2013年4月1日月曜日

『ドーリィ♪カノン』の2巻を購入しました

ドーリィ♪カノン 2 (フラワーコミックス)ドーリィ♪カノン 2 (フラワーコミックス)
あれ? やぶうち優先生のサイトには、発売日は4月2日と書いてなかったっけ?
そうか、これはフライングゲット(これが言いたかっただけで、ほとんどのサイトでは発売日が4月1日と書いてあります)。

少女少年シリーズ初の、二巻連続の続き物です。
カバーにある、『作者からのメッセージ』によると、当初は1巻分で終わる予定だったとか(だいたいそうだと思うのだけど、連載はじまった当初の扱いはそこまで大きくなかったような気はする。まあ、今もちゃおで連載中の『キミは宙のすべて』は、1話からやけに大きく取り上げられてた気がするけど)。
もし、1巻で終わり(5話か6話ぐらい)だったら、どういうストーリーになってたんだろうか。

今回収録されたのは、6話から10話までと、ちゃおDXに掲載された番外編の2話。そして、描きおろしの番外編、『幸田はこの時こうだった!?』という作品が収録されてます。
この番外編、名前からして本編のどこかの時系列での、幸田さん視点の作品かと思えば、普通の番外編でした。そもそも、名前からして幸田さんがメインっぽいけども、むしろ奏四(カノン)がメインだった。

以下、ネタバレのため白文字。
いつものように、カラオケ店で受付している幸田さん。
『ボクは幸田或人 ココにゃんのお店が経営するカラオケ店でバイトしている高校生(16)』
という言葉から始まって、まるで主人公のよう。
「今日は来るかな・・・あの子・・・・・・♥」と、誰かを待ちわびているよう。

で、ここまでなら確かに幸田さんメインですすみそうな感じなのだけれども、次のページになるとトイレの便器に座っている女装した奏四に場面が変わるり、発した言葉が、
「・・・しまった。・・・ぶ・・・ぶ ブラジャー・・・忘れた・・・―――」
というもの。
ブラジャーしてたんですね。確かに本編のほう見返してみると、微妙に胸があるような気がする場面がいくつか(20ページが分かりやすいかも)。
ブラジャーは、やっぱり心音がつけていたんだろうか。

ところで、なぜブラジャー忘れたことを悩んでいるかというと、どうやら心音がピアノの日で一緒にいなくても、カノンになれば幸田さんが部屋にとおしてくれるよう。しかも、タダで。なんという特別待遇・・・。バイトのくせにそんなことしていいのか・・・。
ただ、胸がないと男だと気づかれる恐れがあるので悩んでいるそう。トイレの鏡をみて一段とそう思っているっぽいです。
この時、便器に座ってたときにはサスペンダーはちゃんと、スカートのウエスト部分をはさんでいたのだけれども、鏡の前の場面ではなぜかスカートではなく、シャツを挟んでいる絵に(シャツはスカートの外にだしているので、スカートのウエストも挟んではいると思われますが)。
シャツに挟むって、コレ後ろはどうなってるんだろう。やっぱり、シャツに挟んでるんだろか。ものすごい、つけにくそうな感じがするのだけれども。

で、仕方なく奏四の姿に戻って正規料金でカラオケに入ろうと考えたものの、そこで財布を忘れたことに気づく奏四。
仕方なく、帰ろうとしたものの、何かひらめいた様子。
ところで、ここは女子トイレなのだろうか? 男子トイレなのだろうか? まあ、男女兼用トイレという可能性もあるか。

そして、受付にいる幸田さんのもとに、やってくるカノン。
「待ってたよ~♪ 4番の部屋でいーよねっ?」と聞く幸田さん。
だから、何で4番なんだろう。不吉な数字だから、人気なくていつでも空いてるとかなんだろうか?
そして、その時に幸田さんが目についたのは、カノンの胸。やけに大きい。
思わずその胸に意識してしまって、「えっと4番の部屋でいーんだっけ・・・?」と同じことを聞いてしまうほど。
どうやら今日のカノンからは、いつにもましていい香りで、甘くてふわふわな焼き菓子のような感じらしい。
そんなことを思う幸田さん。思わず、「ああっボクってヘンタイ!?」と思う幸田さん。
まあ確かに、そんな気はしてた。

たいして、幸田さんの対応が遅いことにイライラする奏四。
すると、大きな胸のようなものが、下にズレて・・・。
そのまま下にメロンパンが落下。
どうやら、家からメロンパンをもってきていて、それを胸にいれていたよう。
このカラオケ店は、食べ物持ち込みOKなんだろうか?
いや、それより幸田さんの鼻のよさがすごい。焼きたてなわけないだろうし。

そのまますぐさま帰るカノンを見て、『萌え♥』と思う、幸田さん。という話でした。

奏四のほうは、心音にあったらしく、今回のことを話したよう。
1話で同じビルの6階7階がカラオケ店で、2階がピアノ教室という説明があったから、この2階でピアノの習い事をしてるのかも。先生は母親かな。
それにしても、いつになったら母親がでてくるんだろう。出てきそうで出てこない。このままずっと出てこないのかもしれないけれど。
後、夕食時に母親がいなさそうだったのは、今考えると、その時間でもピアノ教室をやってるからなのかも。

それにしても、2巻を読んで思ったけど、奏四の姉の出番がだいぶ減ったなと。
番外編を除くと全く出て来なかったわけだし。
次女は幸田さんと同じ学年っぽいし、三女は同じ中学っぽいし、もう少し話にからんでくると思ったんだけれども。
まあ、三人で一組みたいな扱いだから、そのうち一人が活躍させようとしても、逆に話が作りにくいか。

それと、今回の巻には収録されないと思っていた『がんばれ☆シンデレラ』の完成版の歌詞も収録。1巻に収録されていたのは即興版だったよう。

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