2014年4月26日土曜日

ドラマ ドーリィ♪カノン第7話

ドラマ ドーリィ♪カノン第7話

ようやく最終話です。3ヶ月も間が空くってどうなんだろう。

はじまりは雨の中の桜道。見る話間違えたか? と一瞬思いましたが、さすがにそんなことはなく、そういう演出でした。しかも、自分が見たのはちゃおの付録に収録分なので、間違えるはずがないというのに・・・。
で、1話のように桜をみあげると近くに奏四がいるのを発見。雨降ってるんだから傘差せよ。と思ったら幻想でした。

つづけて見ていると奏四は転校したため学校にいないことが発覚。「奏四くんレベルとはいわないけど、もうちょっとマシな男子がいてもいいのにね」という話のときに映される男子に泣ける。なぜか自分を投影してしまった。

話は回想にうつって、高校の文化祭でのライブの話。レミと何かよく分からない意思疎通をしたようでお互い目を見てうなづく。そういえばマンガのほうのレミはカノンとの動画再生バトルが終わった後、「カノンさん・CCさんとゎ 心のどこかでつながってるんだと思ぃます」とか言ってたっけ。この三人には隠された力があるのかもしれない。
なんて中二病みたいな妄想はともかく、カノンがステージにたって歌うことに。その前にレミについて「レミをお人形と思ったことはない。ここにいる誰一人としてレミをそんなふうに思ってる人はいない。」などと語り、客席から拍手が巻き起こる。この拍手が賛同という意味での拍手というのはわかるのだけれども、なぜか違和感があった。この拍手はなくてもよかったような。選挙じゃないのだし。
それにしても、『ドーリィ♪カノン』というタイトルなのに、人を人形に例えるのが否定的なこの発言はどうなんだろう。

そして、「今のレミのように、歌を歌うのが怖いと思ったことがあります」と伝えるカノン。まあ、その原因はレミのせいなわけですが・・・。

話が終わったタイミングで『がんばれ☆シンデレラ』を流す幸田さん。そのタイミングでライトも変化しているので、スタッフに打ち合わせはしてそうです。そもそも、音声を幸田さんにする必要があったんだろうか・・・。

歌い終わったカノンは「ありがとうございました」と客席につたえておじぎ。おじぎしながら言わないのは偉いと思った。自分ならおじぎしながら言ってしまうか、おじぎせずに言うかだと思うので。おじぎしながらいうと語尾が聞き取りづらくなってしまうから、これがただしいお辞儀のしかたです。それにしても、この「ありがとうございました」という言い方のやりきった感がすごい。

と、ここでCM。ライブを楽しんでいたら現実に引き戻されたような感じです(ネット配信ではそもそもCMないのに、必要なのだろうか。区切るにしてもCM終わりの「ドーリィカノン」というのだけでよかったんじゃないか)。

CMが終わるとレミのもとへいくカノン。この場面はNG集を思い出して笑いそうになります。で、レミに励ましの言葉を伝えて再度ステージへ行くレミ。「みんなが待ってる」とレミに伝えていたけれど、客席からは「カノン、カノン」言ってるのでむしろカノンのアンコールのほうが求められているような気もしなくはない(もともとレミのステージなので、レミが歌うのは当たり前なわけだけど)。

話は戻って学校の場面。雨はやんだようです。正直、そんなに降っているようにも見えなかったんですが。
そして、思わず動画をみていて「えっ?」と思ったんですが、どうやらカノンは芸能デビューしたようです。あの流れでデビューするって、村崎さんの思惑通りな気がしてならないのだけれども、いいのか? そういう道を選んだのはカノンなんだろうからそれでもいいのだろうけど、この展開はちょっとビックリした。正直、この展開は予想してなかったです。
普通に何事もなかったような生活がつづくような終わり方かと。
しかも、CDセールス累計1000万枚だそうです。デビューしてから半年もたってないと思うのだけれども、いったい何枚のCDをリリースしたんだ・・・。後、いくら稼いだのかも気になります。

その後、先生が教室に入ってきて着席する生徒たち。そうして、みんなが真剣に何かを書いてる中、机から自分の秘密ノートをとりだす心音。奏四がいなくても作詞作曲の創作意欲があるんだろうか。ちゃんと授業うけろ! と思うのだけど。

すると、どこかからノートを切り取った紙で折られた紙ヒコーキが飛んでくる。中を除いて何が書いてあるか確認するなり、音をたてて立ち上がる心音。そうして、教室をとびだす心音。おいおい・・・。
そうして校舎をぬけて校門もぬけて、桜道までいく心音。そこには奏四がいたわけですが、授業中になんと書いた紙を渡したんだろうか。授業中なうえに、待つ場所が遠すぎないか。
すると、校舎のほうから女子生徒たちが「あれ、奏四くんじゃない?」と気づいたよう。それより、この道って校舎から見える場所だったのか。廊下側っぽいので、校門とは反対側なのかも。やっぱり、ちょっと遠いよなぁ。いやまあ、演出的には初めてあった場所で再開というのは自然である意味で感動的なわけだけど。

ところで、この奏四はちょっと年数経過している雰囲気がある。実際の撮影期間は1ヶ月だからそんなわけがないのだけれども、何かメイクが違うんだろうか。

というわけで、ここから奏四の心音への告白です。「君がいないとダメみたいなんだ」はよかったのだけど、「俺のそばにいろ」は棒読みに聞こえた。このセリフは命令形にする必要があったんだろうか。正直、このセリフはいらなかったんじゃないかと思う。せめて、「俺のそばにいてくれないか」ぐらいにするとか。それか、どうしても命令形がいいなら、「俺とつき合いなさい…!」にするとか(ないつぼ8ネタ)。

そしてここで流れる、『i・Love・U』。最初はイントロ終わって歌にはいるとガクッとしましたが、何度も聴く内にいい曲に思えてきました。そして、桜吹雪が空気を読んだように起き、心音の髪につく桜の花びら。それを「あの時と同じだ」と言って奏四が花びらをとる。そしてそして、奏四が心音を抱きしめ、ここからお決まりのキスシーン・・・には残念ながらなりませんでした。
というよりいいのだろうかこれは。あんなに二人が付き合っているのを隠していたというのに。まあ、転校したことによって学園のアイドルじゃなくなったわけだからいいのか。このあたりはよく分からない。

そして場面は変わってライブ告知のポスターが映し出される。『Freedom Star Festival』という名のライブで、いろんなスターがライブをやるイベントらしい。
会場は東京エンタドーム、日時は2014年5月3日土曜日。だいたい配信時期にあわしてる感じなのだろうか。
参加するアーティストは私立恵比寿中学、DISH//、中島愛、Droog、レミ、カノン。私立恵比寿中学と中島愛はわかるのですが、他の二組は分かりません。(4月28日追記:ちなみに、中島愛は現在歌手活動休止中です。参考:ナタリー - 中島愛が音楽活動休止、3rdアルバム&3月にラストライブ)

で、なぜかその衣装室っぽいところになぜかいる心音。と思ったらスタッフの声が。「ココP」。えっ・・・。
よくわからないのですが、どうやら心音はカノンのプロデュース業の仕事することになったようです。いや、仕事とはいってないか。だって、中学生の労働は一部を除き違法ですしね。社会体験という名目でお手伝いをやっているとかそういう状態なのだと思います。いいのか? いいのか?
みた感じだと、カノンのステージの演出(セットリストというのを渡しているので多分)、カノンのメイク、カノンの作詞作曲を担当しているよう。これを無給でやってるのだろうか。でも、作詞作曲までしているなら、芸能人ということにして給料がもらえている可能性もあるのかも。このあたりの法律とかはよく分かってません。

いっぽう、幸田さんの所属するカスタマイズは海外の小さいライブハウスをまわっているようです。今はロンドンで来週はマンチェスターなんだとか。いったいどこにそんな金が。村崎さんがプロデュースしているわけではないようだし。今更だけど、こういう時、そういう考えに陥ってしまう自分のほうがもしかしたらおかしいのかもしれない。

ここで登場レミ。なぜかゴスロリになったようです。ここはあまり突っ込まないほうがいいかもしれないので何もいいません。

その後スタッフ達と円陣をくんで「ドーリィ♪カノン」と叫ぶわけですが、そうやって使う言葉なのか。その後、カノンと心音がハイタッチする姿はよかったです。


というわけで、ドリカノのドラマの最終話が終わったわけですが、全体的にはよかったと思います。部分部分でみていくとそりゃ、いくつか突っ込みどころなどもあったわけですが、少なくとも悪くはなかったと思います。

1 件のコメント: