2014年12月28日日曜日

【ネタバレ注意】~少女少年~ドーリィ♪カノン第34話

ちゃお 2015年 02月号 [雑誌]
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ちゃお2月号発売! - やぶうち優のハジさらしな日記

先に言っておきますが、コミケには行ってません。実は、1週間前にインフルエンザにかかって、熱はとっくに下がっているのですが、病み上がりでずっと頭がモヤモヤしている感じなんです。
いやまあ、そうじゃなくても行ってなかったんですが(それどころか、29日月曜日と勘違いしていたという。1日目に参加ということは分かってたのだけど、コミケが29~31日だと思っていまして・・・)。

今回もネタバレありの感想エントリーです。
ネタバレなので、白文字にしてます。見たいかたは、マウスをドラッグするか、Ctrl+Aで見れます。
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テレビ出演して終わった前回のつづき。今回はカノン・心音・みらののユニット、"ドーリィ♪"が演奏しているコマから始まるわけだけれども、後ろにいる幸田さんが気になってしかたないです。よく見ると、幸田さんの分まで用意してあるのだけど。メンバーというわけではないようだけど・・・。
このへん、明言されてないのでよく分かりません、幸田さんと思ったら似てるけど全然違う人かもしれません。

で、そのテレビの仕事が終わって、いつものカラオケルームに集まる4人。
そこで、奏四はカノン姿のまま、奏四の学生証をみらのにみせる。てっきり、ずっと隠しつづけるつもりでいるのかと思ったけど、自分から打ち明けたんですね。まあ、隠し続けるのはそれは大変だし、バレた時に怖いでしょうしね。
みらのも「男っっっっ!?」と、いつもより多く『っ』をつけて驚いています。
カノンいわく、「…かくしてるつもりはなかったけど… ずっと言うタイミングがなかったっていうか…」とのこと。まあ、本当にデビューするまではさすがに隠しておこうと思ったのかもしれないですね。さすがに「かくしてるつもりはなかった」というのは、いやいや嘘だろ! とツッコミたいです。
ただ、みらのもすぐには信じられず、「あっ さてはドッキリかなにかねっ…!?」と疑っている様子。幸田さんが「いやいや みらの… それが残念ながらマジなんだよ…」と言ってドッキリじゃないと分かったようです。ただ、それでも「はぁ!? 急にそんなこと言われても困る…ってか信じらんないんだけどっ!!」とのこと。ここはあれだ、上半身だけでも脱いで男と理解させるしかないんじゃないか。今月号に収録されてるプリパラがそうだった(そっちは脱がされたわけだけど)。

で、なぜ男と打ち明けたかというと、「これから同じユニットのメンバーとして活動していくからにはちゃんと言っておかなきゃって…」思ったそうです。「着がえとか泊まったりする時とか…あるし…」と。いや、すでに一緒にいる部屋で着替えただろうし、泊まろうとしてただろう…というツッコミはやめましょう。
その後、「…或人も知っててだまってたワケっ…?」と横目で言うみらの。他は驚きの表情ですが、ここだけ怒ってます。
そうして、「こうしてアタシに話したってことは いっしょにヒミツにしろってコトよねっ?」とみらの。「今さらあとにはひけないしっ…」と言ってわかってくれたようです。まさか、「今言っても後には引けないからヒミツを共有してくれる」なんてカノン達が思ってこのタイミングで言ったんじゃ・・・。

次の日、いつものように普通に登校する心音。ようやく冬服になりました。いったいいつ頃なんでしょうか。9月にラファエルが「来月 また日本行くコトなった」と言ってまだ再登場してないので10月なんでしょうね。
で、寄ってくる、というより押し寄せてくるクラスメートたち。そりゃそうなりますよね。「てか 心音作詞作曲とかできたんだ!」「心音がアイドルとかマジびっくりなんですけど!」と、様々な反応。まあ、今までヒミツにしてましたしね。作詞作曲は昔からしてたけど、気づかないようにやってたようですし。
ところで、クラスメートがいきなりアイドルとしてテレビ出演したらこんな感じなんでしょうか。テレビでるまでクラスのみんなには内緒にしてたってアイドルはいないのだろうか。どんな反応だったのか知りたい。
多分、自分がクラスメートだったら、自分の席に座ったまま、チラチラ見てる感じになるとは思う。

一方、いつもの性格悪い女子三人は、「なにアレ~」「急にゲーノージン気どっちゃって」「レミだけでじゅうぶんなのにねーっ」という反応。こういう、クラスメートにアイドルが誕生しても急になかよしアピールしない、奏四一筋な点はある意味、尊敬する。レミの小学校のクラスメートはまさしくそんな感じだったようだし。
なお、他の女子生徒は心音のほうに押し寄せてるのか、奏四は一人です。こっちも一緒にデビューした一人だというのに(自分でこうやって書いてて、「そりゃそうだろ」とセルフツッコミしてくなってきた)。
その後もどっかのクラスの先輩がやってきて強制握手会と大忙しのようです。どっかで噂を聞きつけたんでしょうね。レミが転校してきた時はどうしてたんだろう。今まで同じ学校にいた子がデビューしたのと、すでに人気がでてるアイドルが転校してくるのじゃまた違うか。
心音は奏四の苦労が分かったようです。これを、奏四は涼しい顔でいつも対応しているんでしょうね。すごい。

その後、「ぉはょぉ」と誰かの挨拶。どうやらレミが登校してきたようです。クラスメートが「朝からくるなんてめずらし」と驚いてます。えっ? そうなの?
そうして颯爽と心音の手を引いて、「…デビュー曲… 「スターティング☆スター」すごくょかった…」と感想を伝えるレミ。そうして教室の端っこの窓の近くまで行き、「気ぉつけて…」と伝える。窓に手をあてて外を見つめながら「…今までとちがって そこにぃるだけで注目されちゃうから… ぃつだれがどこから見てるかゎかんなぃから 油断ゎ禁物だょ」と忠告。レミにしてはすごいクールな絵となっています。
で、レミによると、「全然知らなぃ人から見に覚ぇのなぃコトで恨まれたりするから…」とのことです。何それ怖い。そうして、最後に「知らなぃ人につぃて行ったり ひと気のなぃところに1人で行ったりしなぃコト…!」と心音に忠告するレミ。なんだか幼稚園や小学生への忠告みたいですね。心音もそう思ったようです。

なお、舞菜は教室の隅っこの席でずっと居座っていたようです。あれ以来、心音と目も合わせないとのこと。よりを戻すことはあるんでしょうか。デビュー曲の構想は舞菜が持っていた本がキッカケだっただろうし、それを伝えてよりを戻す・・・なんてことはないだろうなぁ・・・。
で、心音としては舞菜に悪い事をしたと思ってるようで、舞菜に謝ったほうがいいと奏四に伝える。
「なんで? 心音はなにもしてないし むしろ悪いことしたっていうならボクじゃない?」と奏四。それにたいして、「ハイ… だから…」と言う心音。
つまり、奏四が舞菜に謝ったほうがいいとのことだそうです。
心音いわく、「あんなふうにその気にさせておいて 「かんちがいさせてゴメン」なんてあんまりでぇ~す!!」とのこと。まあ、それは自分も思いました。あの奏四の行動は、勘違いしますよね・・・。
で、そこで奏四は「舞菜がブチ切れたのは… 心音に嫉妬したからだよ」と伝える。「…っていっても心音の才能には気づいてないみたいだから まわりが心音をもてはやすのが気にくわなかったんじゃ…」と。いや、さすがにそれは心音だってわかってると思うのだけど。自分が才能あるかどうか自覚してるのかはともかく、心音なら「自分なんてそうたいして取り柄のない人間がセンターに指名されたら嫌がります」とか思ってそうだけど。

で、奏四としては「舞菜が ボクの秘密をマスコミに流したりしないかのほうが心配だよ」とのこと。「てっきり同じユニットになると思って レミにも言ってないカノンの正体をバラしちゃったし…」と。それどころかプロデューサーの村崎さんすら知りませんしね。
で、「舞菜ちゃんは人に言ったりしないでぇ~す!」と反論する心音。「…まあね言うならとっくに言ってるだろうし 舞菜1人でカノンは男だって言ったところでだれも信じない…」と奏四。マスコミには流さなくてもネットで流したりすることはあるような気はする(ドラマ版の村崎さんみたいに)
そうして、それでも反論しようとする心音にたいして、「…ったく! 心音は人を信じすぎ!」と言いながら壁ドンする奏四。これってそんないいもんなんですかね。やられたい女子が多いそうなんですが。
そうして、「ボクは正体をかくしてるから逆に安全だけど 心音はCCとしてデビューして もうただの一般人じゃないんだから もうちょっと警戒したほうがいいよ」と忠告。親も同じ思いでしょうね。そういや、母親はどうしてるんだろうか。ドイツでも日本で娘がアイドルデビューしたというぐらいの情報は得てると思うし、それ以前に心音の方から報告してそうだけど。

次の日の放課後。
やっぱり謝ることを決意した心音は一人で舞菜を人気のないところに呼んで謝ることに。
ちなみに、舞菜はずっとメガネを外してイメチェン(死語)したまま学校に登校しているようです。てっきり、元の地味子に戻ってるのかと。
そうして、「ゴメンナサイでぇ~す!!」と謝る心音。「ワタシたちがムリヤリ ユニットに誘ったせいで その…いろいろイヤな目にあわせることになっちゃって…!」と。まあ、自業自得ですけどね。
たいして舞菜は、「それなら気にしないで わたしはもとからあなたたちとユニットとしてやりたいなんて思ってなかったし」「全然平気」とにこっとしながら返す。「あなたたちと」という言葉がちょっとだけ引っかかりますが、平気なようでよかったです。いや、正直なところ信じてませんが。
で、今度は舞菜のほうから「心配なんでしょ……?」「奥田くんの秘密」と言ってから、「安心して 絶対だれにも言わないって約束するから☆」と人差し指を口元に近づけた振り向きポーズで言う舞菜。よかった。やっぱり舞菜は良い子だったんだ! 心音もそう思ったようで一安心。その場は「あ…ありがと…」と言ってお別れです。

で、心音が一人になったかと思えば、どこからから「あ! いたいた!」と声がして、次の瞬間、野郎三人が心音を取り囲む。一コマで囲まれる状況を描いているのでものすごい早業に見えます。事前に一人になったらこうやって取り囲もうと打ち合わせしていたんでしょうか。この連帯感はある意味すごいです。
「ボクとも握手して!」「これにサインしてよ!」「ねぇラインやってる!?」「ツイッターとかは?」「カノンちゃんのアドレスおしえて!」「なっ カノンちゃんに会わせてよ!」「つかサインもらってきて!」となかなかうるさいです。みんな好き放題喋ってます。何を喋るのかも事前に打ち合わせといてほしかったですね。これならまだ、みらのに言い寄ってきた野郎どものほうがマシな気がします。それにしても、前から芸能人だというのに名前があがらないみらの・・・。

そうして、オシャレなカフェとかに誘われる心音。「ねっ 行こ♪ もちろんおごるからさぁ!」と言う男にたいして、「え…と… 今日はこのあとレッスンが…」と言って断ると、舌打ちして「急にゲーノージン気どってやがる」と言う男。
「ちやほやされたいからアイドルになったんだろ?」「ちょっとテレビに出たらチョーシのっちゃって~」とのこと。
いやいや、ちょっと学校の見知らぬ女の子がテレビにでたぐらいで言い寄ってくるやつに言われたくない。
その後も、「何様のつもりだろーね」「性格悪いんじゃねーの?」と続ける男たち。
それにたいして、レミや奏四が言っていたのはこういうことだったのかと気づいて感傷に浸る心音。納得してる場合じゃないんですけどね。

とそこに「…ゲーノージンになった途端に急にかまい出すのもどうかと思いますけどね」と言いながらやってきた奏四。確かに、そりゃそうだ。
「それで相手から望みどおり反応が得られないと逆ギレして傷つける… 本当は自分だけ特別扱いしてほしいのにどうしていいかわからない…」「…それって "恋する乙女のココロ"と同じ…ですよね 先輩…」と奏四。
いやそれにしても、男女関係なく、こんな恥ずかしいセリフをサラッと言えてしまえる奏四がかっこいいです。
で、その言葉を聞いて立ち去る男たち。暴力沙汰にならなくてよかったです。

で、「バカ!!」と心音に怒る奏四。「1人で勝手なことしないで! 警戒してって言ったでしょ!」「危なっかしくてほっとけないよ!!」と。確かに、秘密の関係だから校内では二人でいることってほとんどないですしね。ゲームのほうは内容が内容だけに二人で校内を行動してましたが、これっていいのか? と思いながらやってました。

そうして、奏四から最終忠告。
「心音は"みんなのアイドル"である前に…」「"ボクだけのカノジョ"なんだから…!」と。
なんだから、読者である自分まで照れそうになります。

そうして今回最後のページ。
大型スクリーンに映る『ドーリィ♪』の姿を見る舞菜。
そして、「…本当は口止めが目的のくせに 謝るフリしていいコぶって …心底イラつくわ …CC――!!」「…そこでそうやって笑ってられるのも 今のうちよ」と言って次回につづく。
舞菜の絵は作画崩壊みたいになっちゃってます。
ずっと口が波打ってるんですよね。ぐにゃぐにゃな口。

はたして、どんな復讐(?)をしてくるのでしょうか。現実世界より、ネットのほうで何かされそうと予想しているのだけど。多分、カノンが奏四だとバラすわけではないと思うんだけどなぁ。うーん・・・。

そういえば、次のちゃおデラックスはドリカノの番外編ではなく、『世界の果ての真ん中で』が掲載されるようです。早くコミック化されないだろうか。

1 件のコメント:

  1. 舞菜、何かネットとかでやらかすかも!
    心音だけでなくカノンも被害に遭いそうな・・・

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