2020年11月15日日曜日

【更新情報】サイドストーリーに『本当の自分』を追加しました

 桃園ユリ編~本当の自分~

自分が初めて訪れた少女少年のファンサイトには、好きなキャラの投票ページというコンテンツがありました。確か、2003年ごと、VかVIが連載されていた時期だと思うんですが、確かのぞみがダントツで人気でした。

中には不人気キャラというのもいたのですが、その中で特に不人気だったのが、IIIの桃園ユリ。中には、いわゆるアンチっぽい人もいました(当時はアンチなんて言葉を知りませんでしたが)。

自分も特別好きなキャラというわけではなかったんですが、何でそこまで不人気なのかよく分からなかったんですよね。家を飛び出してわがままだ、みたいなことが書かれてあったと思うんですが、そりゃあ仲のいいと思ってた友だちの女の子が男としったらショックだろうと。

ただ、先日、少女少年を読み返して思ったんですが、確かにユリって、面倒なキャラだなと思いました。柚季と付かず離れずいて、最近の言葉でいうと、キョロ充っぽい感じなんだろうかと思ったりしました。しかも、すぐに感情的になるしね。緊張したら他人から見てわかるほど震えるし、案外すぐ怒るし、最悪、泣き喚くし。

そもそも、ユリって少女少年の中で、唯一主人公が男と知って嫌悪感を抱くキャラなんですよね。IIのトキオみたいにドン引きしたり、IVの藍沙やVIの浅間みたいにショックを受けるキャラはいるんですけど、嫌悪感とはちょっと違う。IIの絵梨なんて、もっと嫌悪感抱いていいだろうと思うんですけどね。目の前で着替えたことがあるし、自分の水着を着たこともあるんだぞと。ユリ以外はみんな案外、あっさり納得している印象です。

今回、それならと思って最初は本編時系列のユリ視点の話を自分の解釈で書いていったんですけど、ほとんど本編をなぞってるだけでつまらなくなってしまいました。一応、最初に学校の友だち(つまり、オリキャラ)と遊ぶ約束したけど、オーディションの日と重なってしまってなかなか断れずにいる話とか、友だちと口喧嘩して自分の家が落ち着くと思ったら、ガーリッシュの3人で暮らすことを伝えられるとかそういう話も書いたんですけどね。後半部分のその後の話に全く活かせてないので、ばっさり削りました(一部は回想という形に変更)。なので、最初は倍以上の文字量がありました。

というわけで、今回書いた小説は、柚季がガーリッシュを脱退して、1年半が経過した後の話です(なぜ1年半かというと、同時期にma-daが活動していることにしたかったから)。どこにも残ってないんですが、確か自分が初めて書いた少女少年の小説って、新メンバーが男の子という話なんですよね。どんな話だったか自分でも覚えてないんですが、今回は、新メンバーは決まらず、ずっと二人で活動しているという設定で書いてます。

ただ、読み返してみると、ほとんどユリの独白ですすんでいるためか、どうにも他のキャラを活かし切れてないなという印象。後、もう少し、緩急を付けれなかったものかとも思う。頭の中で考えてる時は面白い話を思いついたと思うんですけどね…。

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