2014年6月1日日曜日

今更ながら、『KAREN』を読了

Karen 1 (フラワーコミックス・デラックス)
Karen 1 (フラワーコミックス・デラックス)

どこにも在庫がなかったけれども、ヤフオクで見かけたので思わず購入(初ヤフオク)。

Twitterでやぶうち先生の検索ツイート追ってるとよく名前があがる漫画だったので気になって読んでみました。「ああ、これがツイッターでよく聞くメイドの串刺しシーンか」と思ったり。

非常に面白く、2巻一気に読みました。少女漫画におけるファンタジー漫画は中途半端な設定で意味がよく分からないイメージがあったのだけれども、設定(名前の由来とか西の方角とか)もすごいよくできていて久々に話に引き込まれた漫画だった(ドリカノ除く)。アマゾンの評価に『連載を終了させるために、後半、展開が速くなった』なんて書かれてあったけどそんな感じもしなかった。てっきりその評価から打ち切りっぽい終わり方なのかと思ったけど、全然そんなことはなかったし(ただ、ジローがなぜ家に火をつけるなんてことをしたのかはよく分からなかった)。

話数が書かれてないのだけれども、多分最終話にあたる、眠りから覚めた場面において、セリフがほとんどないコマがつづいていていたのが「おおっ!」と思った。文字ではなく、絵のみで表現できるっていうのはいくら漫画とはいえやっぱりすごいと思う。全くもってジャンルが違うのだけれども、『スラムダンク』という漫画の最終巻を思い出した(ちなみにその反対が『名探偵コナン』: 【画像】 名探偵コナン やたらセリフが多いページ)。

それと、最後の番外編はもしかして後付けじゃないだろうかと思った。隕石が落ちる話なら、2000年ではなく、1999年にしたほうがノストラダムスの大予言とかけることもできて面白かった思うのだけど(まあ、数値的に中途半端なことは否めないけど)。もちろん、後付だったからって面白くなかったわけではないですよ。むしろ、本編の補完がされていてすごくよかったと思います。本編だけで終わっていたらモヤモヤしていたと思います。

それと、やぶうち優先生の身長は153cmらしい。これは知ってるようで知らなかった情報。

それにしても、昔のやぶうち優先生の絵柄を見るとやっぱりというかなんというか、少女少年の初期の作品を思い出します。正直、ひなは智恵子にしか見えない。


後、今『アスカ』と聞くと、最近ニュースでよく聞く・・・。いややっぱり、これ以上言うのはやめておこう。

1 件のコメント:

  1. 打ち切り云々の話はあながち間違いとは言えません。
    と言うのも、次章(番外編に相当する話)に差し掛かる前の段階で「水色時代」のアニメ化が舞い込み、それに合わせて「水色時代」の新シリーズを連載することとなったため、「KAREN」は明日香村のエピソードで終了し、次章に相当する番外編を読み切りで発表…と言う事になったものと思われます。

    まぁ、タイミング的にそうなっただけかもしれませんが。

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