ちゃお 2016年 01月号 [雑誌]
ちゃお1月号発売!! - やぶうち優のハジさらしな日記
先月の予想が外れて、最終回は3月号ではなく、次回の2月号だそうです。
今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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前回、奏四とキスした心音。心音は次の日の朝になっても幸せ気分でいっぱいなようです。眠れたんだろうか。
いつもの朝でいつもの街に人だけど、どうしようもなくキラキラまぶしいそうです。
そんなウキウキ気分の中、学校へ。こんな気分の中、(今日からどんな顔してえ奏四きゅんと会えばいいの…)とそわそわする心音。学校では会ってるようで会ってないようなものだと思うのだけど。
と、そこで「ぉはょぉ」という挨拶。もはや、『は』が大きく書かれているような気がします。
というわけで、久々のレミ。なんだか雰囲気変わってる気がするのだけど、何でだろう? 冬服だからか?
そして、そわそわしている心音にたいして、「どぉしたの?」とレミ。心音は思わず右足をあげて、「い…イエ なんでもッ…! 安心してください! はいてますよ」と。
ところで、カノンのサンタコスははいてないように見えるのですが、安心できるんでしょうか?
そして学校に到着して、奏四が来るのを待っていると、チャイムがなって担任の先生が到着。開口一番、「奥田は欠席な」とのこと。
ありゃ。本当にいなくなるのか。心音と接触しなくなる(ほぼ無視)ということになるのではと思っていたのだけど。
いったい、家族にはなんといってるんだか。
放課後、奏四のいえに行くものの、そこには奏四のファンの子たちが大勢。さすがに近づけそうにないと思いながら、そそくさと離れようとすると、奏四のとりまき女子に見つかる心音。
「どーして宍戸さんが奏四くんの家に!?」ととりまき女子。これはまずいと思った心音は「たまたま通りかかっただけで…」と、すぐにバレそうな嘘。
その後、とりまき女子は「あのさー じつは前から気になってたんだけどー」「ずっと聞こーと思っててー」と、何やら意味深な発言。最終回直前だし、とうとう奏四と心音が付き合ってるとバレるのか。
と思ったら、「…その…サインもらえる?」ととりまき女子。前に、心音が芸能デビューしてクラスの子にチヤホヤされてた時に怪訝な顔してる人いたけど、その子ではないのだろうか。
心音としては、奏四とつきあってるとバレたと思い、思わず「ゴメンナサイ!!」と発言。いや、バレてたとしてもその発言はいろいろまずいだろ。
というわけで、サインを許諾。「困った時はなんでも言いな! 力になるから!」ととりまき女子。いい子だなぁ。
いっぽう、近くからは「やっぱり会えないってーーっ!」という声。「「会える状況じゃない」ってお姉さんが!」とのこと。「1日に1回は奏四くん見ないと生きていけないのにー」という子も。いや、さすがにそれはない(心音まで(同じく!)と心の中でつぶやいているけど)。
そうして数日、奏四が来ない日がつづいて4日目。とうとう、ファンのコもだれも来なくなったようです。
そんな中、心音はフラフラの体で奏四の家へ。なぜか「…心音ちゃんだぃじょぉぶ?」とレミが付き添ってます。
そして、インターホンを鳴らして、「ワタシ宍戸といいマス…! …奏四くんに… ワタシが着てるって伝えてもらえないでしょうか」と発言。インターホンごしの画面で心音の顔を見た姉(後ろ姿なので分からないけど、多分三女)はインターホンの画面越しに心音の顔を確認。「…宍戸って…“CC”ちゃん?」。アイドルにまでおっかけられてる弟がいるというのはどんな気もちなんだろうか(多分、彼女だということは知らないだろうし)。
そして返ってきた返事は、「…悪いけど 奏四には会わせらんない」とのこと。残念がりながらも心音は「…わかりました…」と言って、「明日また来ます!」と伝えて帰ろうとする。
とそこで、「あっ…! ゴメン… そのっ…」と姉の声。
「何度来ても会えないからッ…」「…病気とかじゃなくて… …この家…てゆーか日本にいないから…」
いったいぜんたい、どうしてそうなったんだ。
その言葉を聞いてふらついて後ろに倒れる心音。レミがいてよかったです。
そして、やぶうち優先生お得意の電車のコマの絵があり、(どうして何も言わずに…――?)と虚ろな表情の心音。
ところ変わって村崎プロダクション。
奏四が海外に行ったことをみらのに伝えたようで、みらのは「それどーゆーコトよっっ!? CCちゃんのメール無視したあげく日本にいないってっっ…!!」とプンスカ。
「アッタマおっかしーんじゃないのっっ!? レッスンも無断でサボってっっ!!」
いつもより、『っ』が多くて書くだけで大変です。
そこで村崎さんが登場、開口一番、「…じつは…キミたちに残念なことを伝えなきゃいけない…」と告げた後、「ドーリィ♪は解散させる」と発言。
理由として「カノンちゃんが急に音楽留学でドイツに行くことが決まって…」とのことです。
海外ってドイツなのか。これは心音が会いに行く展開か? いや、最終回直前でそれはないか。
ところでこれ本当に音楽留学だったら、何かまだあるんじゃないか。少女少年Vみたいに、奏四として芸能界デビューとか。
どうやら3日前に急に決まったことのようです。
みらのも、「なにそれウソでしょっ!? てゆーかっ… なんんでそんな大事なコトあたしたちにひとっ言も言わずに行っちゃうワケっ!?」と、まくし立てる。『っ』の数が減ってるような気もするけど。
なお、アルバムは「曲数減らしてミニアルバムとして出す方向で」とのこと。それより、この流れは予定通りだったんだろから、何でアルバムなんてだそうと思ったんだ。さすがにもうちょっといけると思ったんだろうか。
なお、「みらのはソネットに専念してもらう …ファーストに昇格だよ フロントメンバー」とのこと。嬉しい半面、CCのことが気がかりで喜んでもいられない様子のみらの。
そして心音にたいしては「ソロになってもらう」と村崎さん。
「“アイドル”じゃなくて“アーティスト”… いわゆるガチの“シンガーソングライター”にね」
ところで、レミはガチのシンガーソングライターなんだろうか。
そして、「それで早速だけど アルバムのラストに入れるフィナーレの曲を作ってほしいんだ」と村崎さん。「今までにCCちゃんが作った曲を総集編的にワンフレーズずつもりこんだメドレー風の」「ゆったり・しっとりしめくくるようなバラードじゃなくて 明るい未来を予感させるような華やかなのをひとつ! たのむよ」とのことです。
これはいいよね。アルバムのラストにメドレー。アルバムの最後にメドレーってありそうであんまりないよね。自分は、郷ひろみしか知らない。
そして、家に帰っていつものカラオケルームで作業をしようとする心音。頼まれたとおり、今まで作っていった曲を振り返っていく。なんだかすごい、最終回っぽいです。どの曲もすごいいい曲なんで、アルバムがでたら買います。
ただし、どれも(奏四くんがいるからできた歌)と思う心音。
「できないッ!!」「ワタシには作れない…!」「明るい未来を感じさせる曲なんて…ッ!」
奏四がいなくなって絶賛絶望中です。
(やっぱり本当のカレカノじゃなかったの…!?)(じゃあどうしてキスなんてしたの)(最後に「だいすき」なんて…)(わかんないっ…!)
いや、こないだ自分で作詞した『サヨナラも言わずに』の歌詞思いだそうよ……。
その時、ノックの音がして部屋に入ってくる幸田さん。ポケットからUSBメモリーをとりだすと、心音に手渡す。「“カノンちゃん”から…」とのこと。
急いでパソコンにつなげる心音。つなげると、「…あ…あー… えっと…あ どーも… カノンです…」とカノンの声。今から心音へのメッセージを話すのか……、と思ったら続いた言葉は「心音! 心音♪ …心音# おはよう おはよっ♥ ふぁ~おはよ… おやすみなさい おやすみー☆」……。なんじゃこりゃ。
幸田さんいわく、「奏四くんがボクに頼んで宍戸スタジオでレコーディングしておいた… “カノンの声”だよ」とのこと(それにしても、幸田さんは奏四とカノンをどう使い分けてるのだろう。USBメモリーを渡したのはカノンなんだよなぁ?)。
ちなみにこの音声、なんと「…歌や会話風の台詞が計12時間ぶん収録されてる」とのこと。いったいいつの間に。3日前にはすでに海外なわけで、その前日に心音と離れると決めたんじゃなかったっけ?
あれ? ここまで書いといてなんだけどもしかして前日じゃない? 今回の話の始まりが月曜日だとしたらありえるか。
幸田さんによると、「ココにゃんのために残しておきたかったんだよ思うよ …“カノンの声”を」と。声変わり始まってるのにすごい執念だなぁ。
ただ、「いろんな言葉や日常会話が山ほど入ってるのに 肝心の「サヨナラ」や別れの言葉がないんだ」とのことです。
「奏四くんは“カノン”もココにゃんとのカレカノも“終わり”にしたくなかった…」「…だからあえて何も言わずにドイツへ行ったのかもしれないね」
「“カノン”はココにゃん…“CC”の創作意欲の源だから…」「大人になった“奏四くん”の声と姿で」「ココにゃんの中の“カノン”を上書きしてしまわないように」「ココにゃんにずっと創作をつづけてほしいから“カノン”が消える前に姿を消したんじゃないかな…――」
なるほど。確かに、大人になってカノンになれなくなった奏四を見ているとカノンがどんなのだったか忘れそうだけど、奏四がいなくなるといなくなった時点のカノンがずっと心に染み付いているということはあるのかもしれない。
ただ、奏四は、奏四がカノンだから心音は創作活動を続けていると考えたようだけどそれは違うよう。
心音としては、(そんなことない! そんなことない…っ!! 奏四くんが声変わりしても 大人になっても ワタシの中の創作意欲が消えるなんて…絶対っ… 絶対にそんな…こと…ない…の…に…――)
ただ、その奏四の思いが通じたのか、創作意欲がわいてくる心音。
(それが奏四くんの…“カノン”の望みなら ワタシはずっと“CC”でいる 絶対に“カノン”を消したりなんかしない ワタシが“CC”でいるかぎり“カノン”は生きつづけるから…)
(“カノン”が一瞬の煌き…幻なら…)
(ワタシが 瞬間を永遠に変える――!!)
なんだかすごい、疾走感があります。シリアスです。
そうして、『サヨナラも言わずに』の心音とみらのだけでのレコーディング。
「すばらしい……!! 思いがけず歌と境遇が一致して神曲の域に…!!」と村崎さん。本当に『思いがけず』なのだろうか。
つづけて、「そういうめぐりあわせや運みたいなモノも才能なんだよ! 依頼したフィナーレのメドレーも予想以上の出来でびっくりだし…!」と褒めまくる村崎さん。
たいして心音は、凛とした顔つきで「ありがとうございます」と一言。なんだか普段の心音らしくない気がします。普段ならもっと照れてもよさそうなのに。
つづけて、心音から村崎さんにお願い。「ワタシだけの力ではできないコトです…」と伝えたうえで伝える。
ページをめくると、「え!!」と驚く村崎さん。「…うーん なるほど… それは面白い考えだけど…」「リスクが大きすぎるね ボクがそれを背負うほどの意味があると思うかい?」と。
えーーーーー。何を言ったかは来月まで持ち越しですか。
正直予想はできません。村崎さんの言葉がヒントなのだろうし、カノンに関係あることだとは思うけど。
「彼氏がいることをファンの前で話す」とか……、って、でもそれは心音だけでできることか。
こればかりはわからないなぁ。話の内容からして、お金がかかることなような気はするのだけど。
そして、あまり乗り気じゃない村崎さんにたいして、「ワタシはソロのアーティストとしてベストを尽くします! なんでも村崎さんの言うとおりにします…!」と真剣。
「その夢が叶うならどんな困難でものりこえてみせます!」と強気な発言。ここまで強気な心音は過去にあっただろうか。
そして村崎さんから提案。
「じゃあ…キミが1人でドームを満員にしたら その時は考えてみてもいーかな?」とのこと。いや、それ以前にドームライブを行うつもりですか……。デビュー間もないアーティストに。
そして、「やります! 必ずいっぱいにしてみせます! だからどうか…村崎さんも約束してください!!」と言って次回につづく。
なんだかすごいハードルをあげてるような気がするのですが、大丈夫なんでしょうか。個人的には、すっごい楽しみです。
いつもの朝でいつもの街に人だけど、どうしようもなくキラキラまぶしいそうです。
そんなウキウキ気分の中、学校へ。こんな気分の中、(今日からどんな顔してえ奏四きゅんと会えばいいの…)とそわそわする心音。学校では会ってるようで会ってないようなものだと思うのだけど。
と、そこで「ぉはょぉ」という挨拶。もはや、『は』が大きく書かれているような気がします。
というわけで、久々のレミ。なんだか雰囲気変わってる気がするのだけど、何でだろう? 冬服だからか?
そして、そわそわしている心音にたいして、「どぉしたの?」とレミ。心音は思わず右足をあげて、「い…イエ なんでもッ…! 安心してください! はいてますよ」と。
ところで、カノンのサンタコスははいてないように見えるのですが、安心できるんでしょうか?
ああ…最近、やぶうち本人がつぶやいても【やぶうち】って付け忘れる…!
というわけで、ここ最近のツイートはほぼ【やぶうち】ですスミマセン!
お詫び?にクリスマスカードのイラストを…☆ pic.twitter.com/MFwItCxVK0
— やぶうち優 (@Utopia_SM) 2015, 11月 2
そして学校に到着して、奏四が来るのを待っていると、チャイムがなって担任の先生が到着。開口一番、「奥田は欠席な」とのこと。
ありゃ。本当にいなくなるのか。心音と接触しなくなる(ほぼ無視)ということになるのではと思っていたのだけど。
いったい、家族にはなんといってるんだか。
放課後、奏四のいえに行くものの、そこには奏四のファンの子たちが大勢。さすがに近づけそうにないと思いながら、そそくさと離れようとすると、奏四のとりまき女子に見つかる心音。
「どーして宍戸さんが奏四くんの家に!?」ととりまき女子。これはまずいと思った心音は「たまたま通りかかっただけで…」と、すぐにバレそうな嘘。
その後、とりまき女子は「あのさー じつは前から気になってたんだけどー」「ずっと聞こーと思っててー」と、何やら意味深な発言。最終回直前だし、とうとう奏四と心音が付き合ってるとバレるのか。
と思ったら、「…その…サインもらえる?」ととりまき女子。前に、心音が芸能デビューしてクラスの子にチヤホヤされてた時に怪訝な顔してる人いたけど、その子ではないのだろうか。
心音としては、奏四とつきあってるとバレたと思い、思わず「ゴメンナサイ!!」と発言。いや、バレてたとしてもその発言はいろいろまずいだろ。
というわけで、サインを許諾。「困った時はなんでも言いな! 力になるから!」ととりまき女子。いい子だなぁ。
いっぽう、近くからは「やっぱり会えないってーーっ!」という声。「「会える状況じゃない」ってお姉さんが!」とのこと。「1日に1回は奏四くん見ないと生きていけないのにー」という子も。いや、さすがにそれはない(心音まで(同じく!)と心の中でつぶやいているけど)。
そうして数日、奏四が来ない日がつづいて4日目。とうとう、ファンのコもだれも来なくなったようです。
そんな中、心音はフラフラの体で奏四の家へ。なぜか「…心音ちゃんだぃじょぉぶ?」とレミが付き添ってます。
そして、インターホンを鳴らして、「ワタシ宍戸といいマス…! …奏四くんに… ワタシが着てるって伝えてもらえないでしょうか」と発言。インターホンごしの画面で心音の顔を見た姉(後ろ姿なので分からないけど、多分三女)はインターホンの画面越しに心音の顔を確認。「…宍戸って…“CC”ちゃん?」。アイドルにまでおっかけられてる弟がいるというのはどんな気もちなんだろうか(多分、彼女だということは知らないだろうし)。
そして返ってきた返事は、「…悪いけど 奏四には会わせらんない」とのこと。残念がりながらも心音は「…わかりました…」と言って、「明日また来ます!」と伝えて帰ろうとする。
とそこで、「あっ…! ゴメン… そのっ…」と姉の声。
「何度来ても会えないからッ…」「…病気とかじゃなくて… …この家…てゆーか日本にいないから…」
いったいぜんたい、どうしてそうなったんだ。
その言葉を聞いてふらついて後ろに倒れる心音。レミがいてよかったです。
そして、やぶうち優先生お得意の電車のコマの絵があり、(どうして何も言わずに…――?)と虚ろな表情の心音。
ところ変わって村崎プロダクション。
奏四が海外に行ったことをみらのに伝えたようで、みらのは「それどーゆーコトよっっ!? CCちゃんのメール無視したあげく日本にいないってっっ…!!」とプンスカ。
「アッタマおっかしーんじゃないのっっ!? レッスンも無断でサボってっっ!!」
いつもより、『っ』が多くて書くだけで大変です。
そこで村崎さんが登場、開口一番、「…じつは…キミたちに残念なことを伝えなきゃいけない…」と告げた後、「ドーリィ♪は解散させる」と発言。
理由として「カノンちゃんが急に音楽留学でドイツに行くことが決まって…」とのことです。
海外ってドイツなのか。これは心音が会いに行く展開か? いや、最終回直前でそれはないか。
ところでこれ本当に音楽留学だったら、何かまだあるんじゃないか。少女少年Vみたいに、奏四として芸能界デビューとか。
どうやら3日前に急に決まったことのようです。
みらのも、「なにそれウソでしょっ!? てゆーかっ… なんんでそんな大事なコトあたしたちにひとっ言も言わずに行っちゃうワケっ!?」と、まくし立てる。『っ』の数が減ってるような気もするけど。
なお、アルバムは「曲数減らしてミニアルバムとして出す方向で」とのこと。それより、この流れは予定通りだったんだろから、何でアルバムなんてだそうと思ったんだ。さすがにもうちょっといけると思ったんだろうか。
なお、「みらのはソネットに専念してもらう …ファーストに昇格だよ フロントメンバー」とのこと。嬉しい半面、CCのことが気がかりで喜んでもいられない様子のみらの。
そして心音にたいしては「ソロになってもらう」と村崎さん。
「“アイドル”じゃなくて“アーティスト”… いわゆるガチの“シンガーソングライター”にね」
ところで、レミはガチのシンガーソングライターなんだろうか。
そして、「それで早速だけど アルバムのラストに入れるフィナーレの曲を作ってほしいんだ」と村崎さん。「今までにCCちゃんが作った曲を総集編的にワンフレーズずつもりこんだメドレー風の」「ゆったり・しっとりしめくくるようなバラードじゃなくて 明るい未来を予感させるような華やかなのをひとつ! たのむよ」とのことです。
これはいいよね。アルバムのラストにメドレー。アルバムの最後にメドレーってありそうであんまりないよね。自分は、郷ひろみしか知らない。
そして、家に帰っていつものカラオケルームで作業をしようとする心音。頼まれたとおり、今まで作っていった曲を振り返っていく。なんだかすごい、最終回っぽいです。どの曲もすごいいい曲なんで、アルバムがでたら買います。
ただし、どれも(奏四くんがいるからできた歌)と思う心音。
「できないッ!!」「ワタシには作れない…!」「明るい未来を感じさせる曲なんて…ッ!」
奏四がいなくなって絶賛絶望中です。
(やっぱり本当のカレカノじゃなかったの…!?)(じゃあどうしてキスなんてしたの)(最後に「だいすき」なんて…)(わかんないっ…!)
いや、こないだ自分で作詞した『サヨナラも言わずに』の歌詞思いだそうよ……。
その時、ノックの音がして部屋に入ってくる幸田さん。ポケットからUSBメモリーをとりだすと、心音に手渡す。「“カノンちゃん”から…」とのこと。
急いでパソコンにつなげる心音。つなげると、「…あ…あー… えっと…あ どーも… カノンです…」とカノンの声。今から心音へのメッセージを話すのか……、と思ったら続いた言葉は「心音! 心音♪ …心音# おはよう おはよっ♥ ふぁ~おはよ… おやすみなさい おやすみー☆」……。なんじゃこりゃ。
幸田さんいわく、「奏四くんがボクに頼んで宍戸スタジオでレコーディングしておいた… “カノンの声”だよ」とのこと(それにしても、幸田さんは奏四とカノンをどう使い分けてるのだろう。USBメモリーを渡したのはカノンなんだよなぁ?)。
ちなみにこの音声、なんと「…歌や会話風の台詞が計12時間ぶん収録されてる」とのこと。いったいいつの間に。3日前にはすでに海外なわけで、その前日に心音と離れると決めたんじゃなかったっけ?
あれ? ここまで書いといてなんだけどもしかして前日じゃない? 今回の話の始まりが月曜日だとしたらありえるか。
幸田さんによると、「ココにゃんのために残しておきたかったんだよ思うよ …“カノンの声”を」と。声変わり始まってるのにすごい執念だなぁ。
ただ、「いろんな言葉や日常会話が山ほど入ってるのに 肝心の「サヨナラ」や別れの言葉がないんだ」とのことです。
「奏四くんは“カノン”もココにゃんとのカレカノも“終わり”にしたくなかった…」「…だからあえて何も言わずにドイツへ行ったのかもしれないね」
「“カノン”はココにゃん…“CC”の創作意欲の源だから…」「大人になった“奏四くん”の声と姿で」「ココにゃんの中の“カノン”を上書きしてしまわないように」「ココにゃんにずっと創作をつづけてほしいから“カノン”が消える前に姿を消したんじゃないかな…――」
なるほど。確かに、大人になってカノンになれなくなった奏四を見ているとカノンがどんなのだったか忘れそうだけど、奏四がいなくなるといなくなった時点のカノンがずっと心に染み付いているということはあるのかもしれない。
ただ、奏四は、奏四がカノンだから心音は創作活動を続けていると考えたようだけどそれは違うよう。
心音としては、(そんなことない! そんなことない…っ!! 奏四くんが声変わりしても 大人になっても ワタシの中の創作意欲が消えるなんて…絶対っ… 絶対にそんな…こと…ない…の…に…――)
ただ、その奏四の思いが通じたのか、創作意欲がわいてくる心音。
(それが奏四くんの…“カノン”の望みなら ワタシはずっと“CC”でいる 絶対に“カノン”を消したりなんかしない ワタシが“CC”でいるかぎり“カノン”は生きつづけるから…)
(“カノン”が一瞬の煌き…幻なら…)
(ワタシが 瞬間を永遠に変える――!!)
なんだかすごい、疾走感があります。シリアスです。
そうして、『サヨナラも言わずに』の心音とみらのだけでのレコーディング。
「すばらしい……!! 思いがけず歌と境遇が一致して神曲の域に…!!」と村崎さん。本当に『思いがけず』なのだろうか。
つづけて、「そういうめぐりあわせや運みたいなモノも才能なんだよ! 依頼したフィナーレのメドレーも予想以上の出来でびっくりだし…!」と褒めまくる村崎さん。
たいして心音は、凛とした顔つきで「ありがとうございます」と一言。なんだか普段の心音らしくない気がします。普段ならもっと照れてもよさそうなのに。
つづけて、心音から村崎さんにお願い。「ワタシだけの力ではできないコトです…」と伝えたうえで伝える。
ページをめくると、「え!!」と驚く村崎さん。「…うーん なるほど… それは面白い考えだけど…」「リスクが大きすぎるね ボクがそれを背負うほどの意味があると思うかい?」と。
えーーーーー。何を言ったかは来月まで持ち越しですか。
正直予想はできません。村崎さんの言葉がヒントなのだろうし、カノンに関係あることだとは思うけど。
「彼氏がいることをファンの前で話す」とか……、って、でもそれは心音だけでできることか。
こればかりはわからないなぁ。話の内容からして、お金がかかることなような気はするのだけど。
そして、あまり乗り気じゃない村崎さんにたいして、「ワタシはソロのアーティストとしてベストを尽くします! なんでも村崎さんの言うとおりにします…!」と真剣。
「その夢が叶うならどんな困難でものりこえてみせます!」と強気な発言。ここまで強気な心音は過去にあっただろうか。
そして村崎さんから提案。
「じゃあ…キミが1人でドームを満員にしたら その時は考えてみてもいーかな?」とのこと。いや、それ以前にドームライブを行うつもりですか……。デビュー間もないアーティストに。
そして、「やります! 必ずいっぱいにしてみせます! だからどうか…村崎さんも約束してください!!」と言って次回につづく。
なんだかすごいハードルをあげてるような気がするのですが、大丈夫なんでしょうか。個人的には、すっごい楽しみです。
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