参考:
そろそろ ひとこと言っておくか - Google 検索
そろそろホッテントリタイトルについて一言いっておくか
Wikipediaによると、小文字言葉というのは2000年ごろからよく使われるようになったそうです。
小文字文化 - Wikipedia
さて、その、今月初めごろから悪い意味で、話題になっているレミの小文字言葉ですが、小文字言葉が苦手な自分でも、この騒動には違和感を覚えているので、ちょっとこのあたりでいいたいこと言っておきます。
まず、この騒動の発端ですが、もともとはあるTwitterユーザーの3月3日22時5分のつぶやきが発端でした。ここでは、そのツイートへのリンクは避けておきますが(そもそも今確認したら、非公開になってた)、その方は今月号のドーリィ♪カノンの画像を載せた上で、『アタシゎ 歌が すき… 歌だけゎ だれにも負けたくなぃ 最近の少女漫画wwwww』とつぶやいていました。
で、それがなんだかやけにリツイートされ、ファボられ、2ちゃんねるにもスレがたつほど話題になってしまったわけです。
暇人\(^o^)/速報 : 【画像】最近の少女漫画wwwwwwwwwwwwww - ライブドアブログ
最近では、もとになった画像以外のレミの画像も出回ってるので、この騒動に便乗した人がちゃお買ってアップしてるんだと思われます(ある意味、炎上マーケティング)。
ところで、この騒動に関するつぶやきですが、「イラッとくる」や「読みづらい」というのは個人的な感想なので別になんとも思わないんですが、「教育に悪いからやめろ」というのはさすがにひきます。
よっぽど、「教育にいい」ものばかり読まれてきたんでしょうね。と、皮肉の一言でもいいそうになるほど。
まあ、そういう人は漫画の表現規制法案に賛成の人なのかもしれませんが(アニメのアイコンの人も結構いたけど)
漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題まとめ
過激的な人の中には、小学館に抗議の電話を入れようとしてた人や、やぶうち優先生のブログに抗議のコメントをいれようとしてた人まで(実際にしたのかどうかは分かりません)
まあ、結構な騒動になったので、ブログにコメントした人はいるんじゃないかなと思います。
ブログ確認しても、そういうコメントは確認できませんが、小文字コメントだけのことだけ書かれているのであれば、先日書かれたコメント公開基準の1番、『記事に関係のないコメント』は公開しないというのにあてはまりそうな気がするので、公開してないだけかもしれません。
コメントの公開基準 - やぶうち優のハジさらしな日記
一応、2012年2月4日のエントリーの2013-02-01 15:15:43のコメントには、
大好きだけど、ちょっと小文字が苦手ですというコメントがあるんですが、調べた限り小文字言葉に関するコメントはそれだけっぽいです。
小文字使用やめてくださいませんか!?
ちゃお3月号次号予告! - やぶうち優のハジさらしな日記
そもそも騒動以来、ブログが更新されないという。まあ、これぐらい間隔が空くときはよくあるので、偶然だとは思うのだけれども。
まあでも、ネットもよくやってるであろう先生のことだから、気づいてるんじゃないかなぁ。とは思います。騒動といっても、ニュースになったり、ソーシャルブックマークで何十何百とブクマされるほど話題になったわけではないので、普通に生活してる分には聞くことはないかもしれないけれども。
ここからはレミの小文字言葉に対する個人的見解。
前にも言ったかもしれませんが、自分がレミの小文字言葉に関して違和感を感じているのは、レミのキャラクターが小文字言葉を使うようなキャラクターに見えないというのがひとつあります。
ギャル文字ばっかり使ってるギャルっぽい子や、ぅゎょぅι゛ょっょぃ とかいうコメントを2ちゃんねるあたりで書き込んでそうなオタクっぽい人ならともかく、レミはもっと真面目なキャラクターという印象をうけるんですよね。そこが一番違和感あります。
本当、なんで小文字言葉にしたんだろう。何か理由があるんだろうか。
後はやっぱり、読みづらいというのは、苦手な理由の一つです。
メールの文面で小文字言葉を使ってる時はとくに何も思わなかったんですが、普段の会話の中で小文字言葉を使われると、頭の中でイメージしづらく(脳内アニメができない!)、そこが困りどころ。
そういう意味では、アニメにあわない漫画なのかもしれないです。
まあ、いろいろいってきましたが、自分はこの漫画の対象読者層じゃないでしょうし、叩いてる人のほとんどもそうだと思うので、対象読者層(小中学生の女子)が嫌悪感を抱いていない(というよりも好まれてる)なら、それでいいと思います(上から目線っぽくてすみません)。
こう言ったらなんだけど、ドーリィ♪カノンの主要キャラは、今までのやぶうち優先生の描かれたキャラクターと比べると、どの子も異色な気がします。
キザで女嫌いで女性の歌が得意な女装キャラに、天然で絶対音感持ちのちょっと喋り方が変わっている帰国子女(たまにネガティブ)、そして小文字言葉を喋る中学生の女の子シンガー。
こうやってみると、レミが一番普通な気さえしてきます(というより、普通なのに何で小文字言葉? というところが違和感を覚えるわけですが)。
そういう意味でもしかしたら、ドーリィ♪カノンは挑戦的、もしくは実験的ないみあいの強い作品なのかもしれません。
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返信削除いつもお世話になっております。
レミが何故あんな喋り方なのかという件にかんして、私の見解ですが
心音は「でぇ~す」という変わった言葉遣いをするためか、一般の読者は感情移入がし難いキャラクターであると思います。
(私の周りでも「奏四きゅんはいい。だがでぇ~すはあかん」といった意見が度々みられます)
もしここでレミが小文字ではなく普通の喋り方のキャラクターになってしまうと、読者はヒロインであるはずの心音よりも、普通なレミに感情移入しやすくなるのではないでしょうか。
おそらく心音よりもレミに人気がいってしまわないように、あえて違和感のある喋り方にしているのではないかな~と思いました。
正直、大好きなやぶうち先生の作品が、ツイッター上で原作も読まれずに1ページだけ抜き取られて拡散され否定されているのはファンとして悲しいですね。
>おそらく心音よりもレミに人気がいってしまわないように、あえて違和感のある喋り方にしているのではないかな~と思いました。
返信削除確かに、レミはかわいいけど、いまいち小文字のせいで好きになれないところはあるかもしれないです。
特に先月号の、レミが心音にたいして、奏四が好きだということを告白する場面はすごいかわいかった。
でも、レミが普通の喋り方だったら、はたして人気がレミに偏ってしまうかどうかはちょっと検討がつかないです。仮にそうだったとしても、自分はそんなに変わらない気がします。
>正直、大好きなやぶうち先生の作品が、ツイッター上で原作も読まれずに1ページだけ抜き取られて拡散され否定されているのはファンとして悲しいですね。
そうですね。特に過激な発言には心が痛めます。
ただ、今回のような騒動の場合は、仮に全部読んでも今叩いてる人は叩くんじゃないかと思われます。
他によく見かける少女漫画の叩き方の、ストーリーや絵の構図の場合は、全体の1ページだけがおかしいということはありえますが、レミの小文字言葉の場合は、全編をとおして小文字言葉なので。