっごくかわいくなったんだよ!」と伝えるカノン。昨日って先ほどの学校の場面のことだろうか。やっぱり、心音のメイクということでいいのかな?

その時、舞菜はカノンの耳元に近づいて、「お…奥田くん奥田くん…!」と言い、「カツラから地毛が…!!」と伝える。カノンのほうは、(心音がそんな凡ミスを!?)と驚いてます。メイクした時に鏡ぐらい見ろよと思わなくないですが、途中でずれて見えるようになった可能性もありますしね。
その後、カノンは舞菜の耳元で「てゆーか「奥田くん」はNGワード…!」と言い、舞菜が「ご…ごめ…でも お…男の子だってバレちゃう…」と言い、「ば…ッ…!!」と言うカノン。みらのや村崎さんはカノンが奏四だと知らないということは舞菜に伝えていたのかな。
そもそも、みらのや村崎さんってウィッグって分かってるんじゃ。普段から髪違うことよくあるわけだし。そういう問題じゃないか。

一方、二人が何を話しているのか分からない心音は、(近い…)と思い、(奏四きゅん… 舞菜ちゃんに近すぎでぇ~す…)と思ったよう。まあ、いわゆる嫉妬ですね。今回の場合、心音が悪そうですが。
一方村崎さんは、「じゃ 明日から本確定にレッスン始めるよ♪ 今日はてきとーに見学でもしてって!」とのこと。今日はただの顔合わせだったようです。でも、見学って何するんだ。カノンが案内してるっぽいけど。

その帰り、カラオケルームで男姿に戻った奏四にたいして、「…どうして相談してくれなかったデスか?」と尋ねる心音。「…舞菜ちゃんに 奏四くんがカノンだってあんなにあっさり…」と続ける。
奏四によると、「あれはボクなりによく考えた結果なんだけど」とのことです。「だったらなおさら 言う前にひと言 言ってほしかったデス…」と言う心音だけれども、そう言いながら、(ああ… 奏四きゅん困ってる…)と、自分の言葉にたいして奏四が困ってるのはわかってるそうです。心音はSだったのか(そうじゃない)。
そうして、奏四が困ってるのは分かっていながらも耐えられなかったようで、「それよりもデビューするほうが大事!」という奏四にたいして、「…デビュー… そんなに大事…デスか?」と言ってしまう心音。「今までどおり2人で動画サイトに投稿するだけでいいじゃないデスか?」と。
まさか奏四もこんなタイミングでこんなことを言われると思っていなかったらしく(そりゃそうだ)、「え… 心音…? なに… 言ってん…の…?」と言う奏四。思わず口に手をあててちょっと後悔したような顔になる心音。
「ボクは心音の作った歌をもっと多くの人に聴いてほしいから カノンとしていっしょにプロデビューするためにやったここまできたんじゃないか」と伝える奏四。それに対して心音は、自分の気持ちを止められなかったらしく、「…でも こんなのちがう…ッ」「イヤなんデス…!!」と伝える心音。ちなみにその間に(ワガママだってわかってるけど… 舞菜ちゃんといっしょは)と書いてありますが、それは言葉に出してないはずです。
そうして、「…な…んだよ わけわかんねーッ…!」と言い、(こっちは… 心音のためにこんなにがんばってるのに…!!)と思いながらカラオケルームを去る奏四。せめて、心音が舞菜に嫉妬していると気づいたら何か違うのかもしれないんですけどね。心音がレミに嫉妬していた時は、心音から「レミと奏四くんがつき合ったほうが…」と言葉で伝えたので、奏四も分かったんですが。
後、『心音のため』と思ってるようだけど、何をもって『心音のため』なんだろう。自分としては、奏四が心音の作った歌を広めたいと思ってるから心音もつきあっているように見えなくもないのだけど。いや、そもそも、『心音の作った歌を広める』ということが、『心音のため』ということなんだろうか。もしそうなら、ドイツに連れて帰って心音の歌の才能を開花させようとしたラファエルと同じような気もするなぁ。

そして日付は変わってダンスレッスンの日。メイクをした舞菜が華麗にステップを踏んでいます。みらのも「へ~やるじゃんっ」と感心しています。
一方、心音のダンスはもたもたしてぎこちない感じです。せっかくがんばって練習してきたというのに、舞菜に気を取られているよう。村崎さんも「それに比べてCCちゃんは…」と少し呆れ気味。
ところで、このメイクってやっぱり心音がやってるんだろうか。いったいどんな気持ちで舞菜のメイクをしているんだろう。想像すると怖いんですが・・・。

続いて歌のレッスン。の前に、「そうだ! 舞菜ちゃんちょっと歌ってみてくれる?」と言う村崎さん。相変わらず無茶ぶりです。
そうして、スマホで「ココロノオト」の歌詞を見ながらココロノオトを歌う舞菜。今月発売されるゲームでも収録される歌なので、宣伝効果もありますね(そういう考えになってしまう自分がたまに嫌になります)。
歌はやっぱりうまかったようで、みらのは「上手いっっ! てゆーか声も歌い方もカノンそっくり!」と言い、カノンは「再現力がハンパないね!」と思ったよう。
一方、心音は「…でも… ソレだけ…」と言い、("ココロ"がない…)と思い、「コレはカノンの歌で 舞菜ちゃんの歌じゃないデス…」と言う心音。前にカラオケルームでラファエルがカノンに言った言葉を思い出しました。「歌… メロディー… すべてカンペキ…!!」「…でも ソレダケのため歌う… 歌カワイソウ」と。

というわけで、心音は舞菜の悪いトコをムリヤリさがそうとしてしまっているようです。
休憩中も、(フツウでいられない)と落ち込む心音。そうして、(舞菜ちゃんとユニットでいるかぎり こんな気もちがずっとつづくの…?)と思う心音。
そんな中、カノンに対して「…あの…宍戸さん…って… どうしてここにいるの?」と聞く舞菜。心音とはちょっとだけ離れてはいますが、心音には聞こえているようです(なお、舞菜・カノンと心音の間にはみらのが立っています)。
「ダンスもできないし 歌もそんなに上手く… 足ひっぱってるとしか…」
おいおい、そんなこと言う子だったのか。いや、友だちできない人って、こう人の気もちを考えずに率直に思ったことを言ってしまうところがある気もするけど。そもそも、心音に聞こえてると思ってないのかも?

そうして慌てて、心音のことを伝えるカノン。「さっきキミが歌って「ココロノオト」 心音が作詞作曲したんだよ! ていうか今まで投稿した曲全部!」。「ええええ知らなかった…」と驚く舞菜。そりゃ、秘密だったしね。でも、さっき村崎さんが心音のことをCCと言っていたし、カノンの作詞作曲はCCということは知ってると思うのだけど。いやでも、作詞作曲が誰かなんて気にしない人は気にしないか。自分もアイドルの曲の作詞作曲が誰かなんて全然知らないことのほうが多いし。

他にも「曲のデータ打ちこんだり あとコーラスも!」と伝えるカノン。
ただ、それを聞いた舞菜は、「宍戸さんがそんなコトしてたなんて…!!」と驚くものの、つづけて、「じゃあべつに 無理して歌ったり踊ったりしなくても… 裏方のほうがむいてるんじゃ…」と舞菜。
これはひどい言われよう。
ただ、そこで怒ったのは心音でもカノンでもなくみらの。
「ちょっっ アンタ…っっ」と言ったところでカノンに口を抑えられて、「むごごごごっっ…!」となるみらの。
かわりにカノンが、「「クローバー」だから4人なんだって…ッ」と伝えると、舞菜は、「え? クローバーの葉っぱって 3ま…」と言いかけたところで、みらのがカノンの胸ぐらをつかんでどかし、手で4を示しながら「4・枚っっ!!」と怒りながら伝える。いつもより大きいフォントなんで、『っ』が他のセリフの『つ』と同じぐらいです。

そうして、「あ…わたしちょっとお手洗いに…」「"カノン"ちゃんいっしょに行こ♪」と言いながらカノンとその場を去る舞菜。個人的にこの場面は少し違和感があった。カノンが舞菜と外にでるならともかく、舞菜からカノンと外にでるという展開が。一旦外にでようと思ったのは雰囲気悪くなったからだとは思うのだけど、カノンまで一緒に巻き込まなくても。

で、心音と二人になったみらのは、「ちょっとぅっ!!」と怒る。6文字中、4文字が小文字って、レミみたいだな(とは誰も思わないだろけど)。
そうして、「なんなのあのコッ!」「アンタのことなんにも知らないくせにっっ」と怒る。なお、ここで、「お前が言うな」と思ってはいけません。みらのはオーディションで心をいれかえたんですから。
本当ならみらのの時みたく、カノンが怒るのがいいのかもしれないんですけどね。みらのの時はライバル関係だったのにたいし、今回は仲間なうえに弱味を握られてる状態だからうかつに怒れないのかも。

それに対して心音は「舞菜ちゃんの言うとおりデスし…」と弱気。それにたいしてみらのは「だからってっ あのまま言わせてていいのっっ!?」と言い、「村Pが認めたってことは アンタがここにいる理由がちゃんとあるってことでしょっ?」と。村崎さんは「これからどれだけがんばれそうかを見る」と言ってましたね。だから、今はまだそんなにうまくなくても落ち込まなくていいんですが、そうは言われながらも、「でもワタシ 何ひとつみんなにかなわない…」と言う心音。

それにたいして、「じゃあアンタはなんおためにここにいるワケっ!?」とみらのというと、何を思ったか急に「ココロノオト」を歌い出す心音。
♪ワタシはココ♪ ♪ココにいるよ♪
で、歌ってる間に自分がなぜココにいるのかを思い出す心音。
『ワタシのココロの封印を解いてくれた 奏四くんとの夢をかなえるために』『だれよりカノンに だれよりワタシの歌を歌ってほしいから』
♪ワタシはココ ココにいるよ♪ ♪キモチ弾む 鼓動のリズム♪
それを聞いてみらのは「さっき舞菜が歌ったのと同じ歌…っ!? ぜんぜんちがうっ…」と驚いたよう。まあ、歌う人によって全然違う歌に聞こえる歌ってありますよね。最近だと、ももいろクローバーZと中島みゆきの歌う『泣いてもいいんだよ』が全然違う歌に聞こえました。
泣いてもいいんだよ/ももいろクローバーZ(NAITEMO IINDAYO/MOMOIRO CLOVER Z) - YouTube
麦の唄 c/w 泣いてもいいんだよ / 中島みゆき (Short ver.) [公式] - YouTube

そしてみらのはその「ココロノオト」を聞いて「…ってゆーか… この歌…こんな胸がしめつけられるよーな歌だったっ…!?」と思ったよう。
♪キミに届け♪ ♪ココロノオト♪
一方、トイレから戻ってきた舞菜は廊下で心音の刺すような歌い方の歌声を聞き、「…宍戸…さん…?」と驚いている様子。
と、その後ろにはいつのまにか村崎さんが。
「…やっと本気になってくれたね…」と言ったと思ったら、「お姫様♪」とわけのわからないことをいう村崎さん。
村崎さんは心音の才能に気づいていたようです。さすがですね。まあ、調べたらドイツでのこととかでてくるかもしれませんが。

そうして心音は(どうか だれよりもキミの近くに…--)と思って次回につづく。

ところで、今回ラファエルについて2回書きましたが、再登場はいつになるんでしょうか。ラファエルが再登場して舞菜のことを気に入ったら丸く収まりそうな気も・・・。

ところで、11月20日発売のちゃおDX1月号にドリカノ番外編が掲載されるようです。ゲームオリジナルキャラの拓斗が登場とのこと。表紙もドリカノだそうです。